そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ヒマラヤ超えて旅するアネハヅル

2017年03月16日 | 本の紹介・その他いろいろ
このところ花粉がひどいので外出がままならず、ふと思い立って若い頃に読んだ古い本を楽しんでいます。

気に入った本は大事にしていたのですが、度重なる引っ越しでほとんどを手放してしまいました。

改めて読むには、古本屋さんへ行っても、なかなか思う本は見つかりませんが、Amazonで古本を買えば、簡単に見つかりますし、ものすごく安いのでとても助かります。
そんな中に上の写真の本もあります。

加藤保男さんは有名な登山家で、たくさんの登頂記録をお持ちです。
そして何冊もの本をも書いておられます。
文章に気持ちの良いリズムがあって、表現も素晴らしいのです。
山の本大好きだった私は、夢中で読んだものでした。

この本を読んだときに、ヒマラヤを超えて飛ぶアネハヅル(この本には、まだツルの名前は出てきませんが)に加藤さんがあこがれていて、最初に見たときの様子が書かれていて、とても印象深かったのです。
その部分がもう一度読みたくなって、手にとってみました。


アネハヅルは、秋にチベット方面からヒマラヤを越えてインドへ旅するのです。

ヒマラヤと言えば8000メートル以上の山が連なる地帯です。
マイナス20~30度の酸素のうすい空気の中を、群れをつくって越えていく・・・
おそらくとてつもない過酷な旅でしょう。

すごいなあ~~と言うより他に言葉が浮かびません。

この旅の様子など、「アネハヅル」で検索されると色々なサイトがありますので、ぜひ一度ご覧ください。
「ヒマラヤを越えるアネハヅル 町田の独り言」というブログの中の山々の写真がすばらしく、おすすめです。



他の本も沢山読んでいますので、またご紹介しますね。



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2 コメント

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アネハヅル (マナティ)
2017-03-17 12:35:24
知らなかったです。ありがとうございます。
早速検索して色々な場面を見てみました。
凄いですねえ6000メートル上をV字に群れを
組んで移動するんですね!!体の小さいのは
高度飛来のためでしょうね。
凄すぎる!!
返信する
マナティさんへ (森のどんぐり屋)
2017-03-17 18:50:09
エベレストの山々のまだ上を越えていくのですから、8000メートル以上でしょうか、ほんとにすごい! という言葉しか出てきませんね・・・

途中でついて行けなくなって、猛禽類の餌食になってしまう個体もいるでしょうし、生きるのは大変というのは、人間界だけじゃ無いですよね。
いとしいです!
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