そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ノボロギク

2021年03月21日 | 野に咲く花
大阪中部の道端には、今こんな花をしばしば見かけます。

見たところ花びららしきものが無いので不思議な感じがしますが、これでもキクの仲間なんですよ。 タンポポの真ん中だけみたいな・・・

大きくしてみるとこんな花です。


親戚には、欲煮た姿で山あいに咲く「ボロギク」と言うのがありますが、この写真の種類は野に咲くので「ノボロギク」

漢字で書くと「襤褸」破れ衣、ボロとか言う意味です。
花びららしきものが無いので、「縁取りをしたちゃんとした衣ではない、粗末な破れ衣」といういような名前がついたのでしょうね。

これでも花が終ると綿毛が出来て、春風に乗ってあちこちへ飛んで行きます♪
衣はボロかも知れないけれど、ちゃんと子孫を増やしています!

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4 コメント

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♪襤褸は着せても心の錦 (小坊主)
2021-03-21 18:43:00
ボロギクというのですね。
いつも見ている草なのに、名前を知りませんでした。
舌状花が無いので、ボロに見えると言えば、見えますね。
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森のどんぐり屋より (小坊主さんへ)
2021-03-21 22:28:07
よく見かけますよね。
雑草は身近さゆえに、時に気の毒とも思える名前がつけられてますけど、ご本人(?)たちは、当然ながらいっこうに気にせず、毎年精一杯に花開いて・・・
邪魔だったりもしますが、可愛いですよね?
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Unknown (あおぞら)
2021-03-22 11:54:39
見た事あるような、ないような;。
でもこれで花です、と言われても知らないと、え?どこが?と感じるかも。
それでも仰るように本人。いえ本草たちはそんなこと全く意にも介さず毎年健気に咲いているのでしょうね。
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森のどんぐり屋より (あおぞらさんへ)
2021-03-22 21:41:32
みんな一生懸命「置かれた所で」しっかり生きていますね!!
励まされます
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