そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

野に咲く小さな花44・ハマハナセンブリ

2018年07月17日 | 野に咲く花
最近の強烈な暑さがやって来る少し前でした。
近くのフェンスの脇にこんな花が。
毎年この場所に咲く花なのです。

花をクローズアップしてみます。

ちょっと変わった形でしょう?

そして葉っぱ。


またまた名前がわからず、ツイッターに投稿してみたところ、思いもかけず、知り合いの若い絵描きさんが教えてくれました。
ハマハナセンブリと言うのだそうです!
あの苦いお薬のセンブリの仲間なんですね。
リンドウ科シマセンブリ属(ベニバナセンブリ属とも?)

リンドウの仲間と言うのは、ちょっと意外でした。

地中海沿岸の原産で、北アメリカなどにも帰化しているとのこと。
調べて見ると、近隣の地域の泉北ニュータウンや狭山池の辺りにも、最近に見つかっている様子です。
図鑑に載っていないので不思議に思っていましたが、ごく新しい帰化植物なんですね。
1988年に神奈川県で初めて見つかり、その後関東以西に広がったようです。

私の所ではお花は終わりましたが、8月までが開花時期なので、まだ見られる地域があると思います。
そんなに小さな花ではないので、咲いていれば目に入るでしょう♪




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コメント (4)
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