芳野満彦さん(旧姓・服部満彦さん)が、2月5日に80歳で亡くなられました。
日本の登山史上に数々の大きな功績を残された登山家です。
(上のURLの後半に芳野さんの説明があります)
そして、実は私の生き方にも大きな影響を与えた人なのです。
私は山登りは出来ませんでしたが、それ関係の本を読むのは大好きでした。
まだ若い頃に、この方の『山靴の音』(今も新版が中公文庫より発売)を読んで、その存在をを知りました。
17歳のとき、友人と冬の八ヶ岳を登攀中に遭難、友人は亡くなり、芳野さんは、命は助かりましたが、ひどい凍傷で両足の指を全部失くされたのです。
医師には2度と山登りは無理と言われながら、足が弱くなった分を、上半身、特に腕を鍛えればカバー出来ると信じて、厳しいトレーニングに励みます。
そして登山再開!!
両足の先は指を切断して皮膚が薄くなっているので、登山靴の中で出血します。
それでも靴の中を真っ赤に染めながら登り続けます。
後には特注の小さな山靴をはいて・・・・
そして、それでも輝かしい記録をたくさん残されました。
夜になって、足先に張り付いた靴下をはがすときの強烈な痛みと孤独感、どんなだっただったでしょうか。

人生の途中から厄介な持病と共に生きねばならなくなって、ひどく落ち込んでいた私は、『山靴の音』を読んで、芳野さんに顔をひっぱたかれたような衝撃を受けました。
私も落ち込んでいないで、したいことが出来るように挑戦と工夫をしよう!
そのような決心をして立ち上がり、今日に至っています。
そんな力を与えてくださった芳野さん、ありがとうございました!!
ご冥福をお祈りいたします。
日本の登山史上に数々の大きな功績を残された登山家です。
(上のURLの後半に芳野さんの説明があります)
そして、実は私の生き方にも大きな影響を与えた人なのです。
私は山登りは出来ませんでしたが、それ関係の本を読むのは大好きでした。
まだ若い頃に、この方の『山靴の音』(今も新版が中公文庫より発売)を読んで、その存在をを知りました。
17歳のとき、友人と冬の八ヶ岳を登攀中に遭難、友人は亡くなり、芳野さんは、命は助かりましたが、ひどい凍傷で両足の指を全部失くされたのです。
医師には2度と山登りは無理と言われながら、足が弱くなった分を、上半身、特に腕を鍛えればカバー出来ると信じて、厳しいトレーニングに励みます。
そして登山再開!!
両足の先は指を切断して皮膚が薄くなっているので、登山靴の中で出血します。
それでも靴の中を真っ赤に染めながら登り続けます。
後には特注の小さな山靴をはいて・・・・
そして、それでも輝かしい記録をたくさん残されました。
夜になって、足先に張り付いた靴下をはがすときの強烈な痛みと孤独感、どんなだっただったでしょうか。

人生の途中から厄介な持病と共に生きねばならなくなって、ひどく落ち込んでいた私は、『山靴の音』を読んで、芳野さんに顔をひっぱたかれたような衝撃を受けました。
私も落ち込んでいないで、したいことが出来るように挑戦と工夫をしよう!
そのような決心をして立ち上がり、今日に至っています。
そんな力を与えてくださった芳野さん、ありがとうございました!!
