そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

移りゆく季節の中で

2011年10月07日 | 風景写真 &葉っぱの姿
さわやかな風に誘われて、今日は久しぶりに、ささやかな私のテリトリーを歩いてきました。
そこで見たものの中から幾つかを見てくださいね。


秋になり冬になり、いつのまにか、姿を消していく蝉の抜け殻。
どこへ行くのかしら。

雨に打たれ、風に飛ばされ、地に落ちて土に還っていくのでしょうか。

蝉の抜け殻は「空蝉(うつせみ)」と呼ばれます。

長い間土の中に暮らし、地上に出ては短い時間しか生きられない身の上をあわれと感じた人々が、無常感を表現してこんな呼び名をつけたのでしょう。

現世の命は「現身(うつしみ)」と呼ばれますから、かけことばのようなものかも・・・・



今の季節はジョロウグモが大きな網を張りますね。

このクモの網は特徴があります。
光の当たり具合によって、金色または黄色に見えるのです!

これは今日写したものです。

ちょっと解りにくいので、以前に写した解りやすいのを。

いかがでしょう?
横糸が黄色いので、全体が黄色く見えるのです。


ジョロウグモさんって、大邸宅(大きな網)に住み、しかもそれを金色に輝かせるなんて、かなりの派手好み?



最後はこれ。

黄色い落ち葉が宙に浮いているので??

よく見ると、アレチヌスビトハギの実に捕まえられているのでした。
なるほど~~

アレチヌスビトハギの実は、ヒッツキムシの仲間ですが、すごく強力でGパンのすそなどにくっつかれると、はがすのに苦労しますよね。



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明後日の日曜日は十三夜です。
十五夜にも増して澄み渡る月を眺められるといいのですが・・・




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コメント (6)
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