そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

<鯛のタイ>特集・その1

2011年06月27日 | 鯛のタイ・耳石・鯛の九つ道具
今日はちょっとまとめて、お見せします!

あまり興味のない方はごめんなさいです 


さて、この写真の真ん中にデンと構えてるのは、先日UPしました、絵本に登場しそうな雰囲気の「テンス」ですね。先日見逃した方はこちらでどうそ。

その下に柔らかそうなお魚が寝ています。
これは、練り物(てんぷらやかまぼこ)の原料にされることの多いエソの仲間です。


<エソの仲間の鯛のタイ>です。
ご覧ください。

いつも見慣れているものと、形がだいぶんちがうでしょう?

カッコいいように左上の輻射骨(ふくしゃこつ)をつけたままにしています。

形が面白いので見つけたときは嬉しかったです♪
耳石もずいぶん細長くて、特徴的です。



最初の写真のザルの中の、エソの下に長々と伸びているのは、ご存知の方も多いでしょう。
そうですアナゴです。

アナゴも仲間がたくさんいます。
<アナゴの仲間の鯛のタイ>は、実に不思議な形をしています。

こんなのを鯛のタイだと言われてもねえ・・・? 
これはゴテンアナゴの鯛のタイとして写真が載っていましたが、色々とあって、私が今回採れたのはどうもギンアナゴという種類のようです。

耳石です。



実はこれの鯛のタイはものすごく採りにくく、最初の一匹は見事に失敗しました。そのときに耳石だけ採れたのですが、それはこんな形でした。

もしかすると、違う種類のアナゴだったかも、と思うととても残念です。
いずれ判明することもあるでしょう。


さてテンスの上にいる魚たちです。

右上に2匹あるのはヒメジといいます。
綺麗な魚です。

尾びれが、半分だけ縞々になってて、とってもおしゃれですね!
この写真には写せてないのですが、口の下に黄色いちょっと長いひげが2本あり、海の底の方でそのひげで、餌を探すのだそうです(チリモンのときに習いました)

で、<ヒメジの鯛のタイ>です。

これも輻射骨をつけたままにしています。(頭の上の冠っぽい骨です)
7ミリくらいしかないので、壊れないように取り出すのに疲れました。

耳石なんて、3ミリくらいなんですよ~


最後に左上のはホタルジャコという魚です。
初めて見ました。

宇和島名物のじゃこ天の原料になるそうです。

ホタルというからには光るのでしょうか?
そのようです!

腹側の胸の辺りから肛門の後ろにかけて発光バクテリアを共生させていて、その光を腹から尾に近いところまでのびる透明な部分を通して光らせるのだそうです。


さてさて、<ホタルジャコの鯛のタイ>です。

とてもうすくペラペラしています。怖かったです、壊れやしないかと・・・

耳石は小さいですが、それでも4ミリくらいでしょうか?


というわけで、今日はここまで。

最後まで見てくださった方、ありがとうございます。
お疲れさまでした。
まあ冷たいジュースでもどうぞ




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コメント (4)
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