そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

若葉寒

2011年06月01日 | 6~8月の草木
ここ数日は、きれいに洗って仕舞い込んでいたカーディガンを引っ張り出すような、肌寒い日が続いています。

今日も雨が降ったりやんだり。
「若葉寒」「梅雨寒」というような季語があるくらいなので、昔から寒さが戻ってくるような季節なのでしょう。

竹は初夏のころに衣替えをします。
なので、そのころのことを、俳句の季語では「竹の秋」といいます。

古い葉は茶色くなって散り、やがて若々しい葉が伸びてとても明るい雰囲気です。
その若葉に、梅雨の雨が降り注いで・・・・

< 蕭々(しょうしょう)と竹の若葉を打つ雨のかそけき音にしばし聞き入る >

そういえば、昨日はホトトギスが鳴いていました。


大阪でこんなに寒いのですから、被災地は冷えているのでしょうねえ。
お年寄りのことが気遣われます。


雨音に耳を傾けつつ、ベランダのプランターに眼を遣ると、咲き始めたツユクサが目に入りました。

花の形がなんだか変なので、しゃがんで見ると、

あらま、花びらが3枚もあるのです。

普通の野生のツユクサのつもりでタネをまいたのに、葉っぱも一部分斑入りになっているし、花びらがこんなだし、DNAが変異を起こしたのでしょうか?



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コメント (3)
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