そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ナガミヒナゲシのその後

2008年06月18日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
葉っぱはすっかりなくなってしまいました。
上の写真のように、茶色い茎ばかりが目立ちます。

実を付けた茎の中には折れたり、倒れたりしたものもあります。
折れてうつむいたものや、倒れたものは、あの窓から残りのタネをこぼすことが出来ます。

でも、そのまま立ち枯れているのは、どうやって残りのタネを落とすのでしょう?
それを見てくるのが、私の宿題でしたね

よくよくながめてみました。
すると100%ではないのですが、茎は折れても倒れてもいないのですが、こんなことになっている実がたくさんありました。

虫が食べたのでしょうか?

倒れて土に着いているものは、ナメクジやダンゴムシが、盛んに食べていましたが、茎に登って食べている姿は見られませんでした。

だとすると・・・・
タネが残り少なくなって、窓から出て行けなくなると、途中から破けるようにできているのでしょうか?

殻の所々に点々と小さな穴が空いているのもありました。
たぶん、そこからだんだんに穴が大きくなっていくのでしょうね?

右から2番目のようになったのが、さらに殻が消えてしまって、てっぺんの窓の上についていた丸い部分だけが残って、風に揺れているのもありました。

「なんとまあ、うまいこと出来てるんやなあ~」というのが私の感想です。

この茎も、今日はすっかり刈り取られました。



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コメント (6)
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