そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

終い雪

2007年03月19日 | 月のある風景
こちらは青空ですが、山の方は、にわか雪のようです。
これは明らかに雪が降っていますから「降雪雲」ですね。
去ってはまたやってくる雪雲から、風に乗ってこちらまで流れてくる雪が、ひとひら、ふたひら舞い降りてきました。

<風花は想い出連れて舞い降りる>

そろそろ今年の終い雪でしょうか。

雪の別れ、終い雪(しまいゆき)、忘れ雪、名残りの雪
今の季節を惜しむ俳句の季語は、切なく胸に沁みてきます。


そして

これは、例のきれいな空のショーが繰り広げられた土曜日の早朝。
28日月です。

やがて急速に空は明るくなり、お月さまの姿は見えなくなりました。

<細けれど 雲間にきりり光る月>

見えるか見えないかの光、でも確かにそこにある・・・



そのころ地上にひっそりと咲いていた花。


ご存知ですか、この可愛い花の名前? おなじみの草なのですが。
あのね、ペンペングサなんです。

<踏まれても 倒れてもなお そこで咲く>





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コメント (21)
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