そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

3月ひなの月

2007年03月01日 | 3~5月の草木
これは、娘の初節句に私の両親から送られたお雛さま。
当時、人気の有った眞多呂の作品です。
屏風と紅白の梅の植え込みをセットにして飾っていました。

嫁ぎ先には飾る所もないからと、残された人形はそのまま押入れの中に。

巡る月日の中で、私の方にも変遷があり、雛人形を飾るべき場所を失くし、押入れの奥から取り出す気力と体力もなく、長く箱に入れたままでした。
屏風も梅の飾り物も、どこへ行ってしまったのやら・・・

年に一度、箱から出して飾ってあげないと、雛人形は箱の中で泣いていると言いますね。


今年、がんばって出してみました。
カビていなければいいけれどと、心配しましたが大丈夫でした。

毎年飾ってきた、母の形見の立ち雛や、私がもらった物なども一緒に飾っています。

じっと眺めていると、幼い日の娘のあどけない笑顔が思い出されます。


< 柔らかき雛のまなざし眺むれば 想い出ほろほろ瞼にうかぶ >
コメント (15)
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