先日の「行く秋」も、この「冬近し」も今頃の気配を伝える季語ですね。
もう一つ好きなのが「山茶花梅雨」です。
昨日は暦の上では「大雪」でした。
北の地方では、そろそろ根雪になる頃なのでしょうか?
上の写真は、買い物に出た帰り、時雨が過ぎて夕焼が広がりました。
車のガラスに映っている、裸樹が寒そうです。
< 夕映えを写すガラスも秋の色 >
こちらは、出かける前の空です。

ほとんど葉を落としたプラタナスが、潔い姿で枝を伸ばしています。
<枝先に残る枯れ葉が行く秋に手を振るごとく風に揺れてる>
地上では、山茶花のつぼみが柔らかでした。

明日にも開きそうですね。
山茶花の咲く頃に雨が続くのを「山茶花梅雨」と呼びます。
< 降り続く雨止みし日の山茶花の
蕾ふくらみ明日を待つらし >
出先で、ふと見上げると柿の木がありました。

一つだけ残っていた木守り柿を、カラスか小鳥が喜んで食べて皮だけが残ったようです。
< 「では そろそろ」と去り行く秋を押し遣って
「では いよいよ」と冬が顔出す >
短歌は私の作ですが、「そろそろの次はいよいよ」という、季節感のある言葉は『言葉の風景』(野呂真一・新居和生 共著・seiseisha刊)のなかからヒントとしていただきました。
もう一つ好きなのが「山茶花梅雨」です。
昨日は暦の上では「大雪」でした。
北の地方では、そろそろ根雪になる頃なのでしょうか?
上の写真は、買い物に出た帰り、時雨が過ぎて夕焼が広がりました。
車のガラスに映っている、裸樹が寒そうです。
< 夕映えを写すガラスも秋の色 >
こちらは、出かける前の空です。

ほとんど葉を落としたプラタナスが、潔い姿で枝を伸ばしています。
<枝先に残る枯れ葉が行く秋に手を振るごとく風に揺れてる>
地上では、山茶花のつぼみが柔らかでした。

明日にも開きそうですね。
山茶花の咲く頃に雨が続くのを「山茶花梅雨」と呼びます。
< 降り続く雨止みし日の山茶花の
蕾ふくらみ明日を待つらし >
出先で、ふと見上げると柿の木がありました。

一つだけ残っていた木守り柿を、カラスか小鳥が喜んで食べて皮だけが残ったようです。
< 「では そろそろ」と去り行く秋を押し遣って
「では いよいよ」と冬が顔出す >
短歌は私の作ですが、「そろそろの次はいよいよ」という、季節感のある言葉は『言葉の風景』(野呂真一・新居和生 共著・seiseisha刊)のなかからヒントとしていただきました。