ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
これは新美南吉の童話の題名です。
一匹のでんでん虫が、ある日突然に、自分の殻の中には悲しみがいっぱいに詰まっていることに気づきました。
でんでん虫は友だちを訪ねて、つらくて、自分はもう生きてはいけないのではないかと思うと話します。
すると、そのでんでん虫も「私の背中の殻にも悲しみがいっぱい詰まっているよ」と言うではありませんか。
何人もの友だちにも話してみましたが、返ってくる答えはみな同じです
そして、でんでん虫は気がつきます。
悲しみは誰でも持っているのだと。
悲しいのは自分だけではなくて、みんな自分の悲しみに耐えて生きているのだと。
それ以来、でんでん虫は嘆くのをやめるのです。
私たちの胸にも、悲しみは詰まっています。
けれど、色々なものに癒されたり、自分で気分転換をしたりしながら、できるだけ楽しいことを発見しようと努めて生きています。
その、ささやかなお手伝いが出来るような「そよ風」でありたいと、いつも願っているのですが・・・
これは新美南吉の童話の題名です。
一匹のでんでん虫が、ある日突然に、自分の殻の中には悲しみがいっぱいに詰まっていることに気づきました。
でんでん虫は友だちを訪ねて、つらくて、自分はもう生きてはいけないのではないかと思うと話します。
すると、そのでんでん虫も「私の背中の殻にも悲しみがいっぱい詰まっているよ」と言うではありませんか。
何人もの友だちにも話してみましたが、返ってくる答えはみな同じです
そして、でんでん虫は気がつきます。
悲しみは誰でも持っているのだと。
悲しいのは自分だけではなくて、みんな自分の悲しみに耐えて生きているのだと。
それ以来、でんでん虫は嘆くのをやめるのです。
私たちの胸にも、悲しみは詰まっています。
けれど、色々なものに癒されたり、自分で気分転換をしたりしながら、できるだけ楽しいことを発見しようと努めて生きています。
その、ささやかなお手伝いが出来るような「そよ風」でありたいと、いつも願っているのですが・・・