そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

竹の秋(竹秋)

2005年04月23日 | 3~5月の草木
このところ、まるでぼたん雪が降るときのように、あるいは花吹雪のように、風に乗って、黄色くなった竹の葉が舞い散っています。
ここに引っ越してくるまで、見たことのない風景でした。

街暮らしが長かった私は、竹の葉は年中青いものと思い込んでいました。

私の住む部屋の裏側は竹薮です。
冬に転居してきて春になり、竹の葉がだんだん黄色くなって散り始めたとき、このまま枯れてしまうのか心配したものでした。

その後、何気なく見ていた「歳時記」に、竹秋・竹落ち葉という季語を見つけました。竹の子が育つ時に養分を取られて、葉は黄色くなって枯れてしまうのだそうです。竹秋を「竹の秋」と読んでいる句もありました。

先日の散歩で、そんな一枚が午後の陽に映えているのが目にとまりました。
コメント (7)
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