みどりの野原

野原の便り

6月28日 ミャンマー7日目 無事帰国   

2015年06月28日 | Weblog
真夜中にハノイで乗り換えて早朝に関空に無事到着

楽しくもあっという間の1週間の旅、いろいろ楽しい経験ができた。元気過ごせたこともうれしい。

お世話していただいた先生方や同行のみなさん、ガイドさん・・お世話になりました。
留守番の家族・・ありがとう。

ブログを書いて2度ミャンマー旅行を楽しみました。

7月末には本来の日付に戻します。 見る時には左のカレンダーでさかのぼってご覧ください。
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6月27日 ミャンマー6日目②(ヤンゴン) 最終日 シュエダゴンパゴダ マーケット ヤンゴン~関空 

2015年06月27日 | Weblog
チェックアウト後、バスで出発。

シュエダゴンパゴダ
歴史は古いそうで、東西南北に参道があり規模は大きい。

エレベータが付いていてびっくり。

 
広い境内は塔や建物が林立する。まるで街中を歩いているよう。もちろん裸足で。
「雨上がりでタイルは滑るので気をつけて」とガイドさん。


インドボダイジュ これは植えた年がわかっていて樹齢80年とのこと。80年とは思えない貫禄。

バスの中でもガイドさんから「ミャンマーでは生まれた日の曜日が大切」と聞いていたが、ここには曜日の神様が祀られていた。

「西暦の7曜日」と違って「ミャンマーの暦は8曜日」水曜日が午前と午後に分かれている。
自分の誕生日の曜日で人生を占うという習慣がある。また何かにつけ「曜日」を気にするという。
ガイドさんが参加者の誕生日から曜日を調べて教えてくれた。

因みに私の誕生日は「土曜日」 土曜日の守護神?守護動物?は「ドラゴン(龍神)」で、性格は「怒りっぽいが本当はやさしい」だって。
「怒りっぽい」というのははあたってないと思うが・・

ガルーダ トラ ゾウ(水曜日は午前が牙のあるゾウ 午後が牙のないゾウ) ネズミ モグラ ライオン ドラゴンがある。 


中心のパゴダその周りに誕生曜日の守護神が祀られている。 それぞれに自分の守護神のところでお参り。


土曜日の守護神 ドラゴン 上の水槽・下の水槽から5回ずつ水を仏様にかけてお祈りをする。

大きいパゴダの他にもたくさんの仏塔がある。
仏像やパゴダに向かって熱心にお祈りをする人達がいた。

フォトギャラリーもあった。
1999年にパゴダ修理で寄付を呼び掛けたところ、予想以上の金額のお賽銭が集まり、その他、指輪やネックレスなどの貴金属類やダイヤなどが続々と集まり、金が何トン とかダイヤモンドが1800カラット以上集まったとか・・
それらは塔の上部にそのまま奉納してあるという。  そんな写真もあった。

 
            指輪だけで・・        指輪 貴金属

ミャンマーの人々は寄付をすることは功徳との考えで、競って寄付するらしい。
日本のお寺や神社は羨むことだろう。
花や供え物はもちろん、ハトや動物に餌をやるのも功徳。放鳥も功徳。

ここで、私も功徳をひとつ積もう。
金箔貼り 
 
金箔は3枚で1ドル それをそばの仏像に貼るのだが・・説明もわからずに紙を剥いだら、金箔が1枚ぐちゃぐちゃになってしまった。仕方なくそのままくっつけた。
中の紙は外さずに紙ごと金箔を貼り、貼ってから剥がすというのがわかって2枚目は成功。
3枚目はツアーの友達に進呈した。功徳というのは気持ちがいいなあ(今だけ)   右)仏様は金箔でゴテゴテ。

またエレベーターで下り、バスで出発。

ヤンゴンで最大というアウンサンマーケットへ立ち寄る。

貴金属の店が目立った。いくつもの通りがあり、土産物を売っていたが、私が買ったのは外の通りのお菓子屋。
タマリンド菓子とピーナツ入りのお菓子を買った。

 

外には果物屋や食べ物屋台があっておもしろい。 食べてみたかった。

お昼を食べたレストランでは、隣で結婚披露宴が行われているらしく大勢集まっていた。

新郎新婦の姿に私たちも写真など撮ったりして・・

バス車窓からはアウンサンスーチーさん宅やアメリカ大使館などを見た。

ショッピングモール
大型店舗 専門店もありスーパーもある。

可愛いビーチサンダルがあったので買おうと思ったら、ドルはダメという。
今まではドルでOKだったのでチャットは持っていない。
ちょうどガイドさんが来て、ドルをチャットに両替してもらい買物をした。


ミャンマー鉄道 イギリス統治時代に造られたまま整備が進んでいなくて、スピードも出せず、
乗り心地も悪いらしい。          右)ちょうど列車が通った。


いよいよミャンマーとのお別れの時間 ヤンゴン国際空港からベトナム ハノイへ。  次(7日目)につづく。
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6月27日 ミャンマー6日目①(ヤンゴン) 最終日 朝散歩 スーレー寺院

2015年06月27日 | Weblog
ついに今日はミャンマー最後の日となった。

出発時間が遅いので少し足を延ばして周辺散歩


広い通りの交差点と悠々と竹を担いで歩く人 このギャップ。
信号は片方だけに付いている。その信号に従って渡るということらしい。 


いい雰囲気のビル イギリス統治時代の建物か? 
古い建物にはよく木が生えているが、植えてあるわけではなくて、鳥が種を落としたものが成長しているらしい。


赤い郵便ポスト  ミャンマーでは日本の郵便制度を取り入れつつあるそうだ。

 
道路の向こう側に消防署らしい建物が見えた。  帰りに前を通った。スズキの消防車がとまっていた。


バスからは通勤客らしい人々が降りて行った。ちょうど通勤時だ。

前に見えていたのはスーレ―パゴダ
ここには釈迦の遺初髪が納められている(いた?)そうだ。

 
パゴダの前にはハトがいっぱい降りていた。トウモロコシ売りもいるらしい。
信仰心に篤いミャンマーの人、動物や鳥に餌をやることも功徳になると考えるらしい。
糞害などと追われず、餌までもらえるミャンマーのハトはしあわせだなあ。

 
 
境内は広い。  熱心にお参りする人
          右)上からゴンドラ?が・・高い所にお供えのお花を届けるものらしい。

 
パゴダ出たところに「かごの鳥」 鳥を放すことも功徳のひとつ。 私も功徳を施そうと放鳥。
他のところで「何の鳥かなあ」と話してたら売り子さんが「スズメ スズメ」という。
くちばしの太いインコっぽい鳥。 この鳥はどこから来たのか?どこへ行くのか?

 
ホテル近くの通りで、上階から下がったヒモは何?   下に買物かごがぶら下げてあった。なるほど・・
先ほどのパゴダのゴンドラ? このマンションの買物かご。 グッドアイデアだ。

ホテルに戻りチェックアウト      次(6日目最終日②)につづく。      
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6月26日 ミャンマー5日目③(ヤンゴン) ヤンゴンに着いた。ハウス オブ メモリーズ レストラン

2015年06月26日 | Weblog
ヤンゴン国際空港に到着

ガラスの向うに警察官整列 何事? 特別変ったことはなかった。

専用車で ハウス オブ メモリーズ レストランへ。

通りから少し入る。 アメリカネムノキはもう葉を閉じておやすみしている。

 
ミャンマー建国の父といわれるアウンサン将軍が地下活動していた時にオフィスとして使ったと聞いて、穴倉的なところを想像したが、全く違っておしゃれな建物だった。 今は改装してレストランになっている。

 
この奥に事務所として使った部屋がある。     将軍の写真やデスクがあった。 
両横には1ヵ所ずつバスルームとシャワールームがある。

 
 
               夕食 他にスープとくだもの

食事の途中から降り出したスコールが帰る頃になっても止まず、専用車の傘を借りて、たちまち川状態になった道をバスに戻った。
雨季のミャンマーに来て雨らしい雨にあったのは初めて。
バガンは雨が少ない地域と聞き、雨にもあわずにきたが、ヤンゴンに戻って雨季を感じた。

ホテルは1泊目と同じセントラルホテル。 ミャンマー最後の夜だ。  次(6日目①)へつづく。
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6月26日 ミャンマー5日目②(バガン) ダマヤンジー寺院 スラマニ寺院 トカゲ  ヤンゴンへ 

2015年06月26日 | Weblog
レストランで昼食
 
        レストラン                   豆腐のせんべい

 
 
                 お昼から御馳走です。

ダマヤンジー寺院
バガンで最大の寺院 

 
父と兄を殺し国王になったバガン王朝5代国王が罪滅ぼしのために寺院を建てたと説明あり。

煉瓦と煉瓦の間に針が入るほどの隙間があるという理由で煉瓦積み職人の腕を切り落としたとか。
 
腕を切断したという石があった。お~怖~!  800年経った今もレンガには少しの隙もない。

 
薄暗い回廊にはコウモリが棲むというので期待したが、暗くてわからなかった。

 
     基礎の部分に石が使われている。         外壁

スラマニ寺院
 
12世紀松に建てられた。 バガン1のレンガ造りといわれる。

  
             いろいろな仏様      
  

回廊に残るフレスコ画は精密。他にも物語を表したような画もあった。

 
         外壁の装飾      これはバガンの遺跡に通し番号をつけようとした名残らしい。
あまりに多くて番号をつけることができなかったとか。 大事な遺跡の壁にプレートを直接つける?

バガンともお別れの時が近づいた。
ニャウンウー空港へ向かう。途中で青いトカゲがいたというのでバスから降りた。

  
少し離れていたが、青い大きいトカゲ    珍しくきれいにウロコまでばっちり撮れた。 美しい。

バガン ニャウンウー空港着
空港内は暑い。空港から出て喫茶店?へ。 ここもオープンなだけで暑いけれど・・

 
国内線のチケット 広告だらけ? 飛行機なのに「自由席」
          右)20分遅れで国内線出発 ヤンゴン国際空港に向かう。バガンよさようなら~。
                           次(5日目③)へ続く。
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6月26日 ミャンマー5日目①(バガン) 再びニャウンウーマーケット 集落 ナツメ加工所 

2015年06月26日 | Weblog
朝、ホテルの庭を散歩
インドシタン インドセンダン ビャクダン等を見る。

10時 専用車出発
 
オールドバガンと言われる辺りを通る。城壁やパゴダ 発掘現場などもあった・・(バスの中から)

再び ニャウンウーマーケット
 
       24日にも来たマーケット 
  右)ガイドさんが新聞を買った。1面に風刺漫画「軍事政権時代には考えられないこと」とガイドさん

 
小さいジャガイモのようなもの。これは何だ? ひとつもらって割ってみた。 どこを食べるのか?

ピータンや「挽きカス」のようなものも売っていた。

 
米屋?雑穀屋? いろんな種類のコメ 豆 コリアンダーの種もあった。
                              右)道路を行く荷車
何度来ても飽きないなあ。 タマリンドの木が集合の目印 次の場所へ向かう。

集落で車を降りた。
ナツメの作業所 のようだ。

 
                  筵の上に干されたナツメ

  
ヤシの葉で拭いた建物の中では、砕いたナツメから「仁」を採り出す作業をしていた。
             右)一粒一粒よりだしては手のひらに乗せている。辛気臭い。(関西弁)

 
        こんな小さい1粒           でも、チリも積もれば山となる。


ナツメの「仁」は袋詰めにされて中国に輸出 漢方薬になるそうだ。
周囲に工場も何もない集落では、ここも女性の働き口兼コミュニケーションの場になっているだろう。
見学中、通り雨があった。外に干してあるナツメの上には素早くシートが掛けられていた。

 
2階への階段 自然素材の家は涼しそう。  シンプルな台所 
電気が通じたのも近年のことらしい。  台所の外には水ガメがいくつか並んでいた。

トイレを借りた。
 
  手前はコブ牛  その向こうの四角いのがトイレ   斜めに水が流れる便器 カメの水を流す。
その後、どうなるのかと思ったが、パイプで横のコンクリート溜めに流れ込む仕組みらしい。
便器の形は少ない水で流せる。外国へ来た時、いつも不要なぐらい流れる日本のトイレのことを考えてしまう。

 
綿の実から糸を紡いでいる。
籃胎で漆器の木地を作っているところもあった。

 
左の建物は役所だという。右の2棟の屋根は集会所?   その右側は図書館だという。
今いるところには民家は数えるぐらいしかない。 離れたところに家があるのかしら。

 
掌状複葉 葉柄や花序柄には腺毛が多い。これはなんという花?
                   次(5日目②)へ続く。
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6月25日 ミャンマー4日目⑤(バガン) 籃胎漆器 馬毛胎漆器 パゴダ 操り人形

2015年06月25日 | Weblog
ウルシ工房見学

漆工芸はミャンマーを代表する伝統工芸だ。

 
           この工房では「籃胎漆器」を作っている。
籃胎とは
『裂いた竹を,表皮を取り去って籠(かご)に編んだもの。漆器の素地』
我が家にも籃胎漆器のお盆があった。

 
           細く割いた竹を手で器の形にしていく。
何でも内容にグルグルグルと・・なぜ同じ大きさになるの?と思ったら、口の大きさを決める「輪」が用意されていた。
口の大きさは決まっても膨らみ具合とか同じにするには相当の年季が必要だろう。
接着剤などは使っていないという。

途中にバラバラと崩れてしまったりしないのだろうか? できたものが崩れないのか? 
「きつくさわれば崩れますよ」と。

横の方では漆塗りの作業が行われていた。
 
       これがウルシ          刷毛でウルシを塗っている人


       手で塗っているのは泥?灰汁?ウルシ? 下塗り?

どちらにしてもかぶれないのかな?

「馬毛胎漆器」 

 
これは横糸を馬の尻尾の毛で編んでいく。     ひざの下に置いてあるのは馬の尻尾の毛


その素地にウルシを塗ったものを「馬毛胎漆器」という。竹に比べてしなやか。繊細だ。茶筒などに。

 
漆器に細かい模様つけるのも手作業。 コンパスのようなもので印をつけておいて後は手加減?
う~ん。技術と根気がいる仕事だ。  見てても肩が凝りそう。

ぐい飲みを2つ土産に買った。

パゴダに登った

 
(パゴダ名 不明)そんなに高くはないが、周りのパゴダや景色がよく見えた。

夕食のレストラン


        竹の灯り

 
ここでもコブ牛を食べた。しっかりした噛み応えがある。 多分働き者だったに違いない。


ここでも操り人形が演じられた。  人形と記念撮影 1ドルチップを渡す。


女性用トイレの表示 竪琴を引く乙女?
4日目は終わり。  バガン2泊目         次(5日目①)へ続く。
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6月25日 ミャンマー4日目④(バガン) ポッパ山 タウンカラット 竪琴を聞きながら昼食

2015年06月25日 | Weblog
ポッパ山 タウン・カラットに向かう。

 
途中からはポッパ山タウンカラットのある山の姿が見えた。ポコンと壷を伏せたような形。何、あれ!

麓のポッパ村に着く。
ここから標高737mの山の上の寺院タウンカラットへ777段の階段を登るという。登れるかなあ。

実は昨日、ガイドさんより「明日は770段の階段を登るので、ロンジーは履かないように」と指示を受けていたので、普通のズボンを穿いている。それと、いたずらザルがいるので注意するようにと言われる。
眼鏡も獲られることがあるというので、帽子も眼鏡もカメラもバッグにしまう。

 
  参道入り口 ここも靴を脱いで裸足で登る。          途中には土産物屋が並ぶ。

 
     サルのぬいぐるみ     飲み物かと思ったが、キンコウボクの花入りの「聖水」とのこと。

 
       階段  曲がって階段 また階段


途中には仏像や王様?らしい像を祀ったところ、壷が並んだ所は水飲み場らしい。


階段が続く。サルがあちこちにいる。目を合わさないように通り過ぎる。

 
タウンカラット頂上に到着 頂上には仏塔(パゴダ)や礼拝堂があった。

  
          金ぴかの仏様や銅鑼のようなもの。

 「ポッパ山 タウン・カラット」 って?
『ミャンマーの土着信仰の精霊ナッ信仰の総本山』

 「ポッパ山」 
標高1518mの山で死火山。タウンカラットへ登っている途中から少し離れた所に山の中腹が見えた。(山頂は雲の中)

「ポッパ山」と「タウンカラットのあるこの山」の関係がよくわからない。
私は「タウンカラットはポッパ山の中腹にある」と思ったが、友達はポッパ山が向うに見えたのだから「山とは離れているのでは」という。 なんかモヤモヤ。

帰って調べたところ『(タウンカラットがある岩山は)寄生火山の岩頸(ウィキぺディア)』だそうだ。
(『中腹』と書いてあるブログ、『小ポッパ山』『大ポッパ山』『岩山』と表現しているブログもある)
『タウンカラットのある岩山もポッパ山の一部』ということかなと理解した。

 
         頂上からの景色               登ってきた参道の屋根が連なって見える。

下り参道。
 
サルの群れの中には赤ちゃん連れのもいて可愛い。写真を撮りたい。けど襲われたら怖いし・・と思いながら1枚。
参拝客のスカーフを奪っていくサルも見た。

 
       麓に降りてきた。              麓もサルだらけ。
「770段」と恐れた階段は楽勝だった。 昨日のパゴダの方が1段の高さもあり力が要った。

 
       麓の店にドラゴンフルーツやシャカトウやグァバが並んでいた。  
シャカトウ食べたいな~と思いながらバスに戻る。

バスでお手(足)拭きが配られた。
「参道が濡れていた所はサルのおしっこです」 ええ~っ!と思うも後の祭。

少し下ったところからポッパ中腹のポッパマウンテンリゾートレストランへ。

 
                 標高800m レストランで昼食 


ビルマの竪琴のやさしい音色に包まれて昼食をおいしくいただいた。

 
鉢植のイランイランノキに花が咲いていた。いい香り。アロマや香水に使われる。
              右)赤い新葉の木は セイロンオーク。
セイロンオークは赤色の色素を採るラックカイガラムシの宿主になる木だそうだ。

次の場所へ出発。         次(ミャンマー4日目⑤)へ続く。
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6月25日 ミャンマー4日目③(バガン) ヤシ砂糖工房 コブ牛のコブをさわった。タナカ 

2015年06月25日 | Weblog
ヤシの花序液採取を見た後、ヤシ砂糖工房へ。


コブ牛が引き臼を回していた。

  
引き臼に残ったカスも食品になったり肥料になったり        油 
挽いていたのはピーナツと聞いた気がするけれど、ゴマ? ゴマもピーナツも引き臼で挽くらしい。

この辺はピーナツやゴマの産地 ゴマ油は安いそうだ。


 初めてコブ牛のコブをさわった!  おとなしくさわらせてくれた。 わあ、ぶよぶよ!
コブの中身は? 脂肪・・そう言えば私のお腹と手触りが・・・雄はコブが大きいらしい。

コブ牛は暑さや病気に強く、乳用・肉用・役用 などにされる。
ピーナツ畑で、荷物運びに活躍しているコブ牛を見てきた。
食事の時、お肉もいただいた。硬くて噛みごたえがあった。 コブ牛はなくてはならない家畜なのだ。


パルミラヤシの雄花序 と 果実が置いてあった。
採取用の素焼の壷はそのつど洗い、焼いて殺菌すると聞いた。   

パルミラヤシは雌雄異株 砂糖にされるのは普通雄株 雄花序の先端を切ってそこから出る液を集める。 
雌花序からも液は採れるが、果実が小さい時に先を切れば果実が大きくならないので、ある程度大きくなってから先を切って液を採る。
花序液はご飯に混ぜて食べることもあるらしい。

 
        鍋で花序液を煮詰めて・・・・・ヤシ砂糖完成。
インドネシアでもヤシ砂糖を作っている小さい小屋を見に行ったことがある。
そこでは煮詰めた砂糖は竹筒に入れていたが、ここでは少量ずつ取り出していた。後は手で丸めるのか、売っていたものは団子状だった。

 
店先に並んだヤシ砂糖やヤシ酒 漢方を浸けこんだものもあった。 
ヤシの花序液や樹液は発酵させると最後には酒になる。 ヤシ酒の試飲もさせてもらった。おいしかった。
ヤシ砂糖も好きだが、今回は珍しいヤシの樹液を固めたものをかった。味は似たようなもの。

先にも書いたが、パルミラヤシは乾燥に強く、花序液や樹液は砂糖や酒に。葉も幹は屋根や傘や敷物や工芸品に。幹は建材や薪に。果実の中の杯乳部は食糧に、種から出た新芽も焼いたりゆでたりして食べるなど利用価値が高く、この辺りの人々の暮らしはヤシに頼っているといえる。

いろんなサービスがあった。

 
ヤシの実を割ってくれ、中の杯乳をすくって食べた。


ヤシ茶。おつまみは発酵茶やピーナツなど


また「タナカ」を塗ってもらった。「木の葉模様」を描いてくれた。 葉脈はつまようじのようなものを使用
今日一日はタナカを塗った「ミャンマー顔」で過ごそう。


ヤシの葉細工 私たちがシュロで作るバッタもヤシで作れば巨大  可愛いブローチやペンダント 1個お買い上げ。

自然物の利用にはいつも感心する。    次(6月25日 ミャンマー4日目④)へ続く。
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6月25日 ミャンマー4日目②(バガン) サラソウジュは見れなかったけれど・・ヤシの花序蜜採りを見れた。

2015年06月25日 | Weblog
8時に出発
予定にはなかった「サラソウジュ」を見に行く とのこと。楽しみ~。サラソウジュは仏教3聖木のひとつ。この木の下で釈迦は涅槃に入ったという。日本ではみることのできない木。


車道を脇道に折れて・・1本道

 
マンゴー畑もあった。 ヤシの葉で屋根を葺いた家 網代壁の家  

 
広々と空き地のように見えたのはラッカセイ畑らしい。      右も左もラッカセイ畑

だいぶ奥に入ったが、バスは途中でストップ。 これ以上は行けないと運転手さんが言っているらしい。
道も細くなって、でこぼこなので、大きいバスは通行困難のよう。
 サラソウジュは断念 して撤退することになる。

バスが方向転換する間(苦労している間)、私たちは降りて 周辺観察 。これもよし。

 
     サボテン               ナンヨウアブラギリ
これらは植えたものなのか?勝手に生えているのか?

 
      ピーナツの花                 畑で働くコブ牛
ピーナツは肥料が効いているようにも見えず、収量は多くはなさそうに見える。小粒の種類だという。
牛が耕すともうもうと土煙。雨季だというが大地は乾ききっているように見えた。

 
パルミラヤシは畑の境界に植えられていることが多いようだ。

 
        パルミラヤシの果実              雄花序

パルミラヤシの花序液を採るところを見ることができた

 
人が木に登っているのが見えた。壷を持って登り花序液を集める。
                          右)降りてきたお兄ちゃん

 
降りてきた人たち。 珍しがってカメラを向ける私たちに愛想よく応じてくださった。
壷の底に少しばかりの花序液が見えた。


はしごの近くへ行ってみる。 高い木の上まで続くタケのハシゴ
はしごは途中でつないであるらしい。 作業しない時には下のはしごは取り外しておくらしい。(花序液盗難防止)
登ってみたかったが身の軽い人でないと無理そう。

パルミラヤシはシュガーパーム オウギヤシともいう。
花序の先端を切り、そこから出てくる液を集め、煮詰めて砂糖を作る。
パルミラヤシは、実は中の杯乳部分を食べ、葉は屋根を葺いたり、カゴや工芸品にしたり、幹も建材に利用したりと利用価値の高い木だそうだ。
そして、古代インドで仏教の写経をする時の紙代わりに使われたという「貝多羅葉」はこのパルミラヤシのことだというのを調べて初めて知った。 

方向転換したバスで元の道に戻る。

途中、鉄道の線路が見えた。鉄道の敷設は東南アジアではミャンマーが一番早かったそうだが、その後、発展せず設備も古いままらしい。「線路がゆがんでいるので時速40キロ代のノロノロ運転しかできない」とのこと。
電車が通ったが撮影できず。

 
    有料道路の料金所を通った。    この道路は国が支援しているらしい。

これからヤシ砂糖を作っているところへ行く。  次(ミャンマー4日目③)へ続く。    
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