みどりの野原

野原の便り

7月31日 赤目四十八滝

2012年07月31日 | Weblog
大阪の友達3人と赤目の滝へ。

 
「変な雲」というので見上げると・・何だこりゃ?  飛行機雲かと思ったが、周りにその続きらしい雲はまったくない。どうやったらこんな雲ができるの?不思議・・  
右)赤目の滝の入り口 サンショウウオセンターで。まるで岩のようなオオサンショウウオ

 
ハグロソウ 不思議な形の花だ。 右)8月には夜のイベントがあるらしい。灯りを入れる模様穴を開けた竹筒。

 
         イワタバコはちょうど見頃だ。

 
金属光沢のミヤマカワトンボ  清流にたくさんの魚影 ストレスのなさそうな魚たち
  
 
      不動滝       荷担滝まで行って引き返す

さあさあ今日の本当の目的は温泉だ~。ゆっくり浸かってその後のビールのおいしいこと。幸せだなあ~。

あら、ちょっとゆっくりしすぎて最終バスが出てしまった。タクシーを呼ぶ。 
でもさわやか気分で帰宅。
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7月29日 ベランダ きれいになったけど・・

2012年07月29日 | Weblog
夏は植物の成長がすごい。
ベランダの鉢植えも雑草や、もともと雑草を植えたりもしているのでそれらも繁りまくって見るからにむさくるしい。

今日は久しぶりに、1階のアジサイや大きいものも切り、ベランダも整理した。

水に差してあったオヒルギも根が少し出てきたので鉢植えにした。秋までは育つのを見れるはず。


マングローブでは尖っている方(根)が泥に突き刺ささって育つ。
        右)水に刺しているうちに伸び出した根。


鉢植で土に植えた。  上には小さい芽が。

草もひいて枝の整理、ヤブマメ等のツルも大整理。 あちこちで太く大きく育ってもう花も終わりがけのメハジキも抜いて始末。

もう少しで片付く・・という時になって・・イタタ・・

働き過ぎると出る腰痛・・


ベランダ(西側)はすっきりとしたけれど・・
片づけを途中で中断して静養(久しぶりの昼寝)をするはめに・えらいこっちゃ・・



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7月28日 クモの世界

2012年07月28日 | Weblog
クモ・・野外でも時々見る。色形・巣もいろんな形がある。
なじみのあるのもいるし、時々は新顔のにも出会う。
昔は台所の土間の天井にも大きいのがいたなあ。
今も掃除を怠けていると部屋の隅に細かい網が・・

近くにいるのに特に関心を持たないでいる。
今日はそんなクモについての話しを聞いた。

私は特別「嫌い」というのではないが、一般に嫌われている生物らしい。

日本人の「クモ嫌い」「クモ好き」は歴史的に形成された文化である。という。
古事記や日本書紀に「土蜘蛛」退治の話が出てくるそうだ。 
そういえば大和葛城山の麓、一言主神社には「土蜘蛛塚」というのがあるなあ。

古代の「土蜘蛛」というのは天皇に反抗する豪族のことだったらしい。

悪者を「蜘蛛」ということ自体クモは嫌われていたのか?

反対に「ささがに文化」という、クモをいとしい人が来てくれそうな「良い兆し」として詠まれた歌があったり、恋占いに使われたり・・もあるらしい。 

中国でも「下がりグモ」は吉兆とする文化もあるとか。「クモが育てた生命の樹から人間や生き物が生まれた」と言われる国があるとは驚き。

クモの糸は縦糸・横糸ぐらいしか知らなかったが枠糸・縦糸・横糸の粘着物質・糸と糸をを留める粘着性繊維の4種類の糸を使い分けている。コガネグモ科のクモは6種類の腺からそれらの糸を分けて出すのだとか。

クモの網(巣)にもいろんな形がある。スプレーをかけてからめ取った網の写真は見たことがあるが、まさに芸術品だ。

強い農薬の多用でクモが減ると害虫の大発生が起こることもあるという。クモも生物ピラミッドの一員だ。

種類や固体数が多く、生態系の変化に敏感なクモは環境指標生物として、自然の豊かさを測るのにも適しているととのことだった。
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7月27日 ハチの世界展 & コンサート

2012年07月27日 | Weblog
「ハチの世界展」を見に自然史博物館へ。


長居公園はサルスベリが満開 低い木・高い木 花色 種類が多い。

 
サクララン 花もきれいだが、コンペイトウのようなツボミも可愛い。

 「のぞいてみようハチの世界展」 

ハチは日本で4500種 世界で13万種 でもまだ名前の付いてないものも多いとか。

「ハチは雌雄を産み分けられる」らしい。
雌は雄と交尾をすると貯精のうに精子を貯めておく。卵を産む時、受精させて産めば雌が、受精させなければ雄が生まれるのだそうだ。へえ~~。

「寄生バチ」も不思議。
殺すか動けないようにして産卵し、幼虫は寄主を食べて育つ。(殺傷寄生)
一時的に麻酔して産卵し、寄主は体を食べられながらも普通に生きている。(飼い殺し寄生)

「寄主操作」は 寄主はハチの幼虫が脱出した後も生きて、アリなどを追い払う番人として使われたり、
寄主のクモに、羽化までの時期を安全に過ごすための「特別な網」を張らせたり・・寄主を都合よく操作する。
葉に産卵した卵、その葉をガが食べると孵化し、スズメバチが孵化した幼虫を狩って巣に持ち帰るとスズメバチの幼虫に寄生するなど複雑な寄生の仕組み・・
「刺す」恐さとは違う恐さ。不思議さがいっぱい。
進化の中でどうやってそんなことを身につけるようになったのだろうか?

展示は子供にも分かりやすく書いてあるのでちょうどよい。
今日は内覧会でゆっくり見れた。明日から10月14日まで。

その後、手話つながりの友達2人と逢う約束になっていて、待ち合わせの場所へと急ぐ。
「ハチの展示を見てきた」というと「へえ~ハチ?そんなの見ておもしろいの?」と笑う。
この人たちにとってはハチは恐いだけのものらしい。
おもしろかった内容を話す時間もなく、いつもの「自然話で盛り上がる」ことはなかったが、趣味の違う友達がいてもいい。

今も現役で手話を続けている2人を尊敬している。懐かしい話もできてうれしいひと時だ。

食事の後、大阪城西の丸庭園で行われるサマーコンサート会場へ。

  
会場に着いた頃には焼けつく昼の太陽も沈み、空に赤味を残すばかり。芝生の上を時々風が通り抜ける。
李広宏さんという中国出身の歌手は、全く知らなかったが、のびやかな声で唄われた日本の抒情歌・世界の歌はなじみのある歌が多く心に染みた。

日本に在住20数年、日本語の歌もよかったが・中国語の歌もなんてきれいな響きなんだろうと思った。
久しぶりに耳にする日本の叙情歌、歌っていいな。音楽っていいな。

四川省・東北など災害を受けた地域への支援も続け、「音楽で世界のかけ橋に」と活動を続けられているそうだ。
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7月26日 ナデシコ・キキョウ・コマツナギ・・少し秋を感じた

2012年07月26日 | Weblog
山沿いの道 ホッとする風景。

 
    ナツフジ       サワヒヨドリ

 
     カワラナデシコ          ニガナ

遠くにキキョウの紫が1つ。 環境の良いところなればこそ。

  
    オニドコロ雄花         雌花 

   
シロダモの実とツボミ 虫こぶ(シロダモハコブフシ)がいっぱい付いた葉

 
サルトリイバラに付いていた。 枝分かれしたトゲと派手な色で武装。これがあのルリタテハの幼虫とは。 右)調べたらサツマノミダマシというクモらしい。いわくありげな名前。

トンボやチョウの種類も多い。田んぼ近くの水溜まりはメダカの学校。


アマガエル・・と思って近づいたらシュレーゲルアオガエル おとなしく写真を撮らせてくれた。

暑い一日だったが、草花を見ているとなんとなく秋を感じた。 ・・が、実際の暑さはまだまだ続く・・
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7月24日 伏見十石舟

2012年07月24日 | Weblog
十石舟に乗り、「鳥せい」で食事をする。楽しみ~。

駅から商店街を通り抜ける。
安い!帰りに買お。ゆっくり歩けば目的地に到着できない。


お店の洋服に飛んできたカミキリムシの仲間

十石舟の乗船場に到着。

 
11時発の十石舟「千姫号」に乗り込む。

江戸時代には宇治川を三十石舟などが人や米・薪炭などを運び、それらを荷揚げする伏見港があったとか。

十石舟は伏見開港400年祭をきっかけに地元伏見の人達が復活させたものらしい。

 
宇治川派流の両側にはサクラ・枝垂れ柳・アジサイ・ヨシなど緑の木や草と水の景色は美しい。涼しい川風 舟の扇風機は要らないぐらい。 コシアキトンボやシオカラトンボが水面を飛ぶ。酒作り歌が流れる。
水深は1mぐらいしかないそうだ。

 
行き交う十石舟 帰りはこの「秀吉号」に乗った。 三栖閘門 閘門は水位の違う川や運河を舟が通行できるようにする装置。

 
ここで舟を降り、三栖閘門資料館を見学   

 
三栖閘門の裏側 今はこの閘門は使われていない。 すぐに滔々と流れる宇治川があった。

前に「毛馬の閘門」を通過したことがある。閘門の中に入った後水位が下がり、反対側の閘門が開いて舟が出たのは感激だった。

 
帰りの秀吉号からの眺め      伏見港跡? 

舟を降りていよいよ食事に。


有名な鳥せいも私は初めて。 昼間から食べて飲んで・・幸せ。

その後、大倉記念館へ

 
今も利用しているという酒水  大きい甑(こしき) 館内を見学して3種類のお酒を試飲

最後は寺田屋へ。
 
弾痕の跡・刀傷も生々しく、歴史を実感。

帰りは予定通り商店街でお買い物をして帰る。
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7月23日 六甲植物園

2012年07月23日 | Weblog
植物園を案内していただく。

六甲山は明治の中頃までほとんど剥げ山だったそうだ。
昭和15年ごろから植林され、造成して昭和32年に植物園が開設された。
松を植林した写真や建物前の植えたばかりのメタセコイアの幼木の写った写真を見せてくださった。
信じられないような光景だ。
創設してから60余年、今は立派な森になっている。


     ハンゲショウ

 
   タマアジサイ ツボミ      少しほぐれてきた

 
     咲いた花         アジサイはもう終わり。来年のためにもうすぐ剪定される。


池一面のアサザ 午前中は満開だったが、午後には萎んでいた。


ホソバセイヨウバクチノキ こんな実がなるって知らなかった。 

キンモクセイは日本には雄木だけが導入されたという話は聞いたことがあるが、中国で雌木の実を見られたそうだ。
どんな大きさですか?と聞くと「アケビほど」とおっしゃりびっくり。アセビと聞き間違えたかと聞きかえした。
ネットで見るとアケビとはいかないまでも「アケビの赤ちゃん」ぐらい?の実の写真が出てきて、一度実際に見てみたいなあと思う。
また、「イチョウの「乳」は雄木にだけできる。食べられる。ヤマイモのようだ」というのは信じられない。
調べてみたが雄雌どちらにもできるようで、「食べられる」というのは出て来なかった。本当はどうなんだろう。
「採ってはいけませんよ」と言われたが・・試してみたい気持ち。誰か真相を教えて~。

午後は自分たちで回る。


展望台から見た山々 右の頂上が平らになっている山が摩耶山
前は鉄塔が林立していたが、電波法が変わったせいで撤去されたとか。

 
キササゲの花が間近で見れた。 ノリウツギが咲き始め 

昆虫も面白いものが見られた。     

 
左)キべりハムシと誰かが教えてくれた。私は初めて見る。ハムシにしては大きいなあと思って調べてみたら、日本最大のハムシらしい。兵庫と大阪の県境のみに生息。日本には雌のみで、単為生殖で殖える。と書いてあった。
 右)セマダラコガネ 前にも見たことがある。触角の先が指を開いた手みたいになっているのがかわいい。

 
左)ウマオイの仲間    右)オオコフキコガネかな?


   ヤマトオサムシ?

木陰もあり暑さもしのげた。何か所かにミストがでる装置が設置されていた。
ちょうど入場無料の日だったようでラッキーだった。
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7月21日 「KATAGAMI(型紙) Style」展 & 上村敦之展& セミ羽化観察

2012年07月21日 | Weblog
娘と2つの展覧会をはしご。

①京都国立近代美術館でやっている「KATAGAMI(型紙) Style」展 型紙は染めために作られた型紙、繊細で洗練されたデザインは今でも十分通用するし、外国のデザインにも大きな影響を与えている。たくさんの展示をゆっくりと見た。見れば見るほど日本の型紙の素晴らしさにうっとり。

上村敦之展隣の京都市美術館でやっていた。色鮮やかな鳥たちの絵は野鳥観察しているようだった。

その後、急いで大阪へ。

③8月のイベントの下見を兼ねた「セミの羽化の観察会」に参加。

穴からはい出したセミの幼虫がぞろぞろと木に登っている。
セミがまだ薄明るい時間から出ているのにびっくりした。 こんなにたくさんのセミの幼虫も初めて見た。

全くいない木もあればいっぱいいる木もあり好き嫌いがあるようだ。

参加者も集まり、紙芝居などのあと懐中電灯を持って羽化を観察する。そして抜け殻集め。

 
高い安全なところ目指して必死に登って行く幼虫

 
背中が割れて体が出てくる。 しばらく休憩。その後足がしっかり乾けばしっかり殻につかまってお尻を抜く。


しばらくすると翅がしっかりと伸びる。サンゴ礁を思わせるグリーンの入った翅 きれいだ。


拾い集めた抜け殻の♂♀判定。ルーペを覗いて調べる子供

抜け殻のほとんどがクマゼミ。アブラゼミが少し混じっていた。
ほとんどが雄。雌は少し。
先ずはオスが羽化して雌の羽化を待つらしい。

本番ではまた違った状況が見られるかもしれない。
生命の神秘。子供だけでなく私も感激の夜だった。
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7月19日 バリ島から帰宅 日本の夏は暑い。

2012年07月19日 | Weblog
深夜ガルーダ便でデンパサール ン・グラライ空港を出発。

早朝、関空着

日本は熱帯へ来たような暑さ。無茶苦茶暑いです。

片づけ三昧の一日
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7月18日 バリ島6日目-② ヤギ料理 ブキッサリ寺院のフタバガキ

2012年07月18日 | Weblog
昼食のイスラム屋台 ヤギ料理店に着いた。

雨はまだ本降りだ。店の中に駆け込む。雨宿りにちょうどいいが・・

 
イスラム屋台 ヤギ料理店

私の中のヤギ料理のイメージ=「くさい」
私は食べたことはないけれど「スープが臭くて飲めなかった」と何人かから聞いたことがあったから。
どんなんやろう? 食べられるかな? 少々心配。


クルプックはタピオカにエビや魚のすり身を混ぜたせんべい。油で揚げてある。 

  
ヤギカレー と ヤギの串焼き(これで一人前 もう少しあったかも)
トウガラシソースが添えてあった。

串焼きは2.3人で1皿でいいんじゃないの? もし食べられず残したらもったいない・・
そう思っていたのが1本食べ2本食べ・・完食。
串焼きの甘辛いピーナツソースも好きだし、肉と内臓も入ったヤギカレーもおいしかった。ヤギ料理イメチェン!
イスラムは「ビールなし」・・で、ビールがなかったのが残念。

ヤギ料理は貧血や寝不足にもよいとのこと。
ヤギのミルクも飲むが、基本的にミルクは赤ちゃんのもので、大人になればミルクは飲まないのだそうだ。
値段の高いこともあるらしい。


店の隅で串焼きを焼く店のお兄さん

ヤギ料理の店を出る頃には雨は小降りになっていた。

サンゲエまでは20分ぐらい。だんだん薄日が差してきた。

サンゲエにあるブキット・サリ寺院
雨は止んでいる。ラッキー。

ブキット・サリ寺院は13世紀?17世紀?にメングウィ王家がヴィシュヌ神を祀るために建てたもので、一般には「サルの森」「パラの森」などと紹介されている。
ここで言うサルとは猿の意味ではなく神聖なという意味らしい(ややこしい)。

 
  サルが出迎えてくれた。 ラーマヤナの物語の像?
ヒンズーではサルは正義の味方。神様扱いされている。

前に来た時「悪ガキのサルがメガネやカメラをひったくる」「棒を持って追い払う」などと脅かされたが、手出しをしなければ襲ってはこない。
ネットで1000匹ぐらいいると書かれているものもあるがそれほどいるとは思えない。

   
親子のほほえましい姿 長い尾 ベッカムヘアのカニクイザル 
3つのグループがあるという。

 
              パラの森へ
40m級の「パラの森」「ナツメグの原生林」と紹介されているが、W先生によるとここで見られるのはナツメグ(ニクズク)ではなくフタバガキ科の木だという。

 
森の広さは約10ヘクタール。このフタバガキは寺を作った時に植林されたものだそうだ。

植林はむつかしいといわれるフタバガキ科だが、ここは純林で自然保護区になっているとか。

 
樹齢300年というフタバガキ 板根になっている。 これが最大かと思えば、「奥に350年の木がある」とのこと(写真左)。近くには行けなかった。

 
フタバガキの倒木があった。根は意外と浅い。 
               周遊路を隔てた向こう側に枝先があった。


ぽっかりとギャップができて広い空が見える。
森には大木ばかりではなく天然更新らしい細いフタバガキもある。他の種類の木も混じっているらしい。
林縁にはシュガーバームやイチゴの仲間もあった。

さて、フタバガキがうまくこの隙間に芽を出して成長することができるか? 
この隙間を巡る争いの勝者はいかに? 何年か後の姿を見てみたいところだ。

枝を落としながら成長し、まっすぐに伸びる幹。しかも上部も下部も変わらない太い幹は木材に適す。
ラワン材として利用される。ベニアというのもフタバガキのこと。
成長が遅く、乱伐でフタバガキは激減していると聞く。


森の外側で、ガクが発達した2枚の羽根の付いたフタバガキの果実が落ちていた。
しかし、実の部分の欠けているものがほとんど。この実を食べたのは誰?リス?

 
上を見上げたら高い枝に果実がぶら下がっていた。 花もあった。

フタバガキはボルネオでも見ている。羽根の付いた果実も拾ったことがあるが、木に着いた果実や花を見るのは初めてで感激した。高くて写真がうまく撮れなかったのが残念。
W先生の訳された本によると『初めて花をつけるのに60年ぐらいかかるものもあり、次に花が咲くのも3年・7年・11年かかるものもある』と書かれている。フタバガキ科は500種類ぐらいあるというので、その種類にもよるのだろうが、ラッキーには違いない。


この写真はTさんのをお借りした。花を見る機会というのはそうそうないだろう。

森の中でフタバガキの木に絡んでいるツルがあり、アルソミトラだと聞いた。
「ヒラヒラの付いた実」欲しかったけど残念ながら落ちてなかった。

ブキット・サリ寺院を後にデンパサールへ向かう。

 
途中の川が濁って水嵩が増えていると思ったら、横の田んぼが水浸しになっているようだ。
そんなに雨がふったの?その横の畦には100羽ぐらいの白いサギが見えた。

町に入ると目に付くのはお寺。オートバイ。
並んだ車の間から急に出てくるオートバイ。危ないなあ。バリでは自転車はほとんど見なかった。
山の方では子供が運転しているのも見た。免許は17歳からだという。警察は?「ここまで来ません」

和食の店や回転寿司の店もある。「家族で回転寿司を食べに行ったがすごく高くてびっくりした」とガイドさん。
回転寿司はバリではお手軽ではないらしい。

途中のスーパーで買い物をし、夕食の中華料理店に入り、その後はいよいよ空港に向かう。
お世話になったガイドさんとのお別れがさみしい。また会えるといいなあ・・

楽しかった思い出を胸に深夜便に搭乗。
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