みどりの野原

野原の便り

6月30日 吉野山ぶらり歩き

2007年06月30日 | Weblog
妹と吉野へ
ケーブルから中千本のあたりから蔵王堂~七曲を経て駅までゆっくり歩いた。

曇り空で汗はでるが、吹く風は涼しい。

山道には白いホタルブクロがいくつも垂れ、マタタビの白い葉も涼しげだ。


    マタタビ

「イチゴ。おいしそう」と妹。
「それはイチゴじゃなくてコウゾだよ食べれないことはないけど、口や舌にヒゲが
残るよ」と以前に食べてみたことがある私。
見かけはよく熟れておいしそうなんだけど。

口に入れた妹は「甘いわ。ちょっと粘っとするね」
私も食べて見た。甘いけどおいしくない。
そしてやっぱり上あごにヒゲ(柱頭?)が残った。
わかっていたんだけど気持ち悪い。帰るまで残っていた。

こんど実があったら絶対ルーペで見てやろう。きっとトゲ状になっているに違いない。
と思ったが、以後見なかったので、又いつか見たいと思う。

道端にシオデ(多分タチシオデ)のツルがたくさん立ち上がっていた。

中千本から上がったあたりは草刈がされていて、その後に、ワラビがニョキニョ
キ。思わぬワラビ狩りができた。

弁当を食べていたとき、大きい鳥が木の枝に止まった。
双眼鏡で見ると、全体には茶色で、翼が青く、尾は黒く長くて、ヒヨドリぐらいか
やや大きい鳥だった。
なんやろう?帰って図鑑をパラパラめくって見たが不明。

きれいなチョウは帰って調べたら、サカハチチョウの夏型であることがわかった。


   サカハチチョウ夏型


         吉野 蔵王堂

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6月29日 陶芸

2007年06月29日 | Weblog
半日講習の陶芸教室で、急須型の花活けを作ってきた。

粘土はもう板状にしてくれてあり、後は少しデザインして、筒に巻きつけて胴部分
を作る。 
白く焼きあがる粘土と赤土粘土で模様を作った。

底と取っ手と注ぎ口、蓋をそれぞれ作ってくっつける。

こう書くと簡単なのに、2時間の予定が3時間もかかってしまった。

出来上がりは1ヶ月ぐらい後になるという。
ちょっと失敗したところもあるが、とにかく完成が楽しみ。

夢中で、写真を撮るのをすっかり忘れていたので、写真は出来上がりの時に。

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6月28日 庭木の剪定 

2007年06月28日 | Weblog
今日はやるぞ~。今日しかない!

早朝から作業服に帽子姿で裏庭の植木の刈り込み

アジサイ・サラサウツギ・ライラック白・ヤマブキ八重と一重・サザンカ白と赤・
ビヨウヤナギ・キンシバイ・ハナチョウジ
どれもほったらかしなのによく咲いてくれた。


サラサウツギは小山のよう。サザンカは・背が高くなってるので届きにくい。
足元は石や草花で踏み台も置けない。
「ころんで怪我したらえらいこっちゃ。遊びにも行かれへん。」と自分に言い聞か
せつつ、背伸びしたり石に乗ったりしてチョキチョキ・・

木の上のほうは成長が旺盛だからしっかり切っても大丈夫って習ったな。
枝の途中で切らず、芽の上で切るって言わはったな。などと園芸の講習を思い
出しながら、チョキチョキ・・・

そのうちノコギリも持ち出してサザンカの枝も整理した。
裏のお宅に張り出してる枝もきれいに刈った。


         すっきり!

刈り込みバサミで刈った後は、枝葉の後始末。
アジサイとヤマブキはゴミ収集に間に合った。
後は積んでおいて次のゴミ出しの時にしよう。

フェンスには種から育ったムベとサネカズラのツルがどこへ行こうかと手探りして
るみたい。モッコウバラも暴れている。
うちからあげたお隣さんのサネカズラは何年か前から花が咲き、実をつけはじめて
いるというのに、うちのはどちらもまだ実はなったことがない。

やっぱり世話の違いかな?

さわってるときりがない。いい加減のところで目をつむって、今日の予定は終了。
残りはまた後日。

今、花が咲いてるのは、下記の他ヤブミョウガ・センリョウ・マンリョウ・ヤブ
コウジ・シモツケ・ウキツリボクなど
       
         アガバンサス          キョウチクトウ

       
         ランタナ            ボタンクサギ
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6月26日 K大 インストラクター養成講座 ④

2007年06月26日 | Weblog
春の講座の4回目

幸か不幸か、今日も雨は降らず。
1人欠席で8人出席

K講師の指導の下、小学生に対して観察会をやるための、ショートプログラムで
雨の時もできる「葉っぱのトランプ」「赤い糸」「生き物の名前探し」をやる。

ゲームはみんな興味をもってやっている。
こうやって楽しむことが第一。そして楽しみながら自然のいろんなことに気づき、

それを子供たちに伝えられるようになることが求められている。

もともと自然の中での経験のない学生たちなので、先ずは面白さに気づいてもら
わねば。
ゲームの合間にも木の特徴などの説明も入る。

 

そして、今日は次回最終回に向け、模擬観察会の下準備として、今までやってき
たことを参考に、どこで何をするかを考えてもらった。

短い講座の中、学生同士のなじみも充分でなく、班で相談する機会もなかったが、

テーマを与えられて、2グループが動き出した。

動きがよかったのは、私たちが予想していなかった班だった。
一見、だらだら、バラバラと思ったチームが早く結果を出してきたのが、以外だ
った。

次回にミニの観察会を班毎にやるための相談がもう少し必要だ。

 
構内に植栽されたハマナス              ハマナスの実

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6月25日 額田園地アジサイ&宝山寺

2007年06月25日 | Weblog
卓球クラブ「ひまわり」メンバーで、軽ハイキング。 13名で生駒方面へ

大昔に乗った? 記憶も定かではない、「生駒ケーブル」で宝山寺で乗り継ぎ、
山上駅で下車

 
ブル号


下を見る

ここは生駒遊園地のあるところ。平日なので人はまばらだ。

小学生のころ、写生大会があり、写生した記憶のある「飛行塔」がまだあった
ので懐かしかった。
確かあの時は「佳作」という、良いのか良くないのかわからない賞をもらった
記憶がある。賞品はクレパスだったと思う。

帰りに通った時には動いていた。


             飛行塔


いろんな遊具があるが、昨今の事故を思うと乗るのも勇気がいるなあ。

さて、遊園地を抜けてくだり、額田園地と呼ばれるアジサイの花園へ。
山の斜面を切り開いて道路を幾重にも七曲よろしく作り、斜面一面に植えられ
たアジサイを見て回る。

 
アジサイの道


アジサイの階段


さすが山の上。気温も平地に比べ低いからアジサイも咲き始めたばかり。
まだまだ見頃は続くだろう。

    
      ベニガク               クレナイヤマ         

そんなアジサイの中、木に絡みついたイワガラミが満開で、テイカカズラの花
もこぼれんばかりに咲いていて。これは自然の雰囲気が感じられた。
やっぱり「何とか園」いうのはきれいだけど、人工的だ。

 
 カタツムリはIさんの孫さんへの土産になった         イワガラミ


ヤマボウシもまだ見頃のが何本もあった。

Nさんからおもしろいことを聞いた。
「6月26日にアジサイを切り半紙に包み、生年月日と名前を書いてトイレに逆
さに吊るしておくと女性は下の病気にならない」というもの。
「次の年まで置いておき又新しいのと取り替える」のだそうだ。どこの習慣か
は人づてに聞いたのでわからないそうだ。
明日なのでまだ間に合う。

もうひとつ「ヘビイチゴを焼酎に漬けたのが口内炎に効く」 これもはじめて
聞いた。
まあヘビイチゴは毒ではないので、焼酎がおいしいと塗り過ぎない様にすればね。
「うちの主人はあかんわ。匂いだけでも酔っぱらうわ」という人もいた。

大勢いるといろんな情報が飛び交う。まあみんなのにぎやかなこと!

帰り道はあっちだ。いやこっちへ行ってみる。と、二手に別れ・・・結局は
無事同じところに着いて、大笑い・・・
今日のメンバーの一人で、尊敬する先輩Sさんの川柳「ハプニング 少しはほ
しい 旅日記」で1件落着。 これは私の旅行にも言える。

くだりは七曲をくだったが、帰りは階段で登った。
「階段を 健康器具と 心得る」これもSさんの句。 こう思えば苦もまた楽
し。 この2句気に入ったわ。

宝山寺へも初めて行った。商売の神様「生駒の聖天さん」というのがここのこ
とだとは知らなかった。

     
          宝山寺            すぐ上にツバメが止まった
 


ケーブルは山上駅から宝山寺駅の間に2つ駅があり、すぐ横に住宅やマンショ
ンがある。
眺めはよいだろうが、車道はあるにしても、毎日の上り下りを考えると大変そう。


まあにぎやかで楽しい一日だった。










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6月23日 教育大下見 & ホタル

2007年06月23日 | Weblog
観察会の下見を口実に、集まってゆっくりしようという思惑が外れて?
暑い中、一日ばっちりお勉強になった。
メンバーの1人が来れなくなった代わりに、なつかしい珍客Kさんが来てびっくり。


学校へのエスカレーターは上りのみ

世話役のS君が、資料もきっちりと準備万端やってくれていて、構内の木をめぐる
グリーンアドベンチャーの解答用紙を渡された。
5人でそれを回り、S君の案内で図書室もゆっくり見た。


        バッタがたくさんいた

さすが教育大。小・中・高の学校の教科書も置いてある。
その当時は仕方なしに勉強していたけれど、今はもっと読みたいなーと思った。

お昼は予定通り学食で食べた。

学食は100グラム120円レストランのバイキング方式になっている。
品数も豊富でデザートもスイカ・ライチ・パイナップルほか何種類もあった。

あれこれと少しずつ乗せると結構なグラム数になる。650円ぐらいになった。


この他に食堂がもうひとつとレストランもあるらしい。

グリーンアドベンチャーを一つ一つ回り、教材園へも案内してもらい、タルホ小麦
を探していたら、ちょうどそこにおられた先生が探してくださって、説明もしてく
ださった。



下見をしっかりしたので、本番ではS君にがんばってもらおう。


ホタル
終わってから大阪堺の菅原神社で昨日と今日の2日間やってる「ホタル祭り」を見
に行った。
すごくきれいだった。 と、いいたいところだが・・・

第一次反省会?をして、3人は帰り、私とHちゃんと今日来れなかったKさんとも
堺東で合流してホタルの時間まで食事をして待ち、さあ今から行こうと近くまで来たら、すごい人。列ができている。最後尾に並んだ。

交通整理の人に聞くと「待ち時間3時間」という。
エエッ? 今8時半で3時間待って11時半。こらあかんわ。

この菅原神社はS35年から、他から譲り受けたホタル20匹から養殖し、境内の日本
庭園に自然発生するようになった。人工飼育もし、多い年では5000匹も飛んだらし
い。
この2日間は特別に篠山のホタルも放すという。そういうわけで遅くてもホタルが
飛ぶようだ。
でもあまりに遅すぎる。お泊りの準備もしてないので、残念ながら列から離れた。
私たちの後ろにもまだすごい人の列ができていた。
ゆっくり食事してる場合じゃなかった。 

人生計画通りにいかないわー。


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6月22日 年老いたエンジュ

2007年06月23日 | Weblog
出かけたついでに、「気になる木」を見に行った。

それは、畝傍御陵前駅から橿原神宮参道へでる道の端、元の橿原図書館のある
3差路のところだ。

畝傍駅前の街路樹は、昔エンジュ並木だった。

20年ぐらい前、植物の岩田先生と歩いたとき教えてもらったものだ。
奈良県でエンジュが街路樹になっているのは珍しいと聞いたように思う。
その時、数珠のような実をつけていた。

尊敬する岩田先生のことを思い出す木だ。

だいぶ経ってその道を見た時、桜並木になっていた。エンジュはどうしたのか
な?
と思ったが、そのままになっていたのだが、去年、その道の端に1本残っている
エンジュを見つけたのが、このエンジュだ。
しばらく見ないうちに、すっかり年寄ってしまっていた。

それでも、去年は花もたくさん咲かせ、実もなった。
今年花の時期には来ていないが、今日見たことろでは葉はたくさんつけている
が、実は見えない。

ますます傾きもひどくなって、横の車庫だか、物置だかに今にも倒れこみそう
だ。
   
      倒れそうなエンジュ          根元 向こうが見える

今年が見納めかも知れない。そう思いながら写真を撮った。

腐りのひどい根本から1本「ヒコバエ」が伸びていた。

なんとか命をつなごうとしているエンジュ。 じ~んときた。
 
       ヒコバエ



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6月21日 郡山 

2007年06月22日 | Weblog
筒井駅~小泉神社~庚申堂~慈光院~矢田寺~矢田座久志玉比子神社~
民族公園=バスで=大和郡山駅まで、

家の間を抜け、川の横を通り、よく調べた道を案内してくださったが、覚えられな
い。

 
梅雨というのにいい天気で、しかもほとんど舗装道なので暑かった。

小泉城の城門を移築したという小泉神社。鐘楼やクスノキの大木がある庚申堂。
ここの門前の民家の軒先には、奈良町でよく見られる「くくりざる」がぶら下げて
あった。手足をくくられたサルは、我満を教えるものだそうだ。
初めて聞いたが、私はごめんこうむりたい。

  
           庚申堂                      くくりざる

小泉神社も庚申堂も初めて来た。

茶道石州流の発祥の地、慈光院は覗いただけで通過。

午後は矢田寺に参拝というよりアジサイ見物。いろんな色が重なり合っていた。
木の上にはイワガラミだかツルアジサイだか(確認できなかった)もさいていた。

 
アジサイ 


シャラノキ


暑いけれど、吹く風はさわやかだ。
田植えの終わった田んぼを覗き込むと、カブトエビが泳ぎ回っていた。


次に行った矢田座久志玉比古神社は延喜式内社だが、軒先には飛行機のプロペラが
軒に取り付けてあり、航空の神様にもなっているという。


            航空祖神

その後、矢田民族公園を通り、バスで大和郡山まで帰った。
10キロあまり、22000歩ぐらい歩いたらしい。

里山の同期生で最高齢(85歳ぐらい)のKさんは、立派に完歩された。
しかもバスにも乗らずに。
日頃から体力保持に努力しておられ、私たち若い者の(Kさんから見れば)尊敬の
的になっている方だ。




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6月20日 鉢ヶ峰

2007年06月20日 | Weblog
堺市の鉢が峰までは家から2時間はかかり、交通費はバス代を入れると3,000円ぐらい
かかる。でも大好きなところだ。

開発の波に押されながらも、里山の自然がまだ残っている。
昔みた風景、なつかしい草花が見れてほっとする。

池がいくつかあり、ショウジョウトンボやキイトトンボなどが飛び回っていた。
ヒシが覆う池には、クワイやカンガレイなどの草が生えて、メダカもすんでいる。

ショウブやヤマトミクリの生える池もあった。羽化したばかりのようなトンボが止まっていた。

 

田んぼの斜面にあるキキョウは、持ち主の方が草刈りの時もちゃんと刈り残して下さっていて、
1mぐらいに伸びて、先には小さいつぼみが付いているのもあった。
タチカモメヅルも咲くらしい。花を見たいなあ。


        オカトラノオ

コモウセンゴケの花は開いていなかったが、前に来たときにはピンクのかわいい花を見れた。

他で見たことのない「コジキイチゴ」というのもある。
オレンジの大きい実をつける。変わっているのは中が空洞になっていること。
ちょうどいい時期に食べるとおいしいらしいが、時期が遅いのかあまりおいしくなかった。


たれが名づけたか コジキイチゴ

ササユリはいつも咲くところのは、花数がすごく多い。ササユリも球根が大きくなると
こんなにたくさんの花をつけるのね。



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6月19日 K大講座 ③

2007年06月19日 | Weblog
3回目の講座

今日は実践に向けて、ショートプログラムをいくつか取り入れた講座内容だ。

2人ペアになってのゲーム形式のものを2つ、
樹皮を写し取り、樹皮の違いを感じるもの。
葉の違いを見、タラヨウの葉に字を書いてみる。
コブシの葉の水を落とす仕組みの話
ヤマモモとアメリカフウの葉っぱの笛 
先週から引き続いての形探し
その間にマテバシイやクスノキ、ユズリハを見る。

  
            講座風景                     


            笛の材料


毎回盛りだくさんで時間いっぱい。

全体に動きがスローだが、タラヨウや葉っぱの笛は人気で、嬉々としてやって
いた。

受講生も慣れてきたが、あまり真剣さがなさ過ぎる学生も・・というか、
今まで自然に向き合うという経験がなかったんだろうな。

今日の講座を参考にして、実際に小学生に自然の不思議を伝えるのは
君たちなんだよ。

後2回に期待しよう。

帰りに、前に前年の受講生も指導役に回って手がけた、T小学校のビオトープ
を除きに行った。
計画通り水が流れていて成功しているようだが、作りっぱなしにしないで、
落ち葉の掃除やメンテナンスも必要だ。
 
            ビオトープ (フェンスの外から)
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