みどりの野原

野原の便り

3月31日 飛鳥 祝戸から飛鳥駅

2013年03月31日 | Weblog
大阪の観察会で何回か出会った人とその知り合いの人を祝戸を案内することになった。
朝から降り始めた雨も歩き始めて間もなくやみホッとする。


石舞台近く、先日まで工事中だった所がもう通れるらしい。 長い階段を登る。
            右)尾根へ出た。山は木が所々伐採され、よく手入れがされていた。
 
展望台からの景色は雨上がりで残念ながら視界はよくない。

ヤマネコノメソウ・ヒメウズ・スミレの仲間・キュウリグサなど小さい草花、
ニワトコ・コブシ・アセビ・ヤマウグイスカグラなど・・


  アカメガシワきれいな赤い芽     芽鱗でしっかり守られたクヌギの冬芽

 
        エゴノキの冬芽            センダンノの葉痕はお猿のよう。
 

       カキ

朝風峠から飛鳥駅へと下る。途中でキのオスを見た。 
 
       ムギクサ           ヤワゲフウロ         
こんな田舎にも外来種はどんどん進出。飛鳥でムギクサやヤワゲフウロを見つけたのはずいぶん前のことだ。

今回ご案内したお二人は飛鳥や歴史や草木にも詳しく、私は道案内だけで教えてもらうことが多く、勉強になった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月30日 平群~十三峠~元山上口 

2013年03月30日 | Weblog
今年初めての平群。しかも広域農道から山へは何年かぶりだ。

 
   長楽寺のサクラも満開        いつものスミレロードを通って・・
春の草花のきれいな田んぼ道から白山神社前を今日は通り抜けて尾根道へ。

 
ケイオウザクラはもう盛りを過ぎていたが、アオモジはまだまっ盛り。この辺りのモクレンも見ごろはやや過ぎ。 

 
          シキミ                  スモモ
 
 
久しぶりの杵築神社 カヤの大木のある境内でお弁当。 静かないいところだ。

 
ヤブサンザシ 花の咲いているのは初めて見た。 花は複雑な形 大きいガクの間の小さいものが花弁らしい。


福貴畑は花卉栽培の盛んなところ。ちょうどキクの挿し木苗?を植えておられる畑もあった。
山を切り開いて新しい畑地を作っているところも目に付いた。一方では荒れたところもあり・・
水道タンクあたりでもう花弁の茶色が目立っていたモクレンの咲き具合が標高が上がるにつれ、日を逆戻りしているように花盛りの所、まだ蕾の所と変っていくのも面白い。


ずっと登って十三峠に到着 標高462m 平群町と八尾市の境にある。

 
スカイラインに並行する山道を北へ。それから下り・・この会の実習地の山に入る。


ここの里山管理を初めてもう10年以上。少人数なのに頑張っておられ、すっきりとしていた。

 
草刈りをするようになって出てきた ミヤコアオイ   シュンランが今年も出てきた。
シュンランに会えてうれしいな。 このごろはあまり山で見ることもなくなった。   


暑からず寒からず、サクラがちょうど見ごろのハイキング。途中でツクシを摘んだりゆっくり歩けていい一日だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月29日 潮干狩り

2013年03月29日 | Weblog
松阪へ潮干狩りに連れて行ってもらった。
潮干狩りは子供が小さい時以来なので楽しみ。
霧の深い高見山近くを通って・・
 
飯高道の駅で休憩  ツバメが飛び交い、軒下に止まって巣づくりの場所を確認中?

潮干狩りの場所に到着。
干潟ではすでに貝を取っている大勢の人。
みなさん長靴・バケツなど準備されていた。
長靴が要ったか・・私は水に入るつもりでサンダル履き。冷たかったらどうしよう。
「着替えやお茶はどこへ置いとくんですか?」と問えば「何も持っていかないよ。お茶飲んでる間なんかないわ。それにどこで着かえるの」 そうなんや。そんなものなんか・・
 
さっそく干潟に入る。思ったほど冷たくなくてよかったあ。気持ちいい。

近くにいたみんなは、次第にばらばらになり・・
「おばちゃんこれは生きてる?」と聞きに来ていていた子供たちもみんな散らばってしまった。
最初は要領を得ず、その辺をひっかきまわしていたが、まあ少しは捕れるようになってきた。でも小さい。
後で海に帰してやろ。と思ったり、ダシぐらいにはなるかと思ったり。

その辺の人に「何かコツがありますか?」と尋ねるが「そんなものあらへん。根気根気」
とはいえ、ベテランの人は砂にめり込まないように工夫した椅子持参。道具も工夫されていた。なるほど・・
大阪から来ている人・奈良の人もいた。
「そろそろ帰ろか」の声 ほんとにお茶も飲んでる暇なかったなあ。
 
私の収穫 小粒だけどまあまあ獲れた。
他の人のを見せてもらった。大きい!

 
「これは砂が多くて食べれない」と言われた「ドンビ」という貝。シオフキともいうらしい。 
大きいのが獲れたと喜んでいたのがドンビでがっかり。
                  右)ツメタガイ これは貝殻 生きているのもいた。

道具や濡れた足の始末をして車で帰るのかなと思ったら今度は川でしじみを探すという。
靴も履き替えていたので熊手だけ水に入れて砂を掘る。
 
      川でシジミ獲り               ほんの6個ぐらい獲った。   

 
子供さんが見つけたカレイの赤ちゃん。砂の上ではほとんどわからない。


  ハマダイコンが咲いていた。
帰り,同じ飯高道の駅でこんどはイソヒヨドリがよく見れた。
ハクセキレイが2羽、しつこくもつれ合っていたのは縄張り争いか?

後日、
 
   アサリは塩抜きして うしお汁と 右)佃煮にした。  もちろんお味はGood
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月26日 野崎~飯盛山~四条畷へ

2013年03月26日 | Weblog
前にも一度行ったことがあるけれど忘れている飯盛山コースを友達の案内で歩く。
(h22年4月4日 少しコースが違うがこの辺を歩いている。サクラが満開だった。野崎観音ではセイヨウシャクナゲ・シャガも満開 帰り道ではヤマザクラも咲いていた。四条畷駅前で反省会をしたと記録あり)

朝は少し肌寒かったが歩くにはちょうど良いさわやかな気候。
野崎駅から野崎観音へ。
野崎参りの屋形船が行き来していたというが、川はどうなったのかな?

 
野崎観音 本尊は十一面観世音菩薩  安産を願うイヌのお守りがたくさん軒下に吊るしてあった。

 
       サクラも開花                  ミモザ

境内から飯盛山の登山道に入る。
 
飯盛山は花崗岩の山 岩を削って作られた山道~南尾根道へ

 
       ヒメカンスゲが盛り             スズメノヤリ
コウヤボウキの可愛い新芽 モチツツジも膨らんだ蕾、ミツバアケビの花 春の山はやさしい色にあふれていた。


ジャノヒゲの根に丸いコブが連なる。 これが生薬 麦門冬か。
ホソバジャノヒゲやオオバジャノヒゲでも根のコブはできるのだろうか?


      シハイスミレ? そのあたりに群生していた。
絵日傘コースに合流して飯盛城址へ。
楠木正行像の近くで弁当にする。
飯盛山城址は標高314.3m(展望台付近)

ここから四条畷への下りは階段の多い急な下り道。
下りがきつい分下りるのは早い。4,50分で麓の御机神社におりた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月25日 畑 初タケノコ

2013年03月25日 | Weblog
久しぶりに畑へ。
イノシシと根こぶ病で妹がギブアップした畑、今は果樹が少し植えてあるだけ。
山も枯れ草に覆われていたのを、先日子供が草刈りをしてくれた。
今日は山の縁の溝の落ち葉上げと刈った草の残りを燃やすための作業をした。

 
 隣の山との境界に竹の根の侵入を防ぐために父が掘った「地獄溝」
 
 
        背丈ほどもあったという草を刈ってすっきりした山 
 
  ツバキの木が人知れずたくさんの花をつけていた。

 今日見つかった中小のタケノコ 今年の初収穫 今年はタケノコのできはどうかな? 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月24日 ツバキ展

2013年03月24日 | Weblog
京都府立植物園は花盛り。
午前中、ツバキやウメ・サクラなどの花木を見る。

 
ボケ・サクラ・レンギョウ いろどりも鮮やか  見過ごしそうなシダレカツラも雄花開花中

 
アンズ ピンクだけではなく白も薄い色のもあった。品種があるのだろう。 
                       右)カンヒザクラ 満開

 
     カンザクラ        コブクザクラは一つの花に実が2つできるそうだ

 
オオシダレザクラ 植物園が再開園した昭和36年に植栽されたらしい。シンボルツリーの一つ

 
       ハクモクレン                  コブシ

 
   ゲンカイツツジ 白もピンクも          ハシリドコロ
椿展
 
京の椿・江戸椿・中京椿・・各地の銘椿が切り花で展示 先日お話を聞いた市家の椿も。

 
      茶花として            斑入り葉の椿
鋸葉・錦魚・斑入り・覆輪・柳葉・銀歯・・葉変りの椿
一重・八重・千重・唐子咲き・・咲き方もいろいろ。
暗い赤の黒椿・黄色のキンカチャ
日本の椿・外国の椿 今も新しい品種がつくりだされている。


     キンカチャ
その後は和歌や俳句の中のツバキのお話を聞く。
ツバキは古くから霊力のある木としてあがめられ、古い歌謡には皇后が天皇を称える・また女性が男性を称える時に歌われ、長寿を寿ぐ木でもあった。ツバキを女性になぞらえた歌もある。                                       
その後はウメやサクラが好まれるようになったが、和歌や俳句にはツバキが多く詠まれている。
白花ツバキが初めて詠まれたのは後拾遺和歌集だそうだ。
又、詠まれた俳句から寄せ継ぎをして1本の木にいろいろな花を咲かせる楽しみ方があったこともわかる。
たくさんの例句を解説された。
ツバキ展のたくさんの種類のツバキを見、歌や俳句を見ると、いかにツバキは大切にされ、好む人が多いかがわかるような気がした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月23日 モグラ

2013年03月23日 | Weblog
子供の頃、お父ちゃんが畑で仕掛けた罠にかかったモグラを家に持って帰ってくれたことがある。
バケツに土を入れた中に入れたモグラ、あのつやつや・すべすべの毛、ごつい前足・・懐かしい。
モグラの話と聞いて聞きに行った。
講師は鳥獣害対策をやっている会社にお勤めで、モグラの有効な駆除対策を考えるのに、モグラの研究を始められたという。
モグラはネズミとちょっと似ているが、ネズミは ネズミ目(齧歯目)・モグラは食虫目(調べたらトガリネズミ目と書いてあった)
目は退化してほとんど見えない。
地中で生活しているだけに分からないことが多い。

飼育観察して分かったことを話してくださった。
モグラは4時間寝て4時間起きる生活をしている。
食べ物は完全肉食。ニンジンやジャガイモをかじるなどと言われるのは濡れ衣のよう。
ミミズやスズメガの幼虫・コオロギなど昆虫を食べるそうだ。
大食漢で捕まえて餌が不足すると死ぬ。
飼育中は虫の他、ミンチ肉も与えたそうだが、オーストラリア産や鳥のささみは食べないなど好き嫌いもあるらしい。
水はハムスター用の給水器で上手に飲むのだそうだ。
ウンチは巣穴を出這入りする前後に、決まった場所にする。
穴の中を前進だけでなく自由に後退もできる。などなど映像も交えて面白いお話。
粘り強い観察・・すばらしい。

田畑では穴をあけるときに野菜の根を切ってしまう。地中に空間ができて枯らす。
田んぼの畦に穴をあけるなど被害がある。
よく見かける「ペットボトルの風車」は効果はないらしい。
穴には巣に通じる幹道(巣穴は深さ1.5mぐらいまで)・いつも通る生活道・よっと寄り道程度の短い道がある。


待ち伏せ式の筒型の捕獲器 簡単な仕組みだが、いつも通る性活道に仕掛けるとよいとのこと。
生活道は壊れたら修復して使う。
自分の畑だと捕獲に許可はいらないが、飼育には許可が必要。
飼育しない場合はどうする?
昔は取ったモグラはどこか(役場?)へ持っていけば買い取ってくれたけど、今は? 遠くへ放す?
その辺しっかり聞かなかった。

本物のモグラには会えなくて残念。触ってみたかったなあ。
子供の時、もっとよく観察しておけばよかった・・
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月22日 今春初めて見た ショウジョウバカマ  シュンラン 

2013年03月22日 | Weblog
昨日は大阪・神戸もサクラの開花が発表された。例年より1週間早いという。
今日も天気は快晴だ。河内長野のいつもの場所 

 
田んぼのフェンスに干されたいのししの皮 2頭分 まだ生々しい。
ここでもイノシシは増えているらしい。前よりも田畑の周りの柵が増え、頑丈になっている。
このイノシシ、檻で捕まえたものだろうという。
捕まえたところまではいいが、鉄砲で撃ったのと違いまだ生きているわけで・・
肉と毛皮にするまでには・・大変だなあ。しし肉はおいしいけれど・・・

 
ヤマアカガエル?ニホンアカガエル? 
無数の生まれたてのオタマジャクシやまだ卵塊の中にいる勾玉状の幼生がいた。

午前中は2班に分かれて、午後は合同で3つの区域を調べる。
スミレ 6種類
 
 
 
上左から タチツボスミレ・ノジスミレ・コスミレ・ニオイタチツボスイレ・シハイスミレ・ニョイスミレ
モンシロチョウ・テングチョウ・キチョウ・などが花を求めてとびまわっていた。

 
      ショウジョウバカマ蕾          シュンラン   
少なくなっているがここではまだ健在 うれしい

 
       ツルアリドオシ          スモモ
サクラもモモもスモモも・・今からが一番華やかな季節だ。

山に近いからか草花の開花はやや遅めのように感じたが、合間にツクシも摘み、山で育てたシイタケをいただき・・
うれしいお土産付きの観察会だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月19日 藤本山 万葉展望台

2013年03月19日 | Weblog
お墓参りのついでに藤本山 万葉展望台へ。

  
 菜の花畑 万葉文化館近くを出発     民家の庭のオウバイ・レンギョウなど愛でながら山道へ。

 
急な山道に入る 前に来た時よりも荒れていてところどころに雨にえぐられたクレバスのような割れ目ができていた。

 
     シダの芽やカナヘビに気持ちを紛らせながら登る。

 
ミツバアケビの新芽 同時に蕾も  約1時間ほとんど平地はない。
       (右)やっと展望台の分岐の道しるべ。ここを右へ少し登ったところが展望台


    藤本山 万葉展望台 標高470mだから300mぐらいは登ったか。二上山(標高517m)に近い高さ。
   展望台からの景色はあいにくの春がすみ?

下りは上居の方へ。

30分ほどで地蔵の所に下りてきた。そこから農免道路まで下る。

 
       こちらはアケビの蕾       飛鳥の里の美しい季節  


今日もツクシを摘んで帰った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月18日 西宮神社~香櫨園浜~夙川周辺

2013年03月18日 | Weblog
雨の予報だったが、みんなの意見は Go!
幸いにも午前中は雨は降らず、酒蔵通りから香櫨園浜 夙川沿いに散策。


西宮駅近くに 阪神大震災のモニュメントがあった。 
あれから18年。よそから来てぱっと見る分にはここでどんなことが起こったのか想像もできない。
人間のたくましさを感じた。

初めての西宮神社へ。
福の神 えびす様を祭る。

正月10日えびすの開門で一番福を目指してこの表大門(赤門)から走りこむ。
            右)気になった太鼓橋 今は通れないが、以前は人間が渡っていたの? 


境内にヤブツバキの赤い花 イカルが2.30羽 葉を落とした木に群れていた。

香櫨園浜へ。
途中には酒蔵が並ぶ「酒蔵通り」も。
 
      遠くに西宮大橋     跳ね橋(御前浜橋)は可動式で人工島と西宮浜を結ぶ

 
香櫨園浜 今はひっそり きれいな砂浜が続いていた。 砲台 コンクリート作りかと思ったが、幕末に勝海舟によって作られた石造り。使われないまま明治を迎えた。
 
波打ち際を歩く。アカクラゲ 樽型のクラゲもいた。 きれいな鳥の羽根 
ユリカモメのものらしい白い羽も落ちていた。ユリカモメはたくさんいた。

夙川右岸を北へ。

夙川の上流を見る。 正面に見えるのは甲山 
花見時には人でいっぱいらしいが、今日はゆっくりと歩ける。
 
サクラは1.2輪咲きかけてている枝もあった。 ウメは満開  そばのおうちのハクモクレンも満開
他にも花の咲く木がたくさん植えられている。
ここでもたくさんの鳥が飛び交うのを見れた。

 
何の木だったか・・結べそうに曲がった枝  石垣の間にイヌノフグリ 小さいながらもしっかりと根づいていた。

午後は雨降りの中を・・

 
前にバス通りからちらっと見て気になっていた夙川カトリック教会を見に行く。

白鹿酒造館で試飲して買物をして・・
宮水井戸の集まっているあたりを歩く。

宮水発祥の地 宮水とは、六甲山系からの水が伏流水となり湧き出る酒造りに適した水
以前は広範囲に湧出していたが、相次ぐ天災などで現在ではこの周辺地域に限られるようになっているとのこと。

 
       白鹿の宮水井戸      大関の宮水井戸
他にもいくつもの酒造会社の宮水井戸が大事に囲われていた。

午後からの雨にも負けず、酒蔵あり浜あり川あり、お昼ご飯に反省会、目いっぱいの西宮散策ができた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする