みどりの野原

野原の便り

8月30日 2日目 スノーケル & 磯の観察

2009年08月30日 | Weblog

朝 宿の窓から海を見る。まだ波が高そう。曇り。大丈夫かなあ。

「波が荒いので場所を変えてやります」と電話があった。よかったあ。

午前 スノーケル
水着に着かえて竹野スノーケルセンターへ
友達2人はダイビングをやっているが、私はやらないので海は久しぶり。

ウェットスーツ・マリンシューズ・帽子・スノーケルマスク等セット・
足ヒレを借りる。
「Lしか入りませ~ん」といったが、なんとかMサイズに体を押し込み・・
堤防で囲まれた竹野浜へ。堤防の外は波が荒いがここは静かだ。

インストラクターは大学生のお兄ちゃん。
マスクやスノーケルのつけ方・くわえ方・フィンのつけ方等教わり海に入る。

水がしみてくる・・けどウェットスーツのおかげでそんなに冷たくはない。

今年の夏は気候が不順で水温が上がらなかったそうだ。

自己紹介の後、息抜きの方法も教えてもらって、2人セットで岩の周りを
泳ぐ。

  
        3人(私中央)              海の生き物 
最初はあまり生き物の姿は見えなかったが、岩の隙間には貝や小魚の姿が
見えたり、イカがアジを食べているところを見れたのは感激だった。
スタッフの方が底にいるものを捕まえてくれ、いろんなものを見ることが
できた。
2時間はあっという間に過ぎた。

イトマキヒトデ・クモヒトデ・カニダマシ・タツノオトシゴ・ナマコ・
ヤマトホンヤドカリ・バフンウニ・キンセンガニ・ニジギンポ
・オコゼ・ハオコゼ・アオウミウシ・貝・ヤドカリなど

 
      ヤマトホンヤドカリ           タツノオトシゴ

温かいシャワーを浴びて
お昼は朝から宿で作ったおにぎりや食べきれなかったおかずなど無駄なく
詰めた豪華版
でも、私は「海酔い?」したようでお昼は抜いた。

午後は海の観察会
参加者は私たち3人と4歳?の男の子とお母さん

先ずは勉強会から。
インストラクターさんは子供向けに説明
この辺は北からの冷たい海流と南からの温かい海流が混じりあい生き物が
豊富なこと。海流に乗ってカマイルカが1万頭も着たことがあること。
南の海流に乗ってソラスズメダイやカゴカキダイなど熱帯魚も来ること。
ヤシの実や韓国・ロシアからの漂着ゴミ。注射針なども混じること。
ゴミのせいで海藻が減りイカやタツノオトシゴなどが住みにくくなること。
ビニール袋はクラゲと間違えてイルカが食べることなどお話された。

外国からの漂着ごみについては聞いたことがあるが「日本のゴミはハワイ
へ流れ着く」と初めて聞いた。被害者と思っていたが加害者でもあるわけ
でもっと啓発の必要を感じた。

お勉強の後は波は少し高いが生き物の多い大浦湾で岸に近い岩場で磯の生
き物を探す。
箱メガネで水の中を探す。初めは貝やヤドカリしか目に着かなかったが、
アオウミウシ見つけた!かわいい!色がきれい!
メリベウミウシも見つけることが出来た。

 
3センチあるかなしか「アオウミウシ」  不思議な形の「メリベウミウシ」
  
       キイロウミウシ
  
      イトマキヒトデ表         イトマキヒトデ裏返し

  
       1             2          3で元通り

 
         アメフラシ           刺激すると紫の雨?

 
      キンセンガニ                バフンウニ
その他いろいろ・・

午後の楽しい時間もあっという間に過ぎた。
やっぱり海はおもしろいな。また来たいな。
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8月29日 竹野の海遊び① 海辺を歩く

2009年08月29日 | Weblog
昨日の夜、ベーグルを持ち主に無事引き渡し、行きたかった海へ早朝に
出発

大阪で友達の車に乗る。

渋滞を避けて下の道で行くという。もう一人のお友達が詳しいのでルート
はお任せする。

途中で雨が降り出し土砂降りになった。
何も今日降らなくてもいいじゃないの~。
夏気分で来てるのに涼しすぎる~。

トンネルを抜けて少し小ぶりになり降りそのうちに止んだ。
途中昼食を含め5時間ぐらいかかって竹野町に着く。ここも涼しい。

明日予約してあるシュノーケルセンターに立ち寄る。


「リュウグウノツカイ」が展示してあった。体長3.17m
水深100mを超える深海に棲むという。
H16年に生きたまま浮かび上がったのを釣り人が見つけたそうだ。
白くペタンコの長い体 長いヒレ 不思議な形をしている。長さは5.5m
~10mにもなるという。
 
近くにある「はさかり岩」・ちょっと離れた「淀の洞門」を見に行く。
 
「はさかり岩」 海の中の2つの岩の間に大きい丸石が「はさかって
(挟まって)」いる。
   右)「淀の洞門」これも波の造形 洞門の上は断崖がずっと上まで
      続いている。

その後荷物を宿へ置いて浜辺を散策

宿のすぐそばが切浜海水浴場。曇っているからか人気全くなし。
探そうと思った貝殻は全くない。細かい砂。きれいな浜だ。

 
 ハマボッスもう枯れ枯れ          ツルナ

 
   シャボンソウ?           ハマニガナ

 
    アメリカネナシカズラ           ハマボウフウ

ハマヒルガオやオカヒジキ・ネコノシタ・コウボウムギ などもあった。

その辺を歩く
 
      ツリガネニンジン          ノブドウも色づく

ママコノシリヌグイやセンニンソウも満開 マルバツユクサのような葉も
あった。

 
JRをくぐる通路をくぐってみた。レンガで摘んだトンネルだ。
その上は撮影スポットらしい。何人か通る電車を待つ人の姿があった。
トンネルをくぐると山手の方へ道が続いていた。 右)こんな滝もあった。

いい時間になり宿へ。おいしい食事とビールでゆっくり。

波の高いのが気がかり。明日は天気になってね。
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8月28日 変なクモ オオトリノフンダマシ

2009年08月28日 | Weblog
台所のカウンターの上の梁の所に何かついていた。
何か飛び散ったのかな?と思って手でとってみたら・・

 
何これ?三角おにぎりのような。 変な目玉模様
写真に写してベランダへ逃がしてやった。
後で調べてみたら「オオトリノフンダマシ」というコガネグモの仲間らしい。

目玉状の斑紋で捕食者から逃れるために擬態しているらしい。
面白いものがいるなあ。どこから来たの?
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8月27日 サギソウ

2009年08月27日 | Weblog
大阪で集合してJRに乗り、最寄駅からバスで約30分


降りた道路わきにウマノスズクサがたくさん咲いていた。

稲穂もすっかり黄色く色づいて刈り取りを待つばかりの田んぼのそばの
車道をしばらく歩く。


池を過ぎると山道に差しかかる。道端にはやさしい秋の花が。 

 
  ツリガネニンジン        シラヤマギク 
       
 
       ツルリンドウ                ママコナ    


     キガンピが多い  

そして、Uさんの案内でわかりにくい草むらを入ると・・・
 
サギの舞に歓声があがる。どうしてこんな姿になったのか?不思議な形。

 
     サワヒヨドリ           ヒメシロネ?
よく見るとモウセンゴケやミミカキグサの仲間など小さい小さい植物も
見える。
周りはササで覆われている。こんな姿を見れるのも、誰かがちゃんと
手入れをしてくださっているから。感謝。

 
3センチぐらいはあったかな? 「ウバタマコメツキムシの仲間だ」とOさん
昆虫の図鑑で調べて「オオフタモンウバタマコメツキ」と判明
ちゃんと図鑑を持ってきていることに感心。
・・・ということは? ちょっと体を押さえてみる。
「ピキッ」と関節が折れたような音。
裏向けて置いておいたらピクッと飛びあがって元の表向きになった。

帰り道でトンボも何種かいた。もうすっかり秋だ。

それから温泉を目指す。今日は曇りのせいもあって涼しくて歩きやすい。
去年の暑くて暑くてみんなバテぎみだった思い出を笑い話にしながら歩く。

残念ながら私は預かった犬の散歩があるので、温泉&反省会には参加できず、
泣く泣く?先に帰る。
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8月26日 犬と散歩

2009年08月26日 | Weblog
今朝は南へ。いちばんよく行く散歩コース。
 
ここはコンクリートで蓋をした水路の上。横は空き地。雑草が茂る。
その中にガガイモやヒルガオなどが混じる。

 
ヒルガオ     マメアサガオ
そこから時に高市神社の方へ行ったり田圃道を通ったり。
 
 
他にもアサガオの仲間(ヒルガオ科)が地面を這っていたりフェンスに
絡まっていたり。

  
バイパスの側道を回って帰る。朝日・夕陽の影になる側を通れるので散歩
には好都合だ。
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8月25日 今日は金剛山麓

2009年08月25日 | Weblog
奈良県側の金剛山麓。
いつも山上まではたどり着けないが、だんだんと移り変わる山裾の草花を
楽しんでいる。

 
         ガガイモ                  クズ

 
     ゲンノショウコ ピンク              白

 
       オオバクサフジ            ヤマホトトギス                    

 
       カエデドコロ               ホドイモ

オタカラコウがツボミ、イヌショウマもツボミ 次来る時は咲いているかな?

 
       クマノミズキ実            アブラチャン実

 
       ダンコウバイ               サルナシ
木の実 何色に熟すのかな?・・これも楽しみ

 
今日も谷をゆく探検隊 ちょっとスリルも味わう・・
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8月24日 金剛山 山上

2009年08月24日 | Weblog
去年に続いて金剛山の山上をぐるりと歩く。

下界もだいぶ涼しくはなってきたが、ロープウェイで山上駅に到着すると、
やっぱり下界とは風の涼しさが違う。

植物班と昆虫班に分かれお昼に落ち合うことに。
 
        ボタンヅル            オトコエシ

 
        マネキグサ          イヌショウマ ツボミ

  
   フシグロセンノウ          トチバニンジン 

 
    ツチアケビ           アキチョウジ

昆虫班もたくさんの昆虫を記録できたらしい。

   
メタリックな輝きのタカネトンボ         オニヤンマ 

4時のロープウェイで降りた。秋の風も連れてきたかな?と思ったが
やっぱりまだ下界は暑い。
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8月23日 犬 散歩

2009年08月23日 | Weblog
大阪の娘夫婦が旅行で、昨日から28日まで1週間犬を預かることになった。
朝番散歩に連れていかねばならない。 

どこへ行こうか? いつもよく行く散歩道・行ったことのない横道
北へ南へ東へ西へ あまり人家のないところを選んで・・

家の周りは平地なのであまり地形の変化がない。
田んぼの横の用水路・休耕田・少し離れたところにある川ぐらいのもの。

今日朝
線路を渡って東へ歩き八木駅近くの飛鳥川辺りまで行った。


田んぼの横の車道。木の繁ったところがある。

 
中を覗いてみた。社はない。クモの巣が張ってとても中には入れない。
・・が、中央にしめ縄らしいものがとぐろを巻くように置いてある。
そして、荒れてはいるが供え物。
横の板を目を凝らして見ると、人がスキを使っているような素朴な絵が
墨で書かれ「豊年万作」と書いてあった。

普段は放ってあるが、いつかお祭りの行事が行われているようだ。
杜の木にはツルウメモドキがからんで実をつけていた。
村のお祭り 見てみたい。

夕方は曽我川を渡って西へ。田んぼの間を歩く。
前にミズワラビを時々見に行っていた辺り。一面にあったミズワラビも
今は細々と、よく見れば小さいのが少し見える程度でさみしい状態。
水を引けば復活するだろうか。
 
 
その近くのたまに覘く休耕田をふと見ると・・シロバナサクラタデが満開
だった。

 
畑の隅のクワの木に実がなっていた。紫色に熟した実 口に入れてみた。
甘い。持った手が赤く染まった。

  
用水路のそばの木にノブドウがカラフルな実をつけていた。
                二上山夕暮れ。明日もお天気がいいみたい。
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8月22日 水辺の生き物観察会

2009年08月23日 | Weblog
夏休みの子供向けのイベントがあった。

参加者は小学校低学年の子供が主で、お父さんやお母さんやおじいちゃん
と参加されている。
先ず先生からは水辺の生き物やザリガニについてお話を聞く。

次はお待ちかねのザリガニ釣り
竹の枝にタコ糸でおもりの小石と高級食材スルメを結び準備完了。
場所は建物裏の浅い池

 
     釣れるかな? ギンヤンマやシオカラトンボが飛び交う

ここがいいかな? 向こうがいいかな?場所を変えたり、粘ってみたり・・

何匹も釣れた子、頑張ったけど釣れなかった子、メダカをすくってもらった
子、小さいツチガエルをたくさん捕まえた子、シジミやカワニナやサカマキ
ガイなど小さい貝ばかりすくっている子。みんな楽しそう。

安心して遊べる水辺の少ない今、水辺の生物に親しむいい機会になった
ことだろう。


アメンボのアメは雨?飴? 初めのお話で先生が子供たちに質問された。
「飴のようなにおいがする」というのは聞いたことがあったが・・
実際に捕まえたアメンボの匂いは?・・・うん。甘い匂い。実感した。

スタッフも釣れなかった子供用?に、釣り糸を垂れる。
ザリガニも賢い。
ブロックの穴にスルメを引き込む。ハサミも触覚も見えている。
なのに、そおーっと引き出そうとすると鋏を放す。
水から引き上げる時に逃げられる。結局成功したのは午前の1匹だけだった。

終わりに「今日蚊に刺された人もいるかもしれません。でも蚊の幼虫ボウ
フラもいるからアメンボなど他の生物も生きられるのです。
人間にとってイヤなものも生物には必要なんですよ」と食物連鎖のお話を
わかりやすくお話された。


「世話ができるなら持って帰ってもいいですよ。でも途中で飽きてその辺
の川や池には絶対捨てないでね」先生から注意をうけて、プラスチック容器
にザリガニを入れて持ち帰った子供たち。大事に飼ってね。
私も飼いたいところだけど・・見るだけに。

スタッフの「元少年」の話では、昔はザリガニ釣りの餌は皮をはいだカエル
の肉だったそうだ。
元少年の話、もっと聞きたいな。

戻れるものならもう一度この子たちぐらいの歳に戻りたいな。
そしたらもっと遊びまくるぞ~!
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8月20日 畑 ・ タマムシ見っけ ・ 応急手当講習 ・ キカラスウリ

2009年08月20日 | Weblog
昼前 へ 
ゴミを捨てに行き、昨日死んだカワムツ君をポーポーの木の根元に葬る。

 
     オクラの花        熟れすぎゴーヤ

午後の応急手当講習まで時間があるので場所を移動して昆虫を探してみる。
ツクツクボーシが鳴いている林。

 
       アカトンボ    ニイニイゼミの抜け殻もあった。

 
  木の葉に影が透けている・・     表を見ると・・アマガエル


クヌギの木でタマムシがとまっているのを見つけた。

 
        アブラゼミ               ヒグラシ

アブラゼミの死骸があちこちに転がっていた。
次の代へと命をつなぎ、短い一生(親の時代)を終えて土に帰ってゆく。
もう夏も終わりか・・

おっと感傷に浸っていたら、午後の応急手当講習に遅れそう。
なんとか駆け込んだ時には始まりかけていた。

去年も受けた講習だけど、やっぱり時々復習しないと忘れそう。
救急車が来るまでにする「心肺蘇生法」や「AED」の使い方などを実習
した。
実際にそんな場面に出会ったらうろたえるだろうな。


お隣さんとキカラスウリの花を見に行った。

  
夜10時 花はたくさん開いていた。レースの先まで生き生きしている。
見頃はやっぱり夜だ。
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