みどりの野原

野原の便り

1月31日 スガル神社 子部神社 瑞花院 ツグミ アズマツメクサ? ミゾハコベ? 

2021年01月31日 | Weblog

家から歩く。


スガル神社 拝殿 大木の切り株
前に来た時、ここがなかなか見つからなくて迷ったおかげで、今日はすんなりこれた。


スガル神社 本殿 
祭神は、日本書紀や古事記などに記されている「 小(少)子部スガル(蜾贏)」
雄略天皇より「蚕」を集めてくるように命じられたのを、間違えて「子供」を集めてきてしまい、子供の養育を命じられ「少子部連」の姓を賜ったのだとか。
それで「子育ての神」とされている。
スガルの子孫である氏子のみによって今も祭祀が続けられているそうだ。
立派な説明板も設置されている。

この飯高町・小槻あたりは昔は「子部の里」と言われていたそうで、すぐ近くにもう一つ 「小子部命」を祀る神社がある。多神社の境外摂社とのこと。


子部神社 拝殿

 
拝殿前の狛犬 左の狛犬も口は閉じてはいるがにんやりと笑っている。


右の狛犬は大口開けて大笑い。  
楽しい狛犬。こちらもつられて笑ってしまう。


子部神社 本殿

隣接する瑞花院へ。
瑞花院に入るところに石碑がある。


(写真を回転すると上部が切れてしまうため、横向きのままです。やり方がわからない・・😢)
寛文5年に修理をした時に見つかった瓦の「ヘラ書き」
落書きらしいが、45枚見つかった内の1つに書きつけられていたもの。
当時の出来事を記した落書きによって昔のことを知ることができる(役に立つ落書き?)
以前、瓦を見せていただいたこともある。


瑞花院 本堂(重要文化財)
元は吉楽寺といい、1443年(嘉吉3年)の銘のある棟木があり、建築年代が明らか。
瓦の色も古色蒼然

帰りはあっちの道こっちの道と細かい集落の中の道を通って帰った。


途中で見たツグミ


田んぼの中の小さい草は ミゾハコベ?


これも小さい草 紅葉してきれい。
アズマツメクサなら奈良県の絶滅危惧種だ。

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1月29日 オシドリ堪能

2021年01月29日 | Weblog

昨日信貴山の池でオシドリがいたと言って、息子が今日、車で連れて行ってくれた。
風がきつくて寒い日、山の上は超寒かった。


信貴山 朝護孫子寺が見えた。山の上には空鉢護法堂も見えた。


大門池の底から見つかったという「南天開運地蔵」


ダム湖に掛かる「とっくり吊り橋」


八重のツバキ? 満開


登録有形文化財「開運橋」
中央に、バンジージャンプをするところがある。
通った時は無人だったが、申し込みに2人が受付所に行くのを見た。

昨日見たという開運橋の上から池を見ていると、山陰にオシドリが見え隠れ。

そのうち、水面に泳ぎだして、たくさんのオシドリを見ることができた。
橋の上から肉眼でも見え、私のコンパクトデジカメでもよく撮れた。


全部オシドリ 雄雌混群 羽ばたいているのやら・・


追いかけっこしているのやら・・16羽数えられる。


首を水中に突っ込んでいるのやら・・


つがいでデート・・

オシドリ堪能した数時間だった。

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1月28日 タコノアシ

2021年01月28日 | Weblog

自転車で前にタコノアシを見つけた場所、3か所を回る。

1の場所


道沿いの休耕田。草が刈られたところに以前、群生していたタコノアシ。
この頃は見つからないことが多い。


今日は貧弱ながら枯れて刈られたタコノアシが数本あった。


近くの溝にイヌドクサ 倒れこんでいる。

2番目に見つけた場所


ここも結構タコノアシがあったが、すっかりなくなってしまった。
休耕田はヌカキビだらけ。

いちばん後に見つけたところ。

草と共に刈られたタコノアシ ここが一番多く残っていた。


10本ぐらい?あったと思う。茎ごとたたいてその辺に種を撒き散らしておいた。


木の枝のようなヒレタゴボウの枯れた茎枝 繁殖著しい帰化植物

帰ってから、持って帰ったタコノアシの枯れた枝をたたいてみた。


細かい種子 成熟しているかどうかは不明。大きさは数㎜?


拡大してみた。米粒のような形。周囲に細かい突起があるが、そこまで写せない。
無数の細かい種子があっても、埋土種子になるのか、いっぱい増えるわけではない。
周囲の環境が同じように見える休耕田でも見当たらない。

家の植木鉢にも撒き散らしておいたが・・多分芽生えは見れないだろうなあ。

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1月26日 オオイヌノフグリ

2021年01月26日 | Weblog

歩いて買い物。晴天。


道端のオオイヌノフグリ  大きい花を咲かせていた。
そばにはノボロギクも花が咲いていた。



花のないオオイヌノフグリの株を2つ抜いてきて鉢植えにした。
これでしばらく家遊び。

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1月25日 オシドリ イカルの群れ

2021年01月25日 | Weblog

家でのんびりしていたら、鳥見に行かない?とお誘い。

先日も行った柳本の御陵周辺を歩く。


崇神天皇陵 キンクロハジロ・ホシハジロ・カイツブリ


櫛山古墳


オシドリとマガモ カルガモもいた。


オシドリ2羽 他の場所にもいたが雄ばかり。
奥の方にいるので見えにくかったが、どうにか撮れた。
一人では見つけられなかっただろう。


イカルの群れ6・7羽はいた。

お天気も良くて気落ちがよかった。

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1月24日 万葉講座

2021年01月24日 | Weblog

万葉講座の前半は、もう40周年になるという「万葉うたがたり」という万葉歌を歌うコンサート活動の映像を見た。

今月の万葉集は「うめ」
「春うべも咲きたも咲きたる 梅の花 君を思ふと夜眠(よい)も寝なくに」 
梅の花は恋しい女性なのでしょうか。
この歌は「令和」の由来にもなった梅花の宴で詠まれた32種の内の1首だという。

次は万葉集に詠まれた貝の歌。
貝の歌は69~70首ほどあるという。真珠貝やあわび しじみ しだたみ(キサゴなどの小さい巻貝)などの他、うつせ貝(中身のなくなった貝)や、「中に籠っている貝」を誰にも「打ち明けず胸に秘めている思い」としたり、「恋忘れ貝」「恋の苦しみに、いっそ忘れたい」と歌ったり・・
万葉人のロマンチズム・・多様な表現を見た。

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1月22日 日本書紀講座 天武天皇 「のろし台」 蘇民将来

2021年01月22日 | Weblog

日本書紀講座

他の都合などと重なって、過去1回しか行っていない「日本書紀講座」講座は進んでいて、今回は「天武天皇 3年~4年」
講師と共に読み進みながら細かい解説を聞く。今日は1ページを読んだ。
むつかしくて、聞いているので精いっぱい。なかなか理解とはいかなかったけれど・・

*この時代(天武天皇の頃)にも百済や新羅の他、舎衛(しゃえ インドにあった国?)(知らなかった)・堕羅(たら 西域 ペルシャ)などから来朝した人々が、朝廷に仕えて貢献したり、貢物をしたりと、たくさんの外国人がいたこと。
*この頃、対馬で初めて銀が産出して献上されたこと、などがわかって、自分なりに成果があった。

そして、近日のニュース「高取で見つかったのろし台跡」について。
*「佐田タカヤマ遺跡」聞いたことがないなと思っていたが、調べたら、今回のろし台が見つかって命名された遺跡名とわかる。
*のろし台は皇居のあった飛鳥を守るための施設だったようで、白村江の戦い以降、日本・飛鳥もだいぶ緊迫した状況だったらしい。内陸にある飛鳥で外国の脅威を感じていたとは。
*のろし(烽(のろし とぶひ)・狼煙・狼火)は、敵の攻撃を知らせるのが目的。
養老律令の「軍防令(ぐんぼうりょう)に記載されている」とのことで、帰ってから調べてみたら・・
66条~76条までに記載があった。
夜は火、昼は煙で知らせたらしい。材料はヨモギやわらや生柴など。
うまく次へ伝達できなかった場合は徒歩で連絡に行き、伝わらなかった理由を国司に報告すること。
他、細かく規定されていることがわかった。
*そして、ただ伝えるだけではなく、燃やす材料や燃やす順序・燃やし方など、煙の量や色などにより複数の情報(敵の数の多少 など)を伝えることができたとのこと。
ただの合図だけではなかったのね。すごいな。

蘇民将来 
以前に、確か三重県を歩いていた時、家の表札の横に、うちのあたりでは見かけない「蘇民将来之子孫・・」の札があり、何だろうと調べたことがあったのだが、その説話は釈日本紀の「備後国風土記逸文」に載っているらしい。
神仏習合の話なども聞くことができた。

疫病コロナが蔓延している今、我が家にも、他のお家にも「蘇民将来・・」のお札が欲しいところだ。

すごく詳しい講師のお話。ちょっとむつかしくはあったが、上に書いたように、私なりにわかったこともあり、行った甲斐はあった。

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1月21日 二宮金次郎 エンジュが・・伐られた

2021年01月21日 | Weblog

道標を確認に行くという息子の車で半日ドライブ。
桜井から大宇陀の方を回った。


粟原小学校跡(今は公民館になっている)の二宮金次郎像


私の好きな金次郎さん。何回か来ている。
背負った薪も塊ではなく、細かい枝がよくわかるし、
読んでいる本にも文字が彫られている。(上からのぞき込む)
「一家仁、一國興仁、一家讓、一國興讓、一人貪戻、一國作亂。其機如此 」
儒教の経典『大学』の一節らしいです。こんなことを勉強していたのですね。
金次郎像には同じ文面が彫られているらしい。字を彫ってないものもある。

息子が、山の中へ入って調べ物をしている間、車の近くでうろうろしていた。


石垣の上のコケ 何種類もあるのだろう。


よく見るコケだけど・・わからない。シノブゴケ?


これはタマゴケ 春先、丸い胞子嚢「さく」ができる。

帰りに畝傍のあたりを通り過ぎようとしたら・・あれっ。バック・・


いつも気にかけていたエンジュの古木がバッサリと伐られていた。
古木ながらも元気に枝葉を茂らせていたのに・・残念!
そばにあった倉庫のような建物が壊され、新しい建物建築中。

今日は暖かかったが、山手には雪が残っているところや、道路の端が少し凍っているところもあった。

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1月17日 ニワウルシ ヤブツルアズキ ヒドリガモ

2021年01月17日 | Weblog

半日歩き。


ニワウルシ(シンジュ) 果実もだいぶ飛んでいそう。


若いニワウルシの大きい葉痕と冬芽


冬枯れの野で、ヤブツルアズキの種子が1個残った鞘


種子は鞘がねじれてはじけ飛ばされる。まだ残っているのもある。


ヒドリガモ 今年はあまり出かけていないので初めて見た。

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1月15日 柳本周辺 水鳥

2021年01月15日 | Weblog

春のような温かさ。遠くの山は黄砂で霞んでいた。
景行天皇陵や崇神天皇陵のあたりをぐるりと歩く。


水口神社


水口神社の子連れ狛犬


渋谷向山古墳(景行天皇陵)今日はこんな温かい日なのに、まさか凍っている?
周濠は土手で仕切られて何段もの段差がある。


氷の上で盛んに何か啄んでいるキセキレイ 餌になるものがあるのかな?


キヅタの果実


ニワウルシの枯れた種子
季節柄、他にはセンダンの果実があったぐらい。


櫛山古墳の周濠 マガモ カルガモ コガモも数羽 枝に乗っているのもいる。
ここは静かで鳥たちも居心地がよさそう。


行燈山古墳(崇神天皇陵)


崇神天皇陵周濠 ホシハジロ・キンクロハジロ・カイツブリ
以前見たことがあるオシドリは見られなかった。
墳丘の縁もきれいに整備されて水鳥が隠れる木陰がない。


黒塚古墳の周濠 カルガモばかり。


葉を落とした木にヤドリギが目立つ。たくさんついていた。
何年経っているのかかなりの大玉になったヤドリギ。


伊邪那岐神社に立ち寄った。

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