みどりの野原

野原の便り

2月26日 奈良ホテル 奈良町

2018年02月26日 | Weblog
奈良ホテルでランチ

奈良ホテルと言えば、一度喫茶に立ち寄ったことがあるが、それよりう~~~んと前の思い出。
中学3年生の時、学校からテーブルマナー体験に来たことがある。
他の人はそんな経験はないらしく、「ええ~っ」との声。

私たちの学年だけだったのか?それとも何年かはそんなこともあったのか?・・
田舎者で、家でフォーク・ナイフは使ったことはなかったんではないかな。
出てきたバナナもナイフとフォークでと言われ戸惑ったことを覚えている。

気楽に食べられるようになったのは、開き直りか、いい加減になったのか・・


建築家 辰野金吾(東京駅・日本銀行本店も手掛けている)の設計で、伝統の様式も取り入れた明治の近代建築。

日露戦争に勝って、急増する来日外国人の宿泊施設のためにホテル建築の計画が持ち上がった。
第2次大戦の際には金属類の供出があったり、戦後は米軍に接収された経緯もあったらしい。
そんな歴史は知らなかった。

ランチの時間までホテル内を見学する。

 
存在感のある大階段 擬宝珠は赤膚焼の陶器。手すりはヒノキの1本もの。
           右)春日大社の釣燈籠をモチーフとしたシャンデリア
東大寺の鐘楼や興福寺の五重塔をモチーフにしたエッチングガラスも素敵だった。
伝統のものを取り入れているので落ち着く。

館内には美術品も多い。
アインシュタインが来館時に弾いたというピアノもあった。
国内外の著名人や皇室の方々が来館宿泊されている。


おしゃれでおいしいランチ。いつものようにカメラでパチパチはちょっと遠慮したが、デザートだけ撮った。

ホテルを出て、奈良町へ向かう。


このかごいいなあ。わあなつかしい。昔はこんなのあったね。賑やかな金物屋の前。

奈良町にぎわいの家
1917年建築の町屋だったところ。

 
   通り庭に戸棚やかまど        座敷の火鉢には炭火が入っていた。

 
   揺らめきガラスの向こうには中庭       丸窓も美しい。

 
     庚申堂の身代わり猿    町屋の軒先にも吊るされている。

徳融寺

 豊成公(中将姫の父)と中将姫の石塔がある。

奈良町からくりおもちゃ館
元町屋だった建物。



大人でも面白いからくりおもちゃ 展示のおもちゃは時々入れ替えされる。

  
私の好きなおもちゃ 木挽き人形 人形を動かすとこちらも力が入る。


霊符神社の奥の木にヤドリギがたくさん付いているのが見えた。

もちいどの・東向き 商店街をきょろきょろウィンドウショッピングしている間に仲間と離れてしまった。


ふくろうカフェの前で、シベリアフクロウを撮らせてもらった。丸い目・鋭いくちばしと鋭い爪
お盆のような顔をぐるりと回し、向こうのネコが気になるようだった。
コメント (2)
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2月25日 橿原市 中町・十市 竹田 寺川周辺散歩(中池・みづほ(株)・道標・神社)

2018年02月25日 | Weblog
歩いたことのない中町・十市町の旧村を歩く。

町を少し外れると田園の広がるのどかな道。
 
畑の木に止まっていたスズメ?ムクドリ?の群れが飛び立った。
       右)畑にはかんぴょうの殻が転がっていた。何者かに食べられた後なのか?

中池公園

 
 
直角にジグザグと曲がった水路は池だという。今は整備されて公園になっている。
説明版によると『上池(庄の脇池)と下池(上の添池)の2つの池からなるため池』
江戸時代初期に、河川跡の窪地の水の溜まりを利用してため池にされたらしいと書かれている。

この図では角が2つしかないが、今も「現在地」のところから道路を隔てて池が続いている。
息子が小さい頃には「上池」から竹籔に向かうもう一つの池が続いていて、角が4つある池だったようだ。
ジグザグジグザグジグと自然堤防の池が続いていて子供心に興味をそそられたらしい。

みづほ(株)
 

日曜日で閉まっていたが、明治10年創業の純米酢を製造しておられる会社らしい。
道に沿って工場の周りを歩いてみると、いかにも「菌」が住み着いていそうな蔵や大きいタンクが見えた。歴史を感じる建物だ。

式内 阪門神社(さかとじんじゃ)
 
 
横のお堂を覗くと仏様が見えた。(観音堂の11面観音?)
  右)そのお堂の前に穴ぼこだらけの石に気をとられ、お堂を撮るのを忘れた。この穴は何?

 
環濠のような水路沿い、竹藪になり、その続きは土塁のように高まっていた。
土塁なのか堤防跡なのか?

寺川に出る。


旧道から出たあたりにあったと思われる「宇治橋(旧)」「寺川」の親柱 
新しい宇治橋はもう少し東の広い新道に続いたところに架かっている。


(新)宇治橋を渡って十市町へ。

 
橿原市福祉センター「やわらぎの里」利用したことがない。
      右)そこからすぐ北の農道の交差点に立派な彫りの道標があった。

石の上の四角錘の部分には東西南北の表示がありそれぞれの面に、近辺だけではなく、いせ きょう よしの 大さか さかいなど遠方の町の文字が見える。
今でこそこの辻の近くに建物もあるが、昔はあたりは一面の田んぼだったはず。
こんな道標が建っているということは大街道ではなくても重要な辻だったのだろうと思われる。

十市御縣座神社(とおちのみあがたにますじんじゃ)
 
ここは前に来たことがある。十市氏が鎌倉~江戸時代に居城したところ。
この地方は朝廷の御料地で、大和に置かれていた「朝廷直轄領」である六御県(むつのみあがた)のひとつとされる。
 右)十市遠忠の歌碑「かすみきて 天のかぐ山 明くるより とをちの里に春をしるかな」
続 群書類聚に載るという。今の季節にぴったりの歌だ。

小雨が降ってきた。もう少し足を延ばすつもりだったが、引き返す。

式内 竹田神社
 
拝殿と横は大日堂  その右に宝篋印塔とお堂がある。お堂は行者堂のようだ。

雨のひどくならないうちにと急いて車に戻る。 5キロ 2時間のお散歩。
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2月25日 2月11日の飛鳥の記事、修正しました。「ミカン蔵」が正解かも。

2018年02月25日 | Weblog
2月11日の飛鳥の記事で「大屋根の上に煙り出しの小屋根が3つ付いた民家」について、
ネットで見た写真から「養蚕の施設ではないか」と書いた。

今日他の記事で偶然見つけたのが「ミカン蔵」
冬にミカンを収穫して春まで貯蔵するための倉庫。この写真がまた見たのとそっくりで・・
小屋根はやはり換気用らしい。
ミカンの産地でもあるし、これが正解かなと思った。

2月11日の記事を「ミカン蔵?」に修正した。

わからないことを、あれやこれや想像して楽しめた。

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2月24日 長居公園・植物園 ウメ見ごろ 早春の草花展 球果

2018年02月24日 | Weblog
長居公園

 
ジャカランダ まだ葉をつけている。

 
   ローズマリーは元気に花を咲かせている。    スイセン 見ごろ。

長い植物園


タペストリー 何の模様かな?真っ赤な部分はオタフクナンテン

ビニールハウスでは「早春の草花展」

 
ここばかりは色とりどりの春の花の先取り。

 
   可愛い ヒナソウ        ナツボウズ(オニシバリ)の花もあった。
ミズゴケに植えられていたザゼンソウ・ミズバショウ ちょっとお気の毒。花が咲くだろうか。


梅林が見ごろになっている。

 
雄しべのある花 ない花 エネルギー消費と効果を計算しているようだ。


ロウバイはもう終わりで、アカバナマンサク(写真) マンサク シナマンサクはまだ咲いている。


ソテツの幹 1年おきに実る 幹の模様からもわかる。

 
アカマツ 1年目の球果 この小さい鱗(種麟)の周りが成する。 
  右)松ぼっくりの球果 へその部分は1年目の種麟。種隣は斜めに列を作っている。

  
      スギの球果とメタセコイアの球果では 苞麟・種麟の形が違う。
マツ・スギ・メタセコイアなどは裸子植物なので中から出てくるのは種子。
   

ハンノキの実は球果ではない。 中からこぼれ出るのは果実だ。

暖かい日だったが、まだ花はこれからのお楽しみだ。
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2月22日 西飛鳥 いつもとちょっと違う道をマルコ山古墳へ。 スミレホコリタケ ゲッケイジュ

2018年02月22日 | Weblog
飛鳥夢市販売所の横を通って国道へ。

飛鳥夢販売所の南側から169号線を渡る。


高取川では時々見かけるカワセミ 今日もいた。川へダイビングする姿も見られた。


(旧)真弓橋の名残の親柱 欄干の跡の穴もあった。新しい真弓橋は南側に架かっている。

「農家民宿」が何軒かあった。飛鳥観光にはこんな宿が喜ばれるのだろうな。


寄り道をしながら高取高校の下の道を佐田集落へ。のどかな田園風景が広がる。向こうにマルコ山古墳が見える。

今日はマルコ山古墳まで行く予定。

途中で田んぼ道を通って山沿いの道に入った。


道端にあったキノコ。頭部が崩壊したノウタケかと思ったが、詳しい人に聞くとスミレホコリタケらしい。
ノウタケの仲間ではあるが、色合いが少し違うという。頭部が崩壊している。
キノコの図鑑やネットで調べても成菌の画像は載っているが、老菌の画像がないので困る。

 
荒れた庭先にあった窯 何の窯かな?  
          右)これも無住の家の庭先にあったゲッケイジュ。つぼみではなく果実のようだ。

 
陽だまりにはオオイヌノフグリやホトケノザが咲く暖かい日。
            右)ガマの穂は崩壊して、ちょっとゆすると綿毛がぶわぶわ~っと拡散。

 
高取町佐田の集落の端に出て、細い山道を越えて明日香村へ。

 
明日香村真弓集落へ出た。 道路工事・宅地造成?圃場整備? 大がかりな工事。どうなるのだろう?

 
まもなく今日の終点 マルコ山古墳 近くでは木を伐採したり、枝を伐ったりしておられた。
以前にはトイレ近くのスダジイの葉についているミカドテントウを見たりしていたが、最近は見えやすい下枝が伐られ、楽しみが半減だ。
                  右)近くのピンクはウメの花かな。

戻り道。


有名な道標 丹波佐吉の作と言われている。痛みが目立つ。なんとか保護できないものか。

いつも通る許世津比古神社(こせつひこじんじゃ)

 
前にあった石の断片。これは何かな?  前からわからないままでいる境内の石。何と読むの?どういう意味?

  
みみず一風散 天真堂製薬 今日は日曜日で休業されているが創業百年の和漢製薬の会社。
『西洋薬の効きの速さと和漢薬のやさしい効き目『みみず』は、昔から民間漢方薬として風邪や熱さましに用いられてきた貴重な生物です。その学名は地龍と言い、解熱・抗炎症作用があります。「みみず一風散」は地龍エキスを配合した体にやさしい解熱鎮痛剤です』(ホームページより)
   
私のお知り合いにはミミズを研究しておられる方もいらっしゃる。
みみず一風散に使用されるのはどんなミミズなのか? どこから仕入れておられるのか? 謎がいっぱいだ。

 
飛鳥駅近く、豊年橋の碑 道標  169号線の工事で高取川が西へ付け替えられという。
                   右)169号線沿いに建つ立派な道標
西飛鳥にホテルができると聞くので、いつも通る道が変わっていないかを見に行こうというのが今日の本来の目的だったが、全く的外れになってしまったが、これも良し。気楽なお散歩なのだから。
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2月19日 金剛山 伏見林道登る。

2018年02月19日 | Weblog

予定していた金剛登山 お天気もまずまず。
8:35発の金剛バスに乗ることになった。早~。


幸運のつり革を見つけた。ただし合格必勝。この幸運今年の受験生の皆様に差し上げます。

バスを降りたロープウェイ前のトイレ前あたりは凍ってる。こわいこわい。
ここからアイゼンか・・と思ったが・・


歩き始めの伏見林道は全く雪がない。このところ暖かいので積もった雪も解けたのだろう。

  
谷のしぶきが大きいつらら・氷になっていた。
歩き始めると暑くなり上着と中着を脱いだ。   

 
歩き始めて30分。雪が固まってつるつる道 やっぱりアイゼンが要った。

ガチガチと氷を踏みしめながら歩くのは疲れる。雪が深い方が歩きやすい。

 
少し雪が増えてきた。 広い道だが上りがきつい。 ふうふう。足腰もだるくなる。時々は立ち止まって息を整える。
同行の2人より遅れがちになりながらも、伏見峠に到着。

 
誰もいない大屋根のある広場。休憩所の屋根のつららは溶け出してしずくが垂れていた。 
   右)山頂へ。観察会の時はゆっくり歩きなのでそうも思わないが、結構な坂道。
「これより50m坂路ですがんばってください」「これからは楽になります」看板に励まされる。
 
 
   ブナ   右)仁王杉  木たちは暑い日も寒い日も耐えてここにいる。

転法輪寺
修験道の開祖・役小角が開いた後、廃仏毀釈で廃寺となっていたのを、昭和25(1950)年、役の行者1250年に合わせて再興されたらしい。


初めて中を覗き見。 ご本尊は5つの目を持つという法起大菩薩

 
転法輪寺から下を見下ろす。    下の広場から転法輪寺を見上げる。

広場に作られた三角の「かまくら」


やっぱり入らないと気が済まない。(笑)

金剛山練成会会員の登拝回数を示す板が掲げてあるあたりでお弁当を食べる。
さすがにここまでくると人がいっぱいいる。

展望広場へ。
 
 金剛山登頂。3人で記念写真を撮る。   右)広場に「石」前からあったかな? 何やろう?

写真ではよくわからないが、石の上面には扇形の掘り込みがあった。中には雪が詰まっていた。何やろう?
「楠木正成が幕府軍との戦いで100日も籠城した。それができたのは井戸があったから。この石は楠木正成が溜まった水を鏡に身だしなみを整えた」とそばにいた若い女性が教えてくれた。籠城のさ中にもひげが気になったのかな?
帰ってからそんな逸話を探そうとしたが見つけられなかった。

帰りは「岩屋文珠経由の楽な近道」でロープウェイ乗り場へ。


これはアブラチャンの冬芽かな?

ロープウェイ乗り場に到着 


コブシは小さいたくさんつぼみをたくさんつけていた。

 
ロープウェイに使用されている 支索・曳索・平衡索 の展示  これに命を預けてロープウェイで下る。
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2月16日 広瀬神社 大河川合流地帯 古墳 道標 福貴寺 

2018年02月16日 | Weblog
思いついて広瀬神社へ。

そこからのコースは特に決めていなかったが、気の向く方へ。
このあたりの合流点をいくつかと、近くの古墳や寺・神社などまわる。
個人ガイド付きなので、聞こえないという心配もなく、何度でも聞き返せ、好きなところへ行けるのでうれしい。
ただ、素人ガイドなので100%正確とは言えないかもしれないが、地形や道標や街道やいろいろ得意分野を教えてくれる。

広瀬神社
「広瀬大社」と書かれていることもあるが、鳥居の扁額や由緒書きには「広瀬神社」と書いてあるのでそれに従う。
有名な「砂かけ祭り(御田植祭り)」が2月11日あったばかり。ここには来たことがない。

 
一の鳥をくぐる。両脇にはうっそうと木立が繁る長い参道。途中には境内社?や灯篭が並ぶ。
今日の素人ガイドによると、昔は街道が神社を抜けて通っていたらしい。

境内の右側は堤のような高まりになっていた。

 
二の鳥居 これまでの砂利道と違って、ここから中は細かい砂が敷かれていた。
毎年2月11日に行われる「砂かけ祭り」は御田植祭で、砂を雨に見立てた祈雨の神事。この境内でおこなわれるようだ。
河合町の無形文化財に指定されている。

 
やっと拝殿前に到着。 拝殿の左右には左近の桜・右近の橘(果実あり)が植えてある。   
                       右)本殿は奈良県指定文化財に指定されている。

多くの川の合流する水上交通の要衝に位置し、崇神天皇時代の創建と伝わる広瀬神社。立派な神社だ。
『祭神は水の神・水田を守る神「若宇加能売命(わかうかのめのみこと)」
往時の建物は戦乱により焼失し、現在に残る最古の建物は正徳元年に造営された本殿』

「河合町川合」地名のとおり、ここは多くの川が流れ込むところ。交通の要衝でもあり洪水地帯でもあった。
今日は①曽我川→大和川 ②高田川→曽我川 ③飛鳥川→大和川 の3つの合流地点を回った。

①大和川と曽我川の合流地点
広瀬神社から少し歩いたところにある。

 
堤防を降りてみた。   目の前に合流点 手前曽我川が向こう側の大和川に流入。
家の近くを流れる曽我川。2013年2月には御所市重阪(へいさか)の谷間から流れ出る「曽我川源流」を見に行った。
今日はここで曽我川の最終地点を確認できた。


広瀬神社の西まで戻り、太鼓橋(広瀬橋)を渡って西の集落の方へ。
この太鼓橋は広瀬神社の西の入り口になっているようだ。なぜ太鼓橋なのか?今はコンクリート製だが何かいわれがありそうな。
下の小さい川は不毛田川と書いてあった。 「ふけ」というのは湿地の意味もあるという。

集落は少し小高い位置にある。

 
木立があり行ってみると「水分社」小さい社だが、説明版によると持統5年の創建で、子守社ともいうらしい。

河合町道路元票

 
「道路原票」とは明治(6年)に政府の通達により、全国すべての自治体に全国統一規格で建てられたらしい。
(新しい道路法ができて今は無効)町の中心地に建つ。この辺は市場といい商店街の並ぶ街道だったらしい。
     右)街道を思わせる街並み。
大和川には昔、渡し船があり、船運の荷揚げをした河合浜もあったという。
名残はないらしいが、見に行くことにした。

御幸瀬の渡(こごせのわたし)・河合浜跡

西名阪自動車道の近く、御幸橋そばに掲示板があった。 御幸瀬の渡(こごせのわたし)・河合浜はこのあたりだったのか?
ゆったりとした景色を想像してみる。

市場集落まで戻る。

城山古墳
 
案内板も説明版もない。墳頂上は果樹園・畑になっていた。クスノキの大木があるところが後円部か?
向こう側へ無理やり降りる。

河合大塚山古墳 
 
説明版もあった。先の城山古墳など8基を大塚古墳群というらしい。周濠は田んぼになっている。

 
登って見たが頂上には明治天皇が軍隊演習を見に来られた時のことを記した大きい石碑があるばかり。
右)下り道に クヌギからタケが生えていた。

長楽の道標


四方に字が彫られている有名な道標らしいが知らなかった。そばに説明版もあった。
こうや・たかだ・たいま・ほうりゅうじ・・など。  嘉永4年に文右衛門が発願して建立したとも記されている。

②高田川と曽我川の合流地点


手前・高田川が向こう・曽我川に流入 

川の堤防でおにぎりを食べる。

曽我川・保田橋を渡り、川西町に入る。

六縣神社(むつがたじんじゃ)
六縣神社は高市命・葛木命・十市命・志貴命・山辺命・曽布命の六懸命を祀る。
子出来おんだ祭り(県の無形文化財)がある。

境内へ入って立派なお堂が目についた。
清涼山福貴寺
福貴寺は六縣神社と境内を1つにした神宮寺 法隆寺夢殿を再興した道栓律師によって建立したと伝わる。

 
寄棟づくり本瓦葺きの本堂は南北朝期のもので重文       美しい瓦屋根
本尊・木造釈迦如来坐像と、脇侍・木造地蔵菩薩立像も重文だそうだ。
左の写真で右側に写っている『「本堂横のお堂」の前身は平安時代の3重の塔で、荒廃して東京の細川邸に写され、その後法隆寺に移されて、今は法隆寺に単層の塔として残されている』

曽我川右岸を北へ。蛇行跡が感じられる道を歩く。


曽我川の中に橋脚が建つ。「県道天理王寺線バイパス工事」と書いてあった。
川が何本もあるというのは陸上交通は不便なものだ。ここから北へ道は続いていても渡る橋がない。
この橋でずいぶん便利になるだろう。

飛鳥川新保田橋を渡り、磯城郡川西町に入る。

③飛鳥川と大和川の合流地点


合流地点を内側から見る。左、飛鳥川 右、大和川  飛鳥川の最下流も見届けた。
 
大和川に架かる太子橋を渡り、生駒郡安堵町に入る。
 堤防下の大神宮灯篭や杵築神社に立ち寄り、西名阪自動車道の近くの御幸橋を渡って河合町に戻る。


広瀬神社西側の不毛田川でゴイサギ幼鳥(ホシゴイ)が私たちを気にすることもなくゆっくりゆっくり歩いて楽しませてくれた。

11キロ6時間のお散歩だった。
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2月15日 万博公園 ハンノキ ネコヤナギ ウメ ハクモクレン シモクレン

2018年02月15日 | Weblog
万博公園


久しぶりの太陽の塔 予約すれば内部見学もできるらしい。


ウメは咲き始め 17日から梅まつりが始まる。惜しかった~。

ここはプラムポックウィルス(ウメ輪紋ウィルス)は大丈夫なようだ。
他の地域で感染が確認されてウィルスの蔓延防止のためにすべて伐採されたとも聞く。
早春の花が見られなくなるのはさみしい。広がらないように・・


ハンノキ 早くも花粉を出しているものもある。花粉症の人、要注意。


コサギ しきりに足を震わせて泥を掻いていた。

 
春の使者 ネコヤナギ 伸びた雄しべが可愛い。

 
展望台に登った。 広がる樹冠 歩いてみたかったソラードは時間がなくて残念。

 
          ツバキ園  竹の飾り

日本庭園

 
ハクモクレン つぼみは上向き       シモクレン 低木


 怪獣あらわる。木立越しに見た太陽の塔


エキスポシティの観覧車 動いているのか?目を凝らすとゆっくりゆっくり動いている。

あのスピードじゃ1周するのに1時間ぐらいかかるんじゃない? 暖房がないと寒そうね。暖房はないんじゃないの?
あんな高いところでとまったらどうする?こわいなあ。歩きながらの会話。

帰って調べてみたら
「1周18分 シースルー構造になって足元も透けてみえるらしい。冷暖房空気清浄機付き。高さは123mで日本一。
世界で初めて免震構造を持つ・・」 へえ~~。
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2月13日 池島遊水地 ヌートリア タシギ オオジュリン カワセミ 

2018年02月13日 | Weblog
東大阪 池島遊水地へ。

 
恩智川(おんちがわ)フリガナを見ておんぢじゃないのと思ったのだが、川のみ「おんち」と読むそうだ。
地名や駅名は「おんぢ」と読む。 運河のように見える。

生駒山に源を発する恩智川はかつてはたびたび洪水を起こしていたそうだ。それで治水工事をされて現在の姿になったらしい。

 
鳥を観察するより先に、ヌートリア。岸辺で草をたべている。川を泳いでいる。
岸の草地にはヌートリアのものらしい穴があちこちにあった。

川向うの川の縁を歩いているツグミやムクドリ カワセミも飛んだ。


これはイソシギ?  望遠で撮って切り取り

説明版を見ると、恩智川の左右に遊水地があり、2重の堤防が作られているようだ。

 
両側には遊水地が広がる。遊水地は計画的に貯水することで洪水を調整する仕組み。
治水緑地として、普段は公園やスポーツなどに利用できる。花壇や畑もあった。ボランティアサークルがあるらしい。

緑地へ降りて池の周りをまわってみたり、堤防の上を歩いたり。先日ほどではないが、風は冷たい。

 

池のコガモ シンクロナイズドスイミングのように、そろってお尻を見せるのがおもしろい。
  網の上にカワセミが。そんなところでは魚は狙えないだろうに。 堤防斜面を歩くケリ
池ではマガモ・コガモ・ハシビロガモ 少し前はオオタカが来ていたそうだ。


 
湿地状の水たまりのところでタシギを見つけた。 長~いくちばし。縞々の背中。
うれしくて長い間見ていた。      右は切り取った写真

オオジュリンも見れた。タシギもオオジュリンも地味。

風を避けてお弁当を食べた。

帰りに東大阪市市民美術センターへ。

 
花園ラグビー場が近い。「2019ラグビーワールドカップ」のデザインが、マンホールや街路樹の根元の枠にも。花園はラグビーの町だ。


正面には花園ラグビー場が見えた。
若い頃、隣の駅の近くに何年か勤めていたけれど、ラグビー場には来る機会がなかった。



そして、ラグビー場の手前に東大阪市市民美術センタがあった。
ちょうど開催中の「没後20年 特別展 星野道夫の旅」を見る。

アラスカの自然や動物を撮り続けておられた星野氏の作品は胸に迫る迫力とまた優しい視点を感じたすばらしいものだった。
野鳥観察と美術館、良い一日を過ごせた。
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2月12日 初雪 淡雪

2018年02月12日 | Weblog
珍しく、朝外を見たら雪景色。

 
     屋根の上にも    ベランダにも
少し雪も降っている。

お昼にはすっかり消えてしまった。
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