みどりの野原

野原の便り

9月29日 御破裂山林道(ヤマミズ・アカガシ・アケビ)と 周辺(シオデ・ガマズミ・ウド・ススキ・)

2023年09月29日 | Weblog

御破裂山林道
以前はよく歩いた所で、観察地にもした所。

久しぶりに歩いてみたが、林道はスギの枯れ枝が散乱していたり、倒木があったり、荒れた感じだった。
林床を覆っていたアオキがほぼなくなったのは、シカの食害なのか?
時期の関係があるのかもしれないが、林道沿いも、以前に見られたものもなくなっており、あまり見るものもなく、淋しかった。


ヤマミズは群生していた。


アカガシの巨木は変わらずにどっしりと貫禄だ。

心を浮き立たせてくれたもの。


アケビ。すごく高い所には鈴なり状態の実が。すご~い!


無理にツルを引っ張らなくても手の届く所にも実があった。
山の恵みをお土産に。
ちょうど食べごろの割れ具合だ。

周辺を歩く。


ガマズミの果実が赤熟


シオデの果序を見つけた。うれしい~。
葉やツルは見るが、こんな立派な実は初めて見た。
実は熟すと黒くなる。


ウド 花・若い果実・黒く熟した果実もあった。


ススキを何本か切って帰った。

今日はお月見。
今年は「中秋の名月」と「十五夜の満月」が重なっているという。


お月見の飾り
ススキ・トンボと餅つきうさぎのクラフト・お月見うさぎの箸置き・三宝に乗せたお団子は紙粘土。持って帰ったアケビも飾った。


満月はきれいに見えた。写真はうまく撮れずに残念。

お団子ではなく、買って帰ったよもぎ餅を食べた。

さて、持って帰ったアケビは・・
夫は「いらん」と一言。
食べるのは私だけかと思っていたが、息子も食べてくれた。
種種種・・だけど、すごく甘い。なつかしい味。


大きめの果実1個分の種。・・なんと、146個もあった。
繁殖は数で勝負ってとこかな。

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9月28日 ニオイタデ 花が咲いていた。 タデいろいろ。

2023年09月28日 | Weblog

家に持ち帰ったニオイタデの花が咲いている。
前に見つけた場所のはなくなっていないだろうか?花が咲いているだろうか?

30数年ぶりにニオイタデを発見した経過は今年7月1日のブログ記事を参照 ココ 

曽我川の堤防に近いところだが、田んぼまたは休耕田の荒地の縁。
近くまで来たが・・あれっ?どこだったかな? 方向音痴で困る。


あった! ちょっとウロウロしたが何とかたどり着いた。
草刈りもされず、花が咲いていた。


休耕田のそばの草むらの中に3~4株 
草刈りにもあわず、無事に花が見られた。
小ぶりのを1本抜いて、押し花にした。


茎や葉には長毛密生。短い腺毛も混じる。

行き帰り、タデの仲間がたくさんあった。


オオイヌタデ ピンクの花


オオイヌタデ 白花


シロバナサクラタデ 

ヤナギタデやボントクタデもあった。

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9月27日 最近の うちの庭 ケチョウセンアサガオ・ヒロハフウリンホオズキ?センナリホオズキ・ニオイタデ・メロン人工授粉・オギノツメ

2023年09月27日 | Weblog

ブログ、ずいぶん遅れています・・

最近のベランダの花

ケチョウセンアサガオ(アメリカチョウセンアサガオ)


21日開花 真上向き。 全草に白い微毛がある。葉もふわふわ。


真っ白な花


一日花で、次の日には花筒の根元からガクッと垂れる。


23日ガクの基部に裂け目が出来て、花は落ちてしまう。


26日 花が落ちた跡。トゲトゲが見える。
大きくなれば、あのトゲトゲの果実になるのだろう。


9月23日 田んぼの縁で30数年ぶりに見つけて、1本持ち帰り、鉢に植えたニオイタデらしきもの。
花が咲いて・・間違いない。ニオイタデに確定。
昔見た時はもう少し花の色が濃かったような・・咲き始めだからか?
匂いももっと甘ったるかった記憶・・匂いは微か。
ネットによると「酢酸アルミニウムに似た匂い」だそうだ。


ヒロハフウリンホオズキ? センナリホオズキかもしれない。


9月26日 オギノツメ つぼみ膨らむ。


9月26日 マルバアサガオ つぼみができた。
葉が丸まって病気のよう。


9月28日 マルバアサガオ 長い花序柄。

ダメもとで植えたメロン
(娘が持って来てくれたのをお盆に食べた後、種を植えたもの。
 1週間ぐらいで双葉がいっぱい出てきた(8月19日)
 その後、1本だけ残って成長中)


9月26日 雄花が咲いた。


9月28日 雌花のつぼみ。おお~。


9月28日 雌花が咲いた。
雄花もあるので、人工授粉した。

数年前まで「子房が膨らんでいる雌花は、すべて実になる」と思っていたバカな私。
花粉が付いて受精し、初めて実が成長すると知った(言われてみると当たり前)

さて、メロンはできるか? 

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9月23日 友達の畑 サトイモの花に感動 コガネタヌキマメ・タヌキマメ・タコノアシ・カラスノゴマ・カリガネソウ・スズムシバナ・マキエハギ・・まるで山野草園

2023年09月23日 | Weblog

私が初めてサトイモの花(切り花)を見せてもらったのは2007年。
畑で咲いているのを見たことがない。見たい~。
次に、2017年9月、仏炎苞が枯れかけのサトイモの花を、畑で初めて見た。
それ以後、気をつけて見ているのだが、一向に見つからないのだ。

友達が畑に誘ってくれた。
私が見たい見たいと言っているサトイモの花が咲いているという。

車の送迎付きの贅沢な畑見学。
山に近い元棚田。何段かを管理して野菜や花を作っているという。


シシ除けの柵を開けて入ると、斜面のススキの根元のナンバンギセルが出迎えてくれた。

①サトイモの花


サトイモ 10株ほどあったかな。

根元を覗くと・・


サトイモの花茎が、この株には4本も立っている。おお~っ!
ほとんどの株で、花・つぼみ・花の終わったもの が見られた。


しっかり咲いている花 
マムシグサの仲間と同じ花のつくり。
黄色い仏炎苞 中に肉穂花序 下部に雌花 上部に雄花が付く。

仏炎苞の下部はぴったりと閉じて雌花を包んでいる。


サトイモの葉にセスジスズメ(セスジスズメガの幼虫)
害虫ではあるが、友達はすぐにつぶさずにおいてくれた。


後日、花茎を1本もらって帰ったサトイモの苞を開いて(こじ開けて)みた。
子房がぎっしり並んでいた。
畑の花は受粉できたのかなあ。
赤く熟した果実が見たいなあ。

先日会った友達も「サトイモの花、毎年咲くよ」という。
めったに見られなかった花がそんなに咲くなんて・・最近の気候とか関係しているのだろうか?

②コガネタヌキマメ


花と豆果


豆果 エンドウ豆を膨らましたような。かわい~い形。
熟すと中の豆が外れてカラカラなるそうだ。


鞘を割ってみたら・・ヒスイ色の若い果実が並んでいた。可愛い。
でもコガネタヌキマメは有毒らしいので食べることはできない。

この花と豆果を見て、あっ。前に見たことがある。・・と思ったのだった。
以前見たものの写真を出してみた。


サンヘンプ。2009年近大の農園(畑)で見たもの。
花も果実もにている。
でも、よく見たらこちらは(その時は気がつかなかったが)豆果の表面に細かい毛が生えていた。葉も細い(写真には写っていないが)
同じかと思ったが、違うものだったんだ~。わかって良かった。

どちらもクロタラリアの仲間。他にも緑肥にされる似た仲間があるようだ。

③タヌキマメ これは在来の植物


ちょうど花盛りだった。群生している。
午後に咲くというタヌキマメに合わせて、今日は午後から来たのだ。
タヌキ・・の名には諸説あるそうだが、この毛だらけのガクを見ても納得できる。
面白い植物だ。
一斉に開花したらさぞ見事だろうと思うが、1つの花序でいっぺんに咲くのは1・2個らしい。


そばにあったのはタヌキマメの幼苗のようだ。

④タコノアシ


数か所に群落がある。元気いっぱいの株。

⑤カラスノゴマ

増えに増えて抜きまくっているそう。

⑥カリガネソウ


あっちこっちに飛んで育っている。環境が合っているんだろう。

➆スズムシバナ


スズムシバナの大株 1・2度どこかで見たことがあるぐらい。

⑧マキエハギ


名前は聞いたことがある。
細かい枝葉花がびっしりと、こんもり繁っていた。

他にも花時ではないものがたくさん植えられている。
あぜにもいろんな野草があり、楽しい畑だ。

お野菜も少しはあったが、ほぼ花畑。
珍しいものも見られ、まるで植物園か山野草園のよう。
元田んぼで、水分条件がよいのとお手入れ・・。
好きでこそ。とはいえ、これだけの広い場所を世話するには労力と根気も半端ではない。
楽しい時間を過ごさせてもらって感謝。

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9月22日 日本書記 & ハイビスカスローゼル 

2023年09月22日 | Weblog

講座の初めに・・
最近の新聞記事「飛鳥寺の塔跡から出土した舎利容器にガラス小玉とみられるものが複数収められていたことがわかった」との記事と、「桜井茶臼山古墳から出土した銅鏡の破片が、少なくとも103面分だったことが判明」の記事について話してくださった。
新しい技術でわからなかったことが見つかり、又新たな謎がでてくるのは面白い。

日本書記
天武天皇12年7月4日、天皇が病気の鏡姫王を見舞われたが、5日亡くなってしまわれた。

この年に、天皇は初めて僧尼を集め、「宮中夏安吾(げあんご)」をされた。
「夏安吾」とは僧たちが外出をせずに籠って修行すること。初めて聞いた言葉。

夏安吾は天武天皇はこの年に行ったのが最初。
天武天皇が行ったのはこの1回だけだが、桓武天皇以降は官寺の恒例行事となったそうだ。
旱魃に見舞われ、百済の僧 道蔵が雨乞いし、雨が降った。
道蔵という僧は偉大な人だったらしい。

以後の書記の中にたくさん出て来る「氏族」について、あらかじめ知っておこうとのことで「新撰姓氏禄」を紹介された。

「新撰姓氏禄」は古代氏族の系譜をまとめた書物。
光仁6年(815年)嵯峨天皇の命により編纂された。
左京・右京・大和・摂津・河内・和泉に住む1182の氏族について、出自によって分類し、その祖先を明らかにしたもの。

①日本の天皇から分かれた氏族ーー皇別 335氏族
②神代の諸神の後裔と伝えられる氏族ーー神別 404氏族
 天孫・天神・地祇 に分かれる。
③外国から来た氏族ーー諸藩 117氏族

それぞれに分類されている。(詳細省略)
これを踏まえて次回からの講座に備えることとなる。

歴史公園館内はいつもきれいに花が生けられている。


まだ花活け準備中。 ハイビスカスローゼル
家にもある「ハイビスカスティ」はこれから作られる。
以前、畑に植えられているのも見たことがあるのだが・・
果実と思っていたら、これはつぼみです。とのこと。
どちらかな?

駅からの途中

川岸にルコウソウ 白花


マルバルコウソウ

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9月21日 栢森から石舞台 ミヤコミズ・ヤマミズ・ヤマウコギ・ゴンズイ・クサギ・センニンソウ・クマノミズキ・・

2023年09月21日 | Weblog

観察会に参加
栢森の新しくできた川沿いなど初めて歩いた。
カヤツリグサの仲間をたくさん見たが、文字にするほどはっきりわかってないので、省略します。


ミヤコミズ


ヤマミズ 雨でもないのに濡れてます。
花が咲いているが小さい。


ヤマウコギ 葉の裏の脈腋に薄い膜があるのを教えてもらった。
次に見た時に確認しよう。


ナラガシワ 今年は生り年なのかどんぐりをよく見る。


ゴンズイ 少し遠かったがきれい。


クサギ 果実 花も残っていた。


センニンソウ 果実が色づいていた。


クマノミズキ 果実も黒く熟して葉柄も赤く色づいていた。


イヌクグ 


玉藻橋そばのアキニレ
少し前に花を見たが、若い果実になっていた。


ナンバンギセル 石舞台公園


途中で採ってきたカラスウリの虫こぶ「カラスウリクキフクレフシ」


切ってみたら、幼虫がいた。ウリウロコタマバエの幼虫なのか?

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9月19日 日本新薬 山科薬用植物園 オニバス・アイギョクシ・イナゴマメ・チョウマメ・ナンバンキカラスウリ・ホップ・トチュウ・エビスグサ・ハブソウ・・

2023年09月19日 | Weblog

久々の日本新薬(株)山科薬用植物園 
園芸倶楽部の例会に参加。
以前は何回も行っているのに、いつも友達や団体について行ってた。
今日は一人参加なので、案の定迷ってしまった。
親切な地元の方が途中まで案内してくださって、やっと知った顔と出会い、お礼を言って別れた。

セミナールームで、会社の創立からのお話を聞く。
今年で創立104年になるという日本新薬(株)は、かつて国民病?だった回虫の駆除薬の研究開発が始まり。
駆虫成分を含むヨーロッパに分布するヨモギを取り寄せ、交配・品種改良を重ね、ミブヨモギと名付けられ、サントニンという薬が開発された。

先日、観察会の帰りに、何の話の流れだったか・・マクリ(海人草)を飲まされて臭くて飲みにくかった・・。
そんな話をしていたら、そばのメンバー男性が「知りません~」
同じように活動していても、少し若い人は知らないんだよね~。

さて、その後、サントニンの需要が減少して、今は植物由来の医薬品や、機能性食品を製造しておられるそうだ。
それとは別に、薬用植物や希少種や京都の伝統植物の栽培・展示・啓蒙などもおこなっておられる。

お話を聞いた後、4班に分かれて案内していただいた。


先ずは会社の元となった「ミブヨモギ」 触るとヨモギに似た香り。


ビオトープに「オニバス」花が咲いていた。
ビオトープには京都府レッドデータブックに記載の植物が集められている。


アイギョクシ 台湾に自生する。
実もできたことがあるが、うまく実らないとのこと。

雌雄異株なので両方揃ってないとダメだし。ポリネーターのコバチも日本にはいないのだから無理はないと思った。
京都植物園の温室の壁にツルが這っているのを見たが、戸外でこんなに元気に育つのかとびっくりした。


展示してあったアイギョクシ 雌の果嚢をひっくり返して干したもの
この実(粒)を集めて作るのが「愛玉子」という寒天のような食べ物。

先日家で作った「愛玉子」 ブログ見てね。 ココ


イナゴマメは京都植物園や長居植物園にもある。
雌雄異株とは知っていたが、両性株もあることは知らなかった。
ここには雌株 雄株 両性株が揃っている。


チョウセンアサガオ 実は上向いていた。毛はないように見える。

先日見たのはケチョウセンアサガオ(アメリカチョウセンアサガオ)と思うもので、全体に毛があり、果実は下向きについていたので、違いがわかった。


チョウマメ 鮮やかな青色の花。白花や、一重咲き・八重咲き等もある。
カフェの庭に植えてあるのを見たことがある。
タイでは米と一緒に炊いて「青いご飯」にするそうだ。


ナンバンキカラスウリ 大きいのは長さ9㎝ほどある。
種子や根は薬用に。
ベトナムでは新年や冠婚葬祭の特別な日に炊く5色のごはん。
赤いご飯の色付けにはこれを使用するそうだ。


ホップ 雄花と中央奥に見えるのが雌の花序
成熟した雌花をビールの苦みづけに用いられる。
薬用にもされる。


ノウゼンカズラ 果実
果実ができるのは珍しく、今年初めて実ができたとのこと。
そういえば・・アメリカノウゼンやヒメノウゼンの実は見たことがあるが、ノウゼンカズラの実は見たことがないなあ。


「トチュウ」葉をちぎると糸を引くのは知っていたが・・
「樹皮もちぎるとゴム状の糸?がでます」 わ~本当だ!
(写真の白い膜状の部分がそれ)


「ハブソウ」 本来ハブ茶の原料はハブソウであった。


「エビスグサ」 生薬名は「決明子」
収穫量が少ないハブソウに代わって、現在「ハブ茶」として市販されているほとんどは、エビスグサが使われているそうだ。


「センナ」 黄色い花 鞘は薄い。

温室


ビャクダン 枝先に果実が付いていた。
果実は初めて見た。


「カシューナットノキ」

果実が面白いので以前に見たのを紹介する。


インドネシアで見た「カシューナッツ」熟して落ちていた。
変わった実の付き方にびっくりした。
黄色い花托部分も食べられると聞いた。

キソウテンガイの雄株と雌株・コショウやバニラ他・・熱帯樹木大好き。

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9月18日 矢田丘陵 昆虫 外来ハゴロモ・オジロアシナガゾウムシ・メダカナガカメムシ・カナムグラヒメゾウムシ・シロコブゾウムシ・シマサシガメ・コノシメトンボ・ヒメアカネ・ヒメエグリバ・

2023年09月18日 | Weblog

毎年昆虫部会で行っている矢田丘陵近辺

クズの葉は昆虫たちには大人気です。


オジロアシナガゾウムシ


メダカナガカメムシ 目が出っ張っている。


カナムグラヒメゾウムシ 


シロコブゾウムシ


アミガサハゴロモ?と思ったが、最近見つかった外来種のよう。
アミガサハゴロモに似るが、翅の色・翅の横の模様が少し違うらしい。
まだ和名がない。 
アカメガシワなど、あちこちで見られた。だいぶ蔓延しているように見える。


・・ということは、これがその外来種の幼虫か?


シマサシガメ ビニール越しに撮ったら、腹側だった。

トンボも似たようなのがいてむつかしい。
捕まえて、胸の横の模様を見る。


図鑑と比べて・・コノシメトンボだ。


これはヒメアカネだね。


ヒメエグリバ アオツヅラフジについていた。
よく見ると黄色や赤のきれいな模様。

昆虫の合間に草花を見るのも楽しみ。


途中で、ヒメクズが満開


ヒメミズワラビ 胞子葉


ヒメミズワラビ 栄養葉

お弁当を食べた後、虫合わせ。


男性会員からの配りもの「パインアメ」
阪神優勝で大人気らしい。あやかっていいことがあるかも。

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9月17日 クサガメ「あんこ」の大脱走 

2023年09月17日 | Weblog

「亀が逃げました。庭やその辺を探したけどいないんです。近所にも声をかけておいたけど、見つけたら戻してください」
娘のだんなさまが言ってきたのは。昨日の朝のこと。
飼育している甕の網蓋がずれていたらしい。初めての脱走。

特定外来種のミシシッピアカミミガメでなくてよかった。

出かける予定があったのでそのままに・・
でも、裏庭からどこへ? 

そして今日。「見つかりました」


甕に連れ戻された お騒がせ クサガメ「あんこ」


家の前の側溝。この端で見つかった。裏庭からはかなりの距離。
頑張ったものの、端の網に遮られ・・無念にも捕獲された。
声をかけておいたお向かいの奥様が見つけてくださったそう。

娘が亀を飼い始めたのは20年以上前。
1匹は可愛らしい銭亀だったミシシッピアカミミガメ「よもぎ」 今や特定外来生物として嫌われ者だが。
その後まもなく、クサガメ「あんこ」もやってきた。(もらった?)
初めは室内の水槽で2匹同居。
大きくなってきて喧嘩するようになり水槽が2段に。

その後、だんだん大きくなってきて水槽では無理になって庭に大きい甕を2つ並べて飼っている。
ネットの蓋をし、その上に木切れを重しに置いている。
(今回どうして外れたのか?)

去年の暮、大掃除の時の2匹。


クサガメ「あんこ」 背中に3本の筋がある。体長14㎝。


ミシシッピアカミミガメ「よもぎ」体長20㎝

亀は万年・・まだまだ長生きしそう。

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9月16日 飛鳥と国栖と宮滝と

2023年09月16日 | Weblog

フォローアップ講座
講師は吉野町の観光課の先生
いつもと少し違って、飛鳥と吉野のつながりを伝承などからのお話でまた違った勉強になった。

飛鳥と国栖(くず)の関係
古事記や日本書記の記述に見える最初は、
神武天皇東征の神話で、神武天皇が国栖の先祖という石押分に会ったという件。

そして、
応神天皇の御代、吉野に狩りに来られた天皇に、国栖の人たちが、酒や山の幸と共に歌舞を献上したとの記述。
献上した歌舞は「国栖奏」として今も伝承されている。
毎年旧正月14日に、天武天皇をまつる浄見原神社に奉納される。
「歌い終わった後に、手のひらで口を叩いて仰いで笑う」という所作が入るが、今も引き継いでいるとのこと。
一度見てみたいな。

純朴な国栖人の食事は、山の幸、カエルを煮たのはごちそうで、毛瀰(もみ)といった。
今も方言で使われる「もみない又はもむない」というのは、「おいしくない」の意味で、カエルの出ない食事のことだったとのお話に。へえ~~。

どこだったか・・外国で、料理に入ったカエルを食べたことがあるのも思い出した。

そして、天智天皇の後継争いの時、追手が迫った大海人皇子を助けたのも国栖の人。

持統天皇は吉野に31回も行幸されたといい、その時に国栖の人は紙漉きを教わったのだという。
今も国栖の紙漉きは続いている。

江戸時代には、飛鳥と国栖のつながりがよくわかる創作「持統天皇軍法」(歌舞伎・浄瑠璃)が近松門左衛門によって作られた。
事実とは違う創作だが、吉野国栖の歴史をよくわかっていたらしい。

吉野宮
斉明天皇が656年に作ったといわれる。
持統天皇は31回も吉野へ行幸されたといわれる。
以後の天皇も行幸されている。
万葉集にも歌が収められている。

吉野宮はどこにあったのか?
日本書記にもその記述はないそうで、種々論争がおこった。
現在は「宮滝遺跡」が比定されているとか。
川が蛇行するカーブの内側にあたるところに造られていたと考えられている。

吉野行幸は飛鳥からどのルートを使ったか?
車坂峠越え・壷坂峠越え・芋ヶ峠越え。
資料の、各ルートの標高のグラフを見ると・・馬を並べて行ったとの記述には、けわしい芋ヶ峠越え(一ノ谷より高低差あり)は無理だなあ。
一番平坦なのは車坂峠越えだ。
目的によってルートは変えられたと思われる。

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