みどりの野原

野原の便り

6月24日 ミャンマー3日目⑤(バカン) ロンジー姿で 野生生物公園 マヌハ寺院 シュエサンドバゴダ 操り人形  

2015年06月24日 | Weblog
タジンガーデンホテルで小休憩 ズボンを先ほど買った「ロンジー」に履き替えて出発。 
 
①ローカナンダ野生生物公園で樹木観察 
カメラの電池切れで友達の予備カメラを借りる。(私の予備はホテルのリュックの中・・悲)

 
ナガバノキダチオウソウカ(アショカノキ・アソカノキ)の2型(細長いペンドゥラタイプという樹型と普通の樹型)が並ぶ並木
     右)アカシア ジャバニカ この木も所々で見た。情熱的なホウオウボクの赤も好きだが、この優しい色合いも好き。
  
        インドシタン植栽地                  インドシタン果実

 
          ベニゴウカン                      アカテツ科の実

テツボク ビャクダン チーク インドボダイジュ モア? ピンガド(テツボクの仲間) インジン?など聞きなれない木・・・
いろいろ見たがごっちゃになってしまって肝心なところがわからない。再確認に行くこともできない・・

②マヌーハ寺院
『仏教に信心深いモン族の王様マヌーハと王妃がバガンに連行され、そこで亡くなる前に全財産を費やして造らせた』

 
     マヌーハ寺院                   右) 入ったところに大きい鐘?鉢?が・・
はしごがかかっていたので覗いてみると、中にお賽銭らしいものが少し・・なんと大きい賽銭箱
欲張りに思えたが『マヌハ王夫妻が毎日ここに食事を入れてお供えしたお鉢』で、賽銭箱になったのは後世のことらしい。

 
大仏さんが何体かいらしゃった。お堂いっぱいに造られて通路が狭い。  見上げる。

 
寝釈迦仏 すり抜けるように通る。狭くて写真も撮りにくい。   真近で見た寝釈迦仏のお顔
日本人から見ると仏顔ではないが、作ったマヌーハ王の気持ちが込められているのだろう。


夕日スポット  ③「シュエサンドーパゴダ」   

シュエサンドーパゴダ 高さ45m たくさんあるパゴダの中で唯一 5層の基壇に登ることができる。 うれしい。

 
超、急な階段 今日は午後からロンジー(巻きスカート)を着用しているので、少々登りにくいが、裾をたくしあげて登った。  (写真は私ではない)         右)登ってくる人を上から見るとこんな感じ。

 
さすがに見晴らしが良い。360度 どちらを向いてもパゴダ・パゴダ・パゴダ・・遺跡群の真っただ中。

「指差した所にパゴダがある」と言われるバガンには2000基以上のパゴダが残る。元はもっとあったらしい。
ガイドさんによると、大きいものは王様の、中ぐらいのはお坊様の、小さいのは一般国民のものだという。
王様に申告すればどこにでも自由にパゴダを造れたらしい。
パゴダは功徳のために造る仏塔で、お墓ではない。ミャンマーは小乗仏教でお墓はないとのこと。

こんなすごい光景なのに、世界遺産には登録されていないとは不思議。

途中、バスの中でガイドさんから、観光客が増え周辺農地が急騰している。1エーカー5000円でも売れなかった土地が今や1500万~5000万円で売れるとのお話もあったが・・。
建築が制限されているところもあるが、遺跡のすぐ近くにホテルがあったり、ゴルフコースがあったりする。
それに、人々に古いものをそのままに残そうという意識はなく、きれいにすることが功徳との考えで、新しい建材なども使いどんどん修理していく。皮肉にも人々の信仰心とも関係があった。
そんなことでユネスコの世界遺産登録にはならなかったとか。  
今後は、個別の遺跡についての登録を考えていくらしい。
観光的に見ると古いものはなるべくそのままの形で見たいというのはあるけれど、一般の人の功徳のために・・との考えも一概に悪いこととは言えないですね。


最上段の縁に腰かけて夕日を待つ人々  
残念ながら時間がないので降りる。 夕日を見るには雲が多い。

操り人形を見ながら夕食


       レストラン            

 
       エビの?チップス          盛り合わせた料理

 
ミャンマーの伝統芸能 操り人形 いくつもの題材が演じられた。バックもその都度代わり、大活劇もあった。
時々上で操っている人形師さんの姿が見れるように幕が上がる。  操っている人が巨人に見えた。
上演後、席を廻り人形と記念撮影をしてチップを渡す。

1時間の懇親会の後就寝        次(4日目①)に続く。            
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6月24日 ミャンマー3日目④(バガン) リバーガーデンレストラン エーヤワディ川周辺 タジンガーデンホテル 

2015年06月24日 | Weblog
お昼はエーヤワディー(旧イラワジ川)河畔のリバーガーデンレストランで食事。


リバーサイドレストラン 珪化木が無造作に並べてある。

 
パルミラヤシの実が飾ってあった。            エーヤワディ川 

    
          昼食  デザートにパパイヤが出た。

エーヤワディ川岸に下りる。  
 
      レストラン横を下ると川        川幅は広く水は濁っていた。緩やかな流れ
エーヤワディ川
エーヤワディ川は『ヒマラヤ山脈の南端を源泉として、ミャンマーを北から南に縦断し、9本に分かれて広大なデルタ地帯を形作りマルタバン湾に流れ込む』
レストラン周辺ではいろんな花木が見られ楽しかった。
 
川岸に咲いていたクマツヅラ科?の花             パルミラヤシ

     
ホウオウボクが満開 バガンではあちこちで花が咲いていた。 大きい果実もぶら下がっていた。

 
          キントラノオ                サンユウカ

 
          プルメリア               オオアリアケカズラ?

タジンガーデンホテルで少し休憩

 
今夜の宿 タジンガーデンホテル 泊まる部屋   庭の各所にこんな花飾りの水盤がある。その辺に咲いている花。
休憩後は又お出かけ。              次(ミャンマー3日目⑤)につづく。  
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6月24日 ミャンマー3日目③(バカン) 有料トイレ シュエジゴンパゴダ アーナンダー寺院 ロンジー買った

2015年06月24日 | Weblog
バガンはミャンマーでも一番仏教遺跡の多い所。
いくつかの遺跡を訪ねた。

有料トイレ
遺跡近くのトイレ 有料で(いくらか忘れた)鍵をもらって入る。


鍵付きのトイレは初めてだ。   和洋あり、ペーパーも付いていた。


キョウチクトウ 日本ではたまにしか見ない果実がここではたくさん付いてていた。
                      右)クウシンサイ 湿地に群生

 
ワンちゃんお昼寝。イヌをつないで飼うということはしないのか、どこでも自由に歩いている。
             右)花かつぼみ?を乾燥させたもの。お茶?
      
 ①シュエジゴンパゴダ 
後で調べると『11世紀にビルマ族の最初の統一国家を打ち立てたバガン王朝の始祖アノーヤター王が建設に着手し、2代目のチャンジッタ王が1089年に完成させた。その後洪水を避けてこの地に移築された』とある。
「金色に輝く塔」の写真があるが、肝心なところを撮っていないようだ。

 
ここから入った。外壁は剥がれているところもある。補修してあるところもある。 
補修材は水牛の角から?作った接着剤とアカシアの樹液に砂を混ぜたものを使ったりするらしい。
 
東西南北に金ぴかの仏像が祀られている。右手を下に下ろしておられるのは魔よけとのこと。

 
日本では7がラッキーナンバーだが、ミャンマーでは9が縁起のよい数字らしい。
煩悩108つ 1+8=9 本当? ・・で、お供え物は線香・水・果物・・など9個ずつ。
前は登れたらしい階段は2年前からは登れなくなっている。

 ②アーナンダ寺院 

日立市の「東部ワールド」に25分の1のミニチュアが展示されているらしい。

 
東西南北に4つの入口と参道があり、それぞれに立像が祀られている。

東の像はバガン時代のものだったが、作りなおされている。南の像と北の像は元のまま。西の像は盗まれたため作りなおした。西の像だけが寄木造り。他の像はすべてチャンパか(金香木)の1本の木から彫り出したものだという。こんな大口径の木があったのか。北?南?の像は見る場所によって表情が変わるとのことだったが、確かめるに至らなかった。
(ネットでは 仏像の木は松の一木造り 西の像は地震で倒れて・・の記事もある。聞き違いかもしれない)


こんな女神さま?もいらっしゃった。

 
剥がれたところに、アーチ状のレンガ積みが見える。この積み方は今でこそ一般的な方法だが、当時は斬新な高等技術だったらしい。  右)壁を剥がしてみたらお釈迦様の物語が描かれているのも出てきた。見えるように剥がしたままにしてあるとか。


車で正面へ移動 集合写真を撮る。

寺院やパゴダ。広くて大きくて、東西南北どこから入ったのか、中にいろんな建物があり、どの建物が中心なのかどこが正面かもわからない。 

近くのマーケットで私もロンジーを買った。7ドル       次(ミャンマー3日目④)へ続く。
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6月24日 ミャンマー3日目②(バカン) ニャウンウーマーケット 噛みタバコ体験

2015年06月24日 | Weblog
バガンのニャウンウーマーケット 
活気あふれる庶民の台所
 
地元の買物客 ほとんどの人がタナカをつけている。
ビニールの荷造りヒモで編んだ買物かごが流行り? 
頭に買ったものを乗せて歩く人。お坊さんもいた。
生活感あふれる市場の雰囲気 大好き。 食材は豊富そう。

 
        トマト・ゴーヤ・ハヤトウリ・トカドヘチマ
 
タマリンドの若葉・クウシンサイ・ナスビ・ヒョウタン・オクラ・キャベツ・・何でもある。

 
ジリンマメ 芽の出た豆も売っていた。 マンゴーは旬 ドラゴンフルーツ ビージャンバナナ他  
    
 
        ソーセージ                   鶏肉


   魚 エーヤワディ川で獲れたものもあるのか。
魚や肉売り場にハエが多いのがちょっと・・
調理して出されればおいしくいただくのでしょうね・・

 
        雑貨屋さん         強力パチンコ 鳥でも獲るのか?


洋服屋さんの店先 「店員さん 寝釈迦仏状態ですよ~」 のんびりした光景
友達がロンジー(巻きスカート)を買った。

「噛みタバコ」の材料 は、市場のあちこちで売っている。

 
キンマ(コショウ科)の葉 いろんな並べ方がある。     ビンロウジュ(ヤシ科)の実  


ひょっとしてこれは石灰?

「噛みタバコ 体験」
市場の外に「噛みタバコ」の屋台がある。他の東南アジアの国でもずっと気になっていた「噛みタバコ」
ガイドさんがそばにいる強みで、友達と2人試してみることに。
ガイドさんの通訳で初心者向きに処方?してもらう。
普通4個セットで500チャット 友達と2つで200チャット支払う。1個10円ってところ。

 
キンマの葉に石灰を溶いた水を塗り、その上にビンロウジュ・アセンヤクなど好みによっていろんな材料を乗せる。何が入ったのかは知らない。

手渡されたのは葉の包みは「オトシブミの揺籃」みたいだ。
思い切って口に入れる。
モシャモシャ・・ 口当たりは悪い。我慢して噛んでみる。
たいして苦くもないが甘くもない。スッとするような清涼感は感じる。
唾は飲み込まずに吐いて噛み続けるそうで、途中で唾を吐いてみた。 わっ レンガ色の唾。 
「口開けてみ」というので開けたら「ぅわあ、真っ赤や!」とみんなが笑う。
試したのは2人だけ。

口触りの悪さに耐えかねて吐きだして、何回も口をゆすいだ。
その後、清涼感はしばらく続いた。

その辺に赤い唾を吐くので美観上もよくない上、習慣性になるようだし、口腔ガンの発生率が高いとも言われ、いい風習とは言えないが、これも伝統のもの。

ガイドさんは「噛んでいた時もあるが、だんだん強い刺激がほしくなりそうでやめた」とのこと。
運転手の眠気覚ましにも使うそうだ。
そう言えばバスの助手さん、後ろから回ってきたお菓子を渡そうとしたら「噛みタバコを噛んでいるのでダメ」とガイドさんが言ったことがあった。
居眠りもできない運転手さんや助手さん 気持ちはわかるけど・・


バスの中でマーケットで買ったランブータンをもらって口直し。
噛みタバコの爽やかさはしばらく続いた。             次(3日目③)へ続く。
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6月24日 ミャンマー3日目①(バガン) ヤンゴンからバカンへ タナカ植林地 タマリンド花 他

2015年06月24日 | Weblog
ヤンゴン国際空港から国内線でバガンへ
4時半起床 ヤンゴン国際空港から6:30発の国内線に乗りバガンへ移動。

私の荷物 2~3泊用スーツケースとリュック シンプルにまとめた。メンバーの中でも最小部類

 
AIR KBS「エア カンポーザ」ミャンマーの国内便 プロペラ機  ミャンマー文字
英語併用なら何となくでも意味はわかるが、街中ではほとんどがこの丸っこいミャンマー文字のみ。見当もつかないのだ。

バガン ニャウンウー国際空港に到着


  バガン ニャウンウー国際空港  ヤンゴンから約1時間20分

 
    荷物が降ろされている。          托鉢用の壷?を持ったお坊様
専用バスに乗り換える間に・・
 
インドセンダン 果実ができていた。       インドセンダンの葉

  
 タマリンドの大木  花真っ盛り。     果実は何回も見ているが花を見るのは初めて。

バガン
『ヤンゴン・バゴーよりだいぶ北.エーヤワディ川(旧イラワジ川)中流域に位置する。ビルマ王朝最初の統一国家
バガン王朝(11世紀~13世紀)の古都 仏教遺跡が多く、ミャンマー屈指の仏教聖地。2000を越えるパゴダが現存。
カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドゥールとともに、世界三大仏教遺跡のひとつと称されている』
気候も少し違い、バガンは雨が少ないらしい。

車で「タナカ」の植栽地へ 

初めて木を見た。
 
   「タナカ」はミカン科           複葉で 葉の中軸に翼がある。
 
     丸い果実ができていた。            幹 

  「タナカ」  はミカン科の樹木 
ミャンマーの伝統的なオシャレ化粧品顔に塗る「タナカ」はこの枝を摺って利用する。 
市中にあんなに出回っているのだから、あちこちに「タナカ林」があるに違いない。
昨日、私もほおに塗ってもらって1日過ごした。きれいになったかな?

 
     アオイ科の薄ピンクの花     マメ科の黄色い花  草花の名前はわからない。


木を植える時は穴を掘って中に植え、雨水を有効に利用する。

「ホウオウボク」 と 「オオゴチョウ」
 
大好きなホウオウボク(カエンジュ)が満開。ヤンゴンではあまり花をつけていなかった。                            右)そばにオオゴチョウも咲いていた。

オオゴチョウはあまり大きくならないが、花だけ見るとそっくり。

左)オオゴチョウの葉  右)ホウオウボクの葉(小さい葉)大きい葉を見ればもっとわかりやすい。


これも大好きなゴールデンシャワー         次(ミャンマー3日目の②)につづく。 
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