みどりの野原

野原の便り

10月30日 イモ掘り

2008年10月30日 | Weblog
今日の目的はイモ掘り 助っ人一人連れて行った。

 
 3人ともイモ掘りは初めて      これで全部 二人で分けた


エビガラスズメ サツマイモに

近く掘りすぎてイモを切ってしまったり・・・
大きい袋持ってきたのにちょっと期待外れ・・でも今年の正月の
キントンのイモは買わずに済むわ。(それまでに食べちゃうか)

 
      ヤーコンこれだけ?          キクイモ

キクイモは草丈は2メートル以上になって、花も咲いたらしい
(見てない)のに、地面の中のイモはずいぶん小型。
もう少し大きくなってもいいのでは?(文句は言えない)


       下の段の畑
草だらけだったところに立派な畑ができている。

播き時期が遅かった小さいニンジンの間引き菜・サラダミズナの
間引き菜・ピーマン数個・ミニミニトマトがどんぶり1杯ほど。

妹いわく「やっぱり土づくりが大事っていうことがわかったわ」
今日収穫したのは何もしないでそのまま植えただけ。

下の段は、耕して石灰をすきこんで、肥料もやったらしい。
大根やニンジンなど楽しみ・・
「来年は頑張るわ」「がんばってね」

 
       ダイコン        ダイコンサルハムシ食害中 

高いところの渋柿も採ってもらって、お土産はたくさんになった。


ジムカデ? 細くて長くて足がいっぱい
                    
                         干し柿すだれ
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10月29日 うちの生き物 コウガイビル

2008年10月29日 | Weblog
だいぶ前にも登場したと思う。

今日庭の植木鉢を除けようとしていたら、下に何かべチャッと光っ
たような黒いものが。

もしや・・・やっぱりKGBだ。片付けの最中なので後でカメラを
持ってこようと思って、その辺にあった半分に切ったペットボトル
に木の枝でひっかけて入れた。

それで作業の続きをしてふと見ると、おっともう逃げ出しそう。
ちょっと待っててと言ったでしょ?

背中を触るとペタッとくっつくような感じ。
それ以上は触れないちょっとキモいやつ。

なだめすかしてまたペットに入れ、さかさまにしておいて、デジカ
メを取りに行く。

9月25日に初期不良で修理に出し、1か月余り、やっと昨日帰って
きたデジカメ。
なんでこんなに日がかかるのか、買ってからのサービスは全くな
ってないと怒っているのだが・・・

それはさておき、復帰はじめての被写体がこれ。
もう底から逃げ出しそうになっていたのを牛乳パックの上に乗せた。

 
クロイロコウガイビル    頭はイチョウ型(笄型)

前に娘の旦那さんが見つけたのとたぶん同じ個体と思う。

少し大きくなったかな。
長さは8センチぐらいはある。もう少し長くなるらしい。

ヒルと言っても、ヒルの仲間ではなく、川などにいるプラナリア
(これも三角頭)に近い。

目も口もないように見えるが、口は体の真ん中あたりにあり、吻
を出して、ミミズやナメクジやカタツムリを溶かしながら食べる
そうだ。 
食事風景は見たことがない。

三角頭にはたくさんの眼点があるらしいが見てもわからない。
血を吸ったりはしないので人間に害はない。

世の中には変わった人がいるもので「KGB(Kou Gai Biru )
友の会」なんてのもあるそうだ。

都会には1mぐらいにもなるという「オオミスジコウガイビル」
という黄色っぽくて背中に3本のシマがあるのが進出している
らしいが、見たことがない。
1回ぐらいは見たいけど、やっぱり木の枝でさわるぐらいだな。

撮影がすんでまたもとの場所へ返してやった。
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10月28日 K大インスト講座 秋⑤ 最終回

2008年10月28日 | Weblog
熱も引いて、久々のお出かけ。外に出かけることの幸せ実感。

今日は春・秋各5回を1講座とする、インスト講座 秋の5回目 
今年度の全講座の最終回。

 
色づいてきたアメリカフウ      ヤマナラシ 
紅葉は去年に比べだいぶ遅い。 梢に残る葉が風になびく

  
マツボックリが開いて羽根のついた種が覗く  ハマナスの実 完熟

今日は最終回で、学生によるミニ観察会の企画と実践をやった。

まず講師がショートプログラム1つで雰囲気作りをしてから、3人~
4人のグループに分けて相談。そのあと発表。
その他のメンバーと私たちは小学生になる。

 
    グループで相談           ミニ観察会

1班は集めた落ち葉から1枚拾わせて、その後、同じ葉を見つけたり、
その木はどこにあるかを探すメニューや額縁を利用してのプログラ
ム・はじめに立ったところで影の位置を記しておき、終りの時間に
同じ場所で影の位置の違いを見る日時計を考案。少しやってみる。


2班も木の葉を利用したもので1人2枚ずつ葉を集め並べる。
青い葉っぱ・紅葉した葉っぱ・枯れ葉などいろいろ。

その違いを友達同士のことにもつなげるという葉っぱからのメッセ
ージというプログラム
最後には若い葉から枯葉までを順番にしたかったよう。

3班も葉っぱ関連で大きい葉と小さい葉を1枚ずつ拾わせ「同じ木
の葉でも大小あるのはなぜかな?」と小学生の私たちに問いかける。
自然に無駄がないことを伝えようとの狙い。

実習はごく短時間だったけれど、インストラクターになって小学生
に観察会を行う練習ができた。

いつもは「もう少し元気な声で返事ができないか」と思ったり、
この頃の子は「急ぐ」ということができないとのかと感じることも
あったが、今日のミニ観察会では元気にやれ、また実習でインスト
ラクターの立場になって「早く集まってねー」なんて声をかけてい
て内心笑いがこみあげてきたが「やる時はやる」今の学生気質?も
感じた。

講師からは実習のアドバイス・ポイントなどの説明と、これを実際
活動につなげてほしいとのお話の後、教室に戻った。

今期は雨も何回かあった。
たくさんのプログラムとそれに使う小物でK講師の鞄は重い。
それに学生さんたちに伝えたい気持ち。 

その「思い」と「講座の目的」は伝わったと感じた。
私は何もしてないけど、お手伝いできてよかったと思った。
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10月24日 CROSS WORD パズル

2008年10月24日 | Weblog
今日もすっきりせず内科と歯医者以外は一日ごろごろ
と言っても眠れないので、この間、屋根裏倉庫で見つけたCROSS
WORD パズルをベッドでやった。

ヒントが古~い。
中日ドラゴンズの若手投手とか三冠王とか○○さんの奥さん(すで
に別れてる)・愚連隊だの・・・他いろいろ

裏表紙を見ると昭和58年版だった。古いはず。
古すぎてわからなかったり、ちょっと懐かしかったり。

かといって、今はやりのヒントではまたわからないことだろう。

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10月22日 田中一村展

2008年10月23日 | Weblog
今日の予定は雨で中止になった。
行けたんじゃないの?と思ったら、昼ごろには雨が降ってきて、
やっぱり中止は正しい判断だったんだと思いきや、午後はまた雨
も止んで・・・まあ仕方がないか。

昨日今日は体の調子がちょっとよくないと思ったら、熱っぽい。

でも平日の用事もあるし、昼寝をしてから出かけついでに、奈良
県立万葉文化館でやっている「田中一村展」を見てきた。

田中一村は奄美の画家で、何年か前、奄美大島の「田中一村美術
館」で作品を見ている。
南国のアダンの葉や実を描いた絵、その時の印象が鮮烈だった。

深くは知らないが、今回は個人所蔵のものなどたくさん出ていた。
いろんな画風のものが出ていたが、やっぱり私は南の木や花を描
いたものに惹かれる。
単純で大胆な構図・デザインチックな絵。
切り絵のような絵・水墨画のような絵

四季の花を描いたふすま絵は見ごたえがあった。
花や虫や鳥が描かれていて楽しい。
ホウズキやオシドリなどの木彫りの帯止めもかわいかった。

 
文化館の前庭 紅葉が始まっている。色づいた木の向こうに田舎道
なんで田舎道ってホッとするのかな。あの曲線によるのではない
かとふと思った。



  畝傍山のベストスポット? 
この間から気になっていた。
手前にコスモス・その向こうに刈り残った黄色い稲。
その右後ろに二上山・左後ろに葛城山を従えている。
車を道路横に止めて撮った。

今日は早よ寝よ。 
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10月21日 K大インスト講座 秋④

2008年10月21日 | Weblog
毎週来ていると、季節の進み具合が目に見える。

 
          だんだん秋色になってきた。

今日も人数は少ない中、ショートプログラム中心の講座になる。
 

  木の音を聴診器で聴く
どんな音が聞こえるかな?集中して五感を研ぎ澄ます。


森の美術館 どんな絵を書こうかな 

どんぐりころころ 
ちょっと坂になっているベンチでどんぐりころがし。
大人でも面白いが、小学生ならもっと盛り上がりがいいかも。

こんなことをしながらどんぐりを知る手がかりにする。
ただの遊びにしないところがミソ。

 
私の木。2人組で目隠しした人を気に入った木に連れて行き、後で
どの木か当てる。

目隠しされると不安だ。一歩が怖い。そんな体験もし、触覚も働
かせて木を観察する。

名前を見つけよう。
模造紙にみんなの名前をひらかなで続けて書き、縦や横に読んで
生き物の名前を見つける雨の日もできるプログラム。

五感を働かせて観察するということを大事に、いろいろ応用も考
え、次回の模擬観察会ができれば・・
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10月20日 失敗話をしてみれば・・

2008年10月20日 | Weblog
先日、産直の店で、トマト6個・キュウリ漬物用に10本・小ぶりのカボチャ
1個・ナス3本。750円 いい買い物をした。

帰って、部屋へ入ってから野菜を持って入るのを忘れたと気づいて、
車に取りに戻ったが・・・ない。 座席の下も見たがない。

おかしいな。そこでやっと店へ置き忘れたことに気づいた。

「あーあもったいないことした」
でも取りには行けない距離。
バカな自分に腹を立てながらもあきらめざるを得ない。
それでも数日はあきらめきれずにレシートを財布の中に入れて持ち
歩いていたが、戻っては来ない。

先日、その失敗話をしたら、
「何言うてんの。私なんか旅先で上等のお寿司をホテルに忘れて
きたよ。700円どころと違うでえ」
「私もお気に入りの傘をしかも防水スプレーを振ったばかりのを
電車に置き忘れたよ」

まるで自慢話のように出てくる。

せっかく私の失敗話で受けようとしたのに・・・

その話を別のところでしたら「家への土産を旅館の冷蔵庫に置い
てきた」

他のところでもいろいろ出てきた。

結構皆さんも忘れ物をしているようで・・
ちょっと安心したやら、やっぱり悔しいやら・・
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10月19日 天理 龍王山

2008年10月19日 | Weblog
JR柳本駅から崇神天皇陵の裾を回り龍王山へ向かう。

 
      伊射奈岐神社(いざなぎじんじゃ) 
台風で倒れコジイ林はスカスカ 左にクロガネモチの大木がある。
裏側から見ればこんもりとした照葉樹林の姿をとどめている。


小豆の原種といわれるヤブツルアズキ

野道から山道に入る。

山道沿いに龍王山古墳群と呼ばれる小さな古墳が点在している。
大型の古墳が造られる前の古い時代の古墳らしいが、植林地の中
で知らないと見逃しそう。

自然の地形を利用した円墳や横穴式の古墳が 400基以上あるそう
だ。てくてくまっぷでは600基と書いてあった。

    
これは竪穴式の古墳ではないかとのこと
   この横穴式古墳は覗くと光が見え向こうに抜けているらしい。

 
    ツルリンドウの花             実

だんだんと急になり結構きつい山道を登る。
今年お正月家族と来たが、車で頂上のすぐ下まで来たので楽々だ
ったが、こんなにきついとは思わなかった。

12時過ぎやっと龍王山頂に着いた。
標高585.73mの2等三角点があった。

中世の豪族十市氏の山城の跡だそうだ。ここは南城跡。

少し霞んでいたが、奈良盆地に大和3山が島のように浮かんでいた。

下り道
 
倒木に生えた緑色がかったキノコ  ナワシログミ満開

長岳寺から柳本駅へ。
長岳寺の裏門近くで売っていたカキをお土産に買った。


家の前に置かれたクワズイモに花が咲いていた。
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10月17日 鵜殿ヨシ原

2008年10月17日 | Weblog
高槻市の鵜殿ヨシ原 去年に続いて2度目だ。


河川事務所を過ぎたあたりからの眺め。この広さ甲子園球場の18倍。
高槻市の淀川右岸に位置する。

白いオギの群落・茶色い穂がヨシまたセイタカヨシ群落が目立つ。

昔からヨシは生活にはかかせないものとしてすだれなどや寒天づ
くりのスノコなどに利用され、特にシチリキのリードには欠かせ
ないもので、シチリキのリードに適した高品質のヨシがとれると
ころとして鵜殿ヨシ原は大切にされてきた。

ヨシ原は他にもあるが、常時水に浸かっているところではリード
にするような太くて厚みのある高品質のヨシは取れない。
淀川の水量が上昇した時だけ冠水するが、普段は水に浸からない
環境が鵜殿の最高のヨシを育んできた。

ところが、淀川の洪水対策として河川整備により川の直線化や掘
り下げが行われたために、冠水することもなくなり、乾燥化して
オギが増え、ツル草がはびこるようになって、残された鵜殿のヨ
シは衰退してきた。
ヨシの生育には乾燥しすぎず水に浸からず「適度な湿潤」が必要
だということだ。

ヨシは水質浄化にも効果がある。
また、健全なヨシ原を維持することは、希少な植物・ヨシキリなど
の鳥や小動物の住み家を守ることにもなる。

ヨシの利用は減ったけれど、生態系にとっても大切な場ということ
が見直され、ヨシ原の回復実験がおこなわれている。

ヨシ原に水を近づける試みとして、ポンプで淀川の水をくみ上げて
流す「導水路」が作られた。水路に近いヨシは元気を取り戻したが、
水に強いゴキヅル等のツル草の勢いはすさまじく水路を覆いつく
さんばかり。

 
導水路はゴキヅルに覆われ水面は少ししか見えない
           乾いたところではカナムグラがヨシを覆う 
ヤブマメやガガイモが覆っているところもあった。 


     切り下げ地 
淀川の水位が上がった時には水が流れ込むようになり、ヨシ混じり
のオギ原だったところがヨシの勢いがましたそうだ。

2段・3段・5段と階段状にしたところ、陸側を低くして増水時に流
れ込んだ水が流れ出ないようにしてある実験地もある。

 
裸地にしてヨシの生え方をみる実験地
    右はヨシ原のツル草を人手によってすべて取り去る実験地

 
     ガガイモの実          ゴキヅルの実
個人的には、ガガイモもゴキヅルも好きだけど、ヨシにとっては
邪魔者だ。

糸のような茎のツル草の強さには驚くばかり。
植物のせめぎあい激しい生存競争を実感した。

失ったものを取り返すのは大変だ。
失う前にもっと総合的に考えてもらえばよかったのにと思う。
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10月16日 吉野 宮滝 下見

2008年10月16日 | Weblog
久しぶりの吉野 申し分のない秋晴れの中の山歩き
紅葉にはまだ早いが秋の草花が次々と目を楽しませてくれた。

 
     アキノキリンソウ         コウヤボウキ
 
      センダングサ           チャノキ
  
      ナツハゼ紅葉         小さい紅葉 
 
      ヤクシソウ           ツルニンジン

野菊もいろいろあったイナカギク・ヤマシロギク・シロヨメナ・・
図鑑でも別名がこんがらがっているものもある。
ヨメナ・ノコンギク・シラヤマギクの他はひとからげで「野菊の仲
間」としておこう。メナモミ・コメナモミらしいのもあった。

他にもいろいろ。本番の楽しみに。だいぶ先なので桜紅葉が楽し
めるかな?

 
宮滝へ降りてポットホールを見に行った。
今まで気がつかなかったが、近くに川が落ち込んで滝になっている
ところがあった。 吉野とは思えない場所だ。
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