みどりの野原

野原の便り

12月24日 クリスマスイブ

2023年12月24日 | Weblog

クリスマスイブ 


去年作ったものをリニューアルしたクリスマス飾り(右)に灯を点し、ピカピカ色の変わる飾りものせて・・
(他にも可愛いクリスマス飾りがありますよ)
ワンプレートの鳥料理を作った。
ケーキは娘から届いた。

今日だけのにわかキリシタン?
大人だけでは盛り上がりませんが・・
明日の朝、枕元にプレゼントが届いてないかしら・・

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12月23日 ミニ門松づくり スギの伐採見学 炭焼き窯見学

2023年12月23日 | Weblog

工作部会の「ミニ門松」作りに河内長野へ。
駅から歩く。ちょっと遠い。
ここは講座の時に何べんも通ったところ。
たまに来る機会はあるが、なつかしい。


途中の田んぼのシシ除け柵に、イノシシの皮がずらりと掛かっている。
「ここへ近づくとこんな目に合うぞ!」イノシシへの脅しなのか。
「おお怖い怖い。ここへくるのはやめとこう」とイノシシは思うかなあ。
シシ除け効果はあるのかな?といつも思う。

山の方に炭焼きの煙‥いい景色。

作業場に到着。


ここにも火が焚かれていてうれしい。

先ずは、スギの木の伐採を見学。


急な斜面のスギ。引き綱を木を倒す山側(左)の木に張り、さらに右の方に綱が引っ張ってある。


鋸で切り目を入れて・・・引き綱で引き・・ついに倒れた。
お~。観客席から拍手がおこる。
1本の木を伐るのも大変だ。
この木は細かく切って運び出される。

いよいよミニ門松用の竹の伐り出し。
ここで里山づくりをしている方々にもお世話になる。

「そんな手袋ではあきません」とさっそくダメ出し。

 
ヘルメットと皮手袋で武装?し、恰好だけは一人前になる。


ノコギリも借りて、いざ山へ。


切っていい所、残す所、地主さんの希望もあるらしい。
ゴリゴリ・・ 1本伐れた。
もう少し太い方が・・ 中に入れる細い竹も要る・・

この調子では今日中にはできないのではないか?
・・この時点では本当にそう思った。

伐った竹の小枝を落とす。
「そこで切ったらあかん」
教えてもらって小枝の基部に切れ目を入れて、枝を引っ張ると・・ポキッ。
小気味よい音と共に小枝が外れた。切り口もきれい。
そういえば、前にも教えてもらったような気がするが・・
すっかり忘れていた。


足元には瑠璃色のリュウノヒゲの実。


太い竹、細い竹を作業場に運びこんだところでお昼。


午後、竹を伐る電動鋸の応援もあって、太い筒も切れ、細い竹の斜め切りもできた。


ナンテンもたくさん採ってきてくださり、伐採したスギの枝も切って、竹筒にセットした。


材料だけをセットして、仕上げは家ですることになった。

炭焼きを見に行く。
竹林の整備を兼ねて、竹炭を焼いているのは同じ会のメンバー。


竹の炭焼き窯


焚口は2つあり、次に焼く竹が入れてあった。

普通の木炭用の窯とはだいぶ様子が違う。


炭焼き用の拠点は、火が焚かれ、手作りの自在鉤にはやかんが掛かっていた。
桃のお茶というのをいただいた。

家に帰って、昨日取ってきたマツの小枝やツルウメモドキの枝などを追加したら賑やかに、華やかになった。
出来上がりはお正月にアップする予定です。

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12月22日 雪・キジョラン果実・冬至 ユズ湯でほっこり

2023年12月22日 | Weblog

正月用の赤カブ・白カブや日持ちのする野菜などの買い物に出かけた。

他のものはあったが、大きい白カブがなく、4軒目の飛鳥の夢販売所でやっと手に入った。

出かけついでに、しばらくいってないキジョランを見に行く。

途中は一時吹雪


シダの上にうっすらと積もった雪 

途中で、マツの小枝もゲット。


キジョランの葉も寒さでかじかんでいる。


あれっ。なくなったか?・・目を凝らす。
葉と同じ色で目立たないが、高い所に果実があった。


既に弾けている果実もあった。

弾けた実を見るのは初めてでうれしい。
弾けるのは年を越えてからかと思っていた。
まだ種髪はおさまっている。
間に合った。今日来てよかった。


持ち帰ったキジョランの果実。
果実から飛び出す白い毛の様子が、白髪を振り乱した鬼女を想像させ「キジョラン」の名がついたそうだ。
部屋中種髪だらけになるのも困るので、セロハン封筒に入れて壁に掛けてある。

今日は冬至。
いただいたユズがあるので、今日のお風呂は「ゆず湯」にした。
ほっこり・・・

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12月20日 うちのベランダ 整理してスッキリ フォーカリア四海波・ハオルチア・不死鳥

2023年12月20日 | Weblog

気になっていたベランダ

繁っていたハナイソギクや伸びて枯れていたタコノアシ・ニオイタデ・・などを刈ったり抜いたり・・まとめたり・・


だいぶすっきりしたベランダ。

マルバアサガオは種をとるために枯れたつるを残してます。


フォーカリア四海波 寒くても花が咲く。


透き通った葉が美しいハオルチアも目立たないながら可愛い花を次々咲かせてます。


寒い時期に咲くベンケイソウ「不死鳥」
仲間のキンチョウやハカラメはなくなってしまったが、これだけはずっと生き残り・・さすが不死鳥
蕾をたくさんつけている。

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12月17日 野崎観音 周辺 太子堂 ・野崎観音・堂山古墳群・葉序・コウヤボウキ・フユシャク雌・クリ冬芽・ユッカ

2023年12月17日 | Weblog

h25(2013)3月26日野崎観音~飯森山~四条畷まで歩いた記録が残っている。
・・がすっかり忘れてます。

JR野崎駅前を流れる谷田川沿いに下流へ?歩く。


堤防には「野崎参り」の図が描かれている。


「観音浜」の由来を書いた石碑
谷田川は寝屋川の支流で、元禄時代には大阪天満橋の八軒浜から寝屋川を遡ってこの観音浜まで屋形船が通っていたという。

野崎観音へ参る人を乗せた屋形船が行き来し、船の人と陸の人とで掛け合いもあったそうな。
野崎参りの歌は若い人は知らないだろうな。
川の周辺には深野池という沼地もあったという。
今とはだいぶ様子が違っていただろう。

戻って道中の植物などを見ながら住宅地の中など通って野崎観音に向かう。
枝に残ったカキの実をヒヨドリが突いている。
枯れた果実が残っているカエデ。
クスノキの枝には黒く熟した果実がたくさん見える。
アレチヌスビトハギの枯れた実が道端にある。
講師の先生は、動けない植物がいかにして種を遠くへ運ぶか。
鳥によって散布するものは鳥が好む色や果肉。人や動物に種子を運ばせるものはひっつく工夫。でも離れることも必要だ。
動物に食べてもらって種子を運んでほしいが、全部かみ砕かれてしまっては困る。
そのために植物がしている工夫。種の周りのヌルヌルなど。
鳥に運ばれるのと、動物に運ばれるのとではどちらが遠くまで果実(種子)を運んでもらえるか? 思わず引っかかりそうになった。(答は動物)
風散布のカエデの果実の飛ばし方。・・
質問もしながら説明してくださり、ああそうか・・と改めて思うこともあった。


太子堂(戸森山専応寺)へ。
ここは、徳川大阪城築城の際、京極丹後守高知がここに陣屋を設け、野崎山麓の石を切り出したそうだ。


その滞在のお礼として、「石垣」と「手水鉢」を寄進したそうだ。


境内のカリン 大きい果実がいっぱいなっていた。
カリンの硬い果実はどんな動物が食べて散布するのか。
イノシシが食べることがわかったそうだ。

モーリシャス島の高地に生育していた「カルバリア メジャー」という樹木は、硬い殻で覆われたその果実を好んだ大型の飛べない鳥「ドードー」が胃の砂のうですりつぶすことで発芽のチャンスもあったが、ドードーの絶滅により、自然状態で発芽のチャンスがなくなってしまい、ついには絶滅してしまったという共生のお話も。
ガクアジサイの花弁状のものはガクだというが、なぜガクといえるか?
花のつくりの知識もいる。


横を見るとカジノキがあった。

ネズミモチの葉の付き方は十字対生だが、枝の下部では平面的に並んでいるように見える葉もある。
植物は日光条件などで、葉の向きを変えたり、葉の大きさを変えたり、切れ込みを変えたり・・植物ってすごいな。

葉序の話、フィボナッチ数列が音階にも当てはまるというお話も。
わかっているようで、突き詰めるとあやふやになってしまう。


野崎観音(慈眼寺) 
ご本尊は十一面観音 行基菩薩によって天平年間に開山された。


本堂の軒下には張子のイヌが所狭しと吊り下げられていた。

 
お染久松の新版歌祭文 物語が描かれていた。
ここは、お染と久松の心中事件の物語の舞台となったところ。
絵は右から左へ・・ずっと続く。
思わず最後まで読んでしまった。

弁当を食べ、午後からは山を歩く。


吊り橋を渡る。


今頃ナンテンハギの花が咲いていた。


コウヤボウキの花が斜面から垂れ下がって咲いていた。


フユシャク(シャクガ科)の雌 と教えてもらった。
変な形と思ったら、雌は翅が退化しているそうだ。(オスは翅があるらしい)
成虫は雄も雌も口が退化しているという。
ひたすら次世代を残す営みのみに生きる虫。
食べ物も食べられないなんて・・人間の想像を絶する昆虫の世界。


落ち葉の山道

「堂山古墳群」
1号墳から7号墳の説明板があったが、古墳らしい高まりはこのひとつと、後で行く少し離れた1号墳(5世紀前半築造)の外はどこがどれだかわからない。
(2号墳から7号墳は6世紀末~7世紀中ごろ築造)
今日は歴史の会ではないので、墳丘には登らないという。


2号墳へ登ってみた。

狭い頂上からの景色は抜群。あべのハルカスが見えた。

墳丘の裾に冬芽の状態のオオバヤシャブシがあり、冬芽を観察。
雄花穂はまだぎゅっと固く閉じている。


下る途中にアベマキのどんぐりや殻斗が落ちていた。
殻斗は深い。


クヌギカメムシ

山を下る。


クリの冬芽はクリに似た形 
枝先の芽は頂芽ではなく、枝先が枯れ落ちて側芽が頂芽のように見える「仮頂芽」だそうだ。


ユッカの仲間が花盛り。
自生地ではユッカガという蛾が花粉を媒介するという。
日本にはユッカガがいないので、果実はできない。

15時30分 終了。
寒くなるというので着こんできたが、歩くと心地よく、久々に歩いて気持ちよかった。

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12月14日 甘樫丘 スズメバチ・カナメモチ・ウバユリ・ツチグリ・クヌギカメムシの仲間・ヨコヅナサシガメ幼虫・

2023年12月14日 | Weblog

担当の方の案内で甘樫丘を歩く。


スズメバチ 冬で活動が鈍っているのか?草にしがみついている。
お陰で間近で写真が撮れた。


誰かがツチグリを見つけた。
成熟しているようなので、皆が写真を撮った後、丸い部分をつついて胞子を飛ばしてみた。


木の柵の上にコアカミゴケかと思われるものが。
「コケ」の名は付くが、地衣類だ。
地衣類とは『菌類と藻類が共生関係を結んでできた生物』むつかしい。
赤い部分は、胞子をつくる器官で「子器」という地衣類独特のもの。
コアカミゴケはよく見かける。


ウバユリ 枯れた果実。
網の中にはまだ種子を残している。少しずつ少しずつ風に運んでもらう戦略のよう。
1回花を咲かせた株は、鱗茎ごと枯れてしまう。


クヌギから半身を出しているのはクヌギカメムシか?
途中で卵塊を探してみたが見つけられず。


この洞にはヨコヅナサシガメの幼虫が集団で冬籠り。


大好きなアオギリ 
梢に果実がたくさん見えるが、高過ぎる・・


カナメモチ 赤い果実


クロガネモチの赤い果実

甘樫展望台から畝傍山


ナナミノキの大木にも赤い果実

久しぶりにのんびり歩いた甘樫丘。
いいお天気で気持ちがよかった。

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12月12日 知らないことだらけの奈良(燈籠・奈良春日大社・元興寺周辺 ・・)

2023年12月12日 | Weblog

歴史サークルの今月の例会で奈良へ。
ガイドさんの案内付き。
公園内の植物を見て歩くことはあるが、ガイドさんのお話に目からうろこが・・たくさん落ちた。

先ず、知らなかった「ぐるっとバス」に乗って春日大社本殿で降りる。
紹介して下さった「ぐるっとバス」上手に利用すると奈良観光もしやすくなりそう。


車舎(くるまやどり)春日大社二之鳥居の手前に建つ。
今まで気にも留めたことがなかったが、重要文化財の建物。
「春日大社への天皇の行幸や貴族の参詣の折に、牛車などの乗り物を入れた車庫」とのこと。
「くるまやどり」って優雅な名前ですね。


春日大社二の鳥居 参拝の仕方や鳥居の通り方を教えてくださる。
鳥居の中央は神様の通り道なので、参拝者は中央は避けて端を通る。


「剣先道」昔、藤原姓の人が参拝の時に通った道だそう。
剣先の「先」を踏んではいけないとか。なぜこんな形になってるの?

春日大社のはたくさんの灯籠がある。
燈籠はすべて春日の神を崇敬する人からの寄進で建てられたものだという。
石灯籠は約2000基、釣り燈籠は約1000基もあるという。

  
中)「伝、藤原忠通奉納の柚木型燈籠(重文)のレプリカ」 合ってるかな?
右)祓戸型燈籠(春日灯籠)

燈籠の構造 宝珠・笠・火袋・中台・竿・台座・・など各部分の名前
何となく知っているが、きちんとしたお話を聞いたのは初めてだ。

火袋の模様・中台の模様・竿の形・・う~ん。面白い。

 
中台の模様  左)巴紋      右)走り獅子 
他に、下がり藤・鹿・百足・干支・・・これを探し回るのも面白そう。


春日大明神燈籠(写真不鮮明・・)
竿の部分に「春日社」・「常夜灯」の銘の灯籠が多い中、「春日大明神」の銘のものが15基あり、「1晩に3基見つけたら長者になる」との言い伝えがあるという。
この話は聞いたことがあるが、2000基もある中で、しかも1晩(夜)に? そりゃ全く1から探せたら、長者にもなれるでしょう。
今日はガイドさんに4基ほど教えてもらったが、自分で夜に見つけないとご利益はないでしょうね。


初めて行った「夫婦大黒社」大国主命と妃神 須勢理姫命を祀る。
たくさんの奉納「しゃもじ」には有名人の名も。


春日若宮 御祭神は、天児屋根命と天美津玉照比売命のお子神「天押雲根命」
本殿は「本朱」という希少な顔料を使った朱色。
「本朱」を使った建物は、春日神社本殿4棟と、この若宮本殿の1棟のみらしい。

「春日若宮おんまつり」は若宮の例祭のこと。(後で・・)


若宮と春日大社 ご本社の間の道「御間道(おあいみち)」というのも初めて知った。
(ピンボケですが・・)
火袋が木製の灯籠がずらりと並ぶ。
木の火袋は10年に1度は取替が必要とのこと。


黒漆塗りの火袋の「御間型燈籠(おあいがたとうろう)」
戦国時代のルイスフロイスの記述を元に復元されたものだそうだ。
鎌倉時代にはこのような灯籠がたくさんあったらしいが、飾り金具等は失われ、白木になっていったという。


春日大社

奥の御本殿(第1殿~第4殿)は国宝
定まった一定の年限(約20年に1度)で、社殿を造り替える「式年造替」が行われる。
(遷宮は「神さまがお社ごと引っ越される」)


大杉(樹齢800年とも1000年とも)・左に、直会殿の屋根を突き抜けて槙柏(樹齢600年)

祭り始めはちゃんちゃん祭り、祭りおさめはおん祭り」といわれる。
「春日若宮おん祭り」のお話もおもしろかった。
・平安末期の保延2年(1136年)、時の関白・藤原忠通が天下安泰、五穀豊穣、万民和楽を願い始めた。
・「遷幸の儀」は、若宮神を本殿より御旅所の行宮へ深夜にお遷しする行事。
 深夜0時、暗闇の中、お~お~の警蹕の声を発しながら、楽人の演奏をお供に御旅所までお遷しする。
・翌日は「お渡り式」芸能集団や祭礼に関わる人々(楽人・猿楽・競馬・流鏑馬・大名行列・・)の行列が、若宮さまのおられる御旅所へ練り歩く。
・「御旅所祭」古典芸能などを神前で奉納
・「還幸の儀」若宮さまは、その日の内に御旅所より本殿へ戻らないといけないそうで・・
 23時~暗闇の中お遷しする行事 
 遷幸の儀・還幸の儀は参拝者の懐中電灯もおしゃべりも禁止。

こんな神秘的なお祭りが、平安時代から途切れず続いているという。

「お渡り」は以前に見に来たことがあったが、深く知らないままに見ていた。

砂ずりの藤を見て外を左へ回り込んだところ。


榎本神社 初めて知った。
春日大社創建以前から祀られていた地主神だそう。
この神様は耳が遠かったという。
この土地がほしかった武甕槌命が「この土地を地下3尺だけ譲ってほしい」というのを聞きもらし「3尺だけなら・・」とOKしたところ、すべて取られてしまい、文句を言うもあとの祭り。
こんな隅っこに住むことになった。
耳が遠いので、お参りの際はまずコンコンとノックが必要なのだそうだ。
聞こえないと損をすることもあるよね。私も耳が悪いので、なんか身近に感じた神様だった。


宝物殿入口近く「奈良公園 最大のケヤキ」


春日大社で一番大きい灯籠 

お昼は鷺池近くで。
鷺池・荒池・猿沢池 これらは皆人工池だそうだ。

午後


天神社 少彦名命・菅原道真公を祀る。
ここでは狛犬のお話を聞く。
角のある狛犬・脚がまっすぐな狛犬は古いものだとか。
私は好きなのだが、子連れや球を持ったものなどは前記のものより新しいものらしい。
本殿前にはもっと古い木の狛犬があったらしいが、見逃し。


元興寺 極楽坊 中には入らなかった。
今は、塔跡など数か所に残るのみの元興寺は、昔は、今の「ならまち」を含む広大な寺域だったそうだ。

鵲町(元興寺の南鵲院があった)・勝南院町(元興寺の1院、勝南院があった)・・など地名にも、元興寺の名残がわかるものがある。

平城遷都で、飛鳥から遷された元興寺。
奈良時代には栄えていたが平安時代後半~室町・江戸・・火災などもあり衰退。
境内跡地には人々が暮らす家が建って行き「ならまち」が出来てくる。


町は計画的に区割りされたものではないので、元興寺の名残を除けて?道路は細くなったり曲がったり、突き抜けたり。
「・・突抜町」と名のつく町があるのもこんな所以。 ・・面白い。


「嶋嘉橋」小さい石造りの橋。下を流れるのは「率川(いさがわ)
ここは上ツ道の始点でもある。
清少納言や紫式部も長谷詣での際に通ったという。


嶋嘉橋の下。率川に作られた船型の中州にはたくさんの地蔵が集められている。
そして、橋脚には(矢印)「明和7年庚寅五月吉日 椿井町 嶋屋嘉兵衛」の銘。
嶋嘉橋は嶋谷嘉兵衛が私財を投じて架橋した橋なのだそうだ。

帰り道には食事処なども教えて下さったり、また来ようと思える。

15時前に解散になった。
お天気が良くなくて傘を差したり畳んだりでややこしかったが、ガイドさんの説明はわかりやすくて勉強になったし、面白かった。

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12月11日 大福駅から万葉の森へ ダイオウショウ・サンシュユ・ツガ・雪虫・ヒメツチハンミョウ・鬼瓦三昧

2023年12月11日 | Weblog

運動不足なので手軽なところを歩こうと・・

横大路と交差する道は古代の中ツ道。「橘街道」とも言われる。
本居宣長の菅笠日記にもこの辺りを通ったことが記されているそうだ。


蓮台寺 ダイオウショウに大きい球果が付いていた。

磐余池があったと言われるところから万葉の森へ。


サンシュユの実


ツガの球果


体に綿を付けた虫が飛んでいるのを捕まえた。
「雪虫」と言われるアブラムシの仲間のようだ。


「きれいな虫がいる」というので見に行く。
「あ、触ったらあかん!」と私。「ヒメツチハンミョウ」だ。
上の翅は短く、下の翅は退化。飛べない虫。
触ると脚の関節から黄色い液を出す。
カンタリジンという毒を含み、触れると火傷状態になるそうだ。
「捕まえて持って行こうと思ってた。言ってくれてよかった~」

ちょっとは私の知識が役だったかな。

行き帰り旧村の中を通ったが、立派な造りの旧家が多く、鬼瓦もすばらしい。


猿の鬼瓦


明和4年・・の刻印が見える。


花?

鎧を着ている

??

鯛を抱えた恵比須様 前にいる鳥は何? くちばしの先が太い。

これも、鯛を抱えた恵比須様 立ち姿。


大黒様 俵の上で踊ってる?


これも大黒様 右手に小槌、左手に扇 

恵比須様や大黒様は多い。いろんな鬼瓦があるものだ。


三角屋根の工場 この頃では珍しい。
北側が明り取りになっている。 

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12月8日 うちのベランダで収穫したマスクメロン 食べた。味は?

2023年12月08日 | Weblog

お盆に娘が備えてくれたマスクメロン
食べた後、気まぐれにアサガオの横に撒いてみた。

(成長過程は過日のブログに書いているが、まとめとして書く)
種の発芽力はよく、うじゃうじゃと芽生えたので、間引いて間引いてしているうちに枯れたり萎れたりして、結局1本だけ残る。

その内、おっ。おっ。つぼみが・・花が・・
雌花も咲いたので、雄花の花粉を付けてやる。・・
花は次々とたくさん咲き、子房が膨らんでいるのもあちこちに。

種からのものなので、まさかできないと思っていた「網模様」もできてきて・・
ツルはそんなに長くはなく、丈夫そうではないので、実を2個残して小さいのは摘果。

残した内、小さいのは枯れたが、もう1つは、メロンらしく網模様もしっかり付いた。
漬物ぐらいにはなるかな?との気持ち。


葉が枯れ込んできたので収穫時かな・・


11月29日収穫した。直径8㎝のミニチュアメロン

しばらく置いて(熟成のつもり)、今日、恐々切ってみた。


大きさ(直径8㎝)を言わなければ、立派な完熟メロン。


お味は? 甘味は少ないが、メロンの味。
漬物にはせず、家族で味見。

これに味をしめて・・娘よ。来年のお供えも「メロン」希望。

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12月7日 梅田でお食事会 帰りに、タイルパネル展を見る。

2023年12月07日 | Weblog

梅田阪急本店ビルでコロナ以来のお食事会 
調子を崩していたメンバーも復帰して久しぶりの会を楽しんだ。

15階のスカイロビーより展望


高層ビルが林立 遠くは黄砂?でけぶっていた。


ビルの13階とは思えない庭園 たくさんの木が植栽され地上の公園のよう。

17~41階まではオフィスビルになっているという。へ~~。
田舎暮らしの私には別世界だ。


会が終わってから、娘のタイル本「日本全国タイル遊覧」のパネル展をやっている住まい情報センターを覗いてきた。


講演会が12月3日に終わり、12月末までタイルの写真がパネル展開催中。
投票箱があり、お気に入りのタイルに1票入れてきた。

図書コーナーの棚にペーパークラフトの家がたくさん並んでいた。


あれもこれも可愛い。おとぎの世界

そうか・・去年、牛乳パックで作ったクリスマスのクラフト「ランプシェード」に色をつけることを思いついた。 

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