みどりの野原

野原の便り

10月30日 沢ノ池をもう一度

2012年10月30日 | Weblog
去年の9月18日に歩いた「京都トレール」の途中にあった「沢ノ池」
もう1回行きたかったので友達を誘った。

前は鷹峯 源光庵から紙屋川沿いに登って上ノ水峠から沢ノ池、帰りは槇ノ尾へと下った。(h23.9.18ブログ)

全く同じでは芸がないので?今回は逆に栂ノ尾から登って仏栗峠(ほとぐりとうげ)~沢ノ池、
帰りは仏栗峠から白砂山近くを通って三宝寺(鳴滝)への初めての道を下ることにした。

 
紅葉には少し早い栂ノ尾 白雲橋から林道福ヶ谷線 登りが続く。 
              きれいに枝打ちされたスギ林

 
     サルトリイバラ        ツルアリドオシ   赤い実がきれい


  これは何だ? キノコ?


前は降りた山道 今日は登り

 
だいぶ登って平らな道になった。 春の山のような薄緑。

仏栗峠から下ると沢ノ池


誰もいない静かな池 さざなみが立っている。思っていたほど寒くもなくさわやか。
向こうの山が紅葉すればもっと素晴らしいだろう。

お弁当を食べてゆっくりくつろいでいたら、向こうから大勢の人が・・聞けば老人会連合会の50人の団体だという。
若い人はお世話係の人らしい。
近くに座った人が隣の人を指さして「この人は83歳ですよ」
とても83歳には見えないお元気そうなご婦人だったが、源光庵から来て高雄に下るという。

前に登った源光庵からもそんなに楽々ではなかったような記憶。
今日栂ノ尾からの道だって一部険しいところがあったけど・・

同じコースを歩かれる? 別の楽な道があるんやろか? と、後で友達と話したのだったが・・
無事に降りられたんでしょうね。すごいわ。

静けさを破られた私たち。沢ノ池を出発して、仏栗峠まで戻り、三宝寺へ。
初めは歩きやすかった山道は、途中から岩の道になりきつい下りとなる。
拾った木の枝をステッキにして。


えぐれた山道 荒れた道
 
ウラジロの群落 背丈を超えるウラジロの群落は亜熱帯を思わせる。

ぐんぐん下り、意外と早く三宝寺に到着。バスの時間に余裕があったので1つ先の停留所まで歩き、京都駅に戻る。

前のコースとはまた違った趣があり、来たかった沢ノ池にも来れて気持ちのいい一日だった。
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10月29日 馬見丘陵 ホッとする景色 オケラ発見 

2012年10月29日 | Weblog
日が空いたので、どこかへ行こうかということになり、昔よく探検に来たという奈良盆地の中の丘陵地「馬見丘陵」を子供に案内してもらうことになり昼前からお弁当持ちで出かけた。
雑木林だった丘陵は大部分が開発されニュータウンになった。もう40年ほども前のこと。

まだ残っている丘陵地のあまり人の通らないあたりを歩いた。
そこには心やすまる風景・懐かしい風景が残っていた。

「この道は五軒家街道・これは多分田原本街道と思う。昔は結構重要な道やったんや」
「この集落の隣はニュータウンや」「この田んぼの辺りは尾根と尾根に挟まれた谷筋や」
「この景色いいやろ」「ここは丘陵の西端や」・・・いろいろ教えてくれる。 
「あ、そう。ほんとやね。へえ~~」と私。

私は周りの景色や目に付いた草や木を見ながらのんびりと。

(以下は歩いた順番通りではありません)

 
車道から1歩入った集落。すぐ隣にニュータウンがあるとは思えない。 
        右)山裾の木立のトンネルを抜ける。

 
      広がる田んぼ         向こうに二上山 
雌岳雄岳は重なって1重の山に見える。

 
      トキリマメ          ヤマハゼの紅葉 

 
青いアオツヅラフジと赤いノイバラの実  ヒヨドリジョウゴの緑の実・赤い実


キヅタ 地味ながら花盛り   

 
       用水路に渡した木に生えたキノコ2種

 
 山の中 クヌギのどんぐりがいっぱい落ちていた。  
              右)両側に山 谷に田んぼが広がる。


コバネイナゴのカップル 

大発見!

 
山を抜けたところで山裾に「オケラ」を発見。奈良県では絶滅寸前種だ。
他では1か所でしか見たことがない。感激。

 
畑に植えられていたのは ハスイモ 葉はクワズイモに似てる。 
         右)エビスグサ ハブ茶にでもするのかな?

 
田んぼ脇に生えていたオモダカ 引っ張ってみたら意外と簡単に抜けた。 
               右)小型のクワイのような塊茎が付いていた。

 
ヒロハスズメノトウガラシ       サクラタデ

丘陵地には溜池が多い。大きい池・山の中の沼・溜池らしいもの・今日歩いたところだけで大小合わせてさあ7・8個は見たかな? とにかく溜池の多いところだ。

 
       大きい池           絵になる風景

 
中でも可愛かった こんな溜池? 田んぼの端のこんな水溜まり? 
思わず微笑んでしまう。


水彩画にしたいような風景

まだまだいいところが残っているなあ。気持ちのよい時間を過ごした。 
また連れて行ってもらおう。
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10月28日 談山神社~飛鳥 雲海

2012年10月28日 | Weblog
朝から雨だ~。
でも、午前中はかなり降った雨もお昼前ごろには止んで、雨後ならではのすばらしい景色が見れたのはよかった。

談山神社から北?へ。 
年号が入っているものの中では最古の石仏とさえる「念誦窟不動尊」は道から下ったところにあるが、通りこしてしまった。

しばらく歩いて坂道と階段を登ると丸い石積みがある。


  これは増賀上人墓
増賀上人は平安時代の高僧で、10歳から比叡山で修業され、その後、名聞を捨て、多武峰に入られ中興の祖と言われている。
初めは土饅頭だった墓は石が積まれ、戦国・江戸時代と何度も整備された跡があるという。

少し下がったところにたくさんの苔むした墓がある。その中に京都清水寺の貫主を勤められた大西良慶和上(多武峰が生誕の地)のお墓もある。念誦崛廟といわれるこの墓地には調査によると、墓石の数約900基、すべて多武峰にあった妙楽寺の関係のお坊さんのお墓で、これだけ多く集まっているのは珍しいそうだ。
新しい墓も寺関係の子孫の方のものだとか。

道標のところを万葉展望台方面へ下る。


     山道の石仏

下ると万葉展望台だ。

朝から降っていた雨もさきほどからは止んで、見晴らしは効かないがその代わりに素晴らしい雲海だ。
雲海の上には金剛山葛城山が顔を出し、まるで池に影を写しているようだ。
少し右には二上山のふたこぶが小さく出ていた。
これは雨でも参加した熱心な私たちへの御褒美に違いない。

ここからはきつい下りになる。滑らないように注意しながら降りる。


    ノササゲ 

明日香村小原へ降りた。藤原鎌足の生誕地といわれる大原の里。

 
     大原の里      鎌足が産湯をつかったという井戸
近くには鎌足の葉は大伴夫人の墓といわれるものもある。

下れば

 
     飛鳥坐神社  境内に50ほどもあるらしい末社の1つ「飛鳥山口神社」
皇室の御陵林の山を守る神を祀る山口神社は各地にある。今も宮中の記念祭?ではその名を読みあげられるそうだ。

万葉文化館周辺で昼食

 
ケヤキ ナンキンハゼがきれいに色づいていた。

そばの亀形遺跡を横目に山を上がると、

 酒舟石 儀式用だとか酒を作ったとか・・用途はわからない飛鳥の謎の石の1つ。
こんな大きい石をここまでどうやって運んだのか?

酒舟石は私にとってはなじみが深い。すぐそばに父が作っていた畑があり、思い出もある。

 
伝飛鳥板葺宮跡 石敷きの井戸跡 実際の井戸跡は1m下に保存されているそうだ。  
 右)飛鳥京苑池 池の南岸確認のための発掘調査中。

この辺りは藤原京に都が移るまでの飛鳥京の中心地で、下層には舒明天皇の岡本の宮、中層には皇極天皇の板葺きの宮、上層には斉明天皇の後岡本宮 など時期の違う宮殿跡が重なっているらしい。

この真ん中にもうちの田んぼがあった。

蘇我氏の邸宅跡があったと言われる甘樫丘東麓遺跡を見て、橿原市に入る。
菖蒲池古墳・植山古墳・丸山古墳を見て解散となった。

 
菖蒲池古墳 変った形の屋根の石棺が奥にももう1基あるそうだが入り口に近い1つしか見えなかった。
 右)丸山古墳 4段築成の前方後円墳で、前方部端を国道に削られているが、後期の古墳では全国で6番目に大きいそうだ。
少し歩きにくいところがあったが、ぐるりと一回りした。  岡寺駅で解散。
(聞き違いがあるかもしれません)
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10月27日 「野菜」は植物の一生の途中の段階

2012年10月27日 | Weblog
毎日おいしくいただいている野菜、でも成長の仕組みなどは全くわかっていない。

植物の発芽から開花・結実して枯死するまでの(主に野菜)一生のお話を聞いた。

成長の過程では、栄養・水分・植物成長物質(ホルモン)などの内的要因、温度・光・水分・酸素・土壌・他の生物などの外的要因に影響されること。

花芽の分化に日長や温度が影響すること。
だから植える時期が大事なのかと(今頃)納得。

植物によって性質は異なるがバランスを取りながら成長し、最終的に子孫を残そうとしている。

「私たちが栽培植物を利用する部分は、植物が一生の過程をたどる途中の一段階であることを忘れてはならない」と言われたのが印象に残った。

(簡単に)


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10月26日 京都府立植物園 

2012年10月26日 | Weblog
 
イチゴノキ 今咲いている花は1年後に実になる。今ある実は去年咲いたもの。実と花が同時に見れる。
熟すと赤くなる実は食べられるが「1回食べたらもう食べたいとは思わない味」だそうだ。
どんなに不味いか1回は食べてみたい。白花もある。

この植物園には27種のカエデがあるという。
かけ足だったがハナノキ・カラコギカエデ・トウカエデ・ヤマモミジ・ミツデカエデ・チドリノキ・メグスリノキ・ハウチワカエデ・カジカエデ・ネグンドカエデなどを見た。葉は切れ込みのない単葉から、3裂・5裂・羽状複葉・3出複葉など形もいろいろだがどれも対生。実の付き方も様々。カエデの仲間は変化にとんでいる。

 
カラコギカエデ(切れ込みのないものから3裂)ミツデカエデ(3出複葉)


チドリノキ(単葉 切れ込みなし 脈多い)  他 写真なし。

 
カギカズラ カギは2本と1本が交互に付く。
カギだけが薬になるというのも不思議だ。太いツルが2本。ずっと上まで伸びていた。
山の中で何回か見たことがあるが、日本の植物とは思えない。
 
  コマユミ 紅葉       ニッサボク 色づき始め 
ニッサボクはスズランノキ・ニシキギと共に世界三大広葉樹と言われている。
どんな美しい紅葉なのだろう。


花の終わったシモバシラ 冬「霜柱」ができたところを見てみたいものだ。写真でしか見たことがない。
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10月25日 武田尾渓谷 

2012年10月25日 | Weblog

 
ヤツデ 蕾が開きかけ。可愛い      キハギ  

 
     ヨコグラノキ         ツルグミ 
特有の植物も多い。

 
何だこの変った巣、作りそこなったのか?  
調べたところヒメホソアシナガバチの巣らしい。 腰の細いハチが1匹とまっている。

 
この川そばの道は廃線跡 このトンネルを電車が通っていたのだ。  
          右)落ちていたカタツムリの殻 ギュリキマイマイのようだ。

 
武田尾橋  武庫川  もう少しすれば見事な紅葉が見られることだろう。

 
カワラハンノキ 雄花・雌花の花芽が付いていた。 リュウノウギク

 
ミズタマソウ 実はすっかり枯れていた。可愛かった水玉もくっつきむしになった。
               アキチョウジの群生 

 
      クサギ              トキリマメ

寒かった朝、昼の日差しは暑いぐらいになり、午後帰る頃にはまた涼しくなり・・寒暖の差のある一日。こうして秋の色が増えていく。
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10月22日 馬見丘陵公園

2012年10月22日 | Weblog
会が始まるまでにその辺をうろうろ。

 
朝露のかかったクサグモの棚網が植え込みのあちこちに見られた。クモの姿はない。
トンネルの中に潜んでいるに違いない。網にちぎった葉を落としてみたら・・現れた。 
味をしめて他の巣でも試してみたが、そううまくはいかない。
出てきたのはここだけだったが巣の主がわかったのはおもしろかった。

 
左)コブシ ・右)シデコブシ 立派な花芽をつけていた。暖かそうなコートを身につけて。

会で一番興味をひいたのがクロガネモチ。
去年の冬は鳥が少なかったせいか、いつまでも木全体にいっぱい残っていた実。もう次の実ができるのに・・と気がかりに思っていたのだが、講師はずっと観察を続けられていたそうだ。
どうなったか?
 
去年の実を残したまま新しい実(枝先)が色づいていた。去年の実は少し色褪せてつやが少ない。 右)割ってみた実。新しいものはみずみずしく、去年のものはカスカスな感じ。

「こんなに古い実が残っていては新しい実ができないのじゃないか」という心配は無用だったようだが、さてこれからどうなって行くのか?

 
ヤマザクラ 落ち葉       ハナミズキ 花芽をつけて紅葉

 
  アラカシどんぐり     シラカシどんぐり  まだ青い。

 
一番色づいていたのは コミカンソウ 濃いオレンジに連なった実「可愛い!」の声が上がっていた。
私もそう思って前に庭に播いたら毎年毎年そこここに生えてきて大変だ。
実はよく見ると丸ではなくボコボコしている。これがミカンに見えるのが名の由来。


木々も少し黄色や赤に色づいてきた。
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10月21日 橿原神宮~畝傍山ハイキング

2012年10月21日 | Weblog
橿原森林公園はキノコが多く、さしづめキノコ観察会のようだった。

子供が次々キノコや虫を見つけてくる。

 
  テングタケ     フウセンタケの仲間


左)ワライタケ 下)アオイヌシメジ(ちょっと珍しいと言われた) 他・・

何種類ぐらいあっただろうか。オオイチョウタケ・アンズタケ・カキシメジ・ケロウジ・・
聞きなれない名前が飛び交っていた。とても頭に入りきれない。
小さいけれどシイタケもあった。・・食べる気はしないが。

 
可愛いモミの芽生え。

橿原神宮の森は広さ10万平方メートル。
昭和15年紀元2600年祭を記念して全国から寄進された樹木が15万本も植えられたそうだ。樹木は450種類以上あるという。

 
ドラム缶の巣箱が置いてあり、ニホンミツバチが出入りしていた。 
                 公園でスズメバチを捕まえているおじさんがいた。

登山道でオガタマの果序がいくつも落ちていた。落ちた原因は虫?風?

畝傍山(畝火山)198.5m

 
       頂上のツガの老木

前から何かわからなくて保留中だった虫の名がやっとわかった。

「モリチャバネゴキブリの幼虫」 
森に住むゴキブリで、幼虫のまま冬を越し、春から大きくなるらしい。
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10月20日 川久保渓谷

2012年10月20日 | Weblog
川久保渓谷を案内していただいた。

JR高槻駅からバスで約30分 終点川久保で下車。
 
諏訪神社は長野県諏訪神社の分霊を勧請されたものとか。川久保集落の氏神様だ。                     右)ケヤキの古木は貫禄充分。境内に「尋常小学校跡」の石碑があった。想像できる。

 
出発すると間もなく川に出る。 軽トラに乗せられたシカを見せてもらった。
猟の成果かと思ったが、畑のネットに引っ掛かって死んでいたという。「どうするんですか?」「食べるんや」「死んでいたのでも食べれるの?」「まだ温みが残っとった」
まだ時間があまりたっていなかったようだ。
現地で内臓を取り出すなどの作業は済んでいるらしく、よく見ればお腹は空っぽだった。内臓はゴミに出すという。

シカ肉は高タンパク低脂肪という。ネットでは「刺身はマグロの赤肉のようだ」との記事があった。シカ肉は「もみじ」ともいうらしい。

 
昔、水車小屋でスギを粉にして、線香を作っていたという。 
                  渓谷には所々に小さい滝がある。
ひんやりした空気。きれいな流れ。夏なら足を浸してみたいところだ。

川久保渓谷は水瀬川の上流。川久保集落の生活用水となっている。
水源の森100選の1つ。大阪府ではここと熊取町の奥川雨山自然公園の2か所だそうだ。
 

 
チドリノキ カエデの仲間で紅葉がきれいらしい。 アキチョウジの花が咲き残っていた。 

 
マツカゼソウ 残り花  もうほとんど実になっていた。

 
      眼鏡橋      アケボノソウ 花が残っていた。
花弁は普通5深裂だが、4裂、6裂ものなどあるそうだ。

ポンポン山分岐で弁当を食べた後、じっとしていると寒い。
集合時間まで時間があったので少し上まで歩いてみる。

 
橋を4つ5つ?先まで歩く。 オタカラコウ 群生がきれいだった。 
花は終わっていたがミカエリソウの群生もあった。花の時期には少し遅い。 

帰り道で

トゲナナフシ いかついトゲで武装 普通のナナフシとは体つきが違う。脚が取れやすいが再生するそうな。

 
      ハカタシダ      イブキシダ を教えてもらう。


シラキが色づき始めていた。紅葉シーズンももうすぐだ。
帰りのバスはポンポン山からの帰りの人達と私たちで満員だった。
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10月15日 しまなみ海道② 因島大橋~

2012年10月15日 | Weblog
早朝出発。 寒い。

中国自動車道の集中工事とやらで渋滞が予想されるため、丹波の方へ迂回。
出発場所への到着も予定よりは遅れ13時になった。


車中で食べたお弁当は岡山名物祭りずし 紙箱のもも太郎はお面になっている。

今日の添乗員さんは体力に自信ありという屈強な男性2人。
「歩くのに自身のない人は前へ。大丈夫という人は後ろへ。遅い人に合わせますので、歩きなれている人には遅すぎるかもしれませんがお許しを・・」

列の前の方で歩き始める。
今日のコースはしまなみ海道ウォークの内、最長の13キロ。まあこれぐらいは大丈夫。


因島大橋の真下(向島)から出発。
因島大橋は広島県尾道市福山~島を渡って愛媛県の今治市に至る西瀬戸自動車道の一部。
しまなみ海道唯一の2階建の橋。上段は自動車道。下段は歩行者と自転車125CC以下の二輪車道になっている。

橋までの直登はしんどそうと思いきや、登り口かと思ったところを行き過ぎ、まだかな?橋が見えなくなったけど? ぐるっと遠回りして自転車も通れる道を登り、やっと橋の入口へ着いたのだった。

 
因島大橋を渡る。全長1270m 海面からの高さは50m ネットの隙間から下を写す。
風が涼しい。細かいネットが一面に張られ、帽子が飛ぶ心配はなかった。 

 
15分ぐらいで橋を渡り切り、階段を降りると、そこは因島 目の前に砂浜があった。

因島歩き始め。

出発の時の言葉は何だったのかと思うぐらいの歩行スピード。
ちょっと写真を撮っていたらもう引き離され・・追いつき・・
でもせっかくここまで来たのだからねえ。と同行の友達と所々立ち止まっては写真を撮る。
海が珍しい奈良県人の私はそこに海があるだけでもうれしいのだ。

コースの半分足らずのところで1人リタイア。バスに乗られた。

出発時間の遅れを取り戻そうとしたのか、それからも歩くスピードは早く、しかも参加の皆さんもしっかりとついていく。
景色を楽しんでるのかしら。歩くだけならここまで来なくても・・と思いつつ・・

途中からは海から離れ、人家や畑の道に。
キャベツやエンドウその他の野菜作りが盛んなようだ。
畑土は見るからにサラサラした砂地だ。


ミカン畑 まだ青い

かつて広島県は殺虫剤や蚊取り線香の材料として除虫菊の栽培が盛んで、重井町あたりも5月には除虫菊の白い花で埋め尽くされていたそうだ。今はもう栽培はしていないようだ。


トイレ休憩の因島フラワーパークの縁に植栽されていたのが除虫菊かな?

囲碁の本因坊 秀作の出処らしく「囲碁の里」の表示もあった。


左に白滝山を見ながら・・

やっと海辺に出た。

間もなく今日の最終地点 行口島大橋のたもとに到着。
遅れこそしなかったが、参加者45人中45位の到着だ~。

 
  行口島大橋      夕日がちょうど鉄塔に。

ここからバスに乗り帰路に着く。


因島大橋 3階の自動車道をあっという間に通過。

帰りも迂回や渋滞で大幅遅れ。無事電車に乗り込んでやれやれ。
・・と思ったが、八木まで帰ったもののもう電車がない。「迎え頼む~」
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