みどりの野原

野原の便り

8月29日 イワタバコ キジョラン ホドイモ ボタンヅル センニンソウ オナガサナエ

2021年08月29日 | Weblog


びっくりした。この時期にイワタバコ 満開。(いつももっと早い時期に見る)
前に見た時、花が終わっていたのに・・2度咲きか?


2つ目のうれしいびっくり。キジョランにたくさんのつぼみがついていた。


花序にはたくさんのつぼみと花。花だけでもうれしいが・・
これだけ咲けば、1個ぐらい果実を見られるか?
でも、なかなか果実にまでなるものは少ないらしい。
そして、果実が熟すのには、花が咲いた翌年の初冬とか。

果実に淡い期待を抱く。


ホドイモ 花はグチャグチャしてどうなっているんだか。
ピンク色の部分は翼弁の先らしい。


違う場所で、ホドイモの花序を見た。


その近くで、ナツフジの果実か?と思ったものがホドイモの果実だった。
「ホドイモ」とはいうが、マメ科。
地下茎に塊根がつく。


ボタンヅルの花


遠くに、センニンソウも咲いていた。


足元の葉に止まってくれたトンボ。 じっとモデルになってくれてありがとう。
昆虫図鑑で絵合わせ。オナガサナエ らしい。(友人にも確認)

ツクツクボウシと共に、ミンミンゼミもよく鳴いていた。

マツカゼソウ・オトコエシ・ヒヨドリバナ・・ススキも穂を出して、まだ暑いけれど、ちょっと秋を感じた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月28日 アメリカコナギ オモダカ スベリヒユ花 タツノツメガヤ

2021年08月28日 | Weblog

田んぼの中に1株だけあったオモダカ。


オモダカ 白い花は雄花 雌花は基部につく。


久しぶりで見たアメリカコナギ (ちょっと遠い)
6弁花。花弁は白く細い。


タツノツメガヤ 南の島ではよく見かけた。
温暖化で生育地が北上してきているのかも。
花序の枝が真横に広がり、その下側にたくさんの小穂がついていている。
トゲトゲして、ちょっと異様な雰囲気に感じる。


花序の枝は4本もあれば5本・6本のものもある。
今満開で、葯のようなものがたくさん下についている。
名の由来は、枝の先端のトゲ状に突き出たものから、竜の爪を連想したらしい。


道端のスベリヒユ 満開だ。(10:22 晴れ)

図鑑やネットでは「午前中の短い時間だけ開花」「朝の涼しい間だけ開花」
「日が当たると開き、暗くなると閉じる」「晴れた日の午前中だけ開花」
「7:30~8:00が見ごろ」・・などまちまち。

スベリヒユは近くにもあるが、晴れた午前中でも花が咲いているのに出会うことは少ない。

花が咲いていると、必ず写真を撮る。
過去に撮ったたくさんの写真を見ると、朝7時台から10時台までに花が咲いている。

晴れた日のその時間帯にも、咲いた花を見られないことが多いのは、ネットで見た「閉鎖花」に関係するのかもしれないなあ。


マルバツユクサ 近年やたら増えて来た。


大きい葉。それに比べて小さい可愛い花 2段咲きもあった。


ワルナスビ 黄色い雄しべの葯 先端に穴が開いている。
昆虫が来た時、この穴から花粉が出る仕組みになっているらしい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月27日 日本書紀 天武天皇6年

2021年08月27日 | Weblog

楽し、むつかし、日本書紀

今回もまた、あやふやな理解だが、自分のために、教えてもらったことを、主なことだけ書く。

*6年の1月17日「南門に射ふ(いくふ)」 「告朔(ついたちまうし)」と共に、よく出てくる。
「射ふ(いくふ)」は射礼(じゃらい)大射(おおゆみ)とも。
毎年正月の17日に宮中で行われた弓の競技。
官人の中から選ばれた射手が120人ぐらい? 的から36歩離れたところから弓を射る。(1歩70㎝として約25mぐらい?)
成績の優秀な者には天皇よりごほうびが出たらしい。
正月に弓を射る・・儀礼としてだけではなく、天皇を守る集団の武力を知らしめる意味もあったのか?

「射礼」の最古の記述は、仁徳天皇12年。
高句麗から献上された「鉄の盾と鉄の的」を射させたが、射通せる者はなく、ただ一人「盾人宿禰(たたひとのすくね)」のみが的を射通せた。
ご褒美に「的戸田宿禰(いくはのとだのすくね)」の名を賜った。

清寧天皇4年 孝徳天皇 大化3年・・の時にも記述があるそうだ。
天武天皇期にはこの後も度々出る。

*2月には多禰嶋人等(種子島の人ら)が飛鳥寺の西の槻の木の下で饗宴をした。わざわざ書く意味は何?
*4月、天皇を非難した人が大逆罪で伊豆嶋に流されたり・・
*5月、大博士(おおきはかせ)の百済人「率母(そちも)」が大山下の位を授けられ、食封として三十戸を支給された。

懐風藻の記述の中に「風俗を調え、人民を教化するには学問より勝るものはなく・・」があるそうで、「学問」が重要視されるようになった。
教えたのは百済の人で、「率母」は五経に通じていた。
他に兵法や医学、書や算の博士もいたそうだ。
勉強方法は、先ずは音読ー次に暗唱ーそれからが勉強。  う~ん。頭が痛い。

百済の博士などによる教えが、日本の学問の基礎・基盤をつくっているのだ。 なるほど、そうだなあ。

ど素人ですので、間違いは教えてくださいね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月25日 セグロアシナガバチ

2021年08月25日 | Weblog

娘がハチの死骸(ほとんど死にかけ)を持ってきた。
玄関にいたとか。


黒の地に黄褐色の斑紋 調べると、セグロアシナガバチ だった。
アシナガバチはスズメバチ科なんですね。


触角が黄色いのは雌らしい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月24日 ②散歩 朝と夕方 メマツヨイグサ コマツヨイグサ

2021年08月24日 | Weblog

いつも昼に歩くので、メマツヨイグサがしぼんでいる。
早朝散歩を思い立ったのは、朝早くなら開いた花を見れるだろうと思ったからだ。


期待通り、しっかり咲いた花を見ることができた。
次に咲く膨らんだつぼみもあるなあ(・・と思った)


コマツヨイグサはちょっと期待外れ。しぼみかけの花が多かった。
もっときっぱりと咲いているかと思ったが・・これがましな花。


しぼんだばかりのようなコマツヨイグサ しぼみかけで赤っぽくなっていた。
コマツヨイグサは早い時間にしぼむのかな?

夕方も同じところを歩いた。


夕方のメマツヨイグサ 咲いている花はもうない。
大きいつぼみは明日咲く花か?と思ったが・・


ちょっと触るとポロッと取れる。
あれっ? これはつぼみじゃなく、咲き終わった花なのか?

また気をつけてみてみよう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月24日 ①朝の散歩 ツユクサの花 主軸と側枝 両性花・雄花・果実・2段咲き

2021年08月24日 | Weblog

もっと早く起きるつもりだったのに、気持ちよく夢見ていて遅くなった。

早朝とも言えない?7時~1時間 散歩 そして、夕方もう一度同じところを歩いた。

朝・・


写真の→の棒は? 初めて発見したのは2019.09.16 なんじゃこりゃ?と思った。 
その後、気にして見ていると、同じ状態の花をよく見かけた。
その時に調べたら、どうやら棒は花軸(主軸)らしいということがわかった。
そして、主軸の先の花は退化しているものが多いらしいということもわかった。

その後、2段咲きの花を見つけたり、雄花があることがわかったり・・


苞をめくってみる。左の棒は主軸だそうだ。
その右側の側枝には花がある。雄しべと雌しべが見えるので、両性花 
花の下につぼみが2つ見える。


この主軸には花が付いている。雌しべが見えないので雄花
根元の側枝?にはつぼみが数個 順番待ち。


右側 長い主軸には雌花が咲いたらしく、膨らんだ子房がある。
左側の側枝には、①右に、咲き終わって膨らんだ子房、
②中央に開花中の両性花(雌しべの根元に子房の膨らみが見える)
③左に次に咲くつぼみ がある。


2段咲きの花に気づいたのは2019.09.29 今日もあった。


上の写真と同じ花を横から見る。2段咲きは左 主軸の花と、右 側枝の花が咲いている。

夕方も、同じところを散歩


17:51 ツユクサ 咲いている花はない。
この苞を開いてみる。


苞の中には主軸に咲きそうなつぼみ?閉鎖花?
側枝にはいくつかのつぼみがあった。


ツユクサに感心を持ったきっかけは、友人にツユクサのつぼみから果実までの位置が変わることを教えてもらったこと。
右側の側軸を見ると、右下向いているのがつぼみ。(つぼみの時はみんなこの向き) 
その左が次に咲くつぼみ。左向いている丸いものは子房(果実)
‥と言うように位置が変わり、最終には全部左側に折れ曲がって苞の中に納まって熟す。
最左の主軸の花は退化しているらしい。 

「棒」に気づいたり、「2段咲き」に気づいたりする前は、ツユクサは花を見てガク・花弁・雄しべ・雌しべなどや、花の色の色合いの違いしか見ていなかった。
よく見ると面白い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月23日 アサガオ と アメリカアサガオ

2021年08月23日 | Weblog

最近はアサガオを植えているお家は少なくなった。


畑のフェンスに絡まってゆったりと咲いていたアサガオ 


ガクはほっそり。

写真を撮らせてもらい、ピーマンもらって、ラッキー。


マンションのフェンスに絡んだ可愛い水色のアサガオはアメリカアサガオと思う。


ガクは細まって内側に巻き込む。


ちょっと遠かったが、草の中にヒルガオが咲いていた。


先日、空き地のフェンスに咲いていたアサガオ

初秋はアサガオの仲間の季節。・・ってまだまだ暑い・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月22日 橿原運動公園まで ジャコウアゲハ 幼虫 蛹 成虫 

2021年08月22日 | Weblog

今日は家にいるつもりだったが、天気もよさそうだし・・ウォーキング


田んぼのそばのフェンスに。アサガオなのか?


いたいた。ジャコウアゲハの蛹 2匹いた。


ジャコウアゲハ 蛹 後ろ手に縛られた「お菊さん」


幼虫も大きいのが1匹 

ジャコウアゲハ(成虫) が3頭ぐらい飛び回っていた。


オシロイバナ 朝寝中


ヤブガラシに マメコガネ 
日本在来種で、特に問題にならないが、アメリカではジャパニーズビートルと恐れられる農業害虫だとか。



こちらは外来の キマダラカメムシ 国内最大


アオギリ こんなに大きいのに花は咲かない。


アオギリの芽 お花みたい。初めて見た。


芽が展開して若葉になったもの。


橿原市運動公園のカナリーヤシ オレンジ色の花序柄が見えるが・・雄株なのかな?

今日はいつもより南の方まで行く。


ユリノキの並木

今日は橿原神宮へ出て電車で帰ろうかな?・・と思って・・あ。そうだ。
今日は財布もピタパも持ってないんだった。

昼前、曇ってきて風が出て来た。今日も降るか?

戻り道。


色づいたノブドウ 虫こぶが混じっているかも。


ヤブニッケイ 果実


河俣神社を通り抜け。
ここでもツクツクボーシが盛んに鳴いていた。


歩いたことのない右岸の道へ。


川辺にソテツ 雌株だ。大胞子葉が見える。


調子よく歩いていたら、前にショベルカーが道を塞いでいる。
端を通って抜けると‥何と。作業場のようなところへ出て、行き止まり。あららら・・

仕方ない。ずいぶん戻った。
「この先行き止まり」の立て札がほしい。


ジュズダマ 若い実がたくさんついている。
また、取りに来よう。

3時間余りで昼過ぎに帰宅。


今日の拾い物。
アブラゼミ抜け殻 雄1・雌2
クマゼミ抜け殻 雄1・クマゼミ雄成虫の死骸1
ニイニイゼミ抜け殻1
ツクツクボウシは声のみ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月21日 昆虫館 周辺 ハラビロカマキリの卵のう抜け殻? オニグルミ タブノキ

2021年08月21日 | Weblog

昆虫館 周辺を歩く。


昆虫館から山へ。


ハラビロカマキリ 卵のう?抜け殻 木の幹にあっちにもこっちにも。

雨上がりの山道は湿気て、蚊がすごい。カなわん!


ツクツクボウシの鳴き声を聞きながら、最終地点まで行き、急な坂を下る。


砂防ダムのようなところに降りて来た。

そして、橿原市営墓地に出た。


街路樹のタブノキ


今頃、赤い新芽。


オニグルミ たくさん果実ができていた。


畑のヒャクニチソウに アゲハチョウ


コアオハナムグリ も。 ヒャクニチソウは昆虫たちに人気。


昆虫館駐車場に植えてあるブッドレアにもアカタテハやクロアゲハらしい蝶。
ブッドレアはバタフライフィッシュの名もあるそうだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月20日 馬見丘陵公園 メマツヨイグサ ヒガンバナ 

2021年08月20日 | Weblog

お昼までの予定で久しぶりの馬見公園へ。


馬見丘陵公園近くの 讃岐神社 竹取物語の舞台
竹取の翁「讃岐造(さぬきのみやつこ)」はこのあたりに住んでいたという。


公園までの間に咲いていた メマツヨイグサ 
夕方に咲いて、朝にはしぼむらしく、こんなにしっかり咲いている花はなかなか見ない。


馬見丘陵公園 南の 竹取口から入る。


赤と白のヒガンバナが咲いていた。


南口 そこらあたりに繁っていたオオイタビカズラはずいぶん伐られてさっぱり。
いつも大きい果嚢がたくさんできるのを楽しみにしているのに。
横の木に巻きついたのは残っている。

あまり歩かないあたりを歩いたら、迷子になりそう・・
ツクツクボウシの声が響く。


ヒトツバタゴかな? 果実がたくさんできていた。


引き返しかけた頃、雲行きが怪しくなり、見る間に雨風が強くなり・・
傘はさしたが、あと少しの所で、ズボンの裾と靴がびしょ濡れ。


公園館に逃げ込む。もう少しは大丈夫かと思っていたのだが・・やられた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする