火星が15年ぶりに大接近している。
今からしばらくは見れるらしいが、今日が一番近づくというので、夜、9時頃ベランダに出てみた。
南東の空に明るく光っているのが地球に5759万キロまで近づいた火星だ。
といっても距離も想像つかないし、私の双眼鏡で覗いたぐらいではよくは見えない。
息子が望遠鏡を出してきて合わせてくれた。
見えた!。点にしか見えなかった火星が、小さいが少し赤味のある丸い形が見えた。
小型の望遠鏡ではその程度だが、大接近しているからこれぐらいに見えるんだね。
喜んでいるとすぐ視界から消えてしまい、地球の自転も実感する。
夫も望遠鏡を見ていたが、「右の方に見えるのは金星違うか」と。これも明るく見えている。
その、南西に光る星に望遠鏡を合わせていた息子が「金星じゃなくて木星や」今頃この位置には金星は見えないという。
そして「ガリレオ衛星が見えるから覗いてみ」「ほら、縞模様と、斜めに点々と小さい衛星が見えるやろ」と合わせてくれるが・・
私の視力では見えず、残念。
前にカメラでとったという木星と4つの衛星が写った写真を見せてくれた。
後で、「2つの間に土星もあったみたい。今度また見せたるわ」 土星の輪も見えるらしい。
久しぶりに星空を仰いだ一夜だった。