みどりの野原

野原の便り

7月31日 丸い火星が見えた。 木星のガリレオ衛星

2018年07月31日 | Weblog

火星が15年ぶりに大接近している。
今からしばらくは見れるらしいが、今日が一番近づくというので、夜、9時頃ベランダに出てみた。

南東の空に明るく光っているのが地球に5759万キロまで近づいた火星だ。
といっても距離も想像つかないし、私の双眼鏡で覗いたぐらいではよくは見えない。


息子が望遠鏡を出してきて合わせてくれた。

見えた!。点にしか見えなかった火星が、小さいが少し赤味のある丸い形が見えた。
小型の望遠鏡ではその程度だが、大接近しているからこれぐらいに見えるんだね。
喜んでいるとすぐ視界から消えてしまい、地球の自転も実感する。

夫も望遠鏡を見ていたが、「右の方に見えるのは金星違うか」と。これも明るく見えている。

その、南西に光る星に望遠鏡を合わせていた息子が「金星じゃなくて木星や」今頃この位置には金星は見えないという。
そして「ガリレオ衛星が見えるから覗いてみ」「ほら、縞模様と、斜めに点々と小さい衛星が見えるやろ」と合わせてくれるが・・
私の視力では見えず、残念。

前にカメラでとったという木星と4つの衛星が写った写真を見せてくれた。

後で、「2つの間に土星もあったみたい。今度また見せたるわ」 土星の輪も見えるらしい。

久しぶりに星空を仰いだ一夜だった。

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7月31日 ホドイモ メマトイ捕まえた。アミガサハゴロモ トンボ

2018年07月31日 | Weblog

7月も今日で終わり。
台風一過で多少涼しいかと思ったが、今日も熱中症注意のお知らせメールが届く。
しかし、先日来の暑さに比べれば、少しはましか?

オニドコロやヒメドコロなどは咲いていたが、季節柄、花が咲いているものは少なかった。

 
ホドイモの花は満開。 竜骨弁が巻き込んで複雑な形の花になっている。
                      右)ヤマクルマバナ

 
   アキノタムラソウ          ガンクビソウ 蕾

トンボ2種 どちらも小さい。
 
   ヒメアカネ? 3㎝ぐらい      ? これも小さかった。

 
    ベッコウハゴロモ         たぶん アミガサハゴロモ
アオバハゴロモの幼虫と成虫もいた。
山手の道を歩いていると目の周りにまとわりつくように飛ぶうっとおしい虫。


これが メマトイ ショウジョウバエ科・ヒゲブトコバエ科に何種かいるらしい。
涙に含まれる成分を舐めにくるのだとか・・手で2匹捕まえた。


   ヒナバッタと思う。

花は少なかったが昆虫を見れたのはうれしかった。

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7月28日 長居公園・植物園 サルスベリ シマサルスベリ シダレエンジュ イナゴマメ カンナ

2018年07月28日 | Weblog

長居公園 

通路沿いのシラカシ・アラカシ・クヌギ・ナラガシワ・ウバメガシ・マテバシイなどブナ科の小さいどんぐりが目立ってきた。
マテバシイはもう一人前の大きさになっているが、切ってみるとまだ中身は充実していない。

 
ネグンドカエデ 斑入り葉の中に、緑の葉を付けた枝が混じっている。先祖返りだろうか。

 
 ヒメリンゴ 青い果実が鈴なり     アズキナシ すっきり
アズキナシの根元に自然生えしたクヌギが成長して、アズキナシが乗っ取られそうでずっと気になっていた。
時々登場する私のブログを見てくれたわけではないだろうが、クヌギを取り除いてくれてすっきり。よかった!

長居植物園

 
    サルスベリ             シマサルスベリ  
花粉がなくなってからも花弁が残り、長く咲き続くように見えるサルスベリ。
花弁が早く散ってしまうシマサルスベリ。
花の構造も面白い。

 
 サンゴジュ 果実色づいて珊瑚色  緑のトンネル ヘチマ・ニガウリ・ヒョウタン・ヘビウリがぶらぶら・・。

 
トロロアオイ 花オクラとして蕾は食べられる。とろりとしておいしい。
             右)モクゲンジ 高い枝先に袋状の果実が見えた。

  
左)シダレエンジュ 右)エンジュ が花盛り。ハキリバチの仲間が梢を飛び回っていた。


イナゴマメ 大きい果実が出来ている。こんなに果実が付いたのは初めてのことだ。
でも種子は育っていないように見える。宝石の重さの単位カラットの語源とも言われる豆(種子)が見たいなあ。
莢の中の黒い果肉は食用に、果実(マメ)はコーヒーの代わりにもされるらしい。(キャロブコーヒー)

 
         カンナ(左)とその原種ダンドク(右)
花弁に見えるのは雄しべだそうだ。その一枚に花粉の付いた部分がある、
雌しべはへら状をしているという変わった構造。
花の人気も移り変わり、昔は庭でよく植えられたカンナもあまり見かけなくなった。

開催中の「きのこ展」も見てきた。

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7月26日 伊吹山 お花畑 

2018年07月26日 | Weblog

バス仕立てで伊吹山へ。
交通はスムーズだったが、休憩入れて4時間かかった。

冬、野鳥観察に行く琵琶湖畔からは雪を頂いた伊吹山が見える。
伊吹山はその位置から日本海型気候と太平洋型気候の境にあり、季節風なども影響して高山帯と似た気象条件になる。
山地は元は海の底にあり石灰岩質。これらのことから植物は固有種や日本海側のもの・北方系の種類などが見られる。

霊山として崇められていたといい、日本武尊の伝説も残る。
薬草の宝庫で織田信長の薬草園跡と言われるところもあるらしい。

山麓の駐車場(1260m・9合目)まで車で行けるのはありがたい。
でも、体力が許すなら一度もう少し下から歩いてみたいとも思う。でもなかなか大変そう・・

 
    西コースから出発          伊吹山頂 1377m
伊吹山の植物の名の缶バッジで4班に班分け(Goodアイデア)して出発
私は「コオニユリ」班

今日は、普段歩いている場所とは違う環境の植物を見ることができる。
伊吹山で多く生育するものや固有種など「イブキ」を冠した植物が多い。

 
    イブキトラノオ            イブキフウロ

 
頂上付近にあった イブキジャコウソウ 草丈は低いが木本。 イブキガラシ
他に、イブキボウフウ・イブキシモツケ・イブキハタザオ?らしい果実、などを見た。

 
    ハクサンフウロ            イワアカバナ

 
     クガイソウ             ルリトラノオ


 
   シモツケソウの群落        シモツケソウとコオニユリ
普段よく見るオニユリに比べ、コオニユリは小型でほんとに可愛かった。

大型の花
 
    シシウド         メタカラコウ    

 
   ヤマホタルブクロ いつも見ているホタルブクロとの副ガク片の違いを確認
                      右)ミツモトソウ
 
    キバナノレンリソウ          キリンソウ

 
     キオン 群生          クサタチバナは果実

 
クサフジ この頃増えているナヨクサフジとの違いを見る。
             右)クルマバナ  ヤマクルマバナもところどころにあった。

 
   キバナカワラマツバ      サラシナショウマ 蕾 開花はもう少し先だ。

 
     キヌタソウ               お花畑         

ヒメジョオン(群生)もここにあると高山植物のように見える。おなじみのウツボグサも紫色が濃く鮮やかだった。

約50種近くの花や果実の付いた植物が見れた。

 
フクラスズメの幼虫 アカソについていた。  カタツムリの仲間
ツマグロヒョウモンやキタキチョウの姿も見た。

雲行きが怪しくなってきたが、雨に会うこともなく中央登山道から駐車場に帰着。
平地よりはだいぶ涼しいはずだが、汗をかいた。
正味約2時間の観察時間 お世話役さんのおかげでスムーズに終えられた。

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7月23日 昆虫・植物・面白かったものいろいろ(セミ訂正しました)

2018年07月23日 | Weblog

今日は二十四気の一つ、大暑。一年中で一番暑い時だとか。
埼玉県熊谷で41,1度 岐阜で40.7度・・ついに一線を越えた。


  カエルもついに熱中症?     田んぼの水の中で息絶えていた。
こうならないように、水分をしっかり取って頑張ろう!

先ずは昆虫から

 
  おなじみヤマトシジミ    シルビアシジミ 黒い紋の並び方が違う・・と思ったが、どちらもルリシジミらしい。

捕まえてもらって図鑑で見比べ・・素人には飛んでいる姿ではとてもわからない。


ミヤマカワトンボ  翅の先端に近い部分に黒っぽい帯がある。

毛虫2種 カラフルなブラシ付き

 
   スギシロモンドクガ         ヒメシロモンドクガ
 
竹筒に作られた巣
 
調べたところでは オオフタオビドロバチの巣らしい。泥の蓋があるのはまだ中に卵か幼虫がいるのだろう。
        右)泥の筒がはみ出しているのはもう抜けた跡だろうか?

 
ヤマトタマムシ メンバーが木に止まっていたのを捕まえた。
       右)大きいエノキの梢あたりをタマムシが飛び回っていた。
途中でタマムシの翅を拾った。集めて我が家をタマムシ御殿にしようかな・・

 
アブラゼミの脱げ殻 触覚の第3節が2節より長い。 スギに止まっているアブラゼミ

ヒグラシか?エゾハルゼミ? 帰って写真を拡大して見たり調べて自分なりに整理して・・
 
ヒグラシ 翅の褐色紋は2列 腹端は白い。 エゾハルゼミ♀ 翅の褐色紋は2列 雌の産卵管は長いように思った。・・ことから同定したが・・正解はベテランのメンバーに任せよう。違っていたら後日訂正する。 訂正 どちらもヒグラシのようです。エゾハルゼミは関西では1000mぐらいの高山に生息するとのことで、これらは杉林の中いた。


羽化したばかりの、ヒグラシ。

植物篇 どこに行っても何をしに行っても植物は見れる。

 
 初めて見た イタビカズラの花嚢       ソクズ 蕾ができていた。      
「これ何?」言われて行くと、見たかったイタビカズラに果嚢(花嚢)が付いていた。
オオイタビはよく果嚢がついているのに、イタビカズラの果嚢を見たことがなかった。
あるところにはあるらしいが・・、初めて見ることができてうれしい。

 
いつも迷うが・・オオルリソウか? 茎の毛は伏毛 右)果柄もごく短い。


ヌルデに、ヌルデシロアブラムシによる虫こぶ「ミミフシ」が出来ていた。
極々小さいものが何か所かに付いていた。
これがだんだん大きくなるのか? またまた疑問が沸いてきた。

面白いものを見つけた。


渦巻状のクモの巣 よく見るとリボンでできているみたい。(後にはっぱを置いて撮影)
調べたところ、カタハリウズグモの巣(網)らしい。

帰って汗を流した時のすがすがしさは、暑い中出かけたご褒美だ。

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7月22日 うちの庭 オグルマにアゲハチョウ 枝豆

2018年07月22日 | Weblog

管理がなかなかできないので、ベランダや庭の植物を整理中。
少し寂しいがだいぶすっきりした。

 
今はオグルマが咲いているぐらい。そのオグルマでアゲハチョウが来て長い間蜜を吸っていた。
家のサンショウで育ったアゲハかな?


息子がもらってきて植えたダイズ(枝豆)2本の内、1本は植えるときに折れて、成長したのは1本だけ。
気付かない内に鞘が実っていたので収穫した。
10個ぐらいだったが塩ゆでして食べた。

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7月20日 武田尾周辺 ヨコグラノキ ヒトツバハギ ジャケツイバラ ウスキツバメエダシャク 

2018年07月20日 | Weblog

武田尾駅周辺を歩く。
午前午後とも周辺をゆっくり歩きのグループと、午後から廃線跡を歩くグループに分かれた。
廃線跡も歩きたいが、今日は私はゆっくりグループで。

 
ヨコグラノキ 赤く熟した果実がついていた。葉はコクサギ葉序が見られる。

 
ヒトツバハギ 果実がいっぱい        キハギ 花

武田尾渓谷周辺にはキヨスミギボウシ・イブキシモツケ・他、独特の植生が見られる。


武田尾橋から武庫川上流 護岸工事中 温泉へは行けるらしい。

 
    温泉橋から武庫川下流   温泉橋から上流 工事は終了しているらしい。

 
ケンポナシ 高い枝先に果実があった。     ケンポナシの葉

 
   シラキ 果実             クマノミズキ 果実

 
   カエデドコロ 花          ヒメドコロ 花

 
草むらに ミズタマソウ よく見れば変わった花 ガク2個・2裂した花弁が2個・雄しべ2本 雌しべ1本
丸い果実になればさらに可愛い。


ころころと落ちていた丸い実 何かと思えばサネカズラの果実だった。

 
      ナツフジ              ヒヨドリバナ

 
   ウスキツバメエダシャク      ゴマダラチョウ 初々しい姿


  イノコズチカメノコハムシ

2時半、武田尾駅に戻る。これぐらいがちょうどよい。
これから家までは2時間かかる。

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7月19日 津風呂湖周辺 平尾吊橋

2018年07月19日 | Weblog

 
津風呂湖に架かる 平尾吊り橋 全長149m 人と自転車が通れる。
揺れる揺れる。 自然と千鳥足になる。 
  右)津風呂湖 1962年(S32)に完成した利水専用ダム 遠くに堰堤が見える。

 
    ノリウツギ               ノギラン


ノブドウの実にできた虫こぶ 割るとタマバエの幼虫がいた。

 
カバキコマチグモ ササを粽のように巻いている。毒を持つクモと聞いているので「開けたらあかん」
            右)クリの葉に毛虫が発生 芋虫図鑑を見たが不明

湖のそばで少しは涼しいかと思ったが、暑い。でも町中へ戻るとやっぱり暑さが違う。 

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7月18日 スクミリンゴガイ ふ化

2018年07月18日 | Weblog

7月7日に持って帰ったスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の卵塊


蓋に穴を開けたプラケースの底に少し水を貯めて飼育(ほったらかし育児?)

水を変え、卵塊も水に濡らして置いておいた。


今日見たら、孵化して稚貝になっていた。
肉眼ではよくわからないぐらいに小さい。1㎜ぐらい? 拡大してやっと貝の形がわかる。

取り出して、しばらくして見たら、触角も見えた。
うまく撮れなかった。
可愛いけれど買うつもりもなく、ゴミと一緒に捨てた。(ごめん)

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7月17日 迷って ヤマユリはたくさん見れた。 

2018年07月17日 | Weblog

妹を誘って行ったのはよかったが、わかっていたつもりの道に迷い・・行ったり来たり。
方向音痴は自覚しているが「方向音痴ののKING」 と言われてしまった。

迷ったからこそ見れた花

 
    チダケサシ             オトギリソウ

 
          ヤマユリもあちこちで咲いていた。

 
   シュレーゲルアオガエル        リンゴドクガ


    アブラゼミの抜け殻
先日からヒグラシの抜け殻・ニイニイゼミの抜け殻・クマゼミの抜け殻を見、今日はアブラゼミ。
夏ですねえ。

 
   コシアカツバメの巣        電線にとまっていた。
酷暑の続く毎日だが、心なしか暑さもましで、幸いだった。

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