みどりの野原

野原の便り

7月30日 洞川 ギンバイソウ満開

2007年07月30日 | Weblog
明け方雷と雨が降ったのでどうしようかと思ったが、先週から日延べをしているので、
とにかく行くことにする。 幸いにも雨は降らなかった。

バスを降りると、風が涼しい。

エコミュージアムの近くの川で小学生が水遊びをしていた。
冷たそう。でも楽しそうだ。
昔川遊びをしたのを思い出すなあ。水が冷たくて唇が紫色になったっけ。


小学生はバスで団体で来ているらしい。水遊びの後は温泉に入って帰ったみたい。


 
      道端にはボタンヅルが咲きかけていた。

さて、私たちの目標はエコミュージアムの近くから稲村ヶ岳の途中の法力峠
ここまで行って、母子堂へ降りてくるコース

途中にはギンバイソウがうつむきの花を咲かせ、ヤマアジサイもたくさん咲いていた。

よく手入れされた杉の木立の中の登山道は気持ちよい。

マタタビの白い葉・ヤハズアジサイは花が咲いているものもある。
ウバユリはツボミだ。他、花はないがいろんな植物が見られた。

 
          ギンバイソウ 群落                     複雑な花


途中にカウンターがあった。山に入った人の人数を数えているらしい。         

楽しみながらゆっくり登って、法力峠まで2時間余りかかった。標高は1000mを超えているはず。

法力峠は観音峰や稲村ヶ岳への分岐点になっている。

またいつか稲村ヶ岳へもぜひ行ってみたいが、この調子では何時間かかるやら。


        水がきれい こんな川で遊びたいなあ
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7月29日 鈍感力

2007年07月29日 | Weblog
今日は楽しそうな飲み会があって、行こうと家を出たが、途中で気分が悪くなり、結局帰ってきた。
吐いたら気分がましになったけど、家でごろごろしていた。

そのおかげで本がだいぶ読めた。
いつも寝しなに読むのでなかなかはかどらなくて、読みかけになっていた宮部みゆきの「理由」も
読んでしまい、Sさんから借りている「鈍感力」も読んでしまった。

「○さん(私)って鈍感力がある人やね」前卓球に行った時、Sさんが言った。
ん? 鈍感力? 鈍感とは言われた事あるけど・・・ほめられてるの?けなされてるの??

そして、渡辺淳一の[鈍感力]って本を貸してくださった。

本によると、
一般に「鋭い」というのはいいことで、「鈍い」ということは悪いように言われるが、
何かにつけ、いい意味での鈍感ということがプラスになる。という内容だ。

しかられた時、敏感な人(繊細で傷つきやすい人)は一人で悩み気分転換もうまくできず
立ち直れないこともある。
鈍感力の持ち主は、しかられても落ち込んでしまわないたくましさを持つ。
それが結局才能を伸ばすことになったりする。

鈍感力が体の健康にもつながる。
環境適応力の原点は鈍感力。

外的な(気温など)の変化や人間関係や社会状況にも用意に合わせていける能力が必要。

だから鈍感力は能力だと作者はいう。

(詳しくは本を読んでね)

確かにいろんな人づきあいではいちいち気にしてたらやっていけないこともあるし、
家庭生活でも鈍感でないとやってられないこともある。

私? まあ普段はあまりピリピリするほうではない。まあいいやないの、と適当・ずぼら・
くよくよしててもしょうがないわと開き直り・これを鈍感力というのかどうか?
おかげで楽しく暮らしてますが。
しんどくなったおかげで本も2冊読めてよかったわ。と物事をいいように考えるのんきなことは
まあいいことかな?

でもこんな私でも傷つくこともあるんだから。
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7月28日 ソーメン流し・竹の家イベント

2007年07月28日 | Weblog
「ソーメン流し」と「竹の家つくり」のイベントがあった。
(今日・明日 事前申し込み)

60人近くの親子が参加された。

午前中、芝生広場で竹の家つくり
親子で竹を切ったり組み立てたりして、太子君 飛鳥姫 の2つの竹の家を作ってもらい、

竹の家つくりを楽しんだ後、お昼には木立ちの下で流しソーメンを食べてもらった。


家ではあまり食べないのに、今日はたくさん食べてくれました。おいしかった。
大阪から来たよ。もう食べられない・・ みんな満足してくれたようです。


道具は手作り。流すトユ?は竹を切り出して事前に準備。


  

       いろいろ工夫されてます 器用な人がいるものです。

ソーメンの片づけが終わって竹の家を見に行ったら、もう片付けられていて完成の姿は見れなかった。

       
太子君の方屋根だけがまだ残っていた     飛鳥姫の骨組み

ソーメン流しのすぐそば、フェンスの向こうでは工事中で、機械がうなり声を上げていた。
公園を楽しむ人々の願いとはかけ離れた工事がなされている。

何十年大きく育った木が無残に引きちぎられていく・・・・・・・

 
怪獣が木を襲っている(工事用フェンス越しに撮影)


見ていることしかできない無念

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7月27日 友達  & キカラスウリ

2007年07月27日 | Weblog
友達

お料理上手の友達の家で集まって、お昼からご馳走を食べ、半日おしゃべり。

情報交換やおしゃれの話・グルメの話、といつもとは違う一日。

私とはまったく違う暮らしの?友達とのたまのおしゃべりはまた大切なひと時。
ずいぶん長い付き合いの人たち。大切な友人達だ。

キカラスウリ

   
        暗闇に浮かぶキカラスウリの花         完全に開ききっていない花

  
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7月26日 金剛山

2007年07月26日 | Weblog
千早駅からロープウェイで5分あっという間に金剛山駅へ。


ロープウェイ 千早駅 まだアジサイが満開 

朝から蒸し暑かったが、さすがに吹く風も少し涼しい。
でも、ガスってる。あたり一面真っ白。見晴らしは全くきかない。
雨が降らねばいいが・・・今にも降りそう。

今は花は少ないが、ヒグラシの声のシャワーの中、木や草を観察しながら歩く。

ヒヨドリ花で吸蜜するアサギマダラを間近で見れた。ふうわりと飛ぶ姿も優雅。
ゆっくりと飛ぶチョウには毒を持っていると聞いたことがある。
早く飛ばなくても、毒を持つことを知っている鳥は食べないからという。

アサギマダラの幼虫はアルカロイドを含むガガイモ科の植物を食草とする。
成虫が蜜源とするヒヨドリバナの蜜もアルカロイドが含まれているという。

どうやって「毒を体に取り込んで身を守る」ということを思いついたのか?
「このチョウが毒を持っている」ことを鳥がどうして知ったのか?
生物の不思議。

  
     ヒヨドリバナで蜜を吸うアサギマダラ            セミの抜け殻

金剛山は登山回数を競う場所でもあるみたい。

「金剛山錬成会登拝者名」と書かれたところには、1万回以上というところにも
お一人の名が書かれている。ヒェ~!

よく登ってくるというおじさんにカードを見せてもらった。ほぼ毎日登っておられる。

  
       登山回数表                  捺印所

花は今は少ない時期だが、遠目にクマノミズキが満開だった。
ホタルブクロやキツリフネ・ショウマの仲間・ツルアジサイ・ヤブカンゾウ・ノカンゾウ他、
小さな花が咲いていた。

   
       ヤブカンゾウ               ノカンゾウ          ギンリョウソウ

今日の先生はすごく細かく分類されるので、なかなか違いがわからなかったが、
自分なりにいくつか確認もできたし、勉強になった。

クロモジやウワバミソウにも、ウスバクロモジ・ヒメウワバミソウというものがある
というのもはじめて知った。(違いはわかっていない)

帰り道は恐怖の階段。延々と下まで階段ばかり。膝が悲鳴をあげそうだった。

下り道の途中で「毎日登山?」らしい人にも何人かすれ違った。
この道を?毎日? 何千回? 信じられな~い。

今にも降りそうだったが、振られず幸いだった。
下界ではにわか雨が振ったらしい。

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7月25日 ブログ追いつきました。 釧路旅行記も完成

2007年07月25日 | Weblog
このところ日がバラバラだったブログ。
やっと追いついた。
7月13日~17日の旅日記も完成 

読んでねー。
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7月24日 イベント準備

2007年07月24日 | Weblog
28日29日に飛鳥で行われる「竹の家作り」イベントの準備会

すでに伐り出された竹、今日、切り出し部隊が伐り出してきた竹を設計図に
沿って、寸法に切ったり割ったりの作業をした。


竹割道具で竹を6つ割りにする。


   割った竹の一部 その後、フシを削る

イヤというほどの竹の量だったが、みんなの力で切ったり割ったり。
後はイベントで参加者の楽しみに残す。

途中で差し入れのゼリーやスイカおいしかったあ。
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7月23日 アキタフキ の煮物

2007年07月23日 | Weblog
北海道で採ってきた大きいアキタブキを炊いた。
濃い出汁で炊いたらすごくおいしく炊けた。

あっという間に売り切れた。
もうちょっと採ってきたらよかったなー。


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7月22日万博公園

2007年07月22日 | Weblog
集合場所に行ってすぐに、「やっと来た。来たら渡そうと思っていたのに・・」と
尊敬する長老のHさん。植物の資料を下さった。
Hさんの頭の中はどうなってるのと思うぐらい細かい知識がでてきていつも感心してしまう
が、絶え間ない努力をしておられるのだろう。

さて、久しぶりの万博公園。
日本庭園の前の木。「カナダから送られたカエディアンメイプル」と説明版があった。

        アメリカハナノキ♀

この会の一人の方が調べられ、正式な名前は「アメリカハナノキ」であることがわ
かり、「前の表記では勘違いする人もある」と何回も申し入れ、やっと説明板を
つけてもらえたといわれた。

     
         前の表記                 新しい表記

公園内の樹木名もたまには間違っているものも見かけるが、もうひとつの木
「ゴモジュ」も訂正してもらったそうだ。

ハマボウの花が満開だった。三重県の海岸でも見たフヨウの仲間の1日花だが、
たくさん咲いて、灯りがともったよう。
沖縄のほうには同じ仲間のユウナがある。


            ハマボウ

ハスの花が満開で、今日は「ハスと象鼻杯の写真コンテスト」が行われたらしい。
蓮池のあたりは賑わっていた。

もうだいぶ前、ベランダで育てていたハスが大きい花を咲かせた時、一抱えもある
葉の中心に穴をあけて、お酒を入れ飲んでみたことがある。

「象鼻杯」ハスの葉柄をゾウの鼻に見立てた風流なお酒の楽しみ方だ。


           ハス

葉の茎もレンコンと同じように空気穴があいている。
ハスは水中で酸素が取れない分、この空気穴を使って酸素を取り入れているとのこ
とだ。

タブノキに実が付いていた、果茎が赤くてきれいだった。
落ちて日が経った実は白っぽくて豆みたいだ。

 
         タブノキ        落ちていた果柄と実
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7月20日 飛鳥歴史

2007年07月20日 | Weblog
ぼんやりして集合時間を間違え、自転車を借りて集合場所までサイクリングして、
なんとか間に合った。

今日はわが11期生が案内人となって飛鳥を案内してくれた。


     石舞台古墳 なぜ石がむき出しなの?

石舞台は蘇我の馬子の墓ではないかといわれ、甘樫の丘東麓は蘇我親子の大邸宅が
あったとされているが、発掘の結果石垣や柱跡など出たが、屋敷跡と断定するもの
はまだないが、今後の発掘でもっとわかってくることだろう。


 入鹿の首がここまで追いかけてきて落ちたそうな。

入鹿の首塚といわれるものもある。
飛鳥はなんといっても蘇我氏の根拠地である。

1大勢力を誇ったが、「天皇をないがしろにした逆臣」として。蘇我の入鹿は中大
兄皇子・中臣鎌足らにより殺され、蝦夷は邸宅に火を放ち自害したといわれる。

蘇我氏が横暴で悪いイメージだけがひろまっているのは、勝者の側から書かれた皇
極天皇記によるところが多い。

火災で焼失したといわれる天皇記・国記があれば、また違った入鹿像が見えてきた
かもしれない。

仏教や文化の移入など日本文化に貢献している部分も多く、
見方をかえれば、そんなに悪者でもなかったのでは?と、蘇我氏擁護説?
を打ち立てた説明なのも面白かった。

11期生の皆さんがんばりました。
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