夫が「何か黒い虫が歩いとるぞ。アリとちゃうか」と。
見るとコメツキムシの仲間のよう。
なぜ家の中にいたのか?
ちょっと待って・・写真に撮ってから捕まえて外に出そうとカメラを取りに走る。
逃げる・逃げる・・追いかけて撮ろうとするが、逃げる・・
隙間に入られてはいけないので、テーブルの上へ置くが・・逃げる・・
また捕まえて・・裏返しに置くと、ピンッと跳ねてもとに戻る。
捕まえた手の中でも、ピクンピクンと跳ねようとする動き。可愛い。
裏返したりしているうちに、あれっ。消えた。見失った。
しばらくして「ここにおるわ」
良かった。いたいた。写真はあきらめて捕まえ、ベランダに逃がしてやった。
ブレブレ写真 コメツキムシの仲間
頭と胴体の間がカクンとなって上手に表がえる。
主に樹液や花の蜜、小さな虫などを餌とするので悪い虫ではない。
7月2日 曽我川近くから連れ帰ったジャコウアゲハの中齢幼虫3匹。
7月6日 1匹は行方不明になり、2匹がウマノスズクサで元気に暮らしている。
食欲旺盛 茎まで齧り、葉がたくさん下に落ちている。
左の蔓状のものは、花の落ちた後の花柄。先端は子房だが枯れてきている。
7月6日 時には2匹が同じところに・・
茎を齧れば落ちちゃうよ。
7月10日 深夜00:11
ウマノスズクサを探してもいない。あちこち探すと・・
そばのオグルマの茎で前蛹になっていた。
なぜかウマノスズクサでなく、自生地でも横のススキなどで前蛹~蛹になる。
幼虫より少し縮む。
7月10日17:24 前蛹変化なし。
どうやってここの姿から蛹になるのか見たい。
時々見に行っていたが・・。
7月10日 20:04 あらっ! いつの間にか蛹に変身!
少し濡れたような艶。蝋細工のよう。生まれたばかりのよう。
変身の瞬間。また見逃した・・でも、不思議ですね~。
7月11日8:10 昨夜の線状降水帯による大雨にもびくともしない。
体にかけられた糸の強さ。
7月14日 13:16 蛹になって5日目
オグルマの黄色い花に擬態しているわけでもないのだろうが、黄色い花と黄色い蛹(白の→)
7月14日 13:16 同じ時。(蛹になって5日目)
色が少し橙がかってきた。
細い糸でしっかり固定されている。
生きているのか? ちょっと触ってみると、ギザギザの所がピクリと動く。
今は体の中がどんなになっているのだろう。このギザギザは何だろうか?
同じ日「お菊虫」番町皿屋敷の後ろ手に括られたお菊さん。
そういわれれば・・恨めし気な顔に見える。
蛹から成虫のチョウになる瞬間は見れるかな~?
買い物のついでに、藤原宮跡のハスをみてきた。
一面、ハスの海です。
北の方が花の密度が濃く、人も集まっていました。
ハスの色合い。何ともいえないやさしい色ですね。
雨上がりで葉にたまった水玉もコロコロと・・
これを見て撥水を思いついたと聞いたことがあります。
象鼻杯を思い出したり・・
花は種類で区分けして植えてあるようでしたが、そこまでわかりませんでした。
6月23日にも書いたが・・まとめ。
うちのガレージで、毎年子育てをするツバメ。
様子を見に来ていたのに、その後音沙汰なく、今年は来ないのかと思っていたが・・
6月20日ヒナが生まれたらしい。親の動きがあわただしい。
糞も落ちている。
6月21日 3羽のひなが見える。
数年積み重ねたりっぱな巣をそのまま利用。
積み重ね過ぎて天井までのすき間が狭い。
6月21日 まだ目が開いていないヒナ。こんな幼い姿を見るのは初めて。
大きい口をあいてアピール。
人がガレージに入ると、親は帰ってきても巣には入らないので、洗面所の窓からこっそり観察。
6月21日 親鳥が餌を持って帰る。餌をやるのに手間取っている。
餌は何?
6月21日 くわえていたのはコシアキトンボの雌だった。 ズーム
生まれて2日目のヒナに、目も開いてないヒナに、その餌は大き過ぎるんじゃないの?お母さん!(お父さんかも知らんけど)
6月21日 もう1羽の親鳥が帰ってきた。餌を食べさせると飛んで行った。
まだトンボでてこずっている1羽。
餌が大きいからといって、ちぎって小さくしたりはできないようです。
しばらく頑張っていたが、トンボをくわえて飛び去った。
自分の餌になったのだろう。
6月23日 さらに2羽生まれたようだ。
後で生まれたヒナは大きい口を開けて餌を催促している。
手前の早生まれの3羽はいやに落ち着き払ってるのはなぜ?
6月27日 ヒナが3羽しかいない。
娘が落ちて死んでいた2羽を庭の木の下に埋めたという。
あら~。落ちたのか? 落とされたのか?
親が帰ってきた。
7月2日 次に見たら1羽になっていた。大きく成長している。
落ちていた1羽はティッシュに乗せて置いてくれてあった。
もう1羽は姿が見えず。
落ちて何者かにさらわれた? 巣立ったのか?
そして、7月6日巣は空っぽになっていた。
巣立ったらしい。
年によっては巣立ってからも何日も夜には帰ってきたりしていたが、今年は生まれるのが遅かったせいか、そそくさと巣立ってしまったようだ。
計画した観察会ルートは、先日の下見でこの時期に炎天下を歩く距離が長く、帰りのバスに合わせるのもしんどいことで、出発場所を変えずにルート変更を探ることにした。
暑い時間を避けて、早朝7:49発の電車に乗り、昼前に帰宅。
1人だとこういうこともできるが、団体ではこうも行きません。
歩いた結果、暑いのは変わりないが、いいコースだった。
裸子植物がたくさん見られ、それらが観察の中心になりそう。
私もちょっと勉強が必要です。
久しぶりの畝傍山へ。
橿原神宮前駅 構内をツバメが飛び回っていた。
見ると、高い天井にツバメの巣。
ヒナは巣立ってはいるが、まだ近くにとまっていて、親に餌をもらっている。
キカラスウリの花。
もう萎みかけだったが、カラスウリよりは遅い時間まで咲いているそうだ。
知らなかった。
セイヨウヒルガオは満開
花柄の途中に苞葉が付いている。
神宮の森を抜けて畝傍山へ。
ヒメコウゾ 完熟した実を久しぶりで食べてみた。
ねっとりした甘味。今日は花柱が上顎にくっつかなかったが、おいしくもない。
リンボク 幼木は所々にある。
クロバイも所々にある。
どこかに大きい木があるのかなあ。
ナナフシモドキ
「擬き」って、偽物のような名でお気の毒。
「枝(七節)に似ている(擬態)ところから付いた名らしい。
シャシャンボ 可愛い花がまだ残っていた。
久しぶりの畝傍山頂上
ツガの古木は、ますます老木になって下枝がなくなって手が届かなくなった。
でも、高い所では葉が繁っている。頑張ってや~。
ヒメヤブラン
下りの山道のそばにタシロランが咲いていた。
今日も遅めに出かけた。
長居公園
え~っ。これは何だ。今日は公園 休みか?と思うぐらい閑散(12:40)
こんな景色は初めてだ。
花も少なく、ちょっと淋しい夏の公園。
ムクゲ
タラヨウ 果実
ベニバナトチノキ 果実1個
コバノランタナ
植物園案内
暑さ指数が70?以上の時は館内で実施。
講堂で、顕微鏡で写した拡大写真を前の大画面に写される。
ホルトノキ
ホルトノキ 花を拡大して大写し。
野外ではここまで見られない。
ムクノキの葉裏を拡大されたら、脈腋にダニ部屋があった。
そして・・中にダニの姿が見えた。
他にいくつかの木でダニ部屋のような毛叢は見たことがあるけど、ダニの姿は見ていない。
ナツグミやアキグミの鱗状毛など・・
イチイガシの若いどんぐり 毛だらけだ。
野外では見れない顕微鏡写真。屋内で涼しいのは助かる。
先日は下見のつもりが違うコースにそれてしまい、再度の下見。
コノテガシワ 角の生えた球果
ハナゾノツクバネウツギ(アベリア)
葉は普通対生だが、徒長枝では3輪生になったりする。
ヒルガオ
ヤブカンゾウ 暑さに負けず・・
エノコログサの仲間がいろいろ見られる。
カベイラクサ? 果実の時に確かめねば。
ギシギシの仲間も果実ができると少しはわかりやすい。
双子のカキの実があった。
カワラナデシコ 万葉の森
さっきも見たけれど・・ヤブカンゾウ。夏らしい。万葉の森
暑い! 早いバスを目指そう。
ヨウシュヤマゴボウ
ノハカタカラクサ 家の陰で。
バス停は炎天下。 参った。
このコースは今の時期の観察会は無理。
コースの変更を考えよう。
奈良県立万葉文化館で開催中の「佐藤太清」展の招待券をいただいた。
期限が7日までという。
今日しかない。と出かけた。
せっかくなので、少し手前の飛鳥資料館西バス停で降りて、ちょっとだけウォーク。
セリの花
あぜ道にヤブカンゾウが群生。
「若い葉」は食べたことがあるが「つぼみ」は食べたことがない。
たくさんあったので、ところどころで摘んだ。
飛鳥坐神社の横を登る。
大伴夫人の墓 藤原鎌足の母。
少し行くと 大原神社
大原(明日香村小原(おおはら))は鎌足の誕生地と言われる。
神社の奥を下った竹田川のほとりに「藤原鎌足産湯の井戸」があり、神社の東隣には「藤原寺(鎌足誕生堂)」が明治期まであったそうな。
大原神社の前の歌碑。
天武天皇と藤原夫人(ぶにん)の歌のやり取りがほのぼのして好きな歌。
藤原夫人は藤原鎌足の子で天武天皇の後宮に仕えた人。(大原大刀自とも)
天皇の妻には皇后・妃・夫人・嬪 などの位がありややこしい。
コシアキトンボ 雌
ナンキンハゼが見やすい位置にあった。
花序の基部には雌花が見える。
蜜が豊富なのかハチの仲間が集まっていた。
果物売店横の棚にブドウ。
ベリーAという品種で、収穫は9月初め頃とのこと。
奈良県立万葉文化館に到着。
生誕110周年「佐藤太清 水の心象」展を鑑賞。
京都府福知山市出身の日本画の大家らしいが、名前も知らなかった。
万葉文化館を出て、前庭を通って飛鳥寺の方へ下る。
モチノキ
ハギが花をつけていた。ヤマハギ?
腐葉土の上にオオシロカラカサタケが群生。
有名な毒キノコ。
傘に残る薄茶色の皮、軸にツバがあるのが特徴。
手前)軸にツバが残っている。
その奥)ツバがないと思ったら、下に落ちている。
オオシロカラカサタケの幼菌
傘の淡褐色の表皮は生長すると破れ白い傘の上に片鱗となって残る。
出口近くのアジサイ。今年見た中では一番きれいだった。
飛鳥寺 蘇我馬子の発願で建てられた日本最古の本格的仏教寺院。
創建当時の伽藍は失われ、塔や金堂の礎石だけが残る。
現在の安居院の本堂は中金堂の位置にあたるそうだ。
本尊・飛鳥大仏(銅造釈迦如来)は顔の部分はほゞ当時のまま残り、重文。
境内には奉納されたボダイジュが実をつけていた。
飛鳥寺前バス停からバスに乗って帰る。
ヤブカンゾウの蕾は茹でて、かつおポン酢やマヨネーズで食す。シャキシャキ・・
久しぶりの天理
天理駅からバスで天理大学前で下車。
大学構内を歩く。木が多くていいですね~。
カナリーヤシの樹名板があったが・・違うような・・
「若江の家」といわれる「天理大学創設者記念館」ここは初めて来ました。
この建物は、1924(大正13)大阪若江岩田の当時の大阪教務支庁の敷地内に、当時大阪高等学校生であった中山正善氏(天理大学創設者・第2代真柱)の勉強部屋として建てられた洋館。
1955(昭和30年)天理大学創立30周年を記念して現在の場所に移転されたもの。
内部を見学
1階の洋室のテラス部分のステンドグラスが目をひく。
獅子頭のついた豪華な椅子・暖炉
和室
階段を上って2階へ。
2階にも洋室や和室
和室の縁側の窓にも鳥をかたどったステンドグラス。
こんなお家で勉強すれば・・はかどりそう・・
撮影はできたが、公開は不可とのことで写真はなし。
続いて、天理大学付属図書館へ。前にも見学したことはある。
今日も司書さんのガイドで見学。
昭和5年(1930)に建てられた西館と、昭和38年(1963)に増築された東館からなり、内、外装はほぼ建築当時そのままだそうで、西館・東館合わせて国の登録有形文化財に指定されている。
大学付属の施設であるが、15歳以上ならだれでも利用できる。
館内に入ると、正面にカウンター。大理石を使用しているとか。
天井のシャンデリアもクラシック。
さすがに修理部品はなかったらしく、LEDが入っている。ちゃんと点きました。
図書館は一般の図書館と違って、本は棚に並んでいない。
カウンターへ申し出ると、奥の書庫から出してくださる(閉架式という)
蔵書数は葯150万冊
お宝本も多く、国宝6点・重文87点。重要美術品など。
閲覧室も見学。机・ライト・イスなど創設当時のもの。古色を帯び重厚。
ガイド付きでないと行けない2階の非公開の展示室も案内していただいた。
ケースの中には、古事記・万葉集・延喜式神明帳・伊勢物語や平家物語・徒然草・マルコポーロ東方見聞録・・などの原本・写本・複製本などが並ぶ。
江戸から明治にかけて使用された「版木」も展示。
摩耗して埋め木の跡も残る。
天理参考館も、ごく一部だけ見た。
膨大な展示は相当な時間をかけないと見れない。
参考館の前に、チェリモヤ・ベルチナバナナ・・など気になるものがあるが、みんなについて行かないと・・
今日の見学予定が終わって、おそば屋さんでお昼を食べる。