みどりの野原

野原の便り

9月30日 金剛山麓 高天から伏見あたり ヤマホトトギス ヒナノウスツボ

2013年09月30日 | Weblog
鳥の観察がメインだった。私は平地ではモズ・ホオジロが見れた。
植林地に入ると高い樹冠の上を飛ぶ姿がちらりと見えるだけで確認に至らず・・
オオルリを見た人もいたが色形までわからなかった。

道ばたの草木

山裾ではヤマホトトギス・イヌショウマ・アキチョウジ・ハナタデ・ミズヒキ・ウド・メナモミ・クコ・アオツヅラフジ・・などの花や実を見た。

 
      ヤマホトトギス              イヌショウマ


サンショウの熟した実は粉山椒にされるらしい。 

 
山野草園では 左)シュウメイギクや 右)シュウカイドウ
その他ツルリンドウ ツワブキなどが咲いていた。

今日一番の見つけもの
 
ヒナノウスツボ ドジョウの口のような、おちょぼ口のような花


タマムシの翅が山道に落ちていた。


    コスモスが似合う民家

ヒガンバナもすっかり枯れて茶色になった。稲刈りのまだの田んぼもあるが、間もなく一面の刈り田となることだろう。
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9月29日 宇治市植物公園 カエデいろいろ 

2013年09月29日 | Weblog
初めに温室をひと周り。
 
サガリバナがまた見れた。鉢植えになっていた。夜咲きなので先ほどまで暗い部屋に入れてあったのかも。 右)ゴレンシの花が咲いていた。ゴレンシとはあっさり系のスターフルーツのこと。

 
マストツリーの蕾?果実? ムユウジュともいわれ紛らわしい。 
                 右)仏教の3聖樹のひとつのムユウジュはこちら。         
その他色鮮やかな熱帯の植物を見た後、屋外へ。 

カエデ類を見る。

 
       サトウカエデ                テツカエデ

 
       ハウチワカエデ               カジカエデ

 
        ハナノキ            紅葉した落ち葉

 
      メグスリノキ             ヒトツバカエデ

   
       ヤマシバカエデ       

 
        ネグンドカエデ           ミツデカエデ
ネグンドカエデとミツデカエデには同じ毛虫が付いていた。
カエデが好きな毛虫 調べたらすぐわかると思ったのにまだ不明。調べ中・・

他にもイロハカエデ・ウリハダカエデ・イタヤカエデ・トウカエデなど。
葉の形状はさまざま変化に富んで面白い。紅葉の時期に来ればきれいだろう。


スズランノキ(ツツジ科)果実がついていた。
世界三大紅葉の木の一つと聞いたことがあるので紹介した。
後の2つはニシキギ(ニシキギ科)とニッサボク(ヌマミズキ科 )
ニッサボクは京都府立植物園にある。(2012.10.26のブログで紹介している)
ニシキギ以外はどちらもまだ紅葉真っ盛りの姿は見ていない。

 
     オトコヨウゾメの赤い実      サワフタギの青い実
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9月28日 大阪市立大学 植物園 ナンバンギセル チャンチンモドキ

2013年09月28日 | Weblog

もう遅いと思っていたナンバンギセルがススキの根元に何本か咲いていた。


カシナガの被害が広がっているが、ここでは落葉樹にも被害が及んでいるらしい。
マテバシイも根元からおがくずのような木の粉が出ていた。


アベマキのとんぐりがたくさん落ちていた。クヌギのどんぐりより少し長い。

 
一つ二つ落ちている実を見て「チャンチンモドキ」と言ったが、少し行くとい~っぱい実が落ちていた。大きい木が近くにあった。実は食べられるが酸っぱく、繊維だらけでしゃぶるぐらい。中の種子が面白いので少し拾って帰った。

 
     ウラジロフジウツギ       ユリノキの実も落ちていた。
ユリノキは普通高木で高いところに咲いて見えにくいがここでは枝が垂れて目の前で花が見れそう。

入り口近くの熱帯・亜熱帯植物のコーナー

 
     ヘビウリ            トカドヘチマ
どちらも若い実は食用になる。


    キャッサバ
真っ赤な葉柄、葉脈も赤い。 ぱっと見て「ヒマ(トウゴマ)だ」と言ってたら、近くを通った人が聞いていて「ヒマではなくキャッサバですよ」と教えてくださった。
「そうか。タピオカか~」
そういえば葉のキョシや切れ込みの具合や葉柄の付き方も違う。失敗失敗
キャッサバは何回か見ているが、こんなに赤みがなかった。キャッサバにも種類があって観賞用には赤みの強いものが植えられるのかな?
そういえば「タピオカのココナツミルクかけ」食べたいな。
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9月27日 ハガクレツリフネ イノシシが・・

2013年09月27日 | Weblog
午後から 山へ。

 
         今年初めてのハガクレツリフネ

 
 イノシシの子が2頭 檻につかまっていた。兄弟か?もう瓜坊の模様はない。
檻の中を餌を入れてあった?金属の器をひっくり返しながら暴れまわっていた。
人間なら泣き叫ぶところだが、声も立てずにただただ走り回っているのが余計にあわれな気がした。仕掛けた檻はよく見るが、つかまったのを見るのは初めてだ。
イノシシの害が多いのか、近くの山や田にも厳重にフェンスがめぐらされていた。
後の運命は考えないようにしてその場を去った。

 
山を降りるとまだ稲刈りのすんでない稲田。秋の景色はいいなあ。
プロならどんなにすばらしい写真が撮れるだろうと思いながら、ただきれいやなあと思うばかり。
 
   ヤクシソウも咲きだした。        アカトウゴマ(ベニヒマ)
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9月26日 マタタビ ゴンズイ モミジガサ 秋の花や実 (アップ忘れ)

2013年09月26日 | Weblog
秋も進んで山の方は少し寒いぐらいで上着を持ってきたらよかったと思った。

 
マタタビ 虫こぶになっているものはなく、みな端正な形をしていた。
                    右)ゴンズイ 鮮やかな色 

 
        ウメモドキ               ツリバナ

 
      モミジガサ             ミカエリソウ咲き始め

 
       ツリフネソウ             アキチョウジ

 
        ノササゲ          今日のお土産はミツバアケビ       
手の届くところにあったのをいただいて帰った。


 不思議な物体発見 
実?虫の卵? こわごわ開けてみると極小のものがぞろぞろ・・ 
トリノフンダマシというクモの仲間の卵のうだった。
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9月24日 昆虫の色 デザイン  カワラバッタ など 

2013年09月24日 | Weblog
公園~堤防~河原 今日も他人の網頼りのちゃっかり者をきめこんでいる。

 

 
       ヘクソカズラグンバイ           アオメアブ
「きれいでしょ」と最初に見せてもらったのが ヘクソカズラグンバイ 2・3ミリ 
目をこらさないと見えない。こんなところまで目が届くなんてすごい。翅が透明で面白い形。侵入種らしい。葉の汁を吸うと傷跡が白っぽくなって汚くなるのはツツジグンバイの付いた葉と同じ症状。 
アオメアブ目は見る角度、光線の加減でオレンジ色や緑色に見える。

 
これがカネタタキとは・・バッタやキリギリスの姿を想像していた。これは雌で翅がない。
 キアゲハ(左)とナミアゲハ(右)こういう風に比べられるとありがたい。色柄は違うが美しい。 

 
クルマバッタモドキ 翅をひろげると黄色い模様 モドキと付いているだけに本家クルマバッタよりも黄色の輪郭が不鮮明 よく見ると脚もカラフル。

 
今年もカワラバッタに遭えた。 砂の上にいるとわからない。 飛ぶと後ろ翅のブルーが目立つ。

 
        フタバムグラ        カワラヨモギ
台風の跡が残る河原でも植物や昆虫はたくましい。
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9月22日 西飛鳥~高取 古墳 オニフスベ 鳥の卵 クコの花 

2013年09月22日 | Weblog
見ごろのヒガンバナと案山子の効果?飛鳥駅は人であふれていた。
私たちは人の少ない西飛鳥~高取へ。

 
岩屋山古墳 磨かれた2段の切り石積み。天井は1枚石 岩屋山式といわれる築造   
 右)牽牛子塚 牽牛子とはアサガオのこと。八角墳と判明している。シートが掛けられている。
そばに古墳(越塚御門古墳 埋め戻されている)が発見され、牽牛子塚が斉明天皇稜(間人皇女合葬)で、越塚御門古墳は大田皇女の墓との説が有力になる。

 
益田岩船 益田というのは「田を増やす」ということらしい。この大石は他から運んできたものではなく、元からあったもので、上に2つの穴がある。
諸説あるが「未完成の横口式石槨」というのが最近の見方。
彫りかけたものの途中で亀裂があることがわかり放置されたらしい。
ひびのせいか上部の穴に溜まった雨水の深さが違うようだ。
穴(2室の石室)を彫った後、ごろんと横向きにすると牽牛子塚のような2室の石槨になる。
ごろんとネェ。 右)側面には格子状のノミ跡が残っている。石の加工技術だとか。(ピンボケ)

 
マルコ山古墳 高松塚と近い年代に造られた横穴式の古墳。内部全面に漆喰が塗られている。壁画がないのと天井の形が屋根型になっているのが高松塚との違い。被葬者は川島皇子の説が有力。  右)束明神古墳 盗掘されていたが、幕末の陵墓調査の時、陵墓指定されると土地を奪われることを恐れて村人が意図的に破壊したという伝説があるらしい。
八角墳で被葬者は草壁皇子の説があるが、宮内庁はそばの岡宮天皇 真弓丘稜がそれとしている。
宮内庁の指定した所と発掘調査によってわかってきた結果の食い違いも多いらしい。

  
西飛鳥は人も少なく、静かな田んぼの風景は癒される。田んぼは人の手によって造りだされたものであるが「田んぼがあることによって循環している命がある」とお話がある。
  右)山蔭のクコ 虫食いもなく鮮やかに咲いていた。

 
               ヒガンバナまっ盛り

 
高取町役場あたりは天誅組が高取藩と戦った鳥ヶ原古戦場跡らしい。この後東吉野で壊滅。
今年は天誅組 大和義挙150年

 
今日面白かったのは大きいオニフスベ(きのこ) 何回か見ているが、今まで見たので最大だった。老菌で中は胞子になっていた。持ってみたら発泡スチロールよりも軽い感じ。誰かが切った跡あり。  右)山道に落ちていた鳥の卵。ウズラでは?という人もいるが、周りに人家はなかった。何の卵?


近くにはタマムシの死骸も落ちていた。

最後に奈良県森林技術センターを見学して壺阪山駅で解散。     
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9月21日 甘南備山

2013年09月21日 | Weblog
11月に道案内することになっている京田辺 甘南備山

自分から手をあげて計画に入れたのだが、初めて行ったのはかなり前。
2回目にわかるつもりで友達と行ったら帰り道で迷ってずいぶん遠回り。それもだいぶ前のこと。
そんな不確かなところへ人を連れて行けるかどうか・・下見しておかないと・・と思っていたら、案内してあげるという人が現れて、その下見のつもりでお願いした。

棚倉孫神社(たなくらひこじんじゃ) 
ずいき神輿に感動してここまでは何回も来ているのでわかる。
本番もここを見学してから甘南備山に行く予定にしている。

 
祭り前で、ずいき神輿の古い飾りは外されていた。村人により祭りまでに神輿の飾り付けが行われる。

そこから甘南備山に向かう。

 
途中で見たツユクサ 左は普通のツユクサ  右はふじ色のツユクサ
たまに白っぽいのや色の薄いのを見ることもあるが、きれいな色  ひと群咲いていた。

案内してくれた人が物知りで、植物にもすごく詳しい人なので、あれやこれやと細かいものを見ながら、たまにはコースの目印をメモしながら歩いた。
花は少ないが木の種類も多い。


タマミズキ高木が3本? これは雌の木?雄の木かな? 本番には実が見れるかな?


甘南備神社に到着したのは午後2時を過ぎていた。登り口からは1.5キロぐらいなのに。
ここで遅いお弁当。

帰り道はせっかくなので遠い道を案内してもらった。

ちょうどササクサが実り時で道端によるたびちくちくとくっつく。
帰り道も花のない木を観察しつつ下る。
道がたくさんあってややこしい。

 
登り道でよく見かけたビロードイチゴ 実はまだ見たことがない。 
 右)帰りで見た茎に赤い腺毛のあるイチゴ。エビガライチゴとは違うし・・と思っていたらコジキイチゴ
琵琶湖歩きで、堺市で、奈良県内でも見たことはあるが、どこも実の付いた時期で、袋状の実に目がいって茎の毛を見ていなかったのだ。

山の木を見だしたらきりがないが、いろいろ教えてもらうことも多く、勉強になった。

そして、終点のJR大住駅に付いたのは夕方の6時前になっていた。
さて、本番は迷わずに行けるかどうか・・
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9月20日 草花も虫もきのこも 

2013年09月20日 | Weblog
秋晴れの今日
昆虫やきのこに詳しい人の参加で何倍も楽しめた。

 
        イヌハギ                 ワレモコウ

 
        キキョウ                コモウセンゴケ

 
左)タチカモメヅル 右)オギノツメ あたりは一面外来植物。

 
ヌルデの花や若い果実の美しいこと。      メガルカヤ

 
 初めて見たコムラサキ 角度によって紫の光沢が現れる。
                  右)ナニワトンボ何とか撮れた。(切り取り拡大)

 
          シロオニタケ             コツブタケ
他にもきのこいろいろ・・


きのこに生えるきのこもあるらしい。
調べたら例として「クロハツに生えるヤグラタケ」の記載があった。
これがそうかどうかは不明。
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9月19日 矢田寺~南生駒 

2013年09月19日 | Weblog
先月の続きで矢田寺から南生駒をハイキング。
朝晩は過ごしやすくなってきたが日中は30℃とか。

矢田寺を出発。空は真っ青の秋晴れだ~。

 
 ヒガンバナ満開 律義にお彼岸に合わせて咲く。 色づいてきたカキ。

 
        ウドの花          クヌギのドングリ

 
         東明寺 山門はさびれた感じ。 ひっそり・・


今日のコースは山道が多い。ここからまた登りだ。           


         シラヤマギク

矢田山遊びの森の木陰でお弁当。


室の木峠の 地蔵さん「五尺地蔵石仏」

 
           ヒメクズ          キクイモ(又はイヌキクイモ)


生駒山が間近に見え、下ると南生駒駅。

短いコースだったが、アップダウンのある道でいいウォーキングになった。
暑いと言っても風は涼しいし、秋を実感した。

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