みどりの野原

野原の便り

8月31日 橿原神宮前駅~西飛鳥 マルバツユクサ ヒメマツバボタン キダチコマツナギ ルリヤナギ ハゴロモルコウソウ

2019年08月31日 | Weblog

午後は雨の予報。雨が降らないうちにひと歩き。
橿原神宮前駅西出口を出発。あまり歩くことのない見瀬町などを通ってマルコ山古墳まで歩いた。
神社にも立ち寄ったり、知らない道に入ったり、戻ったり・・気の向くまま・・

 
通りかかった阿弥陀寺 ちょっと入ってみる。 ミソハギが満開 ハスの実もあった。


  奥にバショウが見えた。

 
   果実ができていた。        花軸の先の方には 雄花があった。

 
   立ち寄る機会のない牟佐神社     階段を登ると拝殿がある。

祭神は高皇産霊神と孝元天皇という式内大社 飛鳥坐神社が管理しておられるようだ。

 
拝殿の前の狛犬 白いレースの前垂れをつけている。前垂れを付けた狛犬はちょっと珍しいかな?
狛犬の細工は特別ではないように思うが、州浜に花模様が浮き彫りになっていたり、奉献の字の彫りはすごく深い。
いつのものか、だれが彫ったものかはわからない。

いつもの通りマルコ山古墳まで行こうとしたら、牽牛子塚古墳周辺がまだ工事中。

 
向こうに続く道へ通り抜けようとしたが、草が繁っていて断念。(マムシが怖い)
古墳周辺は広く工事中。

 
工事用道路の周辺には植栽したのかと思うほど帰化植物のキダチコマツナギが繁っていた。
ヒメムカシヨモギやカナムグラが繁り、昔の面影はない。
昔と変わらないのは墳丘近くのサクラだけではないかなあ。


雨が降ってきて櫛玉命神社の軒下でおにぎりを食べる。
ここには、私の大好きな庄蔵狛犬がある。(何回も登場しているので写真は省略)
引き返そうと思っていたが、日が差してきてウォーキング続行。

入ったことのない横道で・・

 
 トケイソウ 咲き終わりなのか?     若い果実ができていた。
パッションフルーツのように甘くはならないのかな?

 
ルリヤナギが植えてあった。花盛り。紫色の丸いものはつぼみのよう。
       右)濃い黒紫っぽいのは果実のようだ。ナスビのよう。果実ははじめて見た。

 
ハゴロモルコウソウ  道端にも咲いているマルバルコウソウとルコウソウの交配種らしい。
 右)ゴマ畑 子供の頃家でもゴマを作っていた。大きい芋虫(クロメンガタスズメらしい)が付いていたのを思い出す。

 
     マルバツユクサ            ヒメマツバボタン

どちらも帰化植物。以前はこの辺ではあまりなかったと思う。
今日は何か所かで群生していて、最近すごく増えているのを感じる。
反対に、前に見たタコノアシが全く見えなかった。

 
満開と言えば、イネの花も花盛り。  畔にはヒロハスズメノトウガラシが多い。

 
今日の「?」は・・ツルイタドリか? 正解がわかるのが楽しみ。 
               右)ヒャクニチソウに ブチヒゲカメムシ 触覚がまだら     

歩けば何なりと見られるもので退屈しない。
途中降った雨も傘でしのいで、早めに帰宅。

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8月29日 津市・松阪市で海鳥観察 トウネン ダイサギが魚を捕った キアシシギ キョウジョシギ など

2019年08月29日 | Weblog

バス仕立てで津市へ。
海岸2か所で普段なじみのないシギなどを観察する。

バスの中で、説明があった。
今頃が北から南へと渡る旅の途中の鳥の観察には一番よいシーズンだという。
旅鳥の中には北から南へ無着陸で1万キロ以上の長距離を1週間ぐらいも飛び続ける鳥もいるらしい。
鳥を見分け方も教えてもらった。
サークル員の撮影された26種類もの水鳥のアルバムも見せてもらった。素晴らしい。

 
11:10の干潮時間に合わせて計画してくださっているので、よく潮が引いて広い砂浜が広がっていた。
                   右)ここでは、堤防の上からの観察。


双眼鏡で見ると砂浜の端にカワウのほかたくさんの水鳥が見える。
(小型のコンデジで望遠で撮影 実際にはもっともっと遠い)
なかなか見づらいが、ウミネコやソリハシシギ キアシシギなどをスコープで見せてもらった。 
キョウジョシギの翅の模様もよくわかった。

堤防から浜を見る。
 
ハマゴウ 花もあり、果実もあった。  ところどころにタカサゴユリ

 
家の近くではあまりないオオマツヨイグサもある。 茎が帯化したオオマツヨイグサ 


ラーメンをブチまけたようなネナシカズラの仲間。

午後、もう1か所へ移動
 
  ここは堤防から砂浜へ降りた。    ハマナデシコが咲き残っていた。

 
ここも鳥はずいぶん向こうの砂浜にいて、たくさんいるのはわかるが、よく見えない。
スコープのお世話になる。(5台)
「〇〇の冬羽」などの声が聞こえる。冬羽って?今はまだ夏じゃん?
もう今は冬羽になっているものが多いらしい。5月頃には夏羽が見られるとのこと。へえ~。

せめて、1つ2つはしっかりと自分の眼で見たいなあと思う。

 
ダイサギやコサギは大きいし白くて目立つ。両種が近くにいて大きさの違いもわかりやすい。
コサギもダイサギも足元の魚を追っかけまわして次々と小魚をゲット。餌を捕る様子を見れた。
                 右)ダイサギが魚を捕まえたところを撮れた。ラッキー。

コサギは見かけることが多く、くちばしが黒いのと、足先が黄色いので見分けやすいが、ダイサギとチュウサギは眼の近くの線が見分けになると言っても遠ければわかりにくく、大きさも1羽だけの時はわかりにくい。
コサギとの見分けのポイントのくちばしの色も、季節によって違えばなおさら見分けにくい。
来る途中の車窓から田んぼの中にもくちばしの黄色いサギがたくさんいて、ダイサギか?チュウサギか?と言っていたのだが・・・
ダイサギやコサギは留鳥で年中見られるのに対し、チュウサギは渡り鳥でダイサギよりも見る機会が少ないそうだ。
チュウサギは田んぼや湿地にいて、砂浜には来ないとのこと。なるほど・・納得。

しばらく観察を続けていると、近くの波打ち際に水鳥が近づいてきた。お~。見やすい。

 
トウネンの群れだ。10数羽いた? 小さくて当年生まれのようなのが、名前の由来だとか。
           右)鱗模様の羽 砂の中にいるゴカイや昆虫を食べるらしい。
名前も初めて聞いたトウネン。さっきからもたびたび見たのだが、こんなに近くで見れてうれしい。


      キアシシギ
これもたびたび見せてもらったが、帰り際に波消しブロックの上に1羽いて、足が黄色いのもよくわかった。

水鳥たちが懸命に生きている姿を見ることができた。またいろいろ教えてもらえてよかった。

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8月28日 うちの庭 金時草挿し木 イチビ ノシラン 斑入りギボウシ 

2019年08月28日 | Weblog

ご近所さんから金時草の穂先をもらって挿し木した。

 
 金時草(きんじそう)スイゼンジナ ハンダマともいう。葉の裏が紫色。
金時草は加賀野菜のひとつ。水前寺菜は熊本県の伝統野菜。沖縄ではハンダマと呼ばれる。
名前は知っていたが、食べた記憶はない。
ご近所さんは家の前のプランターで作っておられ、結構繁っているので、挑戦してみようともらってきた。うまく育つといいのだが。

今、うちのベランダでは今年植えたツルムラサキが何日かに1回収穫できて役立っている。
こぼれ種が落ちて育っている青じそも、てんぷらにしたり、サラダに入れたりと使っている。

 
裏庭に生えているイチビ 背丈ぐらいになっていたものは処分されてしまったが、横にまだ小さいものが残っていて花が咲いている。        右)斑入りギボウシ
他、斑入りヤブランも咲いている。

 
ホンコンカポック 果実が完熟 ちょっと齧ってみたらほのかに甘かった。
 右)逃げだしを恐れて(広がりすぎるので)鉢に植えたボタンクサギ 咲き始めがカワイイ。

裏庭のライラックやサザンカの剪定、植木鉢のものの植え替えが気になっている。
暑さが和らいで、庭の草木もホッと一息ついているだろう。

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8月27日 コカモメヅルを探しに センニンソウ ミズタマソウ サネカズラ  

2019年08月27日 | Weblog

去年2018年の8月に見つけたコカモメヅル。花も実もあった。
でも、その後行った時には山すそはきれいに刈られて全くなくて・・

気になって確認に行った。ダメになったか?まだ生き残っているか?
行くと又草刈りされて、蔓の片鱗、葉の片鱗もない。がっくり。
あの後株は絶えてしまったのかもしれない。
こうやって消えていくんだな・・

その後、植栽されたところを見に行った。
あるにはあったが、日当たり良すぎ?で、息絶え絶えに見えた。

 
      それでもよく見ると健気にも花を付けていた。
でも、うれしい気持ちも薄い。

今日のおまけの花

 
     センニンソウ           ミズタマソウ

  
     サネカズラの雄花            クサギ


  高い所にサンゴジュの赤い実 

ちょっと残念なウォーキングだった。

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8月26日 葛城古道 昆虫 シロヒトリ タマカタカイガラムシとアカホシテントウ ハリカメムシ アリグモ

2019年08月26日 | Weblog

葛城古道で昆虫観察会。
鴨山口神社~六地蔵石仏~番水の時計~九品寺~葛城一言主神社からバス道へ戻る。

 
シロヒトリ これがあのモコモコ毛虫の親の姿か。
          右)腹部は赤と黒の点が並び、前脚も基部2節が赤い。
翅だけを見れば白い麗人? でも腹の赤黒模様を見ると・・。

 
  タマカタカイガラムシ       同じ木にアカホシテントウが付いていた。
アカホシテントウはタマカタカイガラムシの天敵だ。

 
ハリカメムシだそうだ。今日はいっぱい見た。メヒシバなどに付く。
               右)ウスバキトンボ 翅に黄色い縁紋がある。
ネットを見ていたら「この縁紋には飛ぶときに生じる振動を調節する作用がある」と書いてあるものがあった。へえ~~。
南で生まれて、世代交代を繰り返しながら日本列島を北上するが、冬の寒さには勝てず、越冬できずに死んでしまうと言われているが、冒険を繰り返しているうちに温暖化や寒さに慣れたりして北の地域にも適応していくものが出てくるのかもしれないな。

 
今日見たセミの抜け殻 左からツクツクボウシ アブラゼミ クマゼミ
 右)一見「アリ」よく見れば「クモ」 アリグモだ。アリは昆虫だが、クモは節足動物。
あまりに小さくて、お腹側から撮ってしまっていたのもその時は気づかなかった。
帰ってから拡大してわかった。

ボロボロの翅のガ、クモに捕えられてぐちゃぐちゃになったガも同定できる昆虫メンバーには感心させられる。

とてもとてもそうはいかないけれど、今日もたくさんの虫を見せてもらって面白かった。

 
丸い葉を見て「ウキアゼナ」と思ってしまったが、キカシグサだった。花はまだ。
ミソハギもあった。             右)道端にシロザ。
アカザは全く見かけなくなった。シロザも見る機会はずいぶん減った。

 
葛城山麓にある葛城古道からは見晴らしがよく、大和三山もきれいに見えた。

 
   番水の時計            吉野川分水 分水工

金剛山にある水源を巡って大和と河内の激しい水争いなど、昔から、水の確保には苦労されていたらしい。
この番水の時計も少ない水を田んぼに公平に入れるために、時間を計るための施設で、今も使っておられるらしい。時刻表が取り付けてあった。

今日歩いた途中、水路を激しく流れ下る豊富な水を見て、葛城山を控えているから・・と思ってしまったが、途中に吉野川分水の施設が何か所かあり、そうか。吉野川分水が通っているのだ・・と思い至った。
前に下市頭首工(吉野川からの水の取り入れ口)や水を分ける施設などを見に行ったことがあるのにすっかり忘れていた。
今日見た限りでは有り余るほどの水があるように見えたが、まだ水不足なのかな?

 
  九品寺  寺の前の掲示板に「ボーッと生きていいんだよ」と。何だか安心した。

シロマダラというヘビも珍しく、池のカイツブリの親子の姿に和まされた。

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8月24日 飛鳥 石舞台から稲渕 カエデドコロ ガガイモ クヌギ虫こぶ ナツメ ハグロトンボ ツチイナゴ 

2019年08月24日 | Weblog

だいぶ涼しくなってきた。今日は飛鳥へお散歩に。
石舞台から稲渕まで歩き、本当はもう少し奥まで行きたかったが、小雨が降ってきたのと、時間が足りないのとで、勧請橋から石舞台に戻ってきた。1人は気楽である。

雨模様ということもあり、シーズンオフの飛鳥路は歩く人皆無だった。
ヒガンバナ・案山子のシーズンに向けて雨の中、村の人たちによる草刈りが行われていた。

石舞台公園 台風で倒れてしまったナツメ 残念に思っていたが・・


ナツメの木があった周りに根萌芽がいっぱい出ていた。たくましい。うれしい。
伐って(刈って)しまわずに、1本でも2本でも残してほしい。お願いしま~す。   

今日のベスト5

①ガガイモ花 ②カエデドコロ ③クヌギ虫こぶ ④ハグロトンボ ⑤ツチイナゴ幼虫

 
     ガガイモ 満開        ふわふわの花冠 アリが来ていた。   

 
   カエデドコロ 雄花序             雌花序

 
クヌギの虫こぶ クヌギハマルタマフシ  割ってみるとミカンのような区切りがあった。
卵や幼虫はわからなかった。

 
  ハグロトンボ 雄 金属光沢     ハグロトンボ 雌 黒い       
ハグロトンボ 雌と雄を見れてうれしい。いっぱいいた。

 
なんて可愛い ツチイナゴの赤ちゃん 体調1㎝  右)2㎝位ぐらいのもいた。
ところで・・ツチイナゴの卵って?見たことがない。
ネットによると、泡のドーナツを半分に切ったような卵のう?の中に卵はあるらしい。
「春に卵を産み、夏少し前に卵が孵化し、夏から秋にかけて成長して成虫になる」らしい。
写真の赤ちゃんは何齢なのかな?

その他

 
     キスジホソマダラ          メマトイがうるさい。
アメリカスズメノヒエを撮ろうとしてるんだよ~。写りたがりのメマトイ。

メマトイは小型のハエの仲間の総称。涙に含まれる成分に寄ってくるらしい。
顔の周りを飛び回るのだが、レンズにも寄ってくる。稲渕までずーっと付いてきた。

 
   植わっていない棚田         キク畑になっている棚田
棚田・・美しい景色だが、管理は大変そう。

 
      棚田        右)案山子ロードには今年の大案山子がもう立っていた。
今年の大案山子は「チコちゃん」のようだ。隣にいるのはイノシシ君か。

もうすぐ、案山子もたくさん並び、ヒガンバナも咲き、飛鳥路も賑やかになるだろう。

 
    勧請橋から男綱を見る。    野菜売店の近くに休憩所建設中
ここに屋根とトイレができるのはありがたい。
無人の売店の椅子でおにぎりを食べて、石舞台へ戻る。

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8月22日 洞川 ウリノキの実 ルイヨウショウマの実 クロイチゴ テバコモミジガサ

2019年08月22日 | Weblog

久しぶりに行った洞川 たくさんの植物を見た。初めて見たものもある。

群生の花

 
   カリガネソウ 群生    長く弧を描いて飛び出した雄しべ雌しべきれいな花色
匂いだけはいただけない。
奈良の町中にもあったのに、全く見られなくなってしまった。 


オタカラコウ群生 植えたものなのか?

実もの
 
ウリノキ 瑠璃色の果実 花は見たことがあるけれど実ははじめて見た。右)葉

 
サンカクヅル 実はまだ緑色 熟すと食べられる。
ギョウジャノミズという別名を持つ。切った茎から水が滴るという。見たみたいなあ。
                    右)コクサギ 4分果

 
ルイヨウショウマ 穂状についた黒熟した果実。初めて見た。
                   右)トチバニンジン 赤い果実


 
   ハガクレツリフネ            マネキグサ

 
      トリカブト           アカバナも久しぶり

似たもの
 
葉 表 左がクロイチゴ 右がエビガライチゴ クロイチゴははじめて見た。  
              右)葉の裏 左がクロイチゴ 右がエビガライチゴ
エビガライチゴは赤い毛や腺毛があるが、葉だけを見るとそっくり。クロイチゴは葉先が尖る。

紛らわしい・・
 
 タニタデ ミズタマソウに似る。 ミヤマタニタデ 小さいが花をつけている。

 
ミヤマタニソバ 別にタニソバという植物もある。 右)オオヤマハコベ


テバコモミジガサを教えてもらった。
今までモミジガサと言っていたものもひょっとしたらテバコ・・かも。

その他いろいろ観察した。

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8月20日 談山神社周辺 二ホントビナナフシ ウバユリ ホドイモ 

2019年08月20日 | Weblog

午後からは雨の予報。早朝の雨が上がってから出発
時々小雨が降ったり、そうかと思えば日が差したり・・。
もともと雨の予報ではあったが、何とか歩けた。

花はごく少なかったが、二ホントビナナフシを見つけたのがうれしかった。


 二ホントビナナフシ ツリバナの葉に止まっていて見逃しそうだった。
近づいて写真を撮って、手に取ってよく見ようと手を出したら、飛んだ!
普通のナナフシ?(ナナフシモドキやエダナナフシ)は翅や飛翔能力を失ったものが多いらしく、飛んだのは見たことがない。

 
   ウバユリ 1本満開だった。       正面から見る。

 
ホドイモの花 竜骨弁がくるりと曲がっている。 ピンクは翼弁の先らしい。 右)葉

 
トリガタハンショウヅルの果実(花が終わったところ)が高い所に見えた。
         右)ミョウガの群生の中にたった一つの花が見えた。

バスの発車まで時間があったので歩くことにした。
東京から来たという若い女性と一緒に不動の滝まで歩いた。

 
不動の滝 雨の後で水量が多く、迫力があった。
    右)川向うにキウイが繁っていた。よく見ると果実をつけていた。
あちこちに果実が見えたが、残念ながらとても届かない。
少し川下にまでつるが広がっていた。


バスに乗り込んだら、先客がいた。ハネナガイナゴ?コバネイナゴの長翅型なのか?
降車駅で放してやった。

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8月19日 イチビを探しに・・アメリカキンゴジカ見つけた。マルバツユクサ エビヅル 

2019年08月19日 | Weblog

今うちの庭で咲いている(もうほとんど果実)イチビ。
以前見たところにまだあるかな? 気になって飛鳥を歩く。

思いがけず見つけたアメリカキンゴジカ 飛鳥では初めて見た。

 
群生していた。ここ以外では見かけなかった。
         右)残念ながら花はほとんど閉じて?いる。10時頃
開花時間がごく短い花のようだ。今から咲くのか?もう咲き終わったのか?


以前、伊勢本海道歩きをしている時、(2010 多気町)見かけたもの。
10時35分ぐらいだったが、花は閉じかけ。

 
横にマルバツユクサの群生もあった。  左)マルバツユクサ 右)ツユクサ
うちの近くでも見かけるようになったので、増えてきているのかもしれない。

 
  ノブドウの花序 1個開花    ノブドウ 果実もあった。まだ緑色

 
エビヅル 緑色の果実 熟すと食べられる。 ヤマハゼ つややかな果実 たわわ

 
     コマツナギ            ツリガネニンジン
今日は朝から暑い日だが、ちょっと秋を感じる。

 
タラノキ つぼみなのか? 若い果実なのか? 遠くて・・
                        右)クサギ

 
    ヒンジガヤツリ    
        右)横を歩くと、コバネイナゴ?あぜ道から一斉にイネの中へ飛びこんだ。
稲はまだ穂を出していない。

以前、イチビを見たあたりを歩いてみたが、見当たらなかった。


2015.09に見たイチビの写真 これ1本だけだったが花も果実もあった。
イチビに果実の黒熟するものと緑のものがあるらしいので、確認したかったのだが残念だった。
その代わり、他のものも見れたので、良しとしよう。

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8月13日 済浄坊の滝 ウラジロマタタビ マタタビ ナンバンハコベ

2019年08月13日 | Weblog

急に思いつきで済浄坊渓谷に行くことになった。
昔は何度か滝道を登り切り、屏風岩の方へ行ったりしたものだ。
最後に来てから5年ぶりになる。どうなっているのか・・

 
兜岳 鎧岳  お天気が怪しくなって、小雨が降ったり止んだり。
下界はあんなにカンカン照りだったのに。       

 
済浄坊渓谷の入り口まで車で行こうと思っていたが、手前で通行禁止になっていた。
行けるところまで行ってみることにした。 右)大きく崩れたところ。
山際の端を歩いて奥へ。

 
    済浄坊渓谷入口           渓谷への遊歩道

 
日照り続きで渓谷の水は少なく、緑色の藻が川底に靡いて、渓谷の風情もない。
                右)渓谷沿いの道を登っていく。涼しい。

 
渓谷沿いにしばらく歩くと、その先に流木や倒木の山が見え、ロープが貼られて通行止め。

ロープから少し入ったところにイワタバコがたくさん咲いていた。
 

 
イワタバコ 満開  ここまででも来れてよかった。 イワタバコを見れてよかった。


ここで引き返すつもりだったが、流木の山の向こうに滝が見えた。すぐ奥だ。
せっかくだからあそこまで行こうということになったが・・

 
滝の近くへいくには谷を渡って・・・川向う、右岸の山の中を少し歩き・・・
 右)その先で、谷の半分まで架かった木の橋を渡り、岩を超えて谷の左岸に出る・・
怖い・・怖い・・怖がり全開・・「ここで待っとく」と言いたかったが、なんとかクリア。
「済浄坊の滝」の前に出た。
 
済浄坊の滝 水量は少ないがきれいだ。これが1つ目の滝で、この上にいくつかの滝がある。
       右)滝の左横。高くまで岩が露出して切り立った崖。

 
あんなに怖かったことは一時忘れて・・やったー!と記念写真。  
ここから登る見覚えのある道が見えたが、谷の上流はどうなっていることやら・・
ここで引き返す。  右)戻りの木の橋、ぐらぐら揺れて来る時よりも怖かった。

・・と言うわけで何とか済浄坊の滝を見れたのだった。ふ~・・
時々傘をさしたが雨もたいしたこともなく、滝道は涼しかった。

今日、見れてうれしかった植物

 
   ウラジロマタタビ 果実    マタタビも果実がたくさんついていた。

 
左)上)ウラジロマタタビ果実 樽型 ガクは目立たない。下)マタタビ果実 先が尖る。ガクが目立つ。   右)上)マタタビの葉 下)ウラジロマタタビの葉 
マタタビの葉(若い葉)は粗い毛がありザラザラだ。
ウラジロマタタビはサルナシに似るが、葉裏が紛白色(下の写真)

 
ウラジロマタタビの果実を切ってみた。切り口はキウイそっくり。果実表面にキウイのような毛はない。   右)マタタビの果実 これも切り口は似ている。どちらも同じマタタビ科

ウラジロマタタビの果実を齧ってみた。未熟なので当然酸味がある。熟すと食べられる。
マタタビは? ピリッと舌を刺す刺激があった。 生食には向かないようだ。

 
道から離れた窪地に・・ナンバンハコベが繁っていた。 久しぶりに見た。
 右)まだつぼみもあり、咲いているのもあった。花は変わった形。見れてうれしかった。

 
ギザギザの葉 ツルアジサイはこんな葉もある。
  右)カラスザンショウに付いていたのは 何アゲハかな? 調べ中

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