みどりの野原

野原の便り

9月30日 金剛山麓 大阪側

2011年09月30日 | Weblog
本当は中止の観察会。参加した7人で歩くことに。
お昼過ぎまでは雨も降らず、主なものは見れた。

 
        アキギリ               アキチョウジ

 
     イヌショウマ             ジャコウソウ

 
谷の向こうに オタカラコウ    シラネセンキュウ?(ピンボケ)     

 
       ミゾソバ         イナカギク?シロヨメナ?   

 
 ミカエリソウ 虫食いの少ない葉            シシウド  

 
お弁当を食べていたら前にカラスノゴマが見えた。カラスノゴマ キツネノマゴ 紛らわしい名前          右)エゴマ? 

ツリフネソウ アケボノソウ キンミズヒキなど秋の草花 降りだした雨にしっとりと。

 
 ツノハシバミ  上の方までよく気が付くこと     クマノミズキ

 
落ちていたシバグリから出てきた幼虫  これを含め実を4個拾った(イガを2個)
夜は買ってあったクリと合わせてクリご飯にした。片手いっぱいのムカゴもついでに入れた。シバグリは小さいけどおいしかった。
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9月27日 琵琶湖1周⑦ 河毛~長浜

2011年09月27日 | Weblog
1日中青空。今日は河毛~長浜まで琵琶湖沿いの「さざなみ街道」と言われる331号線のやや単調な歩き。河毛からみずどりステーションまではコハクチョウバスを利用。

ツクツクボウシ声を聞きながら・・


今日はほとんど「さざなみ街道 331号線」歩き。右側が琵琶湖
単調だが、沿岸のヤナギやマツ並木越しに琵琶湖が見えると気持ちがよい。
日差しはきついが風はさわやかで、特に木陰は気持ちがいい。


湖の岸に近い淀んでいるところのオオアカウキクサが気になった。

 
つないだボートで何か採っている。ヒシでも採っているのかと聞けば、水槽に入れる水草を採っているという。   右)白い花が咲いた水草 水槽からの逃げ出し植物かもしれない。


        ヨシの群落地

 
道路法面に生えた ノゲイトウ      カラスノゴマ 久しぶりで見た。

ツルボ・ヒガンバナ・メドハギが咲いていた。

お昼は奥ビワスポーツの森のさわやかな木陰でお弁当。
午後からのさざなみ街道は並木の影が歩道まで届き、所々湖の近くを通る遊歩道に入る。
気温も上がってきたので木陰はありがたい。

 
杭に止まっていたカワウ 右)湖にはオオバンが前回より多くの群れを作っていた

 
姉川より伊吹山を望む。冬には白い姿がきれいだったが、今は地肌むき出しで痛々しい。

 
姉川河口の草地におびただしいチュウサギ?ダイサギ?のコロニーが。
こんなにたくさんのサギの群れは見たことがない。何百羽いるだろう。(写真で見にくいが斜めになった岸辺とそのずっと奥の草地がサギで白く見えた) 右)同じ岸にいたカワウの群れが一斉に泳ぎ出した。

公園の中の植え込みそばに白いものが転がっていた。一見発泡スチロール。


オニフスベだ。近くにもう二つ転がっていた。大きいのは直径15㎝ぐらいある。キノコの匂いがする。「幼菌なのでたぶん食べられると思う。面白いし持って帰ろうかな?」と思ったが荷物になるので止めた。
帰ってネットを見たら試食した人の感想が載っていて、生で・油炒め・味噌汁など試したそうだがどれも「不味い」とのこと。

 
釣り人が水の中に入って糸を垂れていた。ブラックバスを釣ろうとしているがまだ釣れていないとのこと。 そばの水際には「太閤井跡」も石碑

 
          長浜城             今日の終点JR長浜駅

今日のコースはあまり面白くなさそうと思っていたが、歩くといろいろ発見もあるものだ。
車だと何とはなしに通りすぎてしまいそうだ。だから歩くのが好き。
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9月26日 甘樫丘周辺 昆虫

2011年09月26日 | Weblog
部会は降水確率が高くて中止になったが、集まったメンバー6人で甘樫丘周辺へ。


       ヒガンバナ満開

朝は雨が少し残り、昆虫も葉陰に潜んでいるようで少ない。
おまけに去年はクズが生い茂って昆虫がよく見れたという池のそばはきれいに草刈りがされ・・


道に這っていたムカデ 足を数えたら20対 メンバー6人中2人が噛まれた経験を持っていた。すごく痛いらしい。

オオカマキリ 捕まえて観察 胸の黄色、後翅の黒 立派な体つき

 
左)威嚇の姿勢が様になっている。右)まるで顔の横にグラブを構えたボクサーのようだ。
カマキリにすれば笑いごとではない。必死だ。怒らせるのもほどほどにしましょ。

午後からは薄日が射して昆虫の動きも活発になった。

 
     左)ナツアカネ 右)アキアカネ 胸の黒いスジで見分ける。


あっ。ウンコをした。・・と思ったら、アキアカネが捕まった刺激で産卵をはじめたのだった。水辺へ運んでやろうと思っていたが途中で落ちてしまった。

ウスバキトンボ・イトトンボ・オニヤンマ・シオカラトンボなど。

ウスバキトンボは飛びまわっていて止まらないのでこうやって捕まえてもらわないとよく観察できない。
イトトンボはお尻に近い節の青色の入り具合を見たり・・

 
     アカタテハ♂       カラムシノ葉の中の幼虫

ヒメジャノメ・ヤマトシジミ・ウラギンシジミ・クロアゲハ・キアゲハ・クロコノマチョウ・ヤマトシジミ・クロヒカゲ・ツマグロヒョウモンなど。

 
     ツチイナゴ          黄緑色のきれいな幼虫も親と同じ涙目

他、チョウセンカマキリ・ホシササキリ・オナガササキリ・エンマコオロギ・ショウリョウバッタ・ヤマトシリアゲ・ホシハラビロカメムシ・マルカメムシ・ナナホシテントウ・コフキゾウムシ・フクラスズメなど。観察した後は無罪放免。

いつもながら昆虫班の網さばきの巧みさに感心。お蔭でたくさんの昆虫を観察できた。
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9月25日 木津川河川敷

2011年09月25日 | Weblog
木津川左岸を歩く。
サイクリング道になっていて自転車が何台か風を切って走り抜けた。

堤防の上や法面にはイネ科の草の他、砂地を好む草花が見られた。
あやふやだったアキメヒシバをしっかり見れた。イヌコウジュもたくさんあった。
家を出る時降っていた小雨も止んで木陰のない川沿いの道も歩きやすい涼しさだった。

  
        カワラヨモギ            カワラサイコ

 
     オカルカヤ         メカルカヤ(ピンボケ)
すっきりした姿のメカルカヤは茶花にも使われると教えてもらった。

  
    オオフタバムグラ        白花もあった


ヤマイモと間違えそうなニガガシュウのムカゴ  かじってみたら苦かった。     

 
     ツルボの群生

 
ツルボの葉 花の頃は葉がないのかと思っていた。  立派な球根
有毒だがヒガンバナの球根と同じようにこれも救荒作物とされたらしい。         

河川敷に降りる。

 
                 広い川 広い河川敷

 
シナダレスズメガヤの侵入は砂をとどめてしまい河川敷の環境を変える。
        右)細かい砂地の所・粗い石の所、河川敷と言っても環境は様々   
  
木に引っかかった枯れ草 先日の台風の雨で増水した水位がわかる。  ガガイモの果実  ガガイモは河原で根を掘り出そうと試みられたが砂が深くて掘り出せなかった。根を見たかったので残念。
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9月24日 新ノ口~田原本~真菅へ ウォーキング

2011年09月24日 | Weblog
奈良県ウォーキング協会の行事に参加

新ノ口駅へ集合して最寄の真菅駅までの約8キロ。

お世話役さんの先導のもと出発

(新ノ口町)善福寺~須賀神社~(田原本町)多神社~県営福祉パークで休憩と見学~飛鳥川堤防~(大垣町?)春日神社でお昼~(飯高町)瑞花院~(中曾司町)磐余神社~(曽我町)真菅駅
 
新ノ口(旧新口村)は近松門左衛門の浄瑠璃「冥途の飛脚」の梅川忠兵衛の出身地。
善福寺には忠兵衛の墓所 供養塔がある。

村の中の道は懐かしい雰囲気を残していた。

 
多坐弥志理都比古神社(オオニイマスヤシリツヒコ神社)太安万侶を祀る。この多神社は初詣にも来たことがある。

県営福祉パークでは中を見学、福祉機器や介護用品などが展示されていた。
できるならお世話になりたくはない。
ウォーキング協会の目的?も「ピンピンころり」だそうだ。


飛鳥川堤防からは西の山並みが見渡せる。左から金剛・葛城~二上山~信貴・生駒へと続く。 大和国中の広々とした眺め。


     線路そばのヒガンバナ


    春日神社でお昼

瑞花院(ズイケイン)では住職さんのお話を聞くことが出来た。    

瑞花院のあるあたりは飯高町(ひだかちょう)と言うが、元は飫富(オフ)と言ったのが、筆で書き写されているうちに飫富~飯富~飯高と変わっていったらしい。

 
瑞花院は祐禅山「瑞花院」吉楽寺といい、歴史は古く重要文化財に指定されている。
興福寺の衆徒16人衆の飯高(ひだか)氏の菩提寺だったらしい。

昭和47年(1972)修理時に、嘉吉年間のヘラ書き落書き瓦が43枚も発見された。
瓦大工は法隆寺、薬師寺、唐招提寺等の造瓦に従事した橘吉重(の子孫?)とわかった。


修理の時見つかった瓦大工の落書き。寺に入る角の石碑は住職さんが寺の案内がわりに建てられたそうだ。


寺に入る角に立つ石碑

「嘉吉元年(1441年) 5月1日 サルノトキニ トクリホトナル アラリフルナリ ヒツシサルヨリウシノハウヘフリイクナリ」と書いてある。
おまじないのような言葉は「(旧暦)5月1日 2時頃 どんぐりほどの アラレが降った 南西より北の方へ」という意味だと説明してくださった。昔は時刻も方角も干支で表したようだ。

そこからずっと南へ行けば家の方へ帰れるが、遠回りで磐余神社へ。


久しぶりの磐余神社(いわれじんじゃ)はガールスカウトのデイキャンプをした場所はそのままで懐かしかった。


  丸型ポストも健在
普段あまり通らない道を通ってのハイキング。近場だったけどゆっくり歩けた。
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9月23日 深北緑地 ふれあいイベント

2011年09月24日 | Weblog
台風も通過して今年の深北ふれあいイベントはさわやかな秋空の1日となった。
5時に起き。早めの6:34の電車に乗ったら、連絡がよくてより早く7:30に四条畷駅に着いた。駅からスタッフみんなで歩いて公園へ。

準備物を乗せた車が到着。荷降ろし、各担当の場所のセッティングや看板付けなども終わる。

この公園はすごく広い。寝屋川の洪水を未然に防ぐ遊水地になっていて、普段は池もあり広場・バーベキュー場もある公園として使われている。

イベントを行う芝生広場周辺は木が多く、バッタのオリンピック以外は日陰でできるのがいい。

メインのバッタのオリンピックの他、どんぐりつかみ・マツボックリ釣り・葉っぱのかるた・丸太切り・自然観察・カモフラージュ・自然工作などのコーナーがある。


                  芝生広場
今年は草刈りも待ってもらっているらしく、芝生広場も草が繁り草っ原。
外周も伸びた草がある。


   木陰の下でイベント

私は「しぜんかんさつ」担当の4人の1人。
バッタのオリンピックの1回目が終わり、スタンプカードを持った子供たちがやってきた。

クスノキ・ケヤキ・ナンキンハゼ・シラカシ・アキニレ・カツラ 番号と樹名をつけた6本の木を見つけながら回る。


カツラの木にはヒロヘリアオイラガが付いていた。先ず虫を見てもらい注意を促す。

枯れ葉の匂いを嗅いでもらったり、葉っぱの形をみたり。どんぐりや実も。
簡単な説明をして、準備したシートに木の番号や葉の番号を書いてもらう。
終わればスタンプカードにシールを張ってもらい、シートの下には好きな葉を貼り付けてお土産に。

あまり小さい子はお父さんお母さんが観察することになる。
少し字を読めたり数字をかけたりする子は手伝ってもらいながらシートを完成。
若い親御さんはあまり自然に触れる機会もないのか子供と一緒に楽しんでおられた。
小学生ぐらいだと積極的にまわってくれる。

お年寄りがシートを持ってコーナーを回っておられたのもほほえましかった。

 
さすがにバッタは人気。開始前 網をふるう子供たち
     右)受付開始の合図に長い列ができていた。
公園内で捕まえたバッタを種類別、♂♀別にジャンプ台から飛ばし順位を競うらしく、手づくりの金メダル・銀メダルも準備されたようで面白そう。
こっちも忙しいので見ている間がないのが残念。

全部回ったら最後に総合受付でお土産をもらえるらしい。

後の報告では今年初めてクルマバッタの♀が見つかったそうだ。
これは公園の自然環境がよくなってきた証とか。

さわやかな1日を自然遊びで過ごせた子供は幸せだなあと思う。
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9月22日 ベランダの片づけ

2011年09月22日 | Weblog
ベランダの植木鉢のいくつかを植えかえた。

 
     私の部屋の前    観葉植物 セロームなどのある居間の前

小さい鉢植えの多肉植物もはちきれそうになったので株分けをした。

シソがあちこちに飛んでいて穂が出ているので後の植え替えはもう少し先にすることに。
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9月21日 卓球 台風15号

2011年09月21日 | Weblog
今日は卓球の日。昼前、行く準備をしていると「こんな台風でも行くの?」と息子。
「台風やけど今年は当番だから持っていくものもあるし、行こうかと思っている」というと、暴風・大雨警報出てるの知ってるか? 川があふれたらどうすんねん。止めとき」という。

曽我川体育館は曽我川の近く。20年あまり前に堤防が決壊したのをきっかけに、川が付け替えられ、旧川との間に公園やグラウンドを造り遊水地とし、曽我川緑地体育館の床下も水が流れ込むようになっている。(9月17日のブログ参照)

「でも誰か来る人があれば預かっているものを持っていかないと・・」
何度か制止したのに私が黙ってしまったので「勝手にし。人が心配してるのに!」と怒って行ってしまった。

曽我川体育館に問い合わせたが「体育館は開いています」各クラブの自主判断に任されているらしい。男性会員に電話してみたが、各自の判断でいいんじゃないの?という。

12時。まだ橿原市は警報が出ている。
各地の被害も続々と伝えられているのに、のんきに卓球どころではないんだけれど・・多分 来る人もあるだろうし・・

ゴメンのメモを書いて、本当は荷物もあるので車で行きたかったが、歩いて行くことにした。
特に厳重に戸締りをしているお家も見かけない。雨もたいしたことはないし風もきつくはない。これなら大丈夫と思ったが、上流でひどく降れば川の状況は変わってくる。

体育館に着いた。
さすがにいつも自転車が並ぶ所に自転車は止まっていない。(私もいつもは自転車)
早めに行ったら、もう1人が卓球台を出してくれていた。
その人も「止めといたら」と家族に言われたそうだ。
いつもよりは集まりが遅かったが次々とメンバーが集まってまあまあの人数になった。
迷ったけどとか、誰も来てなかったら帰ろうと思っていた。という人もいた。

曽我川のそばのメンバーは「前は小学校が避難場所だったけど、今はこの体育館になってるよ」という。へえそんなんや。

そんなわけでいつも通りの練習をした。隣のバドミントンも子連れで来ておられた。

先日の被害の上に今回の台風で被害のあった地域は本当に大変だと思う。
幸いにも今までに山川の被害のないありがたい所にすんでいる幸せを思う。
恐い目にあったことがないので危機感が少ないのかもしれない。
心配してくれる家族がいるのもありがたいことだ。
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9月20日 馬見丘陵公園

2011年09月20日 | Weblog
金剛山麓を歩く予定だったが、雨が降りかけているので無理せず近場の馬見丘陵公園を歩くことにした。


中央通路のエゴノキ たわわになったエゴノキの実を食べにヤマガラがたくさん来ていた。

 
公園には芝生や池 古墳 植栽樹木 自然の残る森の部分 いろんな環境がある。


冬には賑わう池も今はまだ静か。向こうの山際に見えるのはカイツブリ?
小雨が降ったりやんだりで、他はエナガやカワラヒワ・ヒタキ類などしかいなかった。

  
        ハギ          ハギに負けじと咲くアレチヌスビトハギ

  
                   フヨウが満開


               北エリアの花壇

車を北駐車場へ移して 道路を渡った森へ。


薄暗い森の中 ここも公園の敷地内だ。白いキノコが暗い林床を照らしているようだ。
ここまでは来る人もいないだろう。
公園の端から端まで知り尽くしたNさんに感心する。

私はまだまだ知らない所がいっぱい。迷子になりそう。

10月1日~16日まで去年の「第27回全国都市緑化ならフェア」の1周年を記念したイベント「馬見フラワーフェスタ」が開かれるらしい。
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9月19日 長居公園 植物調べ

2011年09月19日 | Weblog

長居公園 サルスベリが満開

待ち時間にコンクリート縁石に座って横のハマスゲを引っ張って見た。
植え込みマスの土は柔らかくスッと抜けた。


見るときれいな塊茎が付いていた。
塊茎をよく見たいといつもおもうのだけれど、家の近くにあるのはコンクリートの隙間や固い土に生えていて塊茎を掘りだせたことがないのでよく見れてラッキー。

今日は植物調べの日だが夕方5時半から長居陸上競技場でミスターチルドレンのコンサートがあるらしい。なので午後からは客が多くなりそうというので、午前中は先に外周を回った。

全員学芸員さんと一緒にまわり、出てきた植物をしらみつぶしに書き出していく。
メンバーには詳しい人もいれば私程度の人、大学生さん、小学4年生の男の子(毎回参加)等々。

根を見ないと同定できないというフシネキンエノコロなど初耳の植物も出てきた。アキメヒシバにも初めてお目にかかった。
なかなか「わかった」とは言いづらいが、頭の刺激にはなる。この程度で申し訳ない。

お昼休みに、ゴキヅルを見に行く人に付いて行った。
「昔は橿原でも見たことがあるのに最近は全く見かけません」と言ったら「絶滅危惧種になっているところもある」とのお話。「エエ~ッ。でも鵜殿でははびこっていましたよ」
帰って調べてみたら大阪では指定されていないが、近畿では奈良県と兵庫県が準絶滅危惧種に、三重県は絶滅危惧種になっていた。へえ~。可愛いから好きな植物なのに。


    繁っていたゴキヅル

 
ゴキヅルの花 房状の雄花の基部に雌花が1個付く 実は熟すと上下に半分に割れる。

午後は班分けして2区域をまわる。
私の班は小学生が今回も筆記役。私など自分のメモが追いつかないぐらいなのに、見事に役割をこなしていた。
博物館歴も長いらしく、植物もよく知っているし、大人になる頃にはいっぱしの専門家になっていることだろう。
みんなの目で今日、午前96種、午後、区画1で91種 区画2で74の植物がリストアップされたらしい。


        イヌコウジュ

似たものの区別が難しいものがたくさんある。思い違いもあるので、こんな機会に知らないことを教えてもらえるのはありがたい。
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