みどりの野原

野原の便り

8月30日 金剛山麓 水越林道

2010年08月30日 | Weblog
1か月ぶりの水越林道
私たちが入り口に着いたころ、もう降りてきた人が何人かいた。

本日の草花「ベスト4」は・・
 
気にかけていたマメ科が花をつけていた。
      右)フシグロセンノウ こんな色の花は他にはないね

 
  咲きだしたツリフネソウ              ヤブマメ

ぐっと秋らしくなった道 ハギが満開   ネコハギもボチボチ
 
       マルバハギ               ヤマハギ

 
真っ盛りのオトコエシにハナアブの仲間が吸蜜
    右)カエデドコロのオレンジの花 オニドコロも咲いていた

 
咲きだしたシシウド 花の入った「袋」が可愛い  
 右)マルバノホロシと思う 反りかえった花びらの付け根は黄緑色

アゲハが高いところを飛んでいた。あんなにたくさんいたサカハチチ
ョウはほとんどいなくなった。キチョウは何頭か見た。
 
      キンモンガ         悠々とニホントカゲ 人
影にも動じず

弁当を食べ終わったところでにわか雨が降ってきて、引き返し祈りの
滝コースで帰る。雨はすぐ止んだ。下界はまだ暑い。
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8月29日 日本フルートフェスティバル in 奈良

2010年08月29日 | Weblog
友達のご主人が出演されるフルートフェスティバルを見に(聞きに)
行った。
フルートのコンサートは初めてだ。

ゲストの方のジャズフルート演奏も素晴らしく、後半の演奏会も盛大
で、久しぶりにどっぷりと音の世界に浸った。

 
フルートもこんなにいろいろある(左はピッコロ) 
右)演奏風景 ガーシュインのジャズスタンダードナンバー
         
楽器が出来るっていいな。でも相当の努力がいる。えらいな~。
生半可なことではできないよね。
しんどいことはすぐ投げ出す私にはまねできないなあ。

友達のご主人も日頃の練習の成果を出しきって充実した気持ちで終
えられたことだろう。
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8月28日 宝塚 丸山湿原と西谷の森公園 エコツアー

2010年08月28日 | Weblog
気持ちよく夢から目覚め、時計を見たら・・うっそ~!6:50
7時出発の予定だったのに。絶対無理。
だけど10分ぐらいは余裕をみていたので子供に駅まで送ってもらう
ことにして頑張ってみる。
7:10 なんとか身じまいと化粧をしてバナナを半分かじり車に乗る。
駅前のコンビニで弁当を購入・・電車には余裕だった。
やれやれと足元を見ると・・・


あらら・・こんな靴を履いてきちゃった~。大丈夫かな。大失敗。

武田尾からバスに乗り西谷の森公園口から車道を歩く。

   
途中で見たイソノキ 色づいた実を見るのは初めてだ。
            シバグリも緑の毬をたくさんつけていた。

丸山湿原
『宝塚市の丸山(328.4m)の西側にある湿原群の総称で、丸山の谷
部に形成された兵庫県一の湧水湿原 雨水やしみだし水によって成り
立っている。
昔は鎮近在集落の共有または個人の山として管理が行われていたが、
現在は県の所有になっているが、放置によって草木の侵入が進み、状
態で手入れが行われない状態が続いていた。
その後湿原の保全活用を検討する研究会も県民局が設置、遊歩道の整
備・柵・説明板・定期巡回実施。現在は複数の組織が保全活動をされ
ている』(説明と資料よりかいつまんで)

遊歩道の右側は常緑樹とササを伐採されて明るいコナラ・アベマキ
等の森。左側は放置されテングス病にかかり枯死した竹も目立つ暗
い森。違いが歴然としていた。

保全活動をしておられる先生の案内で2つの湿原の近くへ行った。

  
今年は雨不足で湿原も乾燥している。ヌマガヤが茂る。
手を入れずほおっておくと周辺からイヌツゲなどの低木が侵入して
きて乾燥化が進み、遷移が進んでしまうのだそうだ。
保全活動によって希少な動植物も出現するようになったという。 
      
 
湿原の縁にサワヒヨドリがあった     ヒメシロネ

 
      ハイキング道         初めて見たヒナノシャクジョウ
直径1センチ 小さな花が落ちているのかと思った。こんなの見つけた人、
偉い! ヒナノシャクジョウは葉緑素をもたない腐生植物だそうだ。

湿原から西谷の森公園へ。

 
   茅葺きの古民家風の農舎            ハンミョウ
 
農舎で弁当を食べた後、平成4年に県が買収した後放置されていた棚田
を、昔ながらの作り方で田んぼや畑を作ったりビオトープにしたりと
里山風景を復活させたり、生物の生息地再生を試みられているところ
を見学
耕作放棄田にあった希少種サクラバハンノキを保全されていた。
                         
帰りは影のないアスファルト道をバス停まで歩く。
途中で温度計を見たら38度余り。ヒエ~! 余計に疲れが増した。
お茶や飲料のペットボトル4本も飲んだのも初めて。
ちょっとバテバテの私。バス停に向かってひたすら歩いた。

一緒に来ていた友達と大阪でお茶してやっと落ち着いた。
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8月26日 龍鎮渓谷で川遊び・・

2010年08月26日 | Weblog
夏は一度は水に入りたいと思いつつ、もう夏も終わりだなあ。

先日来た時、今度来る時は水に入る用意を・・と言うことになり、
今日は準備をしてきたのだった。

前とは逆コースで室生寺の方から歩く。

メダカのような稚魚が泳ぐ谷川に足をつけて弁当を食べ、早速水着
(まあ短パンぐらいにして)に着かえて水に入る。

最初は短パンのすそをつまみ上げたりしていたが、ちょっと濡れてし
まえば エイヤッ・・とはいえ今日は水量が前よりも少ない。
それに今日は今までよりは涼しい(もう少し暑くてもよかったのに)

 
一枚岩の上を滑るように流れた水はポットホールへ流れ込む。そして
又下流へと流れ出る。

 
一度入ってみたかったポットホールに入ってみた。プールみたい。
もっと深いかと思ったが、ちょうど脇の深さ(120センチ)
水はそんなに冷たくはないが、今日は少し涼しいので胸までつかると
ちょっと寒い。(恥ずかしいので後ろ向き)
    右)ちょっと上流でまん丸石を拾った。片手に入る大きさ。
  ごろごろ転がっているうちにこんなにまん丸になったのだろう。

ポットホールに入らない人もそれぞれに水遊び。

その後、上流に歩いて行った時、山裾の岩の上に動物の死骸があっ
た。タヌキ?
さっきから気になっていた臭いの原因はこれだったのか。

死体にはいろんな虫がたかってぞっとする光景だったが、見たことの
ない虫がいたので後で調べようと写真を撮った。

調べたところでは、橙色の頭のチョウセンヒラタシデムシ・ベッコウ
ヒラタシデムシ・ヨツボシモンシデムシ・他にもシデムシの仲間・
センチコガネやハエの仲間などの分解者達が群がっていた。
(写真は載せないでおく)

機嫌良く遊んだ後の帰り道ではミヤマカラスアゲハやミヤマカワトン
ボなど美しい昆虫に心癒される。

 
マツカゼソウがまっ盛りであちこちで群落をなしていた。
 右)シコクママコナ? 下唇の白い模様はママコナほどはっきりせ
   ず、その奥に黄色の部分があった。苞葉に細いキョシがある。
   半寄生植物だそうだ。
ノリウツギはまだキレイだった。
ミカエリソウやアケボノソウは花はまだ。

水遊びでひいていた汗がまたじんわり吹き出してきた。
そして、谷を渡り渡りして車道に降りてきた。

 
      センニンソウ               ガガイモ

最後に川で見慣れない鳥を見た。目の前で大きい魚を捕まえたのだっ
た。
後でメールで「ササゴイの幼鳥」と教えてもらった。
ちょっと小さい鳥はイカルチドリらしい。

飛び石伝い(春には水が多くて渡れず引き返した所も)・コンクリー
トの橋(水が増えれば超える低いものも)・・
「今日、何回谷を渡ったと思う?」 帰りの電車の中でクイズを出し
てみた。 正解は14回 
今日は渡った橋を数えていたのだった。「近いで賞」の人もいたが賞
品はなし。

最初に来たうん十年前の記憶ではほとんどが飛び石伝いだった。
今はだいぶ整備されてきたが、それでも水量が多くなると渡れない所
もあり、台風で荒れた所もありで、今は近鉄のハイキングマップには
載っていない。
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8月24日 セミ ぬけがら調べ

2010年08月24日 | Weblog
昨日に続き河内長野へ。今日はセミの抜け殻調べのイベント

お父さんと・お母さんと・おばあちゃんと3歳から10歳の子供たち
が集まった。

22人ずつ2班に分かれ、説明の後近くの公園へぬけがら集めに行く。

  
  今から集めま~す        高い木の枝のは網を伸ばして

 
低い植え込みの中にもいっぱい付いているので小さい子も大丈夫 
              わっ!木に登って取ってる子もいるよ
網や棒を使ったりしてみんないっぱい取れた。

1時間弱ぬけがら取りをした後部屋に戻り、家族ごとに種類別に仕分け

 
え~っと これはおへそがあるからクマゼミ これはアブラゼミ 
説明を聞いて仕分け作業 数を数えて記録。 
雄と雌の見分け方もわかったよ。

スタッフがそれを集計して割合を出した。

クマゼミ1107匹 アブラゼミ66匹 全部で2073匹 うひゃ~こんなに
あるとは・・
集計の結果、クマゼミが94%残りの6%がアブラゼミ ツクツクボウシ
の抜け殻が1つあったらしいが行方不明に。

やっぱり町の中はクマゼミ天国のよう。
でもこんなに数がいるんだから、鳴き声はさぞ賑やか?を通り越して
いるのでは?と想像する。

 
セミのお話も聞いてみんなセミ博士 

帰りに自宅近くの神社に立ち寄った。セミ穴もいくつかあったが
ぬけがらは見つからず・・
 
エノキにとまっていたカメムシはキマダラカメムシらしい。
            右はキマダラカメムシの5齢幼虫のようだ。

カメムシ 匂いはきらいだけど 奇抜な色形が面白い。
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8月23日 金剛山 千早登山口周辺

2010年08月23日 | Weblog
金剛山の奈良県側の山麓を時々歩いているが、今日は大阪千早の山麓
を歩く。
車で乗り合わせて登山口へ向かう途中にも気温は30℃~28℃へと下が
って行く。

降りて歩き始めたが、気温はそんなに低くはないが風が涼しい。
木陰の道をゆっくりゆっくり・・
 
 
       オトコエシ             ヒヨドリバナ

 
    フシグロセンノウ        オオブタクサの雄花
                      花粉をいっぱい飛ば
                      していた。
                      花粉症の人がいたら
                      見るだけでくしゃみ
                      が出るかも。

 
  フジカンゾウも花盛り          葉は奇数の羽状複葉

 
       キンミズヒキ             ボタンヅル


    クマノミズキ
ほんの短い距離を長い時間をかけて・・運動にはならないけどゆっく
りと植物を見れた。

まだまだ暑いけれど季節は秋へと傾いていっていることを実感。
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8月22日 亀岡 オニバスは?

2010年08月22日 | Weblog
今日の目的はオニバスの観察で、大きいのでは直径2m余りにもなると
いう巨大な葉を展開し、今は花の時期だというので期待して来たんだ
けど・・

 
目指す平沢の池 下池は一面ヒシに覆われ・・中池は水面が拡がり
池の縁にはヨシやヤナギなどがあるばかり・・

望みを託す上池へは犬?に阻まれ到達できず途中で引き返し、公園で
早めのお昼。

ちょっとがっかりしたが、「さっき少しありましたよ」と言う人があり、
午後から見に行く。

なるほどさっき通った下池のヒシの間に丸い葉が見えた。
小さい! 直径15㎝あるかないかの大きさだが、たしかにオニバス。
もっと大きい葉を探していたんだから気付かないはずだ。

 
オニバスは2ケ所にあり、その後行った蓮池にもう少し大きいのが2ケ
所あった。最後のは一番大きく、直径30㎝位あった。

まあなんとか見れてよかったが、花どころではなかった。

先生のお話によると、オニバスはだんだん生育地を減らしており、
ある年は池一面に見られても次の年には全く見れなくなったりするらしい。

1年草で主には水中の閉鎖花で稔り、その種が泥に埋まっていて何か
の刺激(泥をさらえたり・・)で、突然また現れたりするという。

「去年は下池一面オニバスが見られたんですけどね・・」とのこと。

見たかったなあ。一面のオニバスと花 来年は出るのかなあ。

 
    出雲神社       バス停の近くに咲いていたキツネノカミソリ

出雲神社に立ち寄り、社叢のイチイガシ等を観察して、コミュニティバス
には時間がありすぎるためタクシー乗り合わせて亀岡駅へ戻った。

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8月21日 久しぶりの畑 ハナオクラ

2010年08月21日 | Weblog
畑の途中のクヌギ カブトムシが来てないかな?
上の方にカナブンやハナムグリなどが集まっていた。

下には、スズメバチの仲間らしいハチが・・


帰って調べたらオオフタオビドロバチらしい。腹に2本の黄色い帯
蛾の幼虫を捕まえて幼虫の餌にするらしい。
畑の青虫をどんどん捕まえて~。

 
カラムシの葉を綴ったアカタテハの巣 
           ちょっと失礼して中を覘いたら幼虫がいた。

ずいぶん久しぶりに来た畑は
 
     ハナオクラのお花畑     大きいものは直径20センチ
茎やガクはトゲトゲがいっぱいあり痛い。


   ハナオクラの実
ハナオクラはトロロアオイのことで根をすりつぶした粘液は和紙作り
に使われる。一日花で夕方には萎んでしまう。
生で刻んで辛子醤油和え・サラダ・酢の物にとろりとしておいしい。
ハナオクラの実は不味いらしいが今度機会があれば食べてみよう。


      オクラの花
花はハナオクラの小型版。でも実は大きくなっておいしい。

 
これこれ!大事なオクラの葉っぱを食べてるのは誰?
帰って調べたらフタトガリコガヤという蛾の幼虫
       右)成虫(ネット写真)カラフルな幼虫に比べ地味

モロヘイヤを摘んで・・あまりの暑さに1時間ほどもしないうちに逃
げ帰った。
今遊びに来ている(預かっている)ベーグルは酒舟石の方まで散歩
に行った。アスファルトの道よりは楽しい散歩だったに違いない。
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8月20日 小房観音

2010年08月20日 | Weblog
自転車で用事に出かけた移動の途中立ち寄った小房観音

高野山真言宗 別格本山 江戸時代創建
春・秋は「バラ祭り(イングリッシュローズ)」
夏は「風鈴まつり」で知られている。

風鈴の頃に来るのは初めて。

 
この暑さにさすがに訪れる人もなく風鈴の音だけが響いていた。

 
   咲いているバラもある          ふうりん販売中

古代の街道「下ツ道」を通り八木へ。 2件目の用事を済ます。
その後買い物など2か所立ち寄る。
自転車は走っている時は涼しいけど止まると汗が吹き出す。 
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8月19日 ツノゴマ

2010年08月19日 | Weblog
5月初めに播いたツノゴマ
もう芽は出ないのかとあきらめた頃に芽生え、今頃花が咲きだした。
例年よりも小さくか弱そう。
こんなではあのデビルのような実は期待できそうもない。

 
    可憐なツノゴマの花          去年・一昨年の実

茎・葉・花 一面に腺毛に覆われ害虫も付かないので育てやすい。
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