みどりの野原

野原の便り

8月28日 金剛山② ヤマホトトギス ツルニンジン イヌショウマ オタカラコウ ルリボシヤンマ

2016年08月28日 | Weblog
6時から早朝散策
朝食後チェックアウトをしてからお昼頃まで山上を歩いた。


ちはや星と自然のミュージアム 上のスライディングルーフは閉まっていた。

 
 
    今日も曇り。 霧が湧いててきた。 山道は静かだ。        クマシデ

 
     ススキは穂が出て秋の景色                 オトコエシ

 
   コウライテンナンショウの名札あり。           頂上付近のシシウド群落

 
    ユキザサ 果実はまだ色づいていない。           キクバヤマボクチ

 
      フシグロセンノウ                    キンミズヒキ

 
         ヤマジノホトトギス               ヤマホトトギス

 
          モミジガサ                   ツルニンジン

 
           オタカラコウ               イヌショウマ咲きはじめ

 
            ツリフネソウ             ミカエリソウも咲きはじめ

 
      アカバナ       キチョウ2・イチモンジセセリ1・ハムシの仲間 タンポポは人気者

 
   見れてうれしかった ルリボシヤンマ 産卵中          サカハチチョウ

私は鳥は木の間にアオゲラ・ソウシチョウを見たぐらいだったが、初秋の花がたくさん見ることが出きた。
夜は晴れ間が出て、今日も曇り空ながら降らず恩の字の2日間だった。       
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8月27日 金剛山① マイマイカブリ 夏の星空観察 

2016年08月28日 | Weblog
午後から金剛山へ。

バス停からケーブルに向かって歩いていたら、道路にカタツムリが出てきた。


 
後ろに「尻尾」?と思ったが虫のよう。     右)ひっくり返してみた。カタツムリに食いついている。

その時はわからなかったが、カタツムリを食べる・・ひょっとしてマイマイカブリの幼虫かも。
調べてみたら当たりで、マイマイカブリは成虫も幼虫もカタツムリを食べるそうだ。

ケーブルで山頂駅へ。


  24℃ の表示 風が涼しい。

先に来ていた2人のメンバーと合流した。


曇り空だが、あべのハルカス・関空大橋・関空も見えた。

今夜泊まる香楠荘へ。

 
お風呂に入り、早めの夕食をいただく。       右)食堂から夕陽が見えた。晴れてきたかな?

夕食後、予約してくれてある「ちはや星と自然のミュージアム」での「夏の星空観察」に参加

屋上に登ると「土星の環が見えます」 大きい望遠鏡を覗くと、レンズいっぱいに土星の輪が見えた。
ラッキー! 

「今のうちに」とりんくうタウンあたりの景色も見せてもらった。観覧車がきれいだった。

幸いにもしばらく雲が切れ、天の川や織姫・彦星 夏の大三角形 春の大曲線・・など空をライトで指しながら説明してくださり、まずまず見れた。


   40ミリの反射望遠鏡
上に屋根はないが、雨天や夜には可動式の屋根が覆うそうだ。

この後、2階の部屋で、織姫・彦星の話や星の色と温度と寿命の関係などのお話を参加の子供たちと共に聞く。 


天井から吊り下げた大きいドーム状のプラネタリウムに星座を投影
1年の星座の動きを15分かけて見た。


最後に工作 紙を切り抜いて 「8月27日21時 金剛山での星座早見表」を作って予定終了。

今日は曇りで星空はあきらめていたがラッキーだった。      今夜は香楠荘で初めての宿泊
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8月27日 長居公園 植物園 

2016年08月27日 | Weblog
 
サルスベリ 昔と違って種類が多い。丈・色・咲き方もさまざま。通路横に植えられた丈の低い木
            右)花真っ盛り。花弁は長期間残る。1つの花のつくりはおもしろい。

どんぐりも成長してきた。

 
             クヌギ                   コナラ

外国産のアカガシワは木が小さいし、どんぐりができにくいのは理解できるが、大きいナラガシワはどんぐりが出来ていないのはなぜかな?

植物園

今年の夏は暑さが厳しく、乾燥が激しかったからか、夏の落葉が激しかったらしい。枯れた木もあったとか。


常緑樹のクスノキは主に春に葉を入れ替えるが夏にも落葉する。それも今年は特に落葉が多かったのか、透け透けの感じだった。

 
花の終わったヒマワリ畑 一斉に同じ方を向いてうなだれている姿が面白い。
                 右)カラスの羽根が落ちていた。 横にいた人が「尾羽です」

 
          ダンドク                      果実


 シコンノボタン 雄しべが面白い形。こんな形になったわけはなんだろう? 

 
            チシャノキ          フェイジョア 花が終わって小さい果実。

残念だったのはイナゴマメの果実がなかったこと。落ちた? 誰か持って行った?
どんなに大きくなったか楽しみにしていたのに残念。         午後から金剛山へ。
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8月25日 芦生② トチノキ 大カツラ 野田畑

2016年08月25日 | Weblog
2日目はマイクロバスで芦生の森に入る。

芦生原生林といわれることがあるが、林道の周囲は大木は伐られ小径木しか見られないし、スギの植林も行われ、原生林とは言えない。崖などにはシャクナゲなど原生の植生が残っているとのこと。

ワサビの栽培も始められているらしい。


沢を渡ってトチノキ平へ。

 
         トリカブト               サワフタギ 実はまだ緑色

 
        トチノキ大木              落ちていた実はまだ若い。
トチ餅に、蜂蜜の蜜源に、材はこね鉢や衝立に・・ 有用樹のトチノキは伐採を免れた。


戻った林道そばに咲いていたホツツジ 栂池で見たミヤマホツツジとは花柱の曲がり方が違う。

バスで移動してカツラの大木を見る。


川辺の大カツラ 根を踏まないようにロープで囲われていた。

長治谷小屋 あたりは開けて広い。
 
ここにはかつては製材所があり、昭和10年ごろには大きい小屋もあって冬場も常駐する人がいたらしい。
冬は雪が3.6mも積もることがあるという。
今は使われていないようだが積雪の深さを図る「棒」や「百葉箱」も残っていた。
周辺にはシカの食べないダンドボロギクやイワヒメワラビの群落があった。

 
        カラマツ     高い枝を引き下ろしてくださって間近で見れたイヌカラマツ
そこから奥へ。
 
       スギの植林地          木道のそばはシカの嫌うオオバアサガラばかり。


スギの古い切株をびっしり覆ったコケの上に芽生えたスギの幼木。 

「野田畑」はかつて木地師が住んでいた集落。
しゃもじなどの木製品を作って、福井県や滋賀県で売りさばいていたという。

 
石垣や墓地 人の植えたクロマツやスモモなども残る。

ここで引き返して宿に戻る。
お昼ご飯のカレーをいただいた後、解散となり、私はまた友達の車に乗せてもらって帰る。


昨夜、松上げを見た河原。昨日の興奮がうそのように柱が静かに横たわっていた。来年までお休み。

途中の道の駅でジェラートを食べ、渋滞もなくスムーズに大阪に戻れた。
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8月24日 芦生① 美山茅葺きの里 松上げ

2016年08月24日 | Weblog
一度見たかった芦生の松上げを見に行くことになった。

 
途中の「もりしげ」でおいしいソバの昼ご飯。

 
美山かやぶきの里を散策 畑のソバはまだ生育中          美山民俗資料館に入る。

 
        桶のお風呂                 牛も家族の1員
懐かしい民具や生活用品が展示されていた。

14時前に宿に到着 現地集合になっている他のメンバーはまだ到着していない。
私たちが一番乗りだったようだ。

荷物を置いてトロッコ道を歩くことに。

 
芦生研究林事務所近くにトロッコが止まっていた。屋根のあるのが機関車にあたる。
    右) 芦生研究林森林軌道「平成20年近代化産業遺産に指定された」という看板があった。

森林軌道は芦生に研究施設が出来て間もなく敷設された。
『1934年には事務所ー赤崎間にレールを敷設』(ネット)その後延伸されている。
伐採された材木やシイタケ・木炭などの搬出や作業する人の通勤、奥の集落への物資の運搬などにも使用されたが、今は使用されてないのかな?       

 
      由良川を渡る橋から上流に向かって川沿いに線路は続く。

 
    季節柄花は少ない。   ヤマジノホトトギス と マツカゼソウ 

 
「灰野の歴史」の説明版があった。灰野とは廃村になった集落のことで、もっと上流にも江戸時代から山番として定住している人がいたり、木地師などの住む集落もあったらしい。
灰野集落には最盛期には8件が暮らしており、旅人相手の宿もあったとか。
奥の集落もだんだんなくなり、昭和35年、最後に灰野集落が廃村になった。

佐々里への分岐を示す道標(約3時間)もあったが、今も行けるのかどうか。
線路は奥へ方へ続いているが、この先は崩れたりして通行止めになっているらしい。いつもこの辺までで、今日もここから引き返す。

 
帰り道 こんなところをトロッコに乗って行けたら気持ちいいだろうなあ。 

宿に帰ると、他のメンバーも到着していた。
お風呂に入り、持ち込んだ夕食の弁当や差し入れのお酒や果物などで夕食タイム。

そしていよいよ「松上げ」を見に行く。
道端に車を止める。

 
川のそばには提灯が張り巡らしてある。
          右)松上げは向こうの河原で行われるらしく、小さい灯りがたくさん見えた。

 
  火が焚かれ準備しているようだ。     小さい松明に火を分けているらしい様子も見える。

「松上げ」は所によっては「上げ松」ともいい『京都~丹波~若狭にかけてお盆の時期に行われる火祭り』
山間部に残る伝承で、火災予防と精霊送り・五穀豊穣を祈願するものだという。

中央には長い柱(所により御柱 灯篭木などというらしい)が立てられていて、その先に「受け籠」がつけられている。
焚火からから火を移した小松明をグルグル回して火を大きくして「受け籠」目指して投げ上げる。


落ちた火は拾って、何度も投げ上げられる。 う~んむつかしそう。
上から火の粉が落ちてこないのかしら。落ちてきた松明に当たったりしないのだろうか。

「もうちょっと」「がんばれ~」「ああ~~」「惜しい!」声援の声が向こうに届いているのかいないのか。
柱や籠にあたる時もあるのになかなか入らない。むつかしいねえ。

入らなかったらどうなるの?と心配になりだした時、「あっ入った」
すぐに燃え上がらないが確かに入ったように見えた。その後もう1個が入ったのか、やっと籠が燃えだした。
中に花火も仕込んであるのかパンパンと花火が打ちあがって盛んに燃える。よかった~。

 
 
     てっぺんの火はしばらく燃え続けた。


やがて柱は倒され火は地面に崩れ落ちて松上げは終わった。中央の灯篭木はまた来年も使われるらしい。

時によってはあっけないほど早く火が付くこともあるらしいが、今年は30~40分 ちょっとてこずったかな。その分長い間楽しませてもらった。

宿に戻ってお休み。
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8月23日 桃尾の滝 龍王山 笠ソバ 笠山荒神 ブルーベリー狩り 

2016年08月23日 | Weblog
ブルーベリー狩りに誘ってくださった。
朝からあちこちまわる。

桃尾の滝
天理市布留川の上流にある。


春日断層に出来た高さ23mの滝
かつてはこの辺りには義淵によって開かれた龍福寺があり、中世には寺領500石を有する真言密教の大道場として栄えたが、明治に入って廃絶したという。

 
            石彫りの不動明王像があちこちに祀られていた。

パワースポットになっているのか私たちが去った後、白の上下の男性が滝に向かって手を挙げて祈っているのが見えた。

次に龍王山
2・3度最寄駅から歩いたことがあるが距離もありかなりしんどかった。
今日は車で頂上の真下ぐらいまで来たので楽々。

 
        登り口からゆっくり登って20分ぐらいで頂上に到着 大和盆地を見下ろす。
龍王山は2つの頂上を持つ。
龍王山には戦国時代に十市氏が築いた広大な敷地を持つ山城、龍王山城があった。
ここは南の城跡 標高585,9m  少し低い北の頂上には北城跡がある。
1578年(天生6年)に廃城になったという。

下界よりはだいぶ涼しい。景色を楽しんだ後、下る。

 
         クリのイガとツチグリの外皮        黄色いキノコ 何かはわからない。

お昼は「笠そば」を食べる。併設の野菜売り場を覗いたらあまりに安くていっぱい買ってしまった。

 
植栽桝に植えられたソバは花が咲いていた。途中のソバ畑はまだ生育中だった。
国の農地開発事業で造成畑で栽培されるソバは市場へは出さず、自家消費だという。

笠山荒神へ
 
               鳥居をくぐって参道へ。

日本3大荒神の1つに数えられる笠山荒神 昔は我が家の台所にも荒神さんが祀られていた。
閼伽井不動や天満宮もまわる。

いよいよブルーベリー畑へ。
広い畑にはブルーベリーの他、いろんな野菜が植えてある。
野菜はレストランと契約しているらしい。

 
        アマランサス               このイネ科は何かな?
 
        ゴボウは実になっていた。           ハブ茶にするエビスグサ

さあ、しばらくはブルーベリーを口に入れたり、小バケツに入れたり・・
肝心のブルーベリー 写真を撮るのもすっかり忘れていた。
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8月22日 金剛山 昆虫 ヤスマツトビナナフシ エゾゼミ アゲハモドキ オナガアゲハ

2016年08月22日 | Weblog
金剛山 今日も面白い虫たちに会えた。

 
   人間には毒のアジサイの葉          ウリハダカエデ どちらも虫食いだらけ。
一体誰が食べてるの? 犯人の姿はない。

 
 アゲハモドキ 蝶のようだが蛾の仲間。ジャコウアゲハに擬態しているらしい。
                                右)オナガアゲハ これは蝶
 
 アサギマダラ 裏翅に黒い模様があるので雄だと教えてもらった。     右)ゴマダラカミキリ 
子供の頃、父が木を割っていると幼虫が出てきた。成虫もよく見た。
もう4・5年も前、一度家の庭に現れたことがある。
おしゃれな模様。うれしくてあわててカメラを取りに戻った。
その後、赤のサザンカが1本枯れた。
たぶん犯人はあのゴマダラカミキリに違いないと思っている。

 
エダナナフシ・・と思いかけたが、ずんぐりむっくり。?? ヤスマツトビナナフシというらしい。
                               右)これがエダナナフシ
ミンミンゼミやツクツクボウシ それに私は聞こえなかったが、エゾゼミの声も聞こえるらしい。

 
 この大きい抜け殻は エゾゼミだそうだ。   クマゼミにはある「おへそ」はエゾゼミにはない。


翅の筋を見ればツクツクボウシかヒグラシかわかる。 写真はツクツクボウシ 黒い模様のある筋は1本

 
     アオモンツノカメムシ        右)トホシカメムシ 黒い点が1・2・3…確かに10個あった。


アオメアブの同士討ち 肉食性で昆虫の体液を吸うらしいが、何も仲間を食べなくても・・と思ってネットで調べたら、交尾のためにうかうか近づくと雄は雌に食べられてしまうのだそうだ。男はつらい。

 
田舎の土間でよく見かけたカマドウマ 脚がこんな形とは・・人生○十年にして初めて知った。
この爪のようなものは獲物を捕まえる時に使うのかな。(後記:これはカマドウマの仲間のハヤシウマというものだそうです)
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8月19日 丸山湿原 西谷の森 サギソウ ハッチョウトンボ ヒナノシャクジョウソウ ムカゴニンジン  

2016年08月19日 | Weblog
丸山湿原へはずいぶん前に1度来たことがある。

丸山湿原
兵庫県にある湿原の中でも一番面積が広く、天然記念物に指定されている湿原群。

ミンミンゼミのなく駐車場に到着。
湿原への遊歩道を入る。

 
山道(遊歩道)は、整備し過ぎてなくていろんな植物がみられる。
沢に沿う道、分岐の道、1人で来たら迷子になりそう。

 
            ミズギボウシ 葉を確認できた。

 
          アブラススキ              キクバヤマボクチ

 
        シラヤマギク                   ノギラン

 
       ヌマガヤ                 ヒメシロネ

 
        ツチアケビ           右)ヒナノシャクジョウソウ 
少し入った山裾にあるのを案内してくださった。小さい。かわいい。 見るのは2回目。
こんな小さい植物を道端でもないのによく見つけたこと。すごいわ。

道沿いには他に、ガンクビソウ ヒメシロネ スズメノヒエ タツナミソウ オトギリソウ ヒメキンミズヒキ コケオトギリ ツルリンドウ ダイコンソウ アキノタムラソウ オオバノトンボソウ・・・
コツクバネウツギ カンサイスノキ コアジサイ  コウヤボウキ イヌザンショウ・・・
         
 
伐採した幹から胴吹きしているシラキ 強い生命力。   湿った山際にはミズゴケがあった。

  
        湿原が見えた。                    展望所 

高層湿原と違い、泥炭の堆積はなく、貧栄養・酸性の湧水による湿原で、周辺はかつては里山林として利用されてきた。
利用がなくなった今、放置すると周囲から樹木が入り込み、被隠や樹木の水分吸収によって乾燥し湿原は消失してしまう。今は人の手で維持・保全のため湿原周辺の樹木の除去などの管理作業が行われている。

 
 
            サワギキョウ                  サギソウ 
サギソウに長いキョがあることに初めて気が付いた。この長いキョに差し入れる口を持つ虫がいるのかな?花粉はどの虫が運ぶのかな? 
ミミカキグサの仲間やモウセンゴケ・ヒナノカンザシなど小さい湿原植物は写真に撮れず。


           ヒメアカネ            ハッチョウトンボは目で確認 

今年は春先雨が少なかったので湿地は乾燥して、例年よりは花も少ないとのお話だった。
なかなかこれだけの湿原は近くで見ることができない。豊かな生態系の残る貴重な湿原だ。

この後、西谷の森 へ移動。

西谷の森は谷間に作られたビオトープが広がり、田んぼや畑もあり自然を生かした公園になっている。


茅葺の農舎でお弁当を食べた。開け放しの建物は風がよく通りここちよかった。 
その後、周辺散策。

 
サクラバハンノキを初めて見たのはここだった。若い葉は赤紫色を帯びる。
生育地が限られ、他では珍らしいが西谷の森では多く、サクラバハンノキだけを残した林が作られていた。

  
 
丸山湿原にもあったムカゴニンジン セリ科とはわかったが初めて見た。花と小さいムカゴが付いていた。
ツル状に伸びているが細くて目立たない。近くにあっても見逃しそう。
ツルの上部に3出の葉が見えたが下部の葉は奇数羽状複葉。最下部の葉は同じ植物のものと思えない鋸歯のある丸い形だった。

 
 
            ビオトープ                 右下)ガガブタ
ビオトープの木道からはサワギキョウやヒメシロネ、シロイヌノハナヒゲなども見えた。


今は希少になっているといわれるコガマも群生し、繁りすぎて時々は抜いているらしい。
                   

 
アギナシの花が咲いていた。 オモダカは田んぼの縁で時々見るが、アギナシはあまり見る機会がない。 
下部の根元には葉は切れ込みのない葉が見えた。 

        
ママコナ 林の縁に咲いていた。ちょうど花盛りだった。オミナエシは野生のものを久しぶりで見た。
                             右)ミヤマウズラ 開花中
                  
 
         キガンピが多い。               カツラギグミ    

ツクツクボウシに送られて西谷の森を出る。
今回は車に乗せていただいたので助かった。
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8月16日 茨木 ヒグラシ トンボ (最後にガの幼虫)

2016年08月16日 | Weblog

       ツバメのネックレス


       ウスバカミキリ


アカタテハと思われる幼虫がウツギの葉を巻いた中にいた。 どういうこと?

 
メンバーのタオルにトンボのブローチ 上)ネキトンボ と 下)マユタテアカネ
                     右)ルリボシヤンマからヤブヤンマに訂正します。

 
         ヒグラシ        よく見ればタカラダニのような赤いダニを付けていた。  


        ヒグラシ抜け殻


セスジスズメ(ガ)の幼虫 尾角の先が白くて、尾角を降りながら歩くのが面白い。
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8月14日 川遊び カマツカ シマドジョウ 憧れの昼寝

2016年08月14日 | Weblog
家の子供(大きい)たちと川遊びに行った。

東吉野の川の支流のとっておきの場所。
ただ、降りるのは大変だ。それだけに人は来ない。

早めに出たお陰で誰もいない。河原にシートを敷いて準備。

瀬や少し深い淵もあり滝もある。
何といっても水の清らかなこと。見ていると幸せを感じる。

 
       流れが少し早い瀬           小さい滝の滝つぼは深いらしい。

 

水中眼鏡やシュノーケルを付けてもぐったり覗いたり・・


娘のところのころちゃん ここまでは来たけど怖いよ~。結局抱っこして中州に渡してもらった。

お母さんも水着持って来たらよかったのに~。まあ今日は短パンで行ける所だけ。


そして、岸のマットで憧れのお昼寝と読書。 あ~幸せ~。見上げた空は曇り空。

 
今日の戦果? ドジョウがうようよ。ちょっと大きい魚も。   
                      右)私の戦果 こんなオチビを10匹ぐらい捕まえた
 
この大きいのは何かな? 魚に詳しい人に聞いたところカマツカとのこと。スナモグリともいうらしく、岩陰の砂にもぐっているのだとか。「カワギスとも言っておいしいねんで」 あら惜しい。
 右)ドジョウはシマドジョウ スジシマドジョウも混じっているかもしれないと教えてもらった。

まあ楽しませてくれたので帰りにみんな川へ返した。


中州からの帰り、抱っこしてもらえず仕方なく水に入って岸に戻ったころちゃん。
水遊びできてうれしかったのやら怖かったのやら・・

大きい子供たちも私も大満足の一日だった。
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