みどりの野原

野原の便り

9月28日 飛鳥京を巡る 岡寺 治田神社 岡本寺 他 ツリフネソウ ツリガネニンジン ショウキズイセン果実 

2021年09月28日 | Weblog

天武持統天皇陵~石舞台公園~岡寺・治田神社~岡本寺~史跡飛鳥宮跡~川原寺~岡寺駅のコース



飛鳥駅前のキキョウ植栽 絞りのキキョウがあった。

天武持統天皇陵
檜隈大内陵 野口王墓などとよばれ、時代によって、文武天皇陵とされるなど混乱が続いていた。
明治時代に、阿不幾乃山陵記(おうぎのさんりょうき)という、墓泥棒が捕まった際の取り調べの記録が発見されて、古墳内の様子から天武持統天皇陵と特定された。(天武天皇の夾紵棺と持統天皇の金銅製骨壺があったらしい)
天皇陵と言っても確実に被葬者がわかっているものは数少ない中、被葬者がはっきりしている珍しい陵墓だという。
墳丘は円墳状だが、本来の墳形は八角形の5段築成だそうだ。

石舞台古墳周辺の島庄遺跡には蘇我馬子の邸宅跡、後には草壁皇子の嶋宮があったと想定されている。

遊歩道から岡寺(龍蓋寺)へ。
西国三十三所 第七番札所 

開祖は義淵僧正 
父母が子宝を観音に祈願して授かった子で、このありがたい話を聞かれた天智天皇は、岡の宮で義淵を草場皇子と共に養育されたという。
出家して、元興寺に入り、後に龍蓋寺(岡寺)龍門寺などを創建。
弟子に玄昉・行基・良弁など。 



岡寺 仁王門
境内には義淵僧正が法力によって悪龍を閉じ込め、大石で蓋をしたという伝説の龍蓋池もある。
義援僧正廟所など見どころも多い。


廟所近くから本堂・境内を見る。
本堂には日本最大・最古の塑像 本尊 如意輪観音像がある。


岡寺に続くところにある治田神社
創建当時の岡寺は現在の治田神社の境内にあったらしい。
史跡 岡寺跡の説明板あり。


岡本寺 「天智天皇 岡本宮 御遺跡」と書かれている。

下って、飛鳥京跡エビノコ郭~史跡飛鳥宮跡(伝飛鳥板葺宮跡から名称が変わったそうだ)
推古天皇から持統天皇に至る約100年間、天皇の宮が次々と飛鳥の地に造営された。


飛鳥京跡苑池 中国の都城文化に倣って作られた、飛鳥宮の庭園跡。
池や噴水もあり、海外からの賓客をもてなしたのか。


川原寺跡 遺構として28の大理石の礎石と塔跡が残る。
現在は中金堂跡に弘福寺が建つ。

発掘調査から、一塔2金堂式の伽藍配置が判明。
飛鳥寺や大官大寺と共に飛鳥3大寺院に挙げられる大寺だが、謎の多い寺らしい。
日本書紀には創建などの記述もなく、室町時代末期に焼失して以降完全に廃寺になった。

岡寺駅で解散。

今日見た植物など。


ヤブマメ


ツルニンジン 花1つ。つぼみ多数。


ツリフネソウ 久しぶりに見た。


石舞台近くの赤ソバ


クサギ 赤と藍色の2色効果に鳥だけでなく、人間も吸い寄せられる。



ショウキズイセンの果実 2㎝ほどある。まだ若く未熟。
まだ花も残っていた。果実は初めて見た。

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9月27日 自生地のタコノアシ 

2021年09月27日 | Weblog

うちの庭に植えたタコノアシ 1本が花をつけた。
自生地のタコノアシはどうなっているかな?


1番最初に、大群生を見つけた場所 数年前から全く姿を見なくなった。
近くに1本あった。


家の間を入ってみたところが、2番目に見つけた場所。


以前は、稲作を休んでおられた右側のあぜ道沿いに、たくさんタコノアシが見つかったのだった。
田んぼを再開されて、タコノアシはなくなった。
左の草地に、1本、細々と残っていた。

3番目に見つけた場所。
幼苗はまあまああった。


しっかりしたのが1本 花が咲きかけ。


近くにたくさんあった。草に紛れてわかりにくい。

見られなくなった場所も、種は埋土種子となっていることだろう。
条件が揃えばまた、生えてくるはず。


セスジスズメの終齢幼虫? ヒレタゴボウをむさぼり食っている。
ヒレタゴボウは大群生しているのでいくら食べても食糧は尽きないよ。


反対側の草むらにヤナギハナガサの花


アメリカセンダングサが繁っていた。


アメリカセンダングサはまだ可愛い花の時期。
花瓶に生けようと、ヤナギハナガサやヌカキビと共に摘んで帰った。


ヒメジソ 咲き始め


白いツユクサが数輪咲いていた。


イヌドクサ 群生


池のそばの農道 アオサギが道に降りていた。


アカザはここではつぼみがついて、まだ先端部に赤みが残っていた。
先日、ここから家へ連れ帰った1本は枝が茂って赤みがなくなったので抜いてしまった。


住宅そばの水路


水中にオオカナダモがたくさん生えている。
ここで、花を見たこともある。

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9月26日 うちの庭 ベランダ ケイトウ オグルマ タコノアシ アカザとシソ 抜く

2021年09月26日 | Weblog

ベランダ


オオタニワタリ 部屋の窓際に置いてあるが雨にあてるために出した。


昔懐かし ケイトウ 後ろの黄色い花はオグルマ


タコノアシ 気づかないうちに1本咲いて、果実になりかけていた。


野道で見つけて連れて帰った アカザ
枝先の葉がピンクで美しかったが、大きく枝を広げ、赤味もなくなったので抜いた。


アオジソ 夏はよく利用した。
小さい葉ばかりになり、花は穂紫蘇でてんぷらに。


残りの小さい葉も、もったいないので、きれいなのは摘んだ。
果実は、しごき取って塩漬けにしてご飯に混ぜ込んだりして使う。

そして、枝や根は抜いた。


鉢に生えてきたのは何? 今年植えた覚えはない。

これも、今年は植えてないオキナワスズメウリ 裏庭の木の上に這いまわっている。
よく見れば小さい果実が2.3個見えるが、今は緑色で目立たない。

今年は生えてこなかったと覆っていたトウダイグサが今頃出てきたり・・
思わぬものが生えてきて面白い。

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9月25日 橿原神宮周辺 散策 サネカズラ オオハナワラビ ミズタマソウ

2021年09月25日 | Weblog

コロナで中止になったり、行けそうな時に雨になったり、自分の都合もあったりで、会への参加は8か月ぶり。
今日は近場で参加できてうれしい。
大好きなメンバーと久しぶりに会う。なつかしい。うれしい。

橿原神宮あたりをのんびり散策。


「橿原森林遊園」「橿原森林植物園」の標柱のある入口。
こんな入り口があるとは知らなかった。

門を入ると、人のほとんど入らない木の繁る薄暗い森の中。


短いつるに咲いていた サネカズラ 雄花 


オオハナワラビ

きのこがいくつか。
センリョウやマンリョウ 大きい木の幼木(大きくなれるのかなあ)
クモの巣を払いながらしばらく歩く。

遊歩道ぞいにはヌスビトハギやアレチヌスビトハギが花盛り。

お昼は広場のベンチで。
その後、若桜遊苑を通って登山口へ。


ウバユリ 果実 たくさん植栽されている。


畝傍山に登る時間はないので、東大谷媛命神社へお参りして下る。


クサギ ガクと果実の色の対比が美しい。2色効果で鳥を誘う?


ミズタマソウ 草に紛れて咲いていた。果実もあった。

もう少しするときれいな花が咲くミゾソバは草刈りされてしまった。

持ってきてくださったソウメンナンキンやゴーヤなどを分け分けしていただいて帰った。
久しぶりのソーメンナンキンの酢の物 おいしかった。 

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9月24日 日本書紀 マコモダケ 吉備醤油

2021年09月24日 | Weblog

日本書記 
地震のところが興味深かった。      (不正確なところがあるかも)

天武天皇6年(677)「六月の壬辰(みづのえたつ)の朔(ついたち)乙巳(きのとみのひ)に、大きに震動る(なゐふる)」
今の暦の6月14日 大きい地震があったというのだ。

地震の最も古い記録は、416年允恭天皇5年(416年)7月14日。 次いで、推古天皇7年(599)4月27日。 次に、正平16年(1361年) 正平地震。などの記録がある。

特に、正平地震は被害が甚大で、四天王寺の金堂や、奈良の唐招提寺 薬師寺 山城の国 東寺 などの 堂塔が破損したり倒壊したりの記録が残る(後愚昧記)(嘉元記)
高松塚の石棺にも地震の傷跡が残っているそうだ。

津波の被害があった地域もあり、潮が引いて、浅瀬に取り残された魚を拾おうと集まった人たちが、引き潮の後に寄せてきた津波に飲まれて大勢の犠牲者がでたそうだ。

地震の後、地震を防いでくれる「地震(なゐ)の神  タケミカヅチノカミ」を鹿島神宮に祀らせた。
また要石(かなめいし)という、地震を鎮める石を祀った。(鹿島神宮・香取神宮)
三重県の名居神社も推古天皇7年の大和地方の大地震の後に祀られたらしい。

現在も地震を防ぐ手立てはない。古の人の神頼みの気持ちもわかるような気がする。

他、水の神にまつわる神社や神の話も聞いた。

帰りに夢市場へ立ち寄る。
ポポーは売り切れ。


マコモダケ
イチジクとキュウリも買う。
今年、他の店で買ったイチジクは全くおいしくなくて、今日買ったのに期待。

醤油の醸造元にも立ち寄った。


吉備醤油醸造元 500mlを2本買った。

途中の駅までは車で送ってもらったが、最寄駅からは歩き。
重い荷物にフーフー言いながら帰宅。

イチジクはすごくおいしくて満足。
マコモダケはてんぷらにした。これもグー。
夕食は昨日炊いた栗ご飯とてんぷら。

食べ物で疲れを癒す。

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9月23日 歌川国芳展 万葉文化館から畝傍御陵前駅まで歩く。

2021年09月23日 | Weblog

まもなく終わる「歌川国芳展」を見に、万葉文化館へ。


歌川国芳は江戸時代後期に活躍した浮世絵師
得意とする武者絵は、水滸伝中の豪傑などを描いた豪快なもの、役者などを描いたものなど多数。
他にユーモアのあるもの これは独特のものだと思う。
私は面白いものや、女性を描いたものが良かった。
日曜美術館で取り上げられていた「猫づくし」がなかったのが残念。
じっくり見てみたかった。
多数の展示を見るのに1時間半あまりかかり、ちょっと疲れた。

万葉文化館 庭園

ウメモドキ 赤い果実


コムラサキ 濃紺の果実


アカガシ 高いところにどんぐりが見えた。


マテバシイ どんぐりは茶色く色づいて、早くも落ちているものもあった。


ナツメ 果実は食べごろのように見えるが、遠い。

帰りは交通費節約のため駅まで歩くことにした。


飛鳥川 豊浦あたりに石橋ができていた。


雷橋から北へ。

この辺まではわかるが、この後は北へ、西へと気まま歩きで、どこを通ったのかわからない。
住宅地も通ったが、周りは田んぼが多い。 
風はあるが日を遮るものがない。



時々、畝傍山などを見て方向を確認しながら・・もう少し北へ・・


誰が作ったのか黄色い前掛けのお地蔵さまが並ぶ。

やっと見知ったポリテクセンター近くへ出た。


元薬師寺跡へ立ち寄る。
この稲田は例年なら一面のホテイアオイで、たくさんの人が訪れるのだが、
今年は新型コロナ感染拡大防止のためホテイアオイの植え付けはされなかった。


イブキの垣根の根元にヒガンバナが満開


境内の大きいムクロジ老木が倒れてなくなったが、その根元から何本かのひこばえが育っている。
頑張れ2世!


駐車場入り口の鉢にホテイアオイ。
植えていないのを知らずに来た人にせめても慰み?


涼し気な色のホテイアオイが数輪咲いていた。

ここからは畝傍御陵前の駅は近い。

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9月21日 榛原駅~平成榛原子供の森 ?クマツヅラ ヒメアザミ ヘラオモダカ アカバナ イボバッタ 中秋の名月

2021年09月21日 | Weblog

榛原駅から平成榛原子供の森まで歩こう。


1級河川 宇陀川 
名張川・木津川を経て淀川に流れ込む 淀川水系


川と山の間の道を歩くつもりだったのに・・
榛原トンネルそばからは通行止めになっていた。あら~・・残念。

仕方なしに国道369号へ。
また橋を渡って集落の中を歩いてまた国道に出て・・


このカーブあたりで川の管理者が変わるようだ。


下流は奈良県、上流は国土交通省の管轄になる。


友遊橋 から 内牧川を見る。


早くも稲刈りの終わった田んぼ

子供の森の駐車場は空っぽ。
今日はヤマセミはいないようだ。


長い森の大橋を渡ると、森の館
入らずに下へ降りる。

公園を川の上流に向けて歩いてみる。
以前にはなかった獣除け柵があり、開けて出る。


道の横に 柱状節理が見られる。
しばらく歩く。

ダム湖のような雰囲気になってきた。 引き返す。


獣除け柵を入って戻る。


森の館近くに植栽されているカツラ 
少し黄葉始まっていて、落ちた葉からの甘い香りがした。

帰りは、ずっと国道を歩いた。


「弘法大師の岩清水」に立ち寄る。

大阪からという人は、ペットボトル6本入りを3ケースほど汲んでおられた。
水質検査表もしっかり掲示されている。
多量に汲むのは有料らしい。


そばの小さい蛇口は「旅人用」
出っぱなしになっている名水を、ちょうど空になったペットボトルに汲んで帰った。
通ったことはあるけれど水を汲んで帰るのは初めてだ。
旅人用は無料です。

今日見た植物など。

国道のそばのハゼノキに絡みついたウメモドキ
実がたくさんついていたが、まだ色づいてない。
色づくときれいだろうが、手は届かない。


ニワウルシの果実はすっかり枯れてヒラヒラ。


道端に群生しているのは、クマツヅラ科だろうが、何だ?


葉は羽状に切れ込んでいる。 クマツヅラ かな?。
クマツヅラならこの辺では初めて見る。


花がたくさん咲いているが、きれいだけれど、小さい。


子供の森の近くの山裾に咲いていた オオハシカグサ ガクは無毛。


オオハシカグサの果実は初めて見た。


ヒメアザミ ほっそりしたつぼみ


ヘラオモダカ


シロソウメンタケかな? 2センチぐらいの長さだった。


イボバッタ


アカバナを見るのは久しぶりでうれしかった。

思ったコースは歩けなかったが、それなりにいろいろ見れた。

そして、今日は中秋の名月
旧暦の秋(7・8・9月)の真ん中の月の真ん中の日ということで、8月15日
この頃が、空気が澄んで月がきれいに見えるという。


19:50 きれいに見えたまん丸の月。
8年ぶりの「満月の十五夜」だそうだ。

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9月20日 明神山 

2021年09月20日 | Weblog

明神山 何回か来たことは覚えている。
過去のメモを見ると、
①2011年 春 達磨寺や尼寺廃寺跡や畠田古墳などから山道を登って明神山頂上へ。そして、関屋地蔵尊~国分駅へ。
②2011年 秋 関屋駅から関屋地蔵尊~亀の瀬弁財天~明神山頂上へ。そして、参道を下って明神バス停へ。
③2017年 春 太子1丁目バス停~菩提キャンプ場~畠田自然公園~明神山頂上へ。そして、参道を下って明神バス停へ。
もう1回ぐらい行っているかも。
いろいろなコースで明神山に行っているが、道はよく覚えていない。

さて、4回目?の今回は一番ポピュラーな道で、同じ場所に降りた。


「是より西 1870m 明神山」の道標のある鳥居から登る。


見覚えのある明神山参道入口
広く歩きやすい道だ。途中に頂上までの距離を示す表示板もある。
親しまれている山のようで、次々と登山?ウォーキング?の老若男女。


「猪出没注意」


ヒヨドリバナが群生していた。



突然のゲート 通行止め。道路を拡張しているらしい。
右の う回路 へ。


階段の登りあり、平らなところもありの う回路
よく整備されており歩きやすい。
途中に藤井方面への分岐があった。

階段を下り、参道へ出る。


また広い参道を登る。


道標 「右)大阪 さかい」 細い山道があるようだ。


亀の瀬を望む展望所 信貴山と生駒山が見えた。


ヒヨドリバナにツマグロヒョウモン雄が来ていた。
途中でキンモンガも見た。


駐車場の整備工事 行事の時に使用?

頂上に到着


鳥居を登ると水神社。


水神社 水の神を祀る簡素な社 
かつてあった「送迎(ひるめ)太神宮」の跡に建てられたらしい。

『江戸時代、文政13年、おかげ参りが大流行した頃、明神山にお札が降り、伊勢神宮の本家として 大日孁尊(おおひるめのみこと=天照大神)を祭神とする「送迎太神宮」が建てられた。』
江戸時代の絵図にも描かれている。
王寺町畠田と、柏原市国分 を結ぶ参道は「送迎道(ひるめみち)」と呼ばれ、大阪方面からも大勢参詣に訪れ、絶景を楽しんだとか。

後、郡山藩主により、偽物の皇大神宮だとして焼き払われたのだそうだ。
太神宮があったのは半年ほどのことだったらしい。何ともあっけない幕切れ・・

その「送迎太神宮」の跡地に建てられたのが「水神社」といわれる。

さて、「明神山」は標高273,6m 山頂には3か所に展望台が作られており、360℃の見晴らしが楽しめる。
「十国国見台」の説明板によると、旧国名「播磨国・摂津国・山城国・近江国・河内国・和泉国・大和国・伊勢国・紀伊国・淡路国」十か国が見渡せるとのこと。
展望の良い明神山は、「古代に防御施設があったのでは」と書いてあるネット記事もある。
以前に来た時には、「大阪の米相場の旗振りが行われていた」という話も聞いたことがある。

3か所の展望台からの景色


二上山の後ろに重なる葛城山 金剛山



写真を撮ってきたが、帰って見るとどこがどこだったか??

大邸宅?だから見えるかも?と、我が家を探してみたり・・バカね。

帰りはまた同じ参道を下り、同じ迂回路を上り下りし・・
参道入口から下って鳥居の所に降りた。

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9月19日 リサイクルセンターから八木 竹田の原 寺川 銭川 米川 耳成井 ヤブツルアズキ コバノセンダングサ

2021年09月19日 | Weblog

前回、いい本が見つかったので、味をしめて、又リサイクルセンターへ本をいただきに行く。

一度も乗ったことのない、八木から北の方をまわるコニュニティバスに乗ってみた。
最寄りバス停という東竹田で降りるが・・どこだ?


竹田橋を渡って 寺川 沿いに10分程歩いてリサイクルセンターに到着

リサイクルブックは10時から開始だが、密を避けるための入場制限で30分程待った。
本を選ぶ時間は10分 気が急くがすぐ時間になって・・4冊もらって帰った。
今回もヒットかどうか? ともかく読んでみることにする。

帰りは、耳成駅まで歩く予定だったが、歩いているうちにちょっと足を延ばして八木駅まで歩くことにする。


リサイクルセンターからすぐの寺川に架かる「竹田の原橋」を渡る。
橋に万葉歌のプレートがあった。
「うち渡す 竹田の原に鳴く鶴の 間なく時なし 我が恋ふらくは」
恋人に贈ったものかと思ったら、竹田の庄を訪れていた大伴坂上郎女が佐保の邸宅に残してきた娘、大嬢に贈った歌だとか。
竹田には大伴氏の領地があったらしい。
今も田園の風情は残っている。

方向はわかるので、左へ右へ・・


銭川沿いの道 銭川 は米川の支流だとか。


これは 米川 寺川の最大支流とのこと。

・・・ということは、銭川が米川に流れ込み、米川は寺川に流れ込み・・
寺川は他の県内の川と合わさって大和川に流れ込み、やがて、大阪湾に注ぐということか。

正面に耳成山が見えてきた。
耳成山の裾をぐるっと回る。

山裾のアキノノゲシ 秋らしい風情。
いつもよりすごくきれいに見えた。


イタドリ これは雌株だった。


ツチイナゴ 若者だ。


少し入った所にある「耳成井」(大師井戸)
平安時代、空海により掘られたとのこと。


耳成公園前の「耳成山登山口」他にも何カ所か登山口がある。
今日は登らない。サンダル履きです。

公園で、持ってきたパンとバナナを食べる。


公園の横の古池 ヒシが覆う。西の端に見えるのはホテイアオイだ。


公園のササに止まったイトトンボ 種類は不明
写真は撮れなかったが、モンキアゲハも飛んでいた。

帰りは公園から西へ。
近鉄線沿いに歩く。


線路のフェンスに絡んでいた ヤブツルアズキ


これもフェンスの内に繁っていた コバノセンダングサ
この頃は少なくなった?セイタカアワダチソウも繁っていた。

八木駅へは休憩含め、約1時間半  ちょっとは運動になったが、暑かった。 

コメント (2)
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9月18日 香久山周辺 アオノリュウゼツラン果実 ヒガンバナ満開 キヌガサダケ ツガ球果 

2021年09月18日 | Weblog

午後からウォーキング


アオノリュウゼツラン 8月12日ちょっと遅めではあったが花を見た 


写真を拡大したら、果実になっていた。
種子ができるかどうかはわからないが。

雨上がりで足元が悪く、草も濡れている田んぼの道を歩く。


田んぼの畔はあっちもこっちもヒガンバナで真っ赤っ赤


こんなにヒガンバナが多いとは。

草の道を歩くと、虫がピョンピョンと右に左に田んぼへ逃げ込む。


コオロギ 雌 種類はわからない。 
コバネイナゴやショウリョウバッタやカエルも。


コバネイナゴが多い。私のシャツに止まったコバネイナゴのカップル
気に入ったのか?歩いても離れない。

田舎だったので、昔はイナゴも食べたことがある。
「食べるぞ」って言ってみる。
でも、今時のイナゴは知らんやろうなあ。人間に食べられるってことを。 


西を向けば、広がる田んぼの向こうに 二上山や葛城山の姿


暗い竹藪の道


キヌガサダケ 惜しい! 残念ながら茎が折れていた。

竹藪の出口付近ではイノコヅチの攻撃にあう。
でも、他のくっつき虫と比べると取れやすかった。


古池に出た。こんな方向から古池を見たことはなかった。


堤防はきれいに草刈りしてくれてあって助かった。

万葉の森を抜ける。


途中にあった ツガ 球果がついていた。


ミズタマソウ 花と果実


万葉の森を出たところからは遠くに橘寺が見えた。
改修中らしい。 (かなり拡大している)


天岩戸神社 古事記の世界

舒明天皇の国見の歌の碑の前から、香久山の西裾を歩く。


天香山神社(あまのかぐやまじんじゃ)


境内には、いにしえから太占(占い)に使われたという 波波迦の木(ウワミズザクラ)がある。
平成の大嘗祭の斎田点定の儀(祭祀に用いる稲を作る地を決める)の際、「亀卜」を行うために、この神社の 波波迦の木が宮中に献進されたとの説明書きがある。

ぐるっと回って駐車場所へ。
歩いた時間は1時間半ぐらいだった。

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