みどりの野原

野原の便り

7月27日~31日 ジャコウアゲハ②③蛹化 見逃し。 蛹が3匹になる。

2020年07月31日 | Weblog

7月27日に、草刈り寸前の自生地から、蛹1①・蛹化準備完了の幼虫1②・幼虫1③ を連れ帰った。
②どうやって蛹になるのか、見たい!見れるかも!と期待。

 
上が蛹化準備中の②  
  右)ところが、翌朝7月28日朝6:38に見ると・・完全な蛹の姿に。あら~見逃がした~。


蛹が2匹になりました。①②


27日も28日も、③の幼虫は盛んにウマノスズクサの葉をムシャムシャ 元気

29日昼、ウマノスズクサにいない! どこへ行ったのか?その辺の草むらを探し回ると・・
隣のカラスのゴマの葉の上にいた。迷子になったのかな? 
カラスノゴマは食べないでしょ。と枝ごと切って、ウマノスズクサの上に戻してやる。
少し経って見に行くとまたまた行方不明。
今度はセージの葉にいた。

そうか。蛹になる場所を探しているのかと気づいた。


ミント(二ホンハッカ?)の葉裏でじっとしていた幼虫③。夕方見ると体が縮んで蛹になる準備完了。
いよいよだ。今度は見逃さないぞ。

30日、寝る前にもそのままの姿を確認
31日の朝、早起きして・・

 
5:14 あら∼。またやられた。葉裏で蛹になっていた。またまた見逃し。まだ暗くて写真もやっとだ。
                 右)夜が明けて7:13 蛹になった③を写す。
夜中に蛹になるのか。たまたま夜中なのか。変態の瞬間を見るのは簡単ではないなあ。

これで、①②③ 蛹が3つになった。

後は羽化の瞬間が見れるかどうか・・見たいなあ。 

蛹で連れ帰った①はいつ頃羽化するのかなあ。時々見に行っている。

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7月30日 菟田野周辺 八つ房杉(桜實神社)・佐倉峠・渋無榧・日張山青蓮寺・宇賀神社 ヤマユリ・アクシバ

2020年07月30日 | Weblog

前にも行ったことはあるが「八つ房杉」をもう一度見たい。
・・で、菟田野方面へ行くことになった。 マスクは持ってはいくけど必要なさそう。

 
桜實神社(さくらみじんじゃ)祭神は木花咲邪姫    
                    右)拝殿と本殿 5社が合祀されている。
神武天皇が大和平定の際、神武軍の休憩のために築かれた陣営の跡「宇陀の高城」の伝承地だという。

 
その時に植えられたという「八つ房杉」が境内にある。大小8つの幹が巨大な株状をなす。すごい!
昭和7年4月に、国の天然記念物に指定された。 
             右)これだけの年月が経つとさすがに裏側の傷みは激しい。


裏手の山肌に何本ものワイヤーで引っ張られているが、まだまだ頑張るぞ~。
こうやって、支えられるおかげで長生きできる。

 
県道219号線 佐倉峠 こちら側は宇陀郡菟田野町 峠を超えた向こう側は東吉野村鷲家
                       右)峠に「榛原街道記念碑」がある。
彫った字は薄くなって読みづらいが、昔はこの峠を越えるのは大変であり、明治15年頃?車道を開鑿するに至ったことが書かれ、裏には発起人となった人たちの名が刻まれていた。

 
     峠の地蔵堂       火除け・雨乞い・安産のお地蔵さまが祀られている。


  渋無榧(しぶなしがや)を見に行く。

 
斜面に生えたカヤの大木は「渋無榧」別名「白米榧(はくまいがや)」 県の天然記念物
種子の渋皮は乾燥すると種心から離れて白米のようになる。
(渋皮が自然に取れるということかな?それなら便利~)

でも、実のある季節でもなく、落ちてもいないので、もひとつピンとこない。

 
今までの道の所々で咲いていたヤマユリ もう時期が遅いのではと思っていたがきれいだった。
こうやって山道で見るのが一番うれしい。

次に「日張山青蓮寺」に向かう。
行ったらいいよと言われていたが、来る機会がなく、今日が初めてだ。
登ると言っても、途中までは車で行くことにした。

 
      七丁の 丁石あたりから歩く。        静かな車道 行きあう車もない。

 
周りは杉の植林地  「植林造成記念碑」もあった。 
   右)植林地の縁に、大先輩のような貫禄のあるスギが数本あった。
「松茸発生中 立ち入り禁止」の看板も。スギの植林地で??

 
    林床に群生するヒカゲノカズラ   ベニナギナタダケ?かと思われる枝状のきのこ

 
 ラン科 ちょうど開花中 名は不明          ヒグラシの抜け殻


手水舎 小さい太鼓橋を渡る。寺に到着と思ったが・・違った。

 
木の道標「家庭常備 婦人良薬 中将湯 是よりひばり山参詣道」
裏には「昭和13年3月」の年月が記されていた。

中将湯というのは 漢方薬のメーカー「ツムラ」(元、津村順天堂)が製造する漢方薬
この会社は中将姫と縁があるらしい。

ここからが急な登りになるらしい。置いてある杖を借りる。

 
    つづら折れの山道       アクシバの花が見れた。
もう満開で、ちょっと触れると釣鐘型の花冠が抜け落ちそう。

 
苔の道の向こうに山門が見えた。山門からは長い階段を登る。
                   右)登ってきた階段を眺めおろす。
 
日張山青蓮寺 右 本堂と 左 阿弥陀堂 手前には道場?研修所?がある。鐘楼もあった。
                     右)中将姫を助けた松井嘉藤太夫妻の墓。
日張山青蓮寺」は中将姫遺跡。
『右大臣藤原豊成の娘、中将姫は継母の讒言により日張山の山中に捨てられた。
娘を殺害する命を受けた家臣の松井嘉藤太は、父母への孝養篤く信心深い姫を殺すことができず、夫婦で姫を日張山にかくまい、ここに草庵を結び、姫は念仏三昧の生活を送った。
その後、父と再会し、奈良に連れ帰られたが、後、當麻寺に入り出家剃髪の身となった。
そして、當麻曼荼羅を感得され、19歳の夏、再びこの山に登り、1宇の堂を建立、嘉藤太夫妻の形像を手づから刻み、安置して「日張山青蓮寺」と名付け、尼主の道場とされた』


ちょっと休憩してから、帰りは車道を下る。
この山はユズリハの多い所だった。

下った所、ここが丁石道の始まりなのだった。

 
「神武ゆかりの地」「血原」「宇賀神社」の看板    宇賀神社 祭神は宇迦斯神魂

古事記に神武東征伝承にまつわる話がある。(先日読んだところだ)
吉野から宇陀に入った神武軍。この地を治めていた兄宇迦斯(えうかし)と弟宇迦斯(おとうかし)」に使者を出し、自分に仕えるかどうかを尋ねた。兄は死者を射殺して、軍を進めて迎え撃とうとした。
ところが、弟は兄の計画を神武に伝え、兄は討たれてしまう。

血原」の地名の由来は、この時、血が流れたからという説、又、このあたりには水銀鉱山があり、露出した辰砂の土壌が赤い色をしていたことが由来だという説もあるそうだ。

今日の予定は終了。静かな山里のドライブ&ウォーキングだった。

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7月29~30日 スクミリンゴガイ卵塊 30日稚貝が生まれた。

2020年07月30日 | Weblog

7月25日に持ち帰った「スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)」の卵塊 

 
 だんだん色が白っぽくなってきたかなと思っていたら・・

 
30日の朝、覗いたら、うわあ。稚貝がいっぱい生まれてる~。卵塊はボロボロの抜け殻になった。

小さすぎて動いているのかも見えない。

 
       容器の底の稚貝      中央の1匹を接写 2本の触覚が見える。
よくよく見れば、動いてるわ~。

 
30日 指に乗せて接写 体長約2mm      31日 掌で接写  蓋が写ってる。
これが接写の限度。ふう~。
食べ物にウォーターマッシュルームの葉を2枚入れた。

もう少し観察しよう。

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7月28日 室生周辺 選りすぐり ハグロソウ オニドコロ オニルリソウ イワタバコ・・ 虫 ベッコウハゴロモ マメドクガ

2020年07月28日 | Weblog

室生周辺

 
   お久しぶりのハグロソウ        オニドコロ 雄花序 いい香り

 
   オニルリソウ       涼し気なブルーの小花 ピンボケですが・・

 
     ミゾホオズキ             イワタバコ
 
 
     ベッコウハゴロモ            マメドクガ     

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7月27日 曽我川周辺 ガガイモ ヒルガオ ウマノスズクサ花 ジャコウアゲハ蛹化前の幼虫など アメリカスズメノヒエ

2020年07月27日 | Weblog

草刈りシーズンでどこもここも草を刈ってある。

 
フェンス際に根があったため、草刈りを逃れたガガイモ、花がいっぱいついている。   
                     右)ヒルガオも助かった。

きれいさっぱり。今朝がた草刈りされたらしい。

いつものウマノスズクサの斜面

 
今日も幼虫がいた。2・3匹見えた。   蛹化寸前の幼虫もいた。


    蛹も1個 

 
そして、花があった。近くには小さいつぼみもたくさんある。うれし~~!
いつも、この時期に草刈りされて、花を見逃すことも多いのだ。

 
今日も斜面の上で、草刈り機が作業中!次にはこの斜面もきれいに?される予定に違いない。

ウマノスズクサがあるから、ジャコウアゲハの幼虫がいるからもうしばらく待って、と止めるわけにもいかないし・・。
どうしよう・・
迷った挙句、花のあるツル・蛹化寸前の幼虫1・蛹1を連れて帰ることにした。
生き物を育てる自信がないので本当は連れて帰りたくない。
でも草が刈られ、草と共に捨てられることを考えると・・・
残した幼虫や蛹、何とか草の下に落ちて、残った株の葉を食べて生き残ってと祈る。

 
草の奥の方にはショウリョウバッタ
                右)近くを通ったので「草刈りユンボ」を写す。
「何してるんですか?」キャタピラーの兄ちゃんから声がかかる。
叱られるかと思ったが「草刈り機どうなってるのかと思って・・変なおばちゃんやろ」と先手を打つ。
兄ちゃん苦笑い。


その後、目的の「変な?スズメノヒエの仲間(アメリカスズメノヒエのようで、葯が黄色)」を見に行ったが、堤防は草刈りされて、目的の場所はわからずじまい。    (25日のブログ参照)

 
アメリカスズメノヒエ 柱頭と共に黒い葯も少し残っていた。
  右)根茎の状態が重要な観察ポイントだというのでスコップを持参したが、硬くて歯が立たない。
引っ張って取れるところを少し採集した。


 田んぼにアオサギ  同じ田のあぜで、先日イタチを見た。カメラを出す間もなかった。

さて、持って帰ったウマノスズクサ・ジャコウアゲハの幼虫など・・

 
ベランダの水甕に入れた。これで枯れなければいいけれど。ベランダは暑いからなあ。
 右)後で見に行ったら、連れてこられたことも知らぬげに、葉をムシャムシャ。


ジャコウアゲハ 蛹化準備完了のものと、蛹。もう食糧はいらないので草毎ビンに挿しておいた。
うまく蛹になり羽化するとよいが。

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7月26日 うちの庭 モミジアオイ キク科 ガガイモ ムクノキ クマゼミ

2020年07月26日 | Weblog

ベランダ

 
   モミジアオイ           キク科の花も満満開


高く伸びたガガイモ 花がたくさんついているが、実はできるかなあ。

裏庭

 
裏庭でもクマゼミが鳴きだした。毎年ライラックに来る。
 右)鳥が運んだかムクノキ(中央)早く抜かないと「猫の額」では育てきれない。

 
コンクリートにくっついていたカタツムリ ウスカワマイマイ?
          右)はがしたら、口はしっかり膜で覆われていた。

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7月25日 変なスズメノヒエの仲間 ヨツモンカメノコハムシ

2020年07月25日 | Weblog

雨上がりの散歩中

変なスズメノヒエの仲間を見つけた。

 
アメリカスズメノヒエほどの大きさ 草丈60~80 ほぼ2又 総(花序の枝)の長さ11㎝ぐらい。
                右)柱頭は黒 葯は黄色 何やろなあ?

ヨツモンカメノコハムシ 虫に詳しい友人に教えてもらった。
アメリカスズメノヒエについていたが、食草はサツマイモやヒルガオ。
サツマイモの害虫らしい。
「熱帯アジアを中心に分布し、日本では琉球列島にいたが、近年本土にも広がりつつある」(Wikipedia)
出かければ、何なりと見るものはある。

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7月25日 うちのツバメの記録 ⑦ 無事巣立ちました。 記録最終です。 

2020年07月25日 | Weblog

ヒナ4羽の内、残った2羽
19日に1羽が巣立った。
‥と言ってもまだまだ飛ぶ練習中。時々巣に戻っては親鳥から餌をもらっている。

7月21日


7月21日16:20 巣にヒナ2羽(巣立ったヒナとまだ残っているヒナ)と親鳥
親子お揃いの図(娘撮影)
親鳥の1羽はヒナに餌をやり、もう1羽は止まり木に。

7月23日

7月23日8:40 巣にはヒナ1羽お留守番 さみしいな~



7月23日午前中 車に3羽 巣には1羽いる。
残ったヒナをお迎えに来たのかも?(娘撮影)


7月23日12時過ぎ 残ったヒナに餌を運んできたのか?(娘撮影)


7月23日14:27 ヒナ1羽・・・これが最後に確認したヒナ

7月24日
朝、娘が見た時にはもうヒナはいなかったそうだ。
早朝に巣立ったらしい。

7月24日14:56 巣は空っぽだ。 やっぱり巣立ったのか・・。
ひょこっと帰ってくるかもしれないと、時々覗いてみるが空っぽのまま・・

初めに巣だったヒナは巣立ってからも時々巣に戻って餌をもらっていたが、まだ巣に残ったヒナに親が餌を運んでくるのがわかっていたからかもしれないな。
後で巣立ったヒナは野外でしばらく餌をもらいながら飛ぶ練習をするのかもしれない。

ツバメが来るようになってから産卵までの長い日。まだかまだかと気がもめた。
卵を4個確認してホッとした。
卵が黒ずんでいたので、生まれるのかどうか心配だった日々。
卵から1羽2羽と4羽すべて孵って喜んだ日。
末っ子のおチビちゃんと、もう1羽が育たず死んでしまったこと。
残った元気な2羽 巣立ちの練習を見れた日。家族の絆。
お別れはあっけなく、名残惜しくもあったが、無事に巣立って良かった。

コロナで長かったお家時間を慰めてくれたツバメ君 
また来年もいらっしゃいね~。

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7月24日 高取川から曽我川周辺 サンゴジュ ポーポー ハナオクラ

2020年07月24日 | Weblog

友達の家に行った後、高取川から曽我川へ。

 
  クマゼミ 抜け殻              雌

 
        高取川 堤防は歩く人なく、車も通らず快適

 
サンゴジュ もう果実が色づいている。 スカシノメイガのクモの巣状の網もあった。
                右)クリの木 イガがだいぶ大きくなってきた。

途中で雨が降り出し、傘をさして歩いた。


桜の木肌やウロにナメクジ これは在来種のような気がする。

 
操作橋 そばに大きい水門がある。もう少し詳しいことを知りたいが、不明
       右)豊津橋から上流部を見る。右側の曽我川に、左、高取川が流入する。

 
ポーポーが植えてあり、実が2つ見えた。まだ青い。 大好きだがなかなか売ってない。
                     右)黄色いカンナ 


 
曽我川左岸 フェンスにクズが覆って川面が見えない。
  右)畑のトロロアオイ ハナオクラとして食用に開きかけを売っている時もある。


堤防の工事かと思いきや・・今風の?草刈り。
堤防からショベルカーが届く範囲はこれで草を刈り、下の方は草刈り機で刈っていた。

 
可愛いサオトメバナ ヘクソなんて言わないで。
              右)カラムシに止まっていたセマダラコガネ
初めて見た時、パーに開いた触覚を見て、何て可愛いのだろうと感激したのを思い出す。
こんな触角、セマダラコガネだけではないのだが。

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7月22日 ヒマワリに カメムシ アワダチソウグンバイ

2020年07月24日 | Weblog

病院玄関で迎えを待っている時、植えてあるヒマワリを見ていると・・

 
満開のヒマワリ 内側の管状花は内側に向かって開いていく。  
  右)もう1個のヒマワリは中心部の管状花では、2つに分かれてくるんと曲がった雌しべの柱頭がたくさん見える。 この1個1個が花です。いくつあるのやら。


その雌しべの上にとまっている小さい虫 カメムシの仲間だ。名前はわからない。

 
白茶けた葉があり、細かいアブラムシかと思ったのはグンバイムシの仲間だった。
  右)帰って調べたら、キク科やヒルガオ科によく付くというアワダチソウグンバイらしい。
なかなかシックな柄です。

時間があったので、ついつい細かいところに目が行きました。
今日は半病人です。でもちゃんとデジカメは持ってきてます。(笑い)

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