みどりの野原

野原の便り

6月30日 わかってスッキリ キカラスウリ

2014年06月30日 | Weblog
去年、友達からのお尋ねで、はっきりしなかったもの。
「トケイソウかパッションフルーツか?」みたいな返事をしたと思う。
でも写真では確信が持てなかった。
今年花が咲いているらしいと聞いて行ってみることになった。

今日明日なら時間が取れるとメールしたらすぐに返信があり「○○分の電車で行こう」
「え、ちょっと待って、1本後の電車にしてくれる?」と急きょお出かけ準備。
実は勝手に県内と思っていたが、大阪の住之江区とのこと。

友達に写真を送ってきた人はお留守らしいが、持ってきた周辺の地図を見ながら探すことになった。

「送ってきた写真にビルが写っていた。フェンスに絡んでいた」というのを頼りに公園を横切り、角を曲がり・・そして空き地に「フェンス」があった。「ビル」もある。「絡んでるもの」もある。


近づいて「あ。やっぱり」 キカラスウリだった。
来る途中にも果実はなかったがキカラスウリのツルがあったのだ。
あっけなく見つかって、1年越しのもやもやが溶けてスッキリ。

 
 

大きくなった果実もいくつかあり、花はしぼんでいたが、子房の膨らんだ雌花もたくさんあった。全部大きくなったら見事だろう。

キカラスウリは近くにもある。
でも花はたくさん咲いていてもたいてい雄株で果実はできないので、果実がごろごろなっているのは見たことがない。

その後、写真を送ってきた人とも会って一緒に遅いお昼を食べて帰った。
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6月28日長居公園 植物園 

2014年06月28日 | Weblog
1か月に1回行っていると、季節の移り変わりがわかって面白い。

 

満開だったブラシノキはすっかり花が終わり、次は夏の花 ムクゲやヒシバデイゴ・リュウキュウアサガオに入れ替わった。

 
ジャカランダ 花が落ちていなければ気付かない高さで咲いていた。(赤いのはアメリカデイゴ)
ジャカランダマはダガスカルでも咲いていたなあ。スリに遭って落ち込んでいた公園で・・・

 
  アカダマキヌガサダケ(しおれかけ)          幼菌
キヌガサだけにアカダマがあるのは知らなかった。
 
クスノキの枯れ枝にクマゼミの産卵跡があった。右)折った枝の中には卵が入っていた。

 
ハマナスの花の中に潜って振動させて花粉を集めていたクマバチ。 
                        右)オレンジに色づいたハマナスの偽果
 
フェンネルを見ると「いるかな?」と思う。 いた! アカスジカメムシ 久しぶりのご対面

 
ロシアンセージに来ていたトモンハナバチ雄 6対の黄色い紋がある。1対の突起もあった。
            右)チ―ゼル 固く曲がった苞でラシャの起毛に使ったとか。 

 
      ナシ赤星病の夏胞子  葉ばかりでなくて果実にも広がっていた。

タイサンボクはちょうど見ごろ つぼみから果序まで すべての段階が揃っている。

 
雄しべが花粉を出していた花 花被に花粉が溜まっているものもあった。
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6月27日 金剛山麓 マタタビ

2014年06月27日 | Weblog
山麓とはいえ金剛山は涼しい。途中でも21度・22度の表示があった。

マタタビが満開 葉も白くなっている。

 
これは両性花らしい。多数の雄しべと子房が見える。右)そばにむき出しの子房があるのがあった。これは雌花?と思ったが、どうやら両性花の雄しべと花弁が落ちたものらしいことがわかった。
雌雄別種で雄株をつける株・両性花をつける株があるらしいが、雄株は今日は見られなかった。
雌花の株もあると書いてあるものもあるが、あるのかな?

 
       植栽のコバノズイナ      モミジカラスウリ 目の前にあったが、これは雄花なので果実はできない。

 
        ヤマアジサイ              オカトラノオ

 
         クマヤナギ              ツクバネ 雌花


          オトシブミ
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6月26日 ヤマセミはいなかったけど イワツバメ ホタルブクロ

2014年06月26日 | Weblog
目的のヤマセミには会えなかったが・・ホオジロ・ハクセキレイ・カワウ・ヤマガラ・ウグイス他、いろんな鳥を見れたし、おもしろいものが見れた。


満開のナツツバキ どの花にも何組かのカップルが。「マメコガネの集団結婚式場」?


水辺でトンボのつがいが飛び交って打水産卵する雌を雄がずっと護衛しているように見えた。

 
友達が見つけた抜け殻のそばにはまだ羽の伸びきっていないシオヤアブがいた。
土の中で蛹になっていたらしい。

昆虫たちの恋の季節


ニワゼキショウ 白い花

 
橋の下にはイワツバメがたくさん巣を作り、飛び回っていた。

 
   山裾を飾るホタルブクロ     川辺にはシャクチリソバが繁っていた。

 
きれいに巻いたヨシの葉が点々と・・こわごわ開けたら・・クモがいた。
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6月25日 万葉文化館 万葉講座

2014年06月25日 | Weblog
早目に休んだお蔭で腰痛もひどくならず・・

万葉文化館へ
 
    アジサイ ガクアジサイ カシワバアジサイなど梅雨の花


       コクチナシ

 
シラカシの葉に揺籃が数個  葉は茶色く枯れていたので大丈夫なのかなと開けてみたら、蛹になっていた。もう緑の葉を食べなくてもよいのだった。


芝生の中にネジバナがたくさん咲いていた。

今日の万葉講座は万葉集の426~430 
土葬から火葬がとり入れられたことが万葉の歌にどんな影響を与えたかを主題に講義された。
土葬から火葬へも急に変わったわけではないらしく、自然に受け入れていったようだ。

労役で、また朝廷へ物を納めに来た人が旅先で亡くなる、ということも珍しくはなかったようで、厳しい租税制度がしのばれる。
それらの行き倒れた人の死を詠んだ歌、手に届かない、会いに行けないという思いや火葬した人を雲や霧に託して命のはかなさを詠んだ歌などがあった。

死を詠んだ歌がこんなに多いとはどういうことかな・・
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6月25日 ベランダ ちょっとスッキリしたけれど

2014年06月25日 | Weblog
網戸を張り替えてもらったついでに、植木鉢を除けて掃除をして置き換える。


ちょっとスッキリ


居間の前はそのまま


多肉コーナーもそのまま

もうちょっと・・と思った時、あいたた・・腰が悲鳴を上げた。

「ごめん。後の掃除頼む」助っ人を頼み、湿布を貼って・・休養

明日のお出かけは大丈夫?
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6月23日 昆虫 おもしろい 注意!イモムシの写真が後半にあり

2014年06月24日 | Weblog
ウラナミジャノメを見るのが主な目的だったが、他にもいろいろ見れた。

 
       ウラナミジャノメ            オオホシカメムシ

ホシハラビロカメムシ オオメナガカメムシ クモヘリカメムシ ブチヒゲカメムシ ヒゲナガカメムシ オオホシカメムシ ウズラカメムシ ナガカメムシ(卵) マルカメムシ ・・カメムシの種類は多い。

 
      可愛いウズラカメムシ          ヒゲナガカメムシ
ヒゲナガカメムシ 確かにヒゲも長いけど、私ならモモブトカメムシと名づけるなあ。クズの葉の裏に淡水真珠のようなきれいな卵を見つけた。 どんなきれいな虫?


ナガカメムシの卵だった。 クズの葉裏のもうひとつの卵はガの卵だという。
どちらも糸につないでネックレスにでもしたいような美しさ。


カキノキの葉から長い糸でぶら下がっていた俵型のものはタワラバチのマユだそうだ。模様もついて可愛い。

 
マガリケムシヒキ 肉眼で見えないような曲がった毛を特徴として名づけるとは・・
                        右)シオヤアブ

 
今日の圧巻は オオシモフリスズメの終齢幼虫   右)コスズメの幼虫が可愛く見える。 
スズメガの幼虫はどれも大きいが、オオシモフリスズメの幼虫は特別デカイ!
触ってみるとビクンと体をくねらし、思わずきゃあと叫ぶ。

今日もいろんな昆虫を見せてもらった。
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6月21日戸隠③ 戸隠神社宝光社 クジャクチョウ

2014年06月21日 | Weblog
いよいよ最終日。

宿坊の庭の植栽
 
       ニッコウキスゲ             キョウガノコ

 
         チョウジソウ            オオナルコユリ

 
         グンナイフウロ?        ?? 

お世話になった宿に別れを告げ、少し下った「宝光社」へ。

 
    ニセアカシアが満開    畑に植えたギョウジャニンニクにクジャクチョウ
すぐわかったが、実物を見るのは初めて。感激!

喜んで写真を数枚撮ったところで電池切れ。換え電池を3つも持ってきたのに全部使ってしまった。

 
森の中でも、今日の道ばたにもあるヘビイチゴのような小さい黄色い花 ヘビイチゴとは少し雰囲気が違う。
気になっていたので帰ってからでたらめに「ヒメヘビイチゴ」と検索してみたら・・どんぴしゃり! わかってスッキリ。

いろいろ見ながら約1時間「宝光社」に到着


「宝光社」(戸隠5社のひとつ) 建物は5社のうちで最も古いという。

これで、戸隠5社のうち4社(奥社・九頭龍社・中社・宝光社)を回ったことになる。
残りの「日之御子社」は次回に(来れるかな?)とっておこう。

ハルゼミ・カッコウ・ホトトギス・・すぐ近くで声がするのに姿はついに見られず残念だったが、珍しい花も見ることができ、想像していた通りすばらしい戸隠だった。

宝光社近くのバス停から少し早目のバスに乗り、長野駅近くでお昼を食べたり買物をした。
食べてみたかった「おやき」は食べられる店というのはなくて、お土産として買って帰った。いろんな具材がある。おいしかった。
憧れの戸隠へ行けて満足。相棒さん お付き合いありがとう。
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6月20日戸隠②ー3 随心門~戸隠神社奥社 九頭龍社

2014年06月20日 | Weblog
森林植物園から随神門の近くへ出てきた。

 
萱葺き 朱塗りの「随神門(山門)」 両側には随神が睨みをきかせている。
 
 
奥社への参道には200本ほどのクマスギの並木が続く。
400年ほど前に植えられたものだという。すばらしい並木。
周囲の森林は「奥社社叢」として長野県の天然記念物に指定されている。

 
       カラマツソウの花      シモツケソウの仲間(つぼみ)

 
       ミヤマイラクサ          ヤグルマソウ
初めはなだらかだった参道もだんだん登りになり、最後階段をのぼる。

 
「奥社」に到着(戸隠5社のひとつ) 大鳥居から2㎞だそうだ。 
              右)隣にある「九頭龍社」(戸隠5社のひとつ)
記帳してしっかり筆跡を残してきた。

下って、途中で分かれた相棒さんと合流。

 
 随神門を通り越して大鳥居 まで戻り、   信濃路自然歩道へ。

 
    ヤマオダマキ?        ハクサンタイゲキ?

山道を越えて中社近くに降りてきた。
宿坊に付いたのは夕方5時半を過ぎていた。 よく歩いた~。

今日は泊まり客も他に4人あって食堂で顔を合わせた。


今日も山菜いろいろ モミジガサ・ウワバミソウ・ウド・ヤマブドウ葉(天ぷら)ネマガリタケなど。
最後の夜もよく眠る。 明日は最終日。 
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6月20日戸隠②-2 戸隠森林公園 ハルゼミ カッコウ 初夏の花

2014年06月20日 | Weblog
お弁当を食べて戸隠森林植物園へ。
ハルゼミ カッコウ ホトトギス カエルの声に包まれ寒くもなく暑くもなく・・快適。

 
          カンボク              ヤブデマリ多い

 
      ミズバショウ あちこちに群生 今は果実の時期

 
      クリンソウの残り花     

 
        ツクバネソウ           クルマバツクバネソウ
エンレイソウ(果実)もあった。

 
      これはミヤマヨメナ?         ルイヨウショウマ果実

 
      タチカメバソウ ムラサキ科の分果もおもしろい。

 
          木道が整備されて歩きやすい園内

 
クマ注意の看板 ツキノワグマの棲息地だそうだ。 ミズナラの「あがりこ」


ハルニレの果実? いっぱい散っていた。

 
  みどりが池  カルガモの親子がいた。4羽の子ガモが可愛かった。

 
          初めてみたリュウキンカの果実 果 
よく植えられているヒメリュウキンカの果実との違いが良くわかった。


林床に群生していたヤグルマソウ 花の時期には少し早かったが咲きかけのものもあった。

 
  夕食に出てきたギョウジャニンニク つぼみも花もあった。

 
        クワガタソウ             ズダヤクシュ群生 

 
ヤブデマリにとまっていたウスバシロチョウ 
              右)みどりが池近くにいた ミヤマカワトンボ
落葉樹の多い森は明るい。林床の植生も豊かだ。季節ごとに来れたらいいなあ。

15:30頃、戸隠神社奥社 随神門近くに出た。   つづく。  
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