みどりの野原

野原の便り

10月31日 西大寺大茶盛 奥之院 秋篠寺など

2014年10月31日 | Weblog
西大寺の大茶盛を久しぶりで体験。
行ったことがない西大寺奥之院、ずいぶん久しぶりの秋篠寺にも参拝。

西大寺
称徳天皇の発願により四天王像を祀る四王堂を建立

本堂の仏様を拝観 西大寺を再興した叡尊さんも興正菩薩菩薩となって祀られている。
称徳天皇・道鏡・藤原仲麻呂を巡るお話を聞く。

 
大茶盛は秘儀を納めた叡尊が八幡宮に献茶した余福を衆生に振る舞ったのが始まり、大茶碗のお茶は5人分だったので、何回も回ってきた。あまり傾けると頭にかぶりそう。  


はじめて行った西大寺奥之院 叡尊が荼毘にふされた場所という。五輪塔がある。西大寺の境内はこの辺りまで広がっていたらしい。

 
秋篠寺もずいぶん久しぶり。境内林の間は苔で埋まる。静かな境内だった。
            
 
   東塔跡 礎石がのこる。  本堂の薬師如来や伎芸天などを拝観

神功皇后稜・日葉酢媛命陵・成務天皇陵・考謙天皇陵・・等を回って西大寺駅まで戻る。
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10月30日 招待旅行 晩秋の伊吹山 他

2014年10月30日 | Weblog
またまた当たったスーパーの招待旅行


お決まりの宝石店では、バスの中で出された宝石クイズに正解して宝石を?ゲット・・はならず。商品は「飴ちゃん」まあ当たるというのは悪くはない。

関ヶ原近くでお食事(それなりに)関ヶ原の説明もあり。

ごまの里でお買いもの。

伊吹山
晩秋の伊吹山 こんな機会でもないとこの時期には来ないので、これもまたよし。

 
    焼跡のような枯野原       紅葉も少し
いつもは花をゆっくり鑑賞しながらで時間がかかる登山も駐車場から西コースで頂上まで登り20分

 
     キジムシロのような花  ノジギクらしい花 花はこれぐらい。

 
     頂上(1377m)日本武尊像       頂上付近 霧に包まれる。
中央道を下る。10分 
これで予定終了 帰路につく。
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10月27日 ハスでハチノス

2014年10月27日 | Weblog

ハスでハチの巣を作りました。
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10月26日 巻向周辺 上ツ道 見学や瓦作り体験 イチビ群生

2014年10月26日 | Weblog
巻向駅から上ツ道を歩く。

纏向遺跡
100年間だけ存在したという弥生時代の住居跡は土の中。 
発掘がすすんで全貌がわかるのを期待。

元 造り酒屋だった辻酒造
屋敷は文政年間に建て替えられた。
H61年まで酒造りをされ、「14代目です」とのこと。
元は辻村の大庄屋。貴重な記録は県が整理、ひとつの部屋にまとめられていた。

 
酒米を積んだ荷車が通ったという石敷きの通り庭 玄関から奥へと続く。
普段閉めてある通り庭の障子戸は荷車が通れるようにドアのように開ける。
人が通る時は狭く、荷車用には広く、2通りに使う仕組みに感心。
長年の開け閉めで石床にはコンパスでひいたような跡ができていた。
 右)今も使われている井戸のひとつ。湧く水の量は減っているそうだ。

 
酒蔵の煙突も健在 かつての面影を残している。

大和社寺工営
 
神社や寺院の建物 今までは瓦工・大工・左官・・などそれぞれ専門の縦割りだったのを、一貫して統括。よりよい建築を残そうと熱い思いを語られた。
右)昔の建物に使われていたという手作り感あふれる角釘をお土産にいただいた。

  
         東の山々           上ツ道を歩く

長岳寺五智堂(傘堂)上ツ道から長岳寺への案内板的な役割

 
大和神社 鳥居を入ってもまだまだ社殿は見えない。 
         右)拝殿   遣唐使も出発の前に安全祈願したとか。


中川養魚場 ワキンやコメットが出荷を待つ。

大和海軍航空隊 大和基地 太平洋戦争末期、海岸近くから内陸に基地を移した。

柳本飛行場跡に防空壕が残る。昔は土で覆われていたらしい。
現在、壕の中は農業道具などの収納に使われている。平和っていいなあ。

大和瓦センター
 
軒丸瓦や鬼瓦の数々
 
ミニ鬼瓦作り体験 左)型に粘土を押しつけて作る。型から外れやすいように雲母の粉をはたいておくのが珍しかった。 右)出来上がり 焼けば瓦色になるらしい。
      
 
畑にキビが植えてあった。 イチビ こんなに群生しているのは見たことがない。
種子は20年近くも発芽能力を保持し、やっかいな雑草になるらしい。
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10月25日 長居公園 植物園

2014年10月25日 | Weblog
スポーツの秋、長居公園は今日も若い人たちで賑わっていた。

 
       イチョウも色づいてきた。       ケヤキも紅葉


黒い果実が付いていたサンゴジュ 果実は赤から黒(黒紫色)に熟すという。  
黒い実が鈴なりの木は見たことがないので果実は赤熟すると思いこんでいた。
黒く熟したものは鳥が食べたり、落ちたりするから目立たないのだろうか。


  カリン たくさん成っていた。


ジュウガツザクラ 秋と春の2度咲くそうだ。

 
アメリカデイゴに付いていたキノコはヤナギマッタケ 
マツタケの仲間というわけではなく、マッタケというのはキノコの意味 食べられるそうだ。
ただこのまま炊くと胞子でご飯がまっ茶色になってしまうらしい。
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10月24日 6年目の観察地

2014年10月24日 | Weblog
ここでの定点観察も6年目

毎年月を変えて行い、コースを多少変更してからは10月ははじめて。
去年雨で中止になった分をとり返すほどの晴天に恵まれた。

暖かい田んぼ道の斜面にはアキノノゲシやコウゾリナなどの秋の花と共にホトケノザが満開。スミレやタツナミソウまで咲いて春かと見まがうばかり。

 
      アキノノゲシ          タツナミソウ


畑にはヘチマやゴマやタカキビ(写真)などが稔り、下見の時のトウガンはもう収穫されたようだ。

あまり変化がなさそうな所も年々変わっていく。
自然の土手だったところが高い護岸の畦になったり、尾根道を歩いていたころはイノシシの柵が張られて観察しにくくなったり・・
これらは理由があることだろうからやむをえないことではあるが、あったものがなくなってがっかりすることもある。

今回はこの変化が思わぬ朗報となった。

去年まで稲を栽培されていた田んぼが休耕田となり、湿原状態になっていたのだ。
去年この畦の草の中にオグルマを見つけたのだが、今年、時期が少し遅くて花は終わりがけだったが何本かあり、田の水の中にはミズオオバコの白い花が点々とあって、下見の時には狂喜した。
そして、2年前、違う田んぼの水路に1.2本見つけていたオギノツメが今年はその場所にはなくなっていた代わりにここでたくさんの個体を見ることができた。という思わぬ誤算。

 
   オグルマ 花が少し残っていた。     ミズオオバコ


       オギノツメ

サクラタデはもう花も終わった状態だった。

山裾ではアキノキリンソウやツリガネニンジンが花時には少し遅いが咲いていた。


ヨシノアザミ?ヒメアザミ?
今年他でも気を付けて観察して、わかったつもりだったが、標本を持ちこんで確かめようとしたがはっきりわからなくて、また持ち越しとなった。 
個人的には総苞などからヒメアザミのように思うが。う~ん難しい。迷うことばっかり。

参加者の方にも教えていただきながら回ったが、なかなか図鑑通りにはいかないので素人は困るのだ~。

珍しいものが見られたので参加者の方も喜んでくださった。

 
  おまけの クロコノマチョウ           フクラスズメ   
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10月23日 安冶川周辺 町歩き

2014年10月23日 | Weblog
江戸時代の古地図を見ながらの街歩き 九条から安冶川周辺を案内してもらう。


九条 高架 JR高さ10m 阪神高さ15m 便利になったが、完成までにはいろいろ苦労が。
 
九条 安冶川
今、九条 西九条といわれるところは、元は「南浦」と呼ばれ淀川の砂が堆積してできた河口の島だったが、林羅山という儒学者が「衢壌(くじょう)島」と名づけ、それが後に「九条」になったもので条理性とは関係ないとのこと。

そして江戸時代の古地図でも川で区切られている九條村と西九条(三角形)とは元はひとつの島で、水の妨げとなって洪水に悩まされていたという。

そこで川村瑞賢という人が安冶川を切り開いく治水工事を行った。
人力での作業だったが忍耐強い人夫を雇いわずか20日で工事を完成させたという。

こうして九条と西九条は川で切り離されて今の形になった。
川の名は「洪水よ安らかに治まってほしい」という願いを込めた「安冶川」と名づけられた。
川村瑞賢は大変な功労者で、顕彰碑が建てられていた。
 
安冶川トンネル
2回ほど通ったことがある。

 
西九条側のエレベーター入口 歩行者・自転車など利用客は多い。 15m下る。 
 右)川底の通路 長さ80m 乗り降りの場所や途中に警備員さん?のような方がいて安心。

近くに「源平渡し」跡があり渡し船が盛んだったが、明治中ごろより工業地帯の発達に伴い利用客が増え、渡し船では対応できなくなり、かといって橋を架けると船が通行できなくなるためにこのトンネルが造られた(S19年)

 
上りエレベーターを降りると九条側。横に階段が見える。次に来た時は階段を降りてみよう。
右)人や自転車用の入口の横に、閉ざされた大きく高い扉がある。今まで気づかなかった。
S52年までは車も通行できていたらしいが、普通の車には不必要に見える高い入口は軍事物資を運ぶことを視野に入れたものだったらしい。
幸いにも?すべての道路完成する前に終戦となったという。

大仏島 今は富島
古地図では安冶川と細い川に挟まれた三日月のような島 
そこには奈良の大仏再建に奔走した高僧「公慶上人」にまつわる話が。
港があり諸藩の船の往来するこの地で勧進を行ったところから大仏島と呼ばれるようになった。その後、富が集まったことから富島と呼ぶようになった。

大阪の発展はここから


さびたクレーンは繁栄を物語る港の跡
栄えた港はその後大型船に対応できなくなり国際港も神戸に移り廃止となった。(明治)
今は倉庫や工場が並ぶあまり人気のないところだが、近くには税関発祥地 電信発祥地 大阪開港の地 などの碑が並んでいて、大阪の発展の元となった地域であることを実感。。
近くには中国人の雑居地 川口外国人居留地などがあったが、襲で焼きつくされたという。

途中に「安冶川橋の碑」というのが建っていて興味をひいた。

ここを船が通る時、橋の中央部が回転して船を通す仕組みになっていたらしい。
運用わずか5年で洪水で流されてしまったらしいが、今あればどんなにいいだろう。


川沿いの大きい倉庫(三井倉庫?)は空襲でも焼けなかったらしい。
よかったじゃないのと思ったが、説明を聞いてぞっとした。
空襲の際、目標物を探す目印にしたというのだ。
旧大阪府庁にも焼夷弾の跡が残る。
何でもない風景にもいろんな歴史があるものだ。

ポンポン船の乗り場のそばを通った。乗ってみたい。
S30年代の水上生活者の子供と友達の友情を描いた宮本輝の小説「泥の河」の舞台となったところには碑が建っていたが、今では想像できない風景だ。

昼食は中の島センタービル31階で。こんなに高い所に登ったことはない。

 
真下は川 遠くには金剛葛城の山やま 目の前には灰色のビル群。緑は少ない。
「夜景がきれいそうね」という声が聞こえた。まあ確かに。

午後は
 
新疆ウィグルの歌い手さん男女による歌や踊りを鑑賞 最後には一緒に踊る。
阿波踊り調 盆踊り調になるのはやむを得ず、でも楽しいひと時だった。

元松島遊郭の近くを通り、女性解放のために活躍した松島歌子の話を聞いた。

いろんな人の苦労があって今があることを強く感じる一日で、講師の先生の大阪への愛にあふれたお話は魅力的だった。
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10月21日 明日香 お散歩コースを案内

2014年10月21日 | Weblog
他の人の計画ではいつも遠方になるので、たまには近くへ来てもらおう・・と言うことで今日は近場のお散歩コースを案内。

 
今はちょうどカキのシーズン カキ畑と私の好きな棚田風景
稲刈りが済んだところもありまだのところもありの濃淡の棚田 
成型していない棚田の曲線が美しい。

 
       ヤマハッカ                イシミカワ

 
     色づいたヒヨドリバナ             アワコガネギク
何でもない里山風景だが貴重な風景だ。


クサギの色の対比にはいつもながら感服

 
         懐かしい岡寺と治田神社にも立ち寄り 

ついでに畑にも行ったが、2年ほどほおってあるので、畑への入り口さえわからなくなっていた。

酒船石から亀形遺跡のある万葉文化館でコース終了。
言葉通りののんびり歩きだったが、たまにはゆったりと過ごすのも悪くはない。
畑の近くでコジュケイが現れて見た方は喜んでおられた。
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10月20日 石川池周辺 昆虫 

2014年10月20日 | Weblog
降水確率が高くて会は中止になったらしい。
メールを見ていなかった私他2人が集合した。
中止でもひと歩きしようと思っていたが、雨も降っていないので、集まった3人と念のためにと来ていた担当の人と共に少し歩くことにした。

どんよりとした曇り空、あまり虫もいなさそう・・
石川池周辺から住宅地を通り、お庭拝見しながら神社でお弁当食べて駅へと戻る超短コース。

  
コガタルリハムシ カップル お腹が見えてるのが雌
                    セイタカアワダチソウグンバイ

 
 神社に落ちていた ホシホウジャクの死骸  下翅をひろげると黄色の模様がある。


ヒゲシロハサミムシ ハサミムシにも種類があるのね。

住宅地の花

 
       ローズマリーの品種      これはウツギの園芸種?斑入り葉


   見たことがない花 新しい園芸植物が次々入ってくる。

 
畑のケイトウ 昔はこんな鶏頭らしい花ばかりだったような・・
              今はケイトウの種類も多い。ノゲイトウ系のもの。


プランターに、植えてあるのか? 勝手生えか? ブラジルコミカンソウ

途中少し雨も降ったがすぐやんだ。今日は早めに帰宅とする。
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10月19日 アメリカキカシグサ コバノセンダングサ

2014年10月19日 | Weblog
稲刈りの済んだ田んぼの端一面の草紅葉 ホソバヒメミソハギかと思ったら、
 
          アメリカキカシグサ 初見
先日見たキカシグサとあまりにもイメージが違う。
一見ホソバヒメミソハギのよう。
今まで気づかず見逃していたのかもと思ってしまう。
アクアリウムからの逃げ出し由来かもとのネット記事もあった。


 中にキカシグサもあった。


      コバノセンダングサ


ヒシ 裏返すと尖った実が付いていた。
爪が立たないくらい固い。

人の通らない荒れた道では・・

こんなこわい木の橋も通った。

帰り、電車に乗るとトンボも乗っていた。


  カトリトンボの雄? 今問い合わせ中。間違っていたら修正します。
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