みどりの野原

野原の便り

6月25日 ミャンマー4日目②(バガン) サラソウジュは見れなかったけれど・・ヤシの花序蜜採りを見れた。

2015年06月25日 | Weblog
8時に出発
予定にはなかった「サラソウジュ」を見に行く とのこと。楽しみ~。サラソウジュは仏教3聖木のひとつ。この木の下で釈迦は涅槃に入ったという。日本ではみることのできない木。


車道を脇道に折れて・・1本道

 
マンゴー畑もあった。 ヤシの葉で屋根を葺いた家 網代壁の家  

 
広々と空き地のように見えたのはラッカセイ畑らしい。      右も左もラッカセイ畑

だいぶ奥に入ったが、バスは途中でストップ。 これ以上は行けないと運転手さんが言っているらしい。
道も細くなって、でこぼこなので、大きいバスは通行困難のよう。
 サラソウジュは断念 して撤退することになる。

バスが方向転換する間(苦労している間)、私たちは降りて 周辺観察 。これもよし。

 
     サボテン               ナンヨウアブラギリ
これらは植えたものなのか?勝手に生えているのか?

 
      ピーナツの花                 畑で働くコブ牛
ピーナツは肥料が効いているようにも見えず、収量は多くはなさそうに見える。小粒の種類だという。
牛が耕すともうもうと土煙。雨季だというが大地は乾ききっているように見えた。

 
パルミラヤシは畑の境界に植えられていることが多いようだ。

 
        パルミラヤシの果実              雄花序

パルミラヤシの花序液を採るところを見ることができた

 
人が木に登っているのが見えた。壷を持って登り花序液を集める。
                          右)降りてきたお兄ちゃん

 
降りてきた人たち。 珍しがってカメラを向ける私たちに愛想よく応じてくださった。
壷の底に少しばかりの花序液が見えた。


はしごの近くへ行ってみる。 高い木の上まで続くタケのハシゴ
はしごは途中でつないであるらしい。 作業しない時には下のはしごは取り外しておくらしい。(花序液盗難防止)
登ってみたかったが身の軽い人でないと無理そう。

パルミラヤシはシュガーパーム オウギヤシともいう。
花序の先端を切り、そこから出てくる液を集め、煮詰めて砂糖を作る。
パルミラヤシは、実は中の杯乳部分を食べ、葉は屋根を葺いたり、カゴや工芸品にしたり、幹も建材に利用したりと利用価値の高い木だそうだ。
そして、古代インドで仏教の写経をする時の紙代わりに使われたという「貝多羅葉」はこのパルミラヤシのことだというのを調べて初めて知った。 

方向転換したバスで元の道に戻る。

途中、鉄道の線路が見えた。鉄道の敷設は東南アジアではミャンマーが一番早かったそうだが、その後、発展せず設備も古いままらしい。「線路がゆがんでいるので時速40キロ代のノロノロ運転しかできない」とのこと。
電車が通ったが撮影できず。

 
    有料道路の料金所を通った。    この道路は国が支援しているらしい。

これからヤシ砂糖を作っているところへ行く。  次(ミャンマー4日目③)へ続く。    
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