みどりの野原

野原の便り

8月30日 武田尾周辺

2013年08月30日 | Weblog
武田尾周辺 武庫川沿いの観察会

 
 ヨコグラノキ 赤い実が数個見えた。  ヒトツバハギ 果実が鈴なり。


オオヒキヨモギ 花が残っていた。

 
 左)センニンソウと 右)ボタンヅルが絡み合って生えていた。

 
        トキリマメ花   クサギ花 オシベが4本なのは不思議な気がした。 

 
 ジャケツイバラの実がはじけていた。 ヒメドコロ カエデドコロやオニドコロも花や果実を付けていた。 

ガガイモ 一か所だけいっぱい花を付けているのがあった。 他の場所で果実も見た。
他たくさんの草木を観察した。

しばらく涼しい日が続いたがまた暑さが戻ってきたが川沿いを歩くのは気持ちがよい。
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8月29日 ケニア旅行記・マラッカ旅行記 移動しました

2013年08月29日 | Weblog
マラッカ旅行記は 5月3日~6日
ケニア旅行記は 7月5日~12日 に戻しました。

見られる方は左のカレンダーで該当日にさかのぼって見て下さい。
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8月24日 京都府立植物園   京野菜のお話

2013年08月24日 | Weblog
雨のおかげで涼しい。
京都府立植物園
 
       花壇        ジュラシックツリー ウォレマイ・パインが植えられていた。    
 
 
スズムシバナが見ごろあちこちで咲いている。 
              右)キレンゲショウマの蕾は大事にネットを掛けられていた。

 
      カリガネソウも見ごろ      

  
     サワギキョウ          タコノアシ花

 
   カツラの落ち葉 いいにおい        ギンナン 鈴なり

午後から京野菜のお話を聞く。
主に根菜の話
エビイモ 堀川ゴボウ ダイコン カブ タケノコ 京グワイ・・など
作物を作った経験はないが、すごく手間ひまがかかるものだということがわかった。

エビイモ 
寒さに弱いためハウス栽培。乾燥を嫌うために水田等の畝の溝に植え、イモの頭が出ないように追肥と共に何回も土寄せをし、エビ状にするためには親イモと子イモの間にまた土を入れる。
堀川ゴボウ
これは品種ではなく、独特の育て方をしたゴボウだという。
ゴボウの苗を作り、葉が10cmほどの時ゴボウを長さ60センチに切り(細い方を切る)、それを横に寝かせて定植する。乾燥しないように敷き藁をし肥料をやって育てると頭から先まで同じ太さの堀川ゴボウができる。
京タケノコ
土の中にある白い皮のものは「シロコ」と言って最高級
「竹藪」ではない「竹の子畑」で、親株の本数や間隔を管理。親竹の先を止める。
敷き藁・土入れ・施肥 と大変手間がかかる。
後継者不足で竹藪になり、放置すると山に侵入して山を荒す。
京グワイ
吹田グワイに比べて大きい。
塊茎を太らせるために葉掻き(葉を8枚ぐらいに)、8月中下旬に匍匐茎が伸びてくるが、9月上旬には株の周りを半径30センチぐらいに鎌で切りまわし、匍匐茎の数を制限し大きさをそろえる。収穫1か月前に地上部を刈り取り地上部からの通気組織を断つと還元状態になり独特の藍色になる。

聞き違いもあるかもしれないが、そんなお話で、手間のかけ方はびっくりするばかりだった。

家にはタケノコの出る小さい山があるが、ほったらかしで、タケノコが出る前にする草刈りも見つけやすいようにやっているだけであり、取り損ねた竹は伐る。というぐらい。
それでも毎年おいしいタケノコが出るので家にとっては十分でありがたいが、料亭のタケノコ料理が高いのがわかった。
昔は田んぼの隅にクワイもあったが、もちろんそんな手間はかけずにお正月には重箱に詰めた。


    成長途中のクワイ 
京野菜とはなんと贅沢なものかと、それも感心した貧乏庶民の私である。
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8月23日 矢田寺~平群へ ユウガオ

2013年08月23日 | Weblog
矢田寺から平群への道を地図を見ながら3人で歩く。

 
     アジサイで有名な矢田寺        キョウチクトウが満開

近畿自然歩道に入る。

ツクツクボウシの声を聞きながら・・
山道にはヤブタバコ・ヘラシダ・ヒメキンミズヒキ・ヌマトラノオが2本思わぬところに咲いていた。

 
     ヌマトラノオ         ヘラシダ

 
 登りが結構きつい。     ハシカグサ花が咲いていた。    


      尾根道のササクサ


              国見台展望台からの眺め


道を少しそれて松尾山三角点へ 標高315.1m 
大和郡山市と斑鳩町の境に位置するらしい。

松尾寺近くでお弁当。
松尾寺は天武天皇の皇子 舎人親王が日本書紀の完成と厄除けを祈願して建立したという日本最古の厄除けの寺とのこと。

岡寺の賑やかな初午を思い出す。
初午の土産には針金のモールで作った造花をもらったなど思い出話。

そこからまた山道に入り標識を確認しながら平群方面へ降りた。

 
わあカンピョウの畑!思わずそういうが、カンピョウというのはこれを細く剥いて干したもの。
植物名はユウガオだ。昔は家でも作っていたので夜に実を剥いて藁を巻いた竹竿に干してあったのを思い出す。
この畑はどうやら食用ではなく、種取り用かと思う。スイカなどの接ぎ木の台にされるとも聞いた。
接ぎ木苗からできたものや、苦味の強いものは食べない方がよいらしい。(食中毒の恐れあり)
とにかくカンピョウ(ユウガオ)は私にとっては懐かしいものだ。

今日の道は登り下り、草の生い茂ったササのかぶさった山道もあり、やっと見覚えのある前に通ったことのある叶堂跡に出てきた。
安明寺 叶堂 前の建物は焼けて今はない。奥の建物に千手観音が祀られているらしいが・・

後で知ったが今日通ったところの近くに三里城の跡があったようだ。
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8月20日 家の庭 ヒロハフウリンホオズキ・タカサゴフヨウ

2013年08月20日 | Weblog
真夏の家の庭
草や木もこの暑さにげんなりしてます。


ヒロハフウリンホオズキ もう10年ぐらいも前に播いた種から毎年出ていたホオズキ しばらく途絶えていたが今年生えているのに気づいた。 はじめ調べて「センナリホオズキ」と思っていたが、「センナリホオズキ」は混乱があるらしく使わない方がよいと聞いた。その先生が言われるのには「ヒロハフウリンホオズキ」というらしい。     右)タカサゴフヨウ(ヤノネボンテンカ)

 
ギボウシ(園芸種)が咲き始め            ノシランも咲き始め。

暑さのなかにも自分の咲き頃がわかっているらしい。
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8月19日 五条市 大塔 ② 観察会& 赤谷崩落地見学

2013年08月19日 | Weblog
朝食の後、清水山登山道入り口から山へ。

急な山道をジグザグと登りながら山の木を観察。
ミズメやヒメシャラ・タムシバ・イヌシデ・アカシデ・イヌブナなどの樹木を見る。

 
        ミズメ                    タムシバ 

トチノキ回廊は登り口から標高400m登った所を横切る平らな道。
この道の半分は大規模土砂災害で崩れているらしい。
その現場を見に行く。

赤谷崩落地は2011年8月、台風12号の豪雨による大規模土砂災害で斜面の深層崩壊で大きく崩れたところ。
ここだけではなく、来る途中にも土砂崩れで赤い山肌が大きくむき出しになっているところが何か所も見えた。
      
トチノキ回廊は目の前で突然なくなっている。5人ずつ崩れたところに行く。
倒れた木を乗り越えてそのむき出しの斜面(赤谷崩落地)の端に立つ。
崩落地を上部の横から眺めることになる。今までに見たことのない景色。

そして、
カレーライスやサラダ・ブルーベリー付きの昼食の後、車で赤谷崩壊地の見学に行く。
修復工事をされている建設会社の方から説明を受け、今度は赤谷崩落地を下から見る。

川の右岸で起きた土砂崩れで大きく崩れた土砂は谷を埋め、対岸の山に乗りあげている。
そして土砂ダムができている。
これでも谷の土砂はだいぶ取り除かれているらしいがまだまだ深く積もっている。

仮排水路や土砂ダムからの排水管など修復工事が始まっている。
これから砂防ダムが3つ出来るらしい。

・・でも、この状態を見ると人間の手には負えないような、むなしいような気持ちになった。
素人目にもまだまだ崩れそうに見えた。

写真がないのでわかりにくいが、写真でも撮りきれないような現場だった。

宿舎を片づけた後、それぞれの車にわかれて解散となる。
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8月18日 五条市大塔町 ① 観察会 

2013年08月18日 | Weblog
車に分乗して五条の赤谷近くにある宿舎に到着。
1泊の観察会&研修会 

(大失敗のため現地写真はなし。押し葉の写真で間に合わせた)

 
        ゴヨウマツ                   球果

午後から川沿いを観察

ヤマイバラやアサダ他、奈良県では珍しい樹木なども見れた。


ケケンポナシはちょうど上から見下ろすような所にあり実がついていた。果柄はまだ太くなっていなかった。

ウバメガシは元々沿岸部にあるものが、紀伊半島ではこんな谷沿いの崖地で見られる。
それは全国的にも変わった分布らしい。
元々は暖かいところに生育していたものが、地球の歴史で寒暖を繰り返し海進などがあり川沿いに分布が広がったが、条件の良いところでは他の木が優勢で入り込めず(吉野川沿いには見られない)が、条件の厳しい熊野川流域の崖地で分布、一番高いところでは標高1000mぐらいまでウバメガシが見られるとのこと。

ここに生えていることを不思議とも思っていなかったが、ウバメガシの生育地としては珍しいのだそうだ。

  
ウラジロマタタビというのも初めて知った。枝の髄が階段状になっていた。 サルナシも階段状の髄、マタタビの髄は白く詰まっているとのこと。名前が紛らわしい。

宿舎に戻って
夕食はバーベキュー。若い人が川で釣ってきたウグイが6匹ほど。1匹いただいた。
あっさりとおいしかった。

その後、昼に観察したものの説明などがあった。

「災害に備える」お話では大雨・土砂災害・地震など「もしも災害に巻き込まれたら」と、
自宅で・職場で・旅先で・暑い夏に・寒い冬に・自分が大けがをしたら・家族が大けがをしたら・・など想像してみることが大切といわれた。

その後、ビール缶でランタンづくりを教えていただいた。

 
一番いいという「氷結」の缶で作ってみた。   右)持ち手付きで熱くない。
見ているほどうまくいかなかったが、やってみることが大事だ。
中に小さいろうそくを入れて火をともす。真っ暗な中ではこの灯りだけでも心強いことだろう。


ランタンに火をともす。  炎がキラキラ光ってきれい。 

アルミホイルとティッシュペーパーと食用油のキャンドル。

夜は2段ベッドの並んだ部屋で寝る。
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8月17日 キツネノカミソリは?

2013年08月17日 | Weblog
友達に誘われてキツネノカミソリを見に行くことになった。
友達は7月末ごろに満開のオオキツネノカミソリの群落を見たといい、もう見ごろが済んでいるのではと気を揉んでいた。
ちょうど約束していた日に観察会が行われるとのことでそこに参加することになった。
バスを降りたのは茨木市車作 ここから主催される会の案内でキツネノカミソリの自生地まで歩く。


安威川を渡る。下には細い川と懐かしい感じの橋が見えた。
上流ではダムが建設中のようだ。この辺りもだんだん様変わりすることだろう。

 
 車道から山道へ 散策路が作られている。  こんな山の上に咲いている?

到着したのは車作の森の藤谷という場所らしい。
そこで説明があった。

車作という地名は、天智天皇の頃、この辺りに産する良質のケヤキを使って御所車を作り献上したことから車作の名をいただいたことから。
この森は元はクヌギやコナラを木炭の原料として利用されていた里山だったところ。
利用されなくたって荒れた雑木林をボランティアの会が活動され、谷のネザサも手入れをした結果キツネノカミソリが見られるようになったそうだ。
クヌギやコナラの老木のナラ枯れ。山を守ることの難しさを話された。
車作の灌漑用水を作った江戸時代の畑中権内の働きの話。
キツネノカミソリについては
暑くて開花が10日ぐらい遅れているとのこと。  暑ければ早く咲くと思っていた。
そして、去年から?シカの食害がひどくキツネノカミソリはほぼ全滅だという。シカ避け柵を作った結果少しは回復したという。


案内してくださったがどこに咲いているのやらと思っていると、柵の中に細々とオレンジの花が見えた。


キツネノカミソリ 雄しべは花弁と同じぐらいの長さ 柵の網から写真を撮った。


数年前はこんな状態だったとか。 
「15年ほど前は山道の入り口から奥までキツネノカミソリがオレンジのカーペットのように続いていたんですよ」近くにいた方が教えてくださった。見たかったなあキツネノカミソリの大群落。
シカ避け柵の中だけでも群落が回復するかなあ。

それにしても、毒を持つといわれるキツネノカミソをシカが食べるようになったのか・・
どこかのオオキツネノカミソリもシカにやられて全滅だとか・・
シカの食糧事情が悪いのか最近は前には食べなかったものも食べるようになっているらしい。
シカも食べねば生きられず、困ったものだ。

座って弁当を食べていると汗がひいてきた。標高300mぐらいあるらしいが確かに涼しい。

その後、私たちは山を越えることにして会の方と分かれ、上へと登る。

 
 
尾根道のクヌギやコナラの老木 伐られ利用された証の台場クヌギ・山おやじ
そのほとんどがカシナガにやられている。根元の木屑 甘酸っぱい樹液の臭い。

急な坂道下って萩谷総合公園からバスで帰った。


         コマツナギ
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8月11日 御船の滝&高取

2013年08月11日 | Weblog
昨日は親戚が16人も集まった。もし全員集まれば20人。どうする?

今日は1泊した娘が高取の旧製薬会社の建物を見に行きたいという。
この炎天下のお昼前からである。

滝とか鍾乳洞とか涼しい所へ行ってきたらとの主人の言葉で川上村の御船の滝を見てから高取へ行くことになった。
車の中、クーラーをつけていても外の熱気を感じる暑い日。

国道から分かれ、井光川(いかりがわ)沿いの林道を上流へ。ぐんぐんぐんと高度を上げる。
冬に氷瀑を見に来たことがあるが、夏に来るのは初めて。さすがに涼しい。


御船の滝  山の上から落ちる水は細かく分かれて裾広がりになる涼しげな滝だ。
凍った滝とは雰囲気が全く違う。

 
展望台から見た滝 


雲が過ぎて日があたると滝の下方に現れる虹 消えたり現れたり・・


滝の横の岩の割れ目も虹色

 
    ヒヨドリバナ           モミジガサ


 夏に実がなるコバノフユイチゴ


滝前の小さい祠の前に置かれたスイカの皮の上でミヤマクワガタが交尾 
雌はスイカに頭を突っ込んだまま。

 
しばらくマイナスイオンを満喫してから降りる途中の谷川に足を浸す。夏を忘れる涼しさ。

そこから前よく水遊びに来たという吉野川支流へ向かう。
「今はどうなっているか気になる」という。

車のすれ違いも難しい細い道を走る。
子どもたちがお気に入りだったというあたりは、降り口がある場所の近くには道路端に車が並び、川では子ども連れなどが水遊びする姿が見えた。 


前はほとんどだれもいなかったのになあ。と懐かしがっていた。
よさそうな所は降り口がなし・・で、大人の水遊びの場所はなくなった?

いよいよ高取へ。滝で冷やした足もすっかり冷気が抜けた。

 
製薬会社だったという建物 詳しいことはわからないが、懐かしい雰囲気がある。 そこと関係あるのかどうか・・細い道の上に右と左の建物をつなぐ建屋があった。


近くに咲いていたナツズイセン 近寄るといい香りがした。

たまらん。焼けつく暑さに車に逃げ込んだ。
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8月8日 葛城山 24℃ 初秋を感じた。オオナンバンギセル カワラナデシコ オミナエシ

2013年08月08日 | Weblog
私は夏に葛城山に来ることが多い。バスとロープウェイを利用してのお手軽登山だ。
でも夏は葛城山のベストシーズンではないらしい。バスがちょうど良い時間にない。


今日も個人ではなく会だったのでロープウェイ山上駅に付いたらもうお昼前。
朝から汗が出る暑さだが温度計を見ると24℃ 麓とは10℃ぐらい涼しい。

 
ヤマユリが今見ごろ。あちこちで豪華な花を付け香りを振りまいていた。

 
山頂付近はカワラナデシコやオミナエシも見られ、赤とんぼ?が空を舞い・・秋を感じる。

 
オオナンバンギセルは蕾も多く今からが見ごろ。

  
       ツリガネニンジン            ノコギリソウ

          
     コオニユリ              ヒヨドリバナ

 
     アキノタムラソウ           ナツノタムラソウ 


     可愛いツクバネの実
帰りは数人がみんなと分かれてもう少し歩く。
バスの乗り継ぎが悪かったが、車で来た人に乗せてもらったおかげで下山してから暑い中歩かずに済んで助かった。   
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