みどりの野原

野原の便り

11月30日 タウンウォッチング 北妙法寺・地黄・内膳

2007年11月30日 | Weblog
娘達とスーパーへ買いものに行くついでにタウンウォッチング。


            矢継川(北妙法寺)

名前があるの?と言うようなのあまり流れのない3面張りの川
ずっと南へ流れていて、田原本の多神社の西に字は違うが屋就神社というのがある
そうだ。


            通称パンツ池

中央に土手のような張り出しがありパンツのような形。
まわりは改修されてパンツも浅くなっているが子供達にはなじみのなつかしい池


          微高地の崖(縁)

うちの子供たちの会話にはよく出てくる。
微高地というのは周囲よりやや高い地形のこと。
向こうの方は田んぼやけど、このあたりは微高地になってるから畑になってるや
ろ。と言われても、土地なんか平坦ばかりやないやんかと反論したくなる。
が、確かにこの辺は高い。写真のところはちょうど縁にあたるところで、はっきり
と崖状になっている。
ネットで見ても「微高地」という言葉が出ていた。


 柿本人麻呂神社(地黄町)重文

新庄の柿本神社から分祀されたらしい。
本殿は1間社隅木八春日造り
歌人の柿本人麻呂はなぞの多い人物らしいが、なぜ祭神になっているのかな?

万葉歌碑 「秋山の黄葉を茂み迷いぬる 妹を求めむ山道しらずも」がある。
太い藤が巻きついた大きいケヤキがある。


          地黄本村の村の中
        なつかしい感じの村中の道


        八木西口への近鉄の引き込み線

向こう右奥が大和八木駅 その西から線路が分かれている。
ずうっと昔、事故か何かで八木駅へ着かず、引込み線から八木西口へ着いてここで
降りたことがあった。
今も使われているの?と子供に聞いたら、吉野線の電車を五位堂の車庫へ運ぶとき
に使うことがあるらしい。へえ~。


         飛鳥川の桜紅葉(内膳町)

飛鳥川は今はまっすぐになっているけど昔は曲がっていてその跡がわかることろが
ある、というので歩いた。もう建物が建っていてわかりにくいが、あの建物斜めに
建ってるやろあそこからぐるっと曲がってた跡やと言われて ふ~ん。


        飛鳥川の向こう岸の紅葉が見事だった。

こんな近くにこんなきれいなところがあるなんて。(内膳町 八木駅近く)

近くといっても知らないことばかり。「へえ~」「ふ~ん」と言うばかり。

家から15分ぐらいのスーパーへ行くのに寄り道ウォッチングで往復3時間ぐらいかか
った。
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11月29日 箕面 自然農法の畑

2007年11月29日 | Weblog
市民大学仲間のYさんの畑を見に行った。

メンバーはYさん含め10人。箕面駅からは車に分乗して山を抜ける。

 
箕面の滝の上の道を通ったらしい。山はため息が出るほど美しい紅葉だった。
日本の秋ってすばらしい!

山を越え、高山集落を抜け、畑の近くの山道に駐車。

それからぐるりとハイキングすることになった。

高山集落は高山右近の生誕地で「隠れキリシタンの里」として知られているそうだ。

途中で小さな川を覗いていると、橋の反対側から川から上がってきた人が「たまに
参加されてますよね」と声をかけてこられた。
あらっ 大阪自然史博物館のS先生だった。こんなところでお会いするとは。
淀川プロジェクトの関係で水質の調査に来られたそうだ。
こんな小さい川まで調べておられることに驚いた。

キリスト教禁止令が出て、ご禁制を周知するための高札や隠れ寺かと言われるお寺
や2組のキリシタンの夫婦のものではないかといわれる墓などをまわった。


              高札

そして棚田の方へ。

         山に向かって続く棚田
有名だそうだが過疎化が進んで農業従事者が少なくなりつつある。

下のほうの棚田は圃場整備の真っ最中。交通が不便で過疎化が進んでいる中で圃場
整備の効果?

棚田に沿って山沿いの道を登る。農道はコンクリートで整備され、機械を入れるた
め田んぼへ広いコンクリートの坂が作られている。

けれど、あちこちに放棄された田んぼが見られた。
田んぼの中の草モミジが美しい。
放棄されたために水が抜けて穴があいた田んぼなど、痛々しいところもある。

Yさんが2年前に20年契約で借りたのは、そんな田んぼの中でも上の方の山に近い所。
放棄されてから20年ほどたって背丈を越すススキが原となっていたらしい。
そこを開墾して2年半になるという。
小さな棚田が3・4枚ぐらいだったか、かなり広い。


         シカよけネットをくぐって畑へ

一人で、機械も使わずに鎌と鍬とツルハシだけでやったというから驚き。

先日、何年も植え替えてなかったヤハズススキ1株を始末するのに難儀した私には信
じられない。

 
          今は果樹と野菜が草とともに育っている。

ススキは無理に抜こうとせずに刈って刈ってを繰り返すと枯れて、残った根は自然
に腐って空洞が出来空気や水分が入るという。

草も抜かない。肥料もやらない。もちろん農薬も使わない。
そういうのを自然農法というらしい。
「草や収穫した野菜の要らないものはすべて畑に帰す」それとたまに撒く糠が肥料
になる。
緑肥用に撒いたというムギなどがあちこちに生えていた。

種を撒いた時、苗を植えた上に刈った草をかぶせておくそうだ。
草の中に種を撒く。苗を植える。

草取りもせずにこんなに作れるんならいいよねー。
「あまり大きいものはとれないけどね」とYさん。

野菜にかぶせるマルチもポリではなく自然分解性(土に返る)のもの。ビニール紐
は使わず自然素材の麻紐を使うなどこだわっておられる。

草の生えてない畑が手入れが行き届いたいい畑だと思っていたが。

自然農法の話に奈良の桜井市のKさんの名前が出た。有名な方らしい。

楽そうに見えるけれど苦労もあるだろう。
Yさんは本を読んだり話を聞いたりしていいと思うことをやっていると言われた。

隣の人がたまに覗きにくるという。周りの人の理解もいる。
だんだんいい関係になってきたといっておられた。

そんな自然な畑なので畦にもいっぱい草がある。ヒヨドリバナやヤマラッキョウの
花が咲いていた。いいなあ。

畑にはいろんな種類の野菜・珍しい野菜とともに果樹も植えてあり、将来は果物狩
りも出来る。

将来子供達の体験の場にしたいという夢をもっておられる。

畑で持参の弁当を食べた後、まずサトイモ掘り体験
1人1株ずつ、手伝ってもらって、ハコベと共に掘り起こす。
掘った土は以外にふかふかしている。
サトイモを掘っていたら一緒にジャガイモがごろごろ。何でやねん。という面白い
こともおこる。楽しい畑だ。

 
    サトイモ      タキノカワゴボウ 掘るのは大変

 
        ヤーコン             食用菊を摘む
  
百姓の子だったのに畑経験全くなしの私。

ヤーコン掘り・ゴボウ掘り・下仁田ネギ・赤ネギ・食用菊などを収穫し、中まで青
い青大根・カブラのような辛大根の他、掘り上げ済みのサツマイモ・タマネギ・
ャガイモもお土産にもらう。

楽しい経験とたくさんのお土産。

みんな欲張りばあさん・欲張りじいさん状態

さて私はこれを電車に乗ってもって帰らねばならないのだ。

まあどうにか家へたどり着いた。

せっかくもらった新鮮な野菜。
すぐに料理に取りかかる。


              夕食膳
鶏肉と下仁田ネギの串・コイモのきぬかつぎ 練り味噌・ゆでジャガイモ・青大根
と食用キクのサラダ・大根葉入りご飯・にゅうめん・沖縄で買ってきたウミブドウ

まだまだ残ってるよ。
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11月28日 沖縄 4日目 首里城&まとめ

2007年11月28日 | Weblog
4日目 最終日

首里城公園(那覇市)
前来た時は建物の中には入らず素通りしたので、今回初めて入城。

石垣にアサヒカズラが咲いているのが見えたが、写真を撮る間もない、

廣福門・漏刻・瑞泉・歓会・守禮之門などを抜け、9時の開門の儀に駆けつける。


              歓会門


              開門の儀

台湾で見た衛兵の交替式を想像していたが、3人の門番?の1人の太鼓の音を合図に
簡単に門が開いた。

首里城正殿
14世紀末に創建され独立した琉球王国の王様の居城として政治経済文化の中心であ
った。
何回も消失し、復元されたものも太平洋戦争で焼け、平成4年に復元されたもの。

琉球独特のもの・日本・中国の影響を受けた建築様式が融合したきらびやかなもの
だった。


        王冠

             正殿

北殿
北殿は行政を行う場所として、外国からの客を迎える場所でもあった。
新収蔵品展が行われていた。
三線・長線・夜雨琴などの楽器の部品に鉄刀木が使われているのは南国ならでは
か?

王様の任命式の様子を表した模型が展示されていた。
新国王が誕生すると、中国皇帝のから使者が来て、王様の就任を認める儀式が
行われたという。
なんで中国から認めてもらわないといけないのかはわからないまま。


            任命式 
右天蓋の中にいるのがが中国からの使者 中央左が任命書を読み上げる使者の代理者 中央が新国王 

1時間はあっという間に過ぎ、これで観光は終わり。飛行場へと向かう。

まとめ
南部戦跡では
アメリカ軍からは「浮沈空母」とするため激しい攻撃を受け、
日本軍からは日本の砦として「死守」するよう迫られ、
降伏を許されず、降伏しようとした民間人は背後から日本兵に打たれ、前進も後退
も出来なくなり死ぬしかなかった沖縄の人たち。子供や若い人も含めて。
やりきれなさを実感した。

中部基地の町
前に東南植物楽園を歩いていた時、突然「ぐぉーー」と轟音が響き、天地がひっくり
返ったかと思わずしゃがみこんだ真上を大きな軍用機が通り過ぎた。
今回も飛んだ。前ほどは驚かなかったが、この轟音の下で人々の生活があることを
思う。
町にはYナンバーの軍関係車が走る。これもいろいろ問題があるようだ。

私達にはもう遠くなった戦争が今もここには続いているように思った。

北部
本部町(もとぶちょう)に近づくと、今まで見られなかった大型シダのヘゴやクワ
ズイモが車窓からたくさん見え、明らかに植物相が変わってきたことを感じる。

やっぱり北部が好きだなあ。
車窓からではあったがいろんななつかしい木が見れた。
モモタマナやオキナワキョウチクトウは実の季節だった。

格安ツアーの3泊4日 充分楽しめた。

帰りのリムジンバスでは羽曳野あたりから二上山にかけて山の紅葉がすばらしかった。
秋の紅葉はいいなあ。


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11月27日 沖縄 3日目 美ら海水族館・東南植物楽園 他

2007年11月27日 | Weblog
8時 ホテル出発

美ら海(ちゅらうみ)水族館((本部町)
沖縄記念公園内にある。ここは前にも来た事がある。

雨 風が強く、傘では間に合わない。

「タッチプール」

ヒトデやナマコの仲間など、浅瀬に住む危険のない海の生き物を触れる

前に瀬底島の海でシュノーケルした時、底にたくさんいたのはここに展示してある
黒ナマコだったことが判明した。


世界最大といわれる水槽にはジンベエザメ3匹・マンタ4匹・その他たくさんの魚
がいる。サメやマンタを複数飼育しているのもここだけとか、最長飼育記録とか水
槽内でサメの繁殖が成功したとか、この水族館はすごい。


世界最大の水槽 世界一のアクリルパネル (写真H提供)


        ジンベイザメが間近に迫る


          カラフルな魚が泳ぐ

サンゴも繁殖させて海に返すことを考えているという。

2時間の観賞時間もあっという間だった。

蝶々園(本部町)
オオゴマダラが飛び回っていた。
サービスのつもりか造花や帽子に蜜をスプレーしてチョウを集めているのはあまり
いいとは思わない。規模も小さい。

  
        オオゴマダラ        金色のサナギはきれいだった。

名護パイナップルパーク(名護市)
試食あり

黒糖工場(読谷村)
見学・試食の黒糖を食べ過ぎた。

東南植物楽園(沖縄市知花)
ここも前に来た事がある。
ラッキーにも雨も上がり、散策にはちょうどよかった。

1時間の見学でトックリヤシの並木のあるほうを回った。


          トックリヤシの並木


             キントラノオ
      
 
      オオベニゴウカン     タコノキの実 バラバラになって落ちていた

黄色いソシンカ(ヨウテイボク)と思ったのは同じバウヒニアの仲間のキバナモク
ワンジュだった。
今は花の多い季節ではないと思うが、ハイビスカス・ブーゲンビレアの他、
オオベニゴウカンやベンガルヤハズカズラ・キントラノオ・オオアリアケカズラや
カッシアの仲間・着生ランのバンダなどの花が見られた。
家にあるトックリラン(ノリナ)もここでは花が咲いていた。

沖縄市与儀にある今夜のホテルは、外国人の宿泊が多いらしく、添乗員さんに言わ
せると、外人向けの「けったいな和室」ということだったが、広々とした和室で
、風呂(日本式)とトイレも別で備品も揃っていて快適快適。

















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11月26日 沖縄 2日目 南部戦跡・玉泉洞・万座毛など

2007年11月26日 | Weblog
8時 出発

糸満観光農園(糸満市)
サトウキビから黒糖つくり体験
サトウキビを搾る機械にかけたり、絞り汁を飲ませてもらった。
煮詰めた汁を棒で混ぜると黒糖の出来上がり。お玉でカップに注ぎ、冷ましてお土
産にした。


             サトウキビ

 
          絞る             煮た汁を混ぜると粘っこくなる           

平和祈念公園(糸満市)
平和の礎(いしじ) (公園内)
24万人の戦争犠牲者の名を刻んだ沖縄の戦争でなくなった全国の人の名が刻んであ
る。国籍に関係なく外国の人の名も記され、県別に名が刻まれている。


            平和の礎

ひめゆりの塔・平和祈念資料館 (公園内)
ひめゆりの塔はあまりに小さかった。
資料館では、まだ平和だった沖縄師範学校・県立第一高等女学校の生活から戦争へ
と駆り立てられていった様子。

女生徒が軍事病院に配属され、だんだん追い詰められて壕の中での地獄のような負
傷兵の看護の様子などの写真や展示。
一人一人の顔写真にはなくなった場所などの説明が書かれていた。

生き残った人の書き残した体験の手記のようなもの、若い女性のあまりの過酷な体
験・・・

あっと、集合場所へ行かないと・・ もうちょっと時間がほしいなー。

沖縄ワールド(南城市)
玉泉洞
日本第2の長さがあるらしい。
全長5キロの内、890メートルが公開されている。


              槍天井


         絞り膜 

エイサー広場で躍動感あふれるエイサーを見て、熱帯フルーツ園を見て食べて、
集合時間10分前に集合場所へ到着。 ・・したはずなのに、バスがない!

時間を15分勘違いしてた。タッチの差で出てしまったらしい。

残ってくれた添乗員さんとタクシーで次の場所へ先回り。
大失敗。ごめんなさーい。

新原ビーチ(南城市)
グラスボートには乗らずに海岸を散策 風がきつい。

岩場にはクサトベラ(花2.3残っていた)・タチアワユキセンダングサ(他の場
所でもたくさん見られた)・アメリカハマグルマ(花あり)・シマニシキソウ(花
あり)・アダン(実あり)・オオバギどれもなつかしい植物だ。
店のそばにはテイキンザクラの花が咲いていた(季節はずれ?)

万座毛(恩納村)
隆起さんご礁によって作られた象の形の岩などを見る。
モクマオウ・モンパノキ(ツボミは始めて見た)。タコノキ・ソテツ・フクギ?
(テリハボク?)

6時まえにホテル着(名護市)
全室オーシャンビューの12階 広い部屋 いいやん!
ただ天気が悪く、見晴らしが悪くオーシャンビューが台無しだったが。
夕食バイキングも良かった。



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11月25日 沖縄 格安ツアー 1日目 (11月25日~28日)

2007年11月24日 | Weblog
安さにつられ、やって来た沖縄。

25日(日)

昼過ぎの出発で楽チン

夕方5時前那覇到着 24度 霧雨
バスでホテルに移動 
道路端のギンネム、時々通り過ぎるホウオウボクやヤシ 沖縄に来た実感。

那覇市にあるホテルはビジネスホテルのようなシンプルなつくりだが、最近出来た
ばかりで新しいのが気持ちよく、寝るのには充分。
大浴場 とはいかないが中浴場程度の風呂あり。

夜は自由食を選んだので、国際通りの郷土食の店に入って沖縄民謡を聴きながら、
シークワサーのチュウハイで好きな料理を注文 久しぶりのウミブドウおいしい
~。沖縄だ~。
食べてしまってから写真を撮るのを忘れたことに気がついた。

その後、国際通りを歩き回った。
街路樹のホウオウボクはサヤがぶら下がっていた。アカギも実が落ちていた。


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11月23日 奈良タウンウォッチング

2007年11月23日 | Weblog
娘と奈良を歩いた。

ちょっと違う道を通ると知らないものに出会う。

 
       奈良カトリック教会にあったアラカシ
株立ちになっていた。それとも何本かがくっついているのか?


これはシラカシ?これも貫禄充分


       文化会館前のきれいなモミジ

建築やタイル・窓や建造物や地形などに興味がある娘はなんでもないような町を
歩いても目の付け所が違うので面白い。変哲もないような町もおもしろがっている。
いろんな楽しみがあるものだ。
今日は私もお付き合い。といって結構話は合うので一緒に楽しんだ。

 
      川の名残の橋の石標を2つ見つけた 
     (左)永代橋          (右)威徳井橋

奈良女子大の近くにあった。 今は道路になっている。
近くに、ここは元は川かと思われる斜めの道があった。


       お風呂屋さん 勇湯
奥に煙突もあった。ここはまだ営業しているらしい。
昔からの風呂屋(銭湯)はどんどん消えていっている。


入り口のガラス戸の両脇にあった。
靴箱にしては小さいし・・と思ったら、傘箱だそうだ。
横に差し込むらしい。


    今日の終点 奈良ホテル(明治42年築) 
建物ウォッチングも兼ねてお茶して帰った。

見所を変えればまだまだ知らない奈良がある。
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11月21日 食材 エアポテト・キクイモ・オオタニワタリ・シカクマメ

2007年11月21日 | Weblog
エアポテト

  
里山クラブのSさんからいただいたエアポテト
これがムカゴとは。10センチぐらいある。
 

皮を剝くときれいな黄緑色に。でもすぐ茶色っぽく変色。 アクが強そう。

てんぷらにした。
ヤマイモの仲間だけどさくさくしてなくてジャガイモに近い食感だった。

キクイモ


気になっていたキクイモ。
これも里山クラブのSさんからいただいた。芋はごつごつしていて剝きにくい。

これもてんぷらにした。
エアポテトより固い。水につけておいたせいか、苦味やエグ味はほとんど
ない。

味は正直どちらもそんなにおいしいというものでもない。

オオタニワタリ


      上がオオタニワタリ 下がシカクマメ

Sさんの西表土産 沖縄や奄美大島で食べたことはある。

背丈ほどもある大きい葉が中心から外に向かって広がっているシダで、この芽が食
べれるとはとても思えない。人間ってなんでも食べるなあと思う。
てんぷらが無難だが、今日はゆでておひたしにした。
形を残して大きく切ったので、ちょっと固め。くせはない。

シカクマメ

シカクマメもSさんの土産

このごろはこの辺でも見かけるようになってきたが、小笠原父島で食べたのが初め。
食堂で出てどんなものかと実物を見せてもらったのが初めての出会い。
これもさっとゆでてかつおぶしをかけた。
切り方が粗かったのでちょっと固め。どちらもてんぷらの方が無難だ。

まあ珍しいものが好きなのでなんでも食べてみる。

サネンモチ

これも奄美大島で食べたなつかしい味
ゲットウの葉に包んである。

カリン

輪切りにしてカリン酒にした。 さて1個のカリン種は何個入っている?
 
             カリン


    なんとびっくり! 160個も種があった。(暇!)
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11月20日 ううわぁぁぁ~いやあぁぁぁ~ぎゃぁぁぁ~ 無情!

2007年11月20日 | Weblog
午前中薬草園を案内してもらい、珍しいものを見て写真もいっぱい撮った。
お昼はおいしいランチ。
感動を引きずって午後のスケジュールの試験地へ。

ここもなかなか来れない所だけに、歩き始めてすぐあちこち写真を撮っていた。
・・が、アーまた動画で撮っちゃった。消しとこ。

ところが指が・・勝手に・・・・・・
ううわぁぁぁ~いやあぁぁぁ~ぎゃぁぁぁ~ 待って~~違うよ~~
慌てて電源をオフにしようとするが、オフにならな~い。なんでオフにならないの~?
ぎゃぁぁぁ~

そして・・「撮影画像はありません」ーーーーーーーーーあぁぁぁ~

後で友達は「ボルネオで首にヤマヒルがついた時以来の声やったよ」

自分でやった失敗だけど・・・

南大東島の地底湖に体ごとはまって、デジカメがパーになった時でさえ画像は助か
ったのに・・・

無情にも午前中の全画像が消えてしまったのだった。あーあ

午前


       シダレカツラ 落ち葉は甘い匂い


   フェイジョア(写真kさん提供)
落ちた実を割ってもらって食べた。香りが高く好き。

 
    メボウキ(バジル)     前に使ったバジルシード(スイートバジルの種)
      
  
バジルシードを水につけると・・・カエルのタマゴ状になる。
タピオカのようにココナツミルクなどに入れて食べる。

 
        オリーブ 
果肉をつぶして手に塗った。油は実から作るが、果肉もオリーブオイルみたい。
超新鮮ウルトラバージンオイル

午後

思い出しては時々ため息をつきながらマツの試験林などを見学した。


         ラクウショウ 一面の気根


          カンレンボク 
       たしか大阪府立大学で見た


          ヤクタネゴヨウ 
食用になる松の実はヤクタネゴヨウやチョウセンゴヨウから採る。

 
        ブナの葉に点々とついたムシコブ
調べてみようと思って検索したら、なんと「みどりの野原」が出てきた。
前にクヌギハマルタマフシのことを書いた(11月14日ブログ)のが引っかかってき
たらしい。結局ブナのムシコブの答えはわからないまま。


           山の紅葉


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11月18日 大和川源流

2007年11月18日 | Weblog
源流体験ツアーに久々3人で参加

全国ワースト1の汚名のある大和川。

大和川源流を確認し、よい水質を保ったままで大阪湾へ流せるよう意識をもって暮
らしていこうという趣旨のツアーで、大和信用金庫の大和川基金を元に開催されて
いる。

桜井駅からマイクロバス3台に分乗し、30分あまりでバスから降り、高おかみ神社に
立ち寄った後、山沿いの田舎道を歩き林道に入る。

源流
          

             林道

30分ぐらいで左へ藪を入ると、源流があった。


         源流

細い谷川の上から岩の間を水が落ちている。

この一滴がやがて初瀬川になり大和川となって大阪湾に注ぐ。

もっとも、大和川本流の源流とされるものは都祁の田んぼの中にあるそうだが行っ
たことはない。機会があれば行ってみたい。

水生昆虫観察
少し下ったところで水生昆虫を観察した。
田んぼの横の小川ですでに採集されたものが水槽の中やバットの中に入っていた。

網を入れてコオイムシを捕まえた子もいた。

小魚やドジョウ・サワガニ・イモリ・サナエトンボやオニヤンマのヤゴ・タイコウチ
・マツモムシ・トビケラ・カワニナなどきれいな水に住む、水質の指標となる生き
物が採れていた。

オニヤンマは幼虫で5年を過ごすという。良い環境が維持されないとヤゴは暮らして
いけない。逆にいうとオニヤンマの幼虫がいるというのは、良い環境があるということ。


タイコウチは昔はよく田んぼにいたものだが。このごろは見たことがなく、久しぶ
りに見た。

ドジョウも田んぼの横の小川にうじゃうじゃといたものだ。

昔のままの小川がここにあった。

なんでもない小川、それが気が付いたらなくなっていた。

その後、三谷山野草の里で手作り弁当をいただいた。

三谷山野草の里
山にある野草の保護を目的に始められ、今はボランティアとともに里山を守る幅広
い活動をされている。

 
弁当はすべてこの周辺でとれた完全無農薬野菜を使って作られたものだ。
ムカゴやササゲ入りのおこわ・キクナのおひたし・ハヤトウリなどの煮物・テンプ
ラ(ヨモギ・ウドの葉・そばの花)カキとハヤトウリの酢の物・漬物(ハヤトウ
リ・ハワサビ)サツマイモ甘煮など

 
     ハスイモの入った味噌汁         ハスイモ 

風もあってすごく寒く、震えながらお弁当をいただいた。

午後は
山野草の里散策

花の少ない時期だが、ここには630種の植物があるという。
ハダカホウズキの実の赤・サワフタギの実のブルー・ノササゲのムラサキの実・
ウドの黒い実など、実がきれいだった。



湧き水の池もあり、棚田の下のほうにはビオトープも作り始めているそうだ。

前庭では竹やドングリのクラフトもされ子供も楽しんでいた。

水質汚染の原因の第1位 生活排水を、ME(有用微生物群)をつかった廃油石鹸
などでの浄化しようとしておられるグループもあって、お土産に石鹸をいただいた。

手作りのガマズミジャムとハヤトウリを買い、切ってもらった太い竹とカザリナス
もいただきお土産で重たいリュックとともにバスに乗った。










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