みどりの野原

野原の便り

4月29日 高取城

2015年04月29日 | Weblog
「いっぺん高取城へ行きたい」と言っていたので行くことに・・
「でも山道は苦手」という。街歩きは得意なのにね。

でも少しは歩いてももらおうと、分岐の近くに車を停めて歩く。

苦手と言っていた娘も山道の花やら何やらしゃべりながら順調に歩く。
 
        タニソバ            チゴユリ   

 
       クサノオウ            シャガ

 
       ウラジロの芽      ヒトデのようなシダの芽  山の造形

せっかくここまで来たんだから五百羅漢も見て行こう。
 
岩に彫られた羅漢さま。 崩れた岩にも、彫りの深いもの浅いもの・・
全部で何体の羅漢さまがいらっしゃるのか。 

 
     いろんな姿の羅漢さまの中で、こんな可愛い羅漢さまも。

 
「こんなんが落ちてたよ」と持ってきたのはムベの花 木の上の方に巻きついているんだろう。  
所々にツタウルシがあったのでかぶれることを教えてやった。

  
        木の階段を登り、もう少しいくと城跡・・

 
    立派な石垣 この石垣の上にお城が立っているのを想像した。


大手門跡の近くに立つ看板によると、明治20年までは城郭があったそうで、取り壊す前にこの場所から撮った写真(右)が写っていた。左はその写真に基づいて作ったCG写真 

 
スギの大木が何本かあった。       高取山の3等3角点 標高584m

  
景色を見ながらお弁当を食べる。             新緑の山

 
帰って昆虫図鑑をパラパラ見たらすぐ見つかった。ヨツモンクロツツハムシ 

帰りは車道を降りた。
 
        ウリカエデの果序         満開のコバノガマズミが見れた。
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4月28日 久しぶりの金剛山麓

2015年04月28日 | Weblog
今年初めての金剛山麓 すっかり春の初夏の?様相だ。

 
      一重のヤマブキ 満開        オオツクバネウツギ

 
        ニリンソウ              イチリンソウ

 
         ミヤマキケマン           ミヤマハコベ

 
ツクバキンモンソウのようです。 どっちがどっちだったかすぐ忘れる。
                     右)ニガイチゴ
 
ヤマザクラ?カスミザクラ? 新緑の中のサクラは美しい。  ウワミズザクラ
途中で、知り合い2人に出会った。言われてウワミズザクラに気が付いた。そばのサクラを撮っていたのに明るい空と一体になって気がつかなかったのだ。
山のサクラが所々あるのに、道ばたにサクラを植樹される。なぜ?


その場で「イワボタンと思う」と言ったもの。ほとんど花は終わっていた。
帰って、撮った写真を見たら1枚だけ黒っぽい葯が写っているのかあった。「ヨゴレネコノメ」かもしれない。ヨゴレネコノメはイワボタンの変種 
こんなこともあるので、あまり信用せず自分で確認しましょうね。


もうぼちぼちフジのシーズンが始まるなあと思って来たが、ぼちぼちどころかあっちもこっちも満開だ。

帰り、友達がストップをかけるので降りてみたら・・


シロバナハンショウヅルが満開だった。 うれし~。
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4月27日 馬見丘陵公園 

2015年04月27日 | Weblog
久々の馬見丘陵公園 今日は北の方を歩く。


チューリップ祭が済んだばかりの花壇   チューリップが残っているところも。


今はネモフィラが全盛 この草の間にチュウリップが植えられていたらしい。
ブルーが涼しげ。        右)ネモフィラと共にさく八重のチューリップ


 ツマグロヒョウモン雌が蜜を吸いに。


キングサリの表示があった。東南アジアにあるゴールデンシャワーと同じと思う。
                 右)初めて見る花 イペ ノウゼンカズラ科
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4月26日 レンゲ畑

2015年04月26日 | Weblog
大阪のレンゲ畑 ここはこの時期開放されているようだ。
奈良でもこんなレンゲ畑は見たことがない。まして、入って遊べるなんて・・

 
子どもや大人 大勢の参加者 子どもはもちろん、大人もレンゲ畑へ入るのはうれしい。

レンゲ畑から淀川堤防まで、田んぼや道ばたの花や虫を観察しながら歩く。


淀川の堤防を埋め尽くすように咲いているのはカンサイタンポポばかりなのも不思議。
純粋の?西洋タンポポはこの辺にはなさそうだ。
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4月25日 長居公園 植物園

2015年04月25日 | Weblog
長居公園 
ソメイヨシノは終わって、今は八重のサクラが咲いている。
春爛漫 でもまっすぐ歩いていたら見えないものもある。

 
  満開のベニバナトキワマンサク        アズキナシも満開


地面一面に散り敷いていたハルニレの枯れた果実 まだ枝に残っているものもある。

 
  オニグルミ 近寄ってみたら雄花の穂があった。 
    右)ベニバスモモ 果実が数個 たわわになっているのを見たことがない。

植物園

 
       まぶしいようなポピー       牡丹は優雅に

 
  ちょっと地味なヒメコウゾ 雌雄同株 異花 左)雄 右)雌の花序

 
同じ仲間のカジノキは雌雄異株 これは雄花序  カラタネオガタマ いい香り


 アオスジアゲハ 羽化したてか?地面をひょろひょろと移動していた。 
クスノキの間を飛び回っているものもいた。

一番おもしろかったのは・・
 
ワラジムシのようなオオワラジカイガラムシ 木の幹を10数匹はいたか?わらわらと歩きまわっていた。 これは雌の成虫とか。カイガラムシと言えば成虫になるとしっかり固定してしまうイメージがあったが。   
         右)しばらくして雄の姿も見れた。雄は有翅 交尾中らしい。
次に行った時には移動を終わったのかまったく姿がなかった。 
不思議なカイガラムシだ。 
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4月24日 観察会 本番  そっとしておきたい。

2015年04月24日 | Weblog
ベストシーズン 晴れの爽やかな日 最高の観察日和となった。

ベスト5を紹介

 
    ①ヤマルリソウ 不思議な花の作り ひとつ分解してみた。

 
       ②チゴユリ             ③トリガタハンショウヅル

 
      ④ムロウテンナンショウ        ⑤エンレイソウ 


下見で見つけた極小キノコ 次に行った時に見落としたほど。 アオキオチバタケ
アオキの枯れた葉だけに付く。 

そっとしておきたい場所。

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4月22日 うちの庭

2015年04月22日 | Weblog
ブログ 遅れてま~す。   お得意のボチボチで・・・

その間に庭の花を紹介
 
 スパラキシスとシラユキゲシの競演・・・実はシラユキゲシが侵入して来ているのです。
くっきりしたスパラキシスの花色はどんな意味があるのか?

 
エビネ たくさんの花茎が立っている。          白花サギゴケ

 
 ムサシアブミとウラシマソウ 気持ち悪いなんて言わないで・・


  斑入りアマドコロ   ホウチャクソウもあったような・・撮っていない。 

 
         タツナミソウ       ミヤマオダマキ   ・・・紫シリーズ 

ヤマブキも咲き始めている。 
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4月21日 飛鳥 コースを下見

2015年04月21日 | Weblog
5月16日のイベントのコースを3人で下見

 
        ウマノアシガタ              シャガ
   
 
         ノヂシャ              キクモモ        


    ヒトリガの幼虫 もこもこと歩く。

本番まで2週間あまり。どんな花が見れるかな?  
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4月19日 能登半島②-2 垂水の滝 白米千枚田 能登牛? 能登島 温泉

2015年04月19日 | Weblog
道の駅「すず塩田村」からすぐのところに滝が見えた。
 
海へと流れ落ちる落差30mの垂水の滝 そばにトンネルが見える。
     「なんかこの辺の岩、緑っぽくない?」そういわれれば。
     右)海岸へ下りてみた。浜の小石の中にも鮮やかな緑石が混じっていた。


トンネルを抜けた所にある「窓岩」 
トンネルひとつ隔てたこの辺の海岸には緑石はなかった。
これを書きながらふと思いついて「能登 緑石」と検索してみたら・・
能登七尾市の「海緑石」が出てきた。専門的な記述でよくわからないが、多分それに関係するものに違いないと思った。

白米千枚田(しらよねせんまいでん)
「能登の里山里海」は日本初の「世界農業遺産」に認定されている。
 
山から海へ美しく連なる棚田 細かい区切り。水溜まりのような可愛い田も。 
     右)ちょっとズーム 全部に水が入ればもっと美しいことだろう。
車道(写真には写ってない)の上側にも棚田が続いていた。
山も田んぼも海も、うまく人が関わって維持できたらいい。

 
輪島 もうお昼時 朝市は片づけかけていた。 ここでお昼を食べることにした。
昨日は海鮮だったので、今日は能登牛 能登牛・・
海鮮の店は多いが肉が食べられる店はなかなかない。
やっと見つけた店に入る。メニューを見ると・・・能登牛ステーキは5000円超える。
お昼に5000円は・・・貧乏人はつらい。  右)頼んだのはステーキ丼 2000円弱 能登牛とは書いてない。「これは能登牛じゃないですよね?」「この値段で能登牛は出せません」わかってます。もっとも「能登牛です」と言われれば「やっぱりおいしいね」と多分言うだろう。
でも柔らかくて味もよかったので、分相応ということで納得。

 
七尾線の西岸駅に立ち寄る。無人駅だ。 ホームへ続く階段 いい雰囲気
七尾線の駅の愛称は小牧風駅(おまきかぜのえき) 他の駅も愛称が付いていた。

 
あれっ?駅名板が二つある。「湯の鷺」?? 駅舎の中に入ってわかった。
テレビアニメのモデル駅だったのだ。 紛らわしい。

時間があるので能登島へ渡ってみよう。

中能登農道橋(愛称ツインブリッジのと)を渡る。雨がひどくなってきた。
水族館を目指したが、ゆっくり見ている時間はない。

道の駅のとじま


珪藻土で作られた七輪があった。地下から切りだした珪藻土の塊から切り出して作る「切り出し」という作り方らしい。「成型したもの」と思っていた。へえ~。
去年蒜山で珪藻土の露天掘りの現場を見ているが、層になった土はもろかった。

昨日通ったところにも珪藻土の表示があったのでできたら現場を見てみたい所だ。


通りかかった「ひょっこり温泉」どんなところかな? 入ってみよう。
日帰り天然温泉らしい。
露天ぶろは広く、屋根付きなので雨も平気。あ~気持ちがいい。
ゆったりした後、能登島を出る。


     能登島大橋を渡って輪島へ。

「インライト珪藻土資料館」があった。
ちょうどいい。見たい。と車を停めたが、閉まっている。休み?
15:00までだった。残念。もう16:50だ。

輪島駅はすぐ。
ガソリンを入れにスタンドへ行くと・・半分閉まりかけている。
ぎりぎりセーフ。珪藻土を見てたら間にあわないところだった。
時間を目いっぱい使って有意義な初めての能登。
まだまだ見どころがありそうな能登だった。
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4月19日 能登半島②-1 間垣 寄揚の浜 塩田 白米千枚田 西岸駅

2015年04月19日 | Weblog
今日もお天気。
昨日会話した同宿の男性が「朝日見ましたか?」「あ。忘れてた」という失敗はあったが・・予定通り出発。

道沿いに間垣をめぐらせた集落があった。
「間垣」は日本海から吹き付ける冬の風から家屋を守るために生まれた生活の知恵。日本海に面した冬の風 想像できないけれど。



いろいろな作り方の間垣 畑を守る間垣もある。少し離れた所にも間垣のある集落があった。自然素材の間垣のある景色はいい風情を醸し出している。

絶景が続く。
 
木之浦展望台 どこも海がきれいだ。      白い花はシャク?

 
椿展望台 1本の大きいツバキの木 もう花は終わり。
           右)あたりは菜の花が咲き乱れていた。遠慮がちな看板


斜面は一面フキ 能登はどこもフキだらけ。こんなフキの多いところは知らない。

寄揚の浜
『加賀3代藩主 前田利常公が貧民救済の一助として製塩業を奨励。この西海地区にあった揚げ浜式塩田は昭和34年に姿を消した』

江戸時代以来、今も製塩に必要な粒子の細かい砂がこの寄せ揚げの浜から各地に運ばれ塩づくりをされているらしい。浜に下りてみたが、どこに砂が??もっと沖の方かな?

 
寄せ揚げの浜に「ゴジラ岩」?ああ遠くのあれかぁ。遠いので迫力に欠ける。 
    右)私が勝手に名付けた「ライオン岩」ケニアの岩の上の雄ライオンの姿。

通りかかった塩田に立ち寄る。揚げ浜式塩田はぜひ見たいところだった。
おじさんがおられた。「塩づくりは20日ごろからです」 
塩田は砂がきれいに整えられて準備万端のよう。
昔は海から桶で海水を運んでいたが、今はポンプでくみ上げるとのこと。
お天気を見ての塩づくり、実際には天気を読んで、水分の蒸発具合を予想し、砂の厚さも調整するらしく。想像するよりはもっともっと大変なのだろう。

 
土の上に敷き均された砂。ここに海水を撒き太陽で水分を蒸発させ。塩の付いた砂を集めて海水で濾過して濃い塩水を作り、それを釜で煮詰めて塩を作る。
       右)昔使われていた、たらいと海水を撒く桶「今は撮影用です」
朝どら「まれ」ではこの伝統的な海水を撒く場面が見られる。

 
  塩を炊く釜 塩がこびりついていた。    塩づくりの道具いろいろ 

 
            砂を均したりする道具


塩をお買い上げ。「おいしいおにぎりを食べたいから塩を作ってます」

しばらく行くと、道の駅「すず塩田村」があった。
中に、塩の資料館があって100円払って入場。すごく充実していて勉強になった。
塩づくりの歴史 塩の用途では薬用・食品はもちろん、窯業・セメント・ゴム・ガラス・染料など工業用・・思いもしないところにも塩が使われている事を知る。
砂糖を作るのにも塩が必要らしい。
藻塩焼き(縄文~奈良時代)・入浜式・流下式・イオン交換膜法など塩づくりの方法。
また、ドイツやアメリカなどの岩塩の大きい塊も展示。
目で見えない海水の塩を集める国、岩のような岩塩を掘りだす国 いろいろだなあ。
そばには塩田があり、見学用のイスが並んでいた。

売店でウド1束100円と 神馬藻(じんばそう ホンダワラのこと)を買った。
夕べの海藻鍋で出てきたもので、ホンダワラが食べられるとは知らなかったのだ。                            長くなるので、次につづく。
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