緑地体育館で毎年子育てをするチョウゲンボウ。
今日は卓球の時にカメラを持って行って写してきた。
2羽写っているが右にもう1羽いた。
ヒナは全部で4羽?いるらしい。
近くを飛ぶ練習をしていて巣立ち間近だそうだ。
子育て中は毎日カメラマンが来ている。
先日(5月20日)万博公園から、目薬のジップ袋に入れて持ち帰った ヒモワタカイガラムシ の卵のう。 5月20日ブログ参照 ココ
密封したまま置いてあった。
ふと、見ると・・。
袋の中に”埃”が見えた。何??
よく見ると・・
見えますか?この粒々。 触角と脚が6本。
お~~! ヒモワタカイガラムシがふ化したのだ~。
この数、半端ない。
万博公園のユキヤナギはどんなになっているか・・
天敵の虫や鳥の餌にもなるだろうが。
幼虫を育てるまではようしないので、しばらく置いてからゴミの日にポイ。
ごめんなさい。
うちのガレージに今年も来たツバメ。
4月12日に第1報を書いた。
1羽巣に入るのを見る。
本気で子育てする気なのか? 下見に来ただけなのか、わからない状態。
・・というのも、一昨年、巣に来ているのに一向にヒナが生まれる様子もなく、結局、ずいぶん日がかかったことがあったので・・
4月22日
巣の下には糞。その近くに干からびた コウガイビルがあった。
5月11日
時々巣にいるらしい。今は留守。
ツバメが来ると、家族は何かと気になり「巣に来てたよ」とか、ツバメ情報が飛び交う。
「朝飛んでましたよ」「生まれましたか?」などご近所さんもヒナの誕生を楽しみに待たれている。
5月12日
一昨年の巣を基礎に、去年積み増し。そして今年も積み増し。
豪邸だ。巣が深いが、中はどうなっているのかな?
5月14日
巣から頭が見える。親が抱卵しているのか?
巣が深くなって見にくいのだ。
5月21日
親ツバメが帰ってきた。
ヒナ3羽見える。いつの間に生まれたのか?
夫がいうには「例年は親鳥が巣に戻ってくる前はヒナはやかましく鳴くのに、今年はあまり声を立てない」だから「ヒナが生まれたかどうかわかりにくかった。夜だけ寝に来ているのかと思った」と。
5月28日
ヒナの頭が見える。だいぶ大きくなっているようだ。
5月29日
大きくなったヒナ。
天井との隙間が狭く、窮屈そう。
たまに飛ぶ練習もしているらしい。
今日は近畿地方つゆいりです。 次へ続く。
(勘違いしてたので書き直しました)
午後、裏のあたりが騒がしい。
見ると裏のお家の屋根の上に鳥がいる。
イソヒヨドリのヒナらしい。
巣立ちしたばかりのようで、屋根の上をチョンチョン歩いていた。
そして・・
近くの屋根には イソヒヨドリのたぶん親。
ヒナが気になる様子で、鳴いて飛ぶように促しているようだ。
近くの電線にはムクドリの姿。これを警戒していたのか?
夫によると、イソヒヨドリが近所の戸袋に出入りしているのを見たとか・・
しばらく成り行きを見ていたが、その内ヒナは・・あっ 飛んだ・・
イソヒヨドリの親もどこかへ行った。
ひ~さしぶりに、気になるところへ。
イワガラミ
ネジキ 1本だけだったけど 花が見れた。
エビガライチゴ 若い茎には赤い腺毛や毛、それにトゲ。
派手な武装だなあ。
ニガイチゴ・クマイチゴもあった。
コショウノキ もうこんな色づいた実も。
マルミノヤマゴボウ? ヤマゴボウ?
花弁(ガク)も雄しべの葯も白い。
マルミノヤマゴボウと思っていた。
葯がピンクのものに初めて気づいた。
マルミノヤマゴボウ・・と思っていたけれど・・
「ヤマゴボウ」は雄しべの葯が淡紅色。と書いてある図鑑も。
マルミノヤマゴボウと違うのか?
ヤマゴボウというのはちゃんと見たことがない。
「マルミノヤマゴボウ」か「ヤマゴボウ」かの決め手は、心皮が離生しているかどうかとのことなので、次に見た時よく見てみようと思う。
いつになるか・・
ナガバヤブマオ こんな感じ
茎は角の丸い四角で、中央部に濃い赤紫の筋があるのに初めて気づいた。
図鑑やネットにも書いてないが、見るもの見るものみんなそんな感じだった。
ウツギ 満開
ヤブウツギ ウツギの仲間は今が盛り。
キジョラン 果実 まだ小さいが初めて目の前で見て感激!
去年、高~いところで見たと思った実は、次に行った時にはわからなくなっていてがっかりしたのだった。
無事に大きくなってくれればいいが。
そして、キジョランに付くアサギマダラの卵も幼虫も蛹も見つかず。
新しい食痕もあまりなかったなあ。
蛹の抜け殻が1つ葉の裏にぶら下がっていた。
キジョランについていたのはチャバネツヤハムシらしい。
カメノコテントウの幼虫のようだ。
大きいテントウムシの仲間 成虫は見たことがある。
幼虫も成虫もクルミハムシの幼虫を食べるとのこと。
そばにあったオニグルミの葉に付いていたこの黒い幼虫。すごい数だった。
これがクルミハムシらしい。写真を撮っておいてよかった。
これだけいると、しばらくは食糧にも困らなさそう。
マタタビの葉にエダシャクの仲間 見つけたぞ。
赤い葉柄に擬態しているつもり。
もうひとつ見たかった・・ウツギノヒメハナバチ
ウツギの開花に合わせて繁殖するハナバチの仲間。
地面にあいた穴ぼこ。平らなのや山状のや、クレ-ターのような形。
穴から出てきたのはウツギノヒメハナバチ。
頭に黄色い斑があるので雄らしい。雌を探してうろうろしている。
右はアリの仲間 何かを期待しているのでしょうか?
頭の斑は見えないが、これも雄だと思う。
雌はウツギの花粉や蜜を脚につけて持って帰り、穴の中へ運び入れ、花粉団子にして、そこへ卵を産み付けるしい。
しばらく見ていたが、花粉を付けた雌は見つからなかった。
時間帯によるのか? 時期によるのか?
(後日降った大雨で、巣は大丈夫だったかなあ)
3人で下見をしました。
好きなところですが、他では見たことがあるが、ここでは初めて見かけた花もありました。
大勢で歩けば又何か見つかるかも。
本番のお天気を祈っています。
日本書記講座
前回、天武天皇12年 「今より以後、必ず銅銭(あかがねのぜに)を用いよ。銀銭(しろかねのぜに)は用いることなかれ」と。
しかし、銭としては使用してはならないが、地金としては使うことを許された。
その関連で、今日は古代の貨幣についてのお話。
無紋銀銭
・飛鳥時代 天武天皇 近江朝(667~672)の頃に発行されたと推定されている。
・日本最古の貨幣といわれている。
・(以後の鋳造の銅銭と違い)「中央に孔をあけただけの円盤」
表面に「田」「〇」「✕」などの記号や、文字を刻んだものがあるが、どれ一つとして同じ大きさや形のものはない。
・出土地は、畿内とその周辺に限られ、飛鳥時代後半の、近江の大津京や飛鳥の藤原京を中心とする傾向がある。飛鳥の川原・阪田・石神・飛鳥池からも見つかっているそうだ。
・実際に貨幣として流通していたのか、何のために使われたのか不明。
舎利容器の中からの出土例もあり、祭祀具の性格が強いのではとも言われるが定説はないそうだ。
1994年12月京都市北白川小学校の発掘調査で見つかった無文銀銭には「高志」と「T」が刻まれている。
「高志」とは何か?地名なのか人名に由来するのか?
リーフレット京都の「北白川の無文銀銭」記述によると・・
・中国では「高志」は「志を高く持つ」の意味で使われる吉祥句
・地名説では・・
越後・越中・越後などの地域の古称が「越」「高志」
明日香村の越(高志)
・人名説では・・
高志連村君など、氏族名の「高志」。
僧行基の父、高志才智などの人物がいる。
そして、「北白川の無文銀銭」の著者の先生は「高志連の氏名(うじな)は明日香村越(高志)の地名に基づくものと考えられており、人名説中の最有力候補である」と書かれている。
推定の域をでないとのことだが、無文銀銭に彫られた「高志」が飛鳥と関係するかもしれないと思うとうれしいですね。
銀の板を古代の誰かが、コンコンと打っている姿を想像した。
富本銭
・683年(天武12)に初めて鋳造されたと考えられている、日本最古の公的な銅製の鋳造貨幣。
実際に流通したのか、護符・まじないのようなものだったのかわかっていない。
・1999年(H11)1月飛鳥京跡の飛鳥池工房跡から33枚の富本銭が発掘された。
(それ以前にも出土しているが少数だったとか)
・飛鳥池工房出土の富本銭と、藤原宮跡で出土した富本銭では、字体・材料の成分・重さなどに違いかあることがわかった。資料の新聞記事によると、
藤原宮跡の富本銭は、「富」の字が「ワ冠」・口と田の左側がくっ付いている・左右の7つのテンの真ん中が大きい・穴の縁取りが大きい・小ぶりで字が少し太い。などの違い。
飛鳥池富本銭の材料はアンチモンを多く含むが、藤原京ではほとんど含まない。などの違いが判明。
693年、藤原京遷都直前、黄書連(きふみのむらじ)本実らを「鋳銭司」に任命したとの記述が日本書記にあり、遷都に合わせて別の字体にしたのでは?とか、貨幣の製作技法が確立せず試行錯誤していたのでは。との見解も。
銅銭は、原材料の不足などにより、粗悪化。質の悪いものが出回り人々の信用を失ってゆく。
711には(和銅4)銭貨の流通をはかるため「蓄銭叙位令」(蓄財して政府に納めたものには位を与える)という法令を出したが、位欲しさに借金したり、贋金づくりをしたり、余計に銭貨の死蔵を招いたという。
958年(天徳2年)乾元大宝を最後に銅銭の発行はされなくなった。
(いつものことながら、間違いがあると思う。お許しを・・)
談山神社周辺。あまり歩いたことのないところだった。
ショウブが群生しているところがあった。
刀のような先が尖った葉 中脈がめだつ。
花茎の上に花序がつく。そこから上は葉ではなく苞だ。
葉をちぎるとさわやかな香りがする。
5月の端午の節句には、ショウブ湯に入り。ヨモギとショウブを束ねて屋根の上に乗せるという風習があるのを聞く。
今もやっているという方がいた。
厄除や魔除け、邪鬼を払うという謂れがあるといい、ショウブを「勝負 尚武」にかけて、特に男の子がたくましく育つようにとの願いを込める。
(物知りの友人から「「ショウブ」の音が「尚武―武道・軍事等を大切なものと考える」ーと同じ故、男子の節句に相応しいので用いられた言葉遊び」とのことです。。尚武がただしいようです。サンキュー)
間違い指摘は大歓迎。どんどんお知らせください。
ショウブ湯などはやったことはないが、食い気「柏餅」は任しといて。
来年は5月5日にはショウブ湯、やってみよう。
私が虫や面白いものが好きなのを知っていて、今日も「虫がいる」「これは何?」など時々呼んでくれる。
サシガメの仲間と言ったが、ヨコヅナサシガメだ。
ちらりと見えた赤いものはタカラダニかと思ったが・・
帰って、草に止まっているヨコヅナサシガメの、腹側が写っている写真を拡大したら・・タカラダニかと思った赤いものは、足の付け根と腹端が真っ赤なのだった。
お陰で、大発見した気持ちだ。
もうひとつ、草についていたものは・・。
メモ帳に乗せてよく見ると脚が8本ある。「ダニ」だ。
マダニのようだが、前に取りつかれたのと模様が違う。
ネットで調べたら「タカサゴキララマダニ」に似ている。
マダニにも種類があるんだね。
ヒゴクサ わかったつもりでいても、少し様子が違うと分からなかったり・・
イネ科やカヤツリグサ科はむつかしい。
谷を覆うように枝が広がっているアブラチャン
ヤマトチャルメルソウ(以前はオオチャルメルソウと言っていたもの)
イボタノキ 満開で香りが漂っていた。葯は黄色。
プリペットとどう違うのかなと言ったら、葯の色が違う(ピンクムラサキ)と教えてくださった方がいた。
プリペットの葯の色よく見ていなかった。
そして、プリペットは今はコミノネズミモチというとのこと。
植物の名前も変わることがある。初めて聞いた。
ネットで調べると、プリペットにもセイヨウイボタノキと言われるものと、チャイニーズプリペットというものがあり、それがコミノネズミモチだと書いてある記事もあり・・シルバープリペットの斑のないのがコミノネズミモチと書いてあるものもあり・・まだきっちりとはわかってないのかな?
プリペットと言っているが、privet =プリベット が正しいらしい。
小さいものでは、ミズタビラコやミゾホオズキの花が見られた。
どんどん季節は進む。
アマリリス
コバノズイナ いつ植えたんだっけ? 初めての花。
ハナミョウガ よく咲いた。
ヒメヒオウギ 庭のあちこちに飛ぶ。
バイカウツギ 今年は花付きが良くなかった。
サラサウツギ 大枝が枯れて今年は淋しい。
ビヨウヤナギ こんもり繁っている。長年ここで生きている。
優雅な雄しべ 柔らかい曲線を描いている。
蕾もほっそり。ガクも細い。雄しべの柱頭は黄色。
最近は、セイヨウキンシバイ(ヒペリカム カリシナム)の植栽が増えている。
同じように、キンシバイに代わって花の大きいヒペリカム ヒドコートが増えている。
前はキンシバイも植えていたのにいつか切ってしまった。
惜しいことをした。
電車~バス・・遠い!
私の担当の時は近くに来てもらっているのでおあいこです。
今日の植物部会は昆虫部会と最初と最後はご一緒しました。
植物部会も進むのは遅いが、昆虫部会はもっと遅い。
今日の選りすぐり。
ヤマウルシ 満開
キバナツクバネウツギ
コツクバネウツギと似るが花が黄色
タンナサワフタギ
鋸歯が粗い。葉の中央の幅が広い。・・サワフタギと比べてみたい。
ギンリョウソウ 久しぶりの出会い。
ヒメハギ きれいに撮れたのでうれしい。
紫色のガク片2枚は横に広がる。下の花弁の先は細裂して房状になる。
ヒメツチハンミョウ(雌) カンタリジンという毒を持つ。
コフキゾウムシかと思ったが、トゲアシヒゲボソゾウムシとのこと。
拡大してみると前脚にトゲがあった。
公民館の軒にあった コシアカツバメの巣。
いろいろ見れて、遠くまで来た甲斐があった。