みどりの野原

野原の便り

8月30日 カヌー体験  くやしい~情けない~でも無理~

2011年08月30日 | Weblog
カヌー カヤック ラフティングなど西表や奄美大島・吉野川などで体験したことがあるが違いがわかっていない。 
去年は行けなかったので是非今年はと、友達を誘って木津川に行ってきた。

メンバーは私と友達人と1組の家族(若い夫婦と小学生の男の子2人・おばあちゃんと言っても同年代の奥さん)5人の計7人。
この家族は何回か来られてるらしい。

水着の上にTシャツ、その上にライフジャケット、頭にはヘルメットのいでたち。

1人乗りカヌーは、底の形が平らな小型の艇、底の前後が尖っている大きい艇の2種類の艇があった。私たち2人と他グループの奥さんは水を切りやすい大きいカヌー。若い夫婦と子供たちは小さいカヌーに。

足を置く所の調節・パドルの扱い、乗りこみ方や沈した(ひっくり返った)時の注意などの説明の後、川まで自分のカヌーを担いで降りる。
それはちょっと無理なので運んでもらい、小型のを2人で運んだがそれでも重い。


       木津川  

先ずは 流れのゆるい所でパドルを動かして前進・後進・左へ右へ。左右に回転などを練習。

「あぁ~」っと言う間に岸のヤナギの木に突っ込んだり岩や他の人のカヌーに衝突したりしながら練習。
パドルは右と左が90度違うもので、少し戸惑ったがそれにもほぼ慣れて午前中は終わり。


写真ではわかりにくいが、上から2本のレールが水面に向かって引いてある。そこを上からカヌーに乗って滑り降りると言う。かなりの傾斜。それにレールの下部からから水面までは1~2mぐらい空いている。まっさかさまに落ちないの?

下で見物。
先ず小学生のお兄ちゃんが押し出されてスベリ降りた。バッチャーン!カヌーごと見事着水。
続いてもう一人の男の子それに続いて若いお父さん・お母さんも大成功・・すご~い! 拍手。
写真が撮れないのが残念。

弁当を食べて午後はミニツアー。
川をゆっくり下ってゆく。涼しい風、周りは山。静か。いい気持ち~。

そして、岩のあるところに到着して船を降りる。飛び込む場所らしい。
みんなに続いて岩を登る。そして鎖を持って少し降りた出っ張った岩から水に飛び込む。

子供・お父さん・お母さん・友達が次々飛びこんだ。すご~い!
・・で私の番。見下ろすと高い! 水面から3m以上はある。
さあ行きましょう。「ちょちょっと待って下さい」 よし行くぞ・・・あかん。

「先に行ってください」もうひと組の奥さんに先を譲って・・その人もダイブ。
深呼吸しましょう。「ふ~~っ」 前を向いて 3・2・1・・ダメ。
1歩踏み出すだけですよ。下を見ないで。・・ヨシ今度こそ・・
何回も仕切り直しの末・・やっぱり無理~! 

「この岩を上がるより飛び降りた方が早いですよ」それはそうだけど・・
スタッフの肩を借りて岩をよじ登り下へ戻った。
1回は泣いて飛べなかった小学生もべそをかきながらも飛んだ。

くやしい~~~! 情けない~。 1人だけの落ちこぼれ。
何でやの~? 下に岩がないこともライフジャケットを着けているので絶対安全なのもわかっているのに・・・あかんたれの私。夢に見そう。
みんな勇気があるなあ。えらいなあ。

水に戻って川から付き出した小さい岩。あそこから飛んだら?と言われ岩に登ったが、やっぱり恐くて膝を曲げてドボン。友達に笑われた。

さて、ここからは川をさかのぼって元の所まで戻る。緩やかとはいえ流れがある。

中央は流れがきついのでもう少し端に寄って。「はーい」
腕がだるい。力がいる。帰りはずいぶん長く感じた。
水に浮かんだり、パドルで水を掛け合ったり、遊びも入れながらのカヌー体験が終わり、カヌーを陸に揚げた。


        カヌーとパドル

その後バスを待ってリゾート施設に送ってもらい温泉に入った。あ~気持ちいい。
ふとももは真っ赤に日焼け。と言うことは・・顔も・・日焼け止めの塗り直しもしなかったし仕方ない。明日は腕も筋肉痛だろうか?

楽しくも悔しい夏の終わりの思い出になることだろう。
保津川にもおいでって? 飛びこみもあるよって? また行きたいな。
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8月29日 金剛山麓 少し谷へ入る

2011年08月29日 | Weblog
前回も途中で雨だったが、今日は久々の晴れ。今年初めて谷を少し上った。

 
           オトコエシ              ヒヨドリバナ  
「どこが違うの?」という人。 葉っぱも花も違いますよ。

 
      ツリフネソウも満開              キツリフネ

 
         キンミズヒキ       ツルニンジン蕾がたくさん

 
         モミジガサ             イヌショウマ  

 
       イチモンジチョウ         エサキモンキツノカメムシ

 
オオヘリカメムシ 4齢幼虫らしい  汁を吸われしおれたキンミズヒキ


脱皮中のオオヘリカメムシ 赤い体は乾くと黒くなる?

 
  谷の途中まで行って引き返す          アキチョウジ

 
       ミゾホオズキ          ミカエリソウ咲きはじめ
まだまだ暑いけれど山はもう秋だ。    
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8月28日 葛城山

2011年08月28日 | Weblog
山上駅を降りると涼しい風。温度計は23℃ 歩きまわると暑かったが、秋を感じる高原だった。

 
       ススキの高原          久しぶりに見たノダケ

 
ネバリタデ・オオネバリタデ や ナツノタムラソウ は、初めて見た

 
        ノコギリソウ             タムラソウ         

 
コオニユリ キアゲハが吸蜜に来た。グッドタイミング 右)カシワバハグマ


小さいどんぐりをつけたミズナラの小枝がいっぱい落ちていた。これは誰の仕業?チョッキリ?リス?

その他、カワラナデシコ・ヒヨドリバナ・サワヒヨドリ・ヤマニガナ・・など一足早い秋の花が見られた。

山上にはナナカマドなど20年前に植栽されたものがある。
「地域にはその地域の自然を反映した植物相があり、それを調べることによっていろいろなことがわかる。その手掛かりとなる植物相を大切にしなければならない。交雑などによって植物相が変わることは避けたい」と先生よりお話があった。

楽々ケーブルでの登り降りだったが、帰り、駅までの歩きは暑いしきつかった。
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8月27日 ウミホタル

2011年08月27日 | Weblog
家から2時間かかって淡輪へ。
途中夕立が降ってきて見る間に激しくなり、新今宮で停車してドアが開くと、電車の中まで雨が降り込んでくる大雨となった。
電車に乗っている分には多少降ってもいいんだが・・今日の行事はどうなるの?と気になる。
堺あたりでようやく小ぶりになりその先は雨が降った様子もなくてやれやれ大丈夫そう。

淡輪に着いて黒い雲がすぐ向こうにありこっちへ向かってきそう。
「途中で雨が降れば中止します」と言われた。黒い雲がこっちへ来ませんように・・


   淡輪海岸 人工の砂浜らしいが広々とした砂浜が広がっていた。
ずっと向こうには関空が見え、飛行機が着陸してくるのが見えた。

ウミホタルは暗くならないと活動しないため、それまでプランクトンネットでプランクトンを集めて観察したり、ウミホタルの映像を見たり。

 
   プランクトンネット     小さな生きものが動いていた 黒い目が目立ち素早い動きのもいた。長いのはゴカイらしくルーペで見ると足がたくさん見えた。

プランクトンと言うのは水の中を漂って生活する生物で、エビカニなどの幼生などの動物性のもの、植物性のものなどで、エチゼンクラゲもプランクトンと聞いてびっくり。
食物連鎖に必要なものだが、増えすぎると赤潮や青潮の原因となり、あまり少なくても魚が育たないそうだ。

 
         夕焼け 


ウミホタル(映像)は節足動物の中のウミボタル科の生き物。大きさは0.6ミリ~3.5ミリ
夜行性で昼は砂底にもぐりこんでいて夜遊泳し、死んだ魚などを食べる。
「海底に砂地が維持され、溶存酸素濃度が高く、塩分の高く安定している海域」に棲む。大阪湾ではその条件を満たす3区域に生息しているとのこと。

良い子に帰宅を促す放送が流れる頃から私たちの活動時間
 
夕焼け 雨も大丈夫そう。

      
トラップのセットをもらい、ヒモ付きの穴空きビンの中にカニかまぼこをネットに入れてセット。
そして海の中に投げ入れる。浮かんでいてはダメなので水を入れて投げ込む。
そして待つこと5分~10分で引き揚げた。・・が入ってない。
場所を変えたりして何度かやる内、1匹かかった。
青白い光がビンの中に入っていた。
水際でも打ち上げられたウミホタルが光っている時がある。ちょっと要領がわかってそれを捕まえたりして5.6匹採れた。
ホタルとはまた違う光 青い光 きれい。
前に小笠原父島の海岸で見たのは夜光虫だったらしい。夜光虫は海洋性プランクトン。
ちょっとゴッチャになっていた。


待ち時間に横でやっていたイベントを見に行く。たくさんの明かりが並んでいて、歌を歌っている人達がいた。

最後の方はちょっとバタバタしたが、時間になってウミホタルを海に返す。
おおぜい来ていた子供たちと同じように無邪気な時間を過ごした。
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8月26日 金剛山麓 大阪側

2011年08月26日 | Weblog
大阪側の金剛山麓を歩いた。

 
花壇のインパチェンスに付いていたセスジスズメ     シオカラトンボ♀

 
     カエデドコロ                クサギ

 
       ヒキヨモギ                  ヒキヨモギ
もうだいぶ花は散っていて目立たない。

途中でパラパラと雨。来るか。と傘を出したがすぐに止んでやれやれ。

 
      オモダカ               ホドイモ

ヒヨドリバナやクズの花、センニンソウやアキノタムラソウ・・季節は進んでいる。
目立たない花も担当さんの下見でちゃんと見つけて記録されていて感心した。

途中で計画外の山道を少し入ると・・
 
      イワタバコ         クサアジサイ などが咲いていて感激。
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8月23日 琵琶湖1周⑥ 木之本~河毛 失敗も楽し

2011年08月23日 | Weblog
琵琶湖歩き6回目になった。天気予報があやしかったが予定通りに。

木之本駅から出発。余呉川畔に出た。そして右折・・これが間違いだがまだ気づいていない・・

 
       余呉川                キクイモ?イヌキクイモ
家の近くの曽我川にあったが最近はあまり見かけない。

  
        イヌゴマ        多分ハッカ 葉の裏に腺点が多く、ハッカ臭

途中で方向間違いに気づき引き返す。おりしも強い雨が降ってきた。
元の場所まで戻る内雨も止んだ。往復30分のロスタイム。

お弁当を食べて余呉川左岸を歩く。
横は44号線車が多い。
途中で橋を渡り、車の来ない右岸の堤防の道を歩く。

 
         アカザ          クズ 秋の七草のひとつ

余呉川から離れて山本山から続く山の方へ。

 
        片山隧道            トンネルを抜けると琵琶湖
  
 
琵琶湖の景色は広々として心が休まる。 右)双眼鏡で見るとオオバンの群れだ。

  
    湖北水鳥公園に到着    山本山 この季節、オオワシはどこへ行ってるのかな?

ここからバスに乗る予定で時刻表を見ると、グッドタイミング もうすぐバスが来る。
土産物を見る間もなくバスに乗って河毛駅へ。

さて、電車は? わあこれもグッドタイミング。1時間に1本の電車がもうすぐ来る。

次回のバスの時間だけ調べておこうと駅の中へ。黒豆も買って駅舎の戸を開けると、ちょうど電車が来た!・・と思ったら、ちょうど発車した所。え~~っうっそ~! と叫んでも後の祭り。

仕方なく1時間後の電車まで待ったのだった。

朝の失敗。帰りの失敗。失敗だらけの6回目の琵琶湖歩き。まあいいか。 
コメント (2)
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8月19日 曽我川緑地公園

2011年08月19日 | Weblog
うっとおしい空模様
曽我川緑地公園お散歩中にやっぱり降ってきた。

外周は草刈られて見るものもない。

目立つものはセイバンモロコシとタチスズメノヒエぐらい。

グラウンドの周りでは、アレチノギク・オオアレチノギク

 
     カヤツリグサ         チャヤガヤツリ

 
今まで見ることがなかった駐車場の西側の池? タマガヤツリや右)ヒレタゴボウ・オオカワヂシャ・スズメノトウガラシなどが生えて水辺らしい雰囲気になっていた。
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8月16日  京都府立植物園 & 京都五山送り火

2011年08月16日 | Weblog
京都府立植物園

 
カリガネソウ    右)噴水近くにあったクレロデンドルムは花がカリガネソウとそっくりなので、同じ仲間・・かと思ったら・・   カリガネソウはクマツヅラ科・カリガネソウ属 ・ クレロデンドルムはクマツヅラ科・クレロデンドロム属で科は同じだがクサギと同じ仲間(属)だという。
 
 
ヒオウギ「京都では祇園祭の厄除けの花として飾る習慣がある」と説明板に書いてあった。漆黒の実を包む果実の皮は風船のよう。   右)シナアブラギリ

 
  ヒマラヤスギの雄花のツボミ        若い球果

 
    シマモミの若い球果  タイサンボク暑そうな毛布に包まれたような果実


京都五山送り火

夕方、加茂川べりで夕弁当を食べた後、宝が池公園球技場へ。

「妙」の字が目の前に見える。双眼鏡で見ると井桁に組まれたたきぎや周りで準備する人も見えた。

 
8時 大文字「大」点火 少し遠いが見えた。 続いて妙法の「妙」が点火された。目の前だけに迫力がある。  

 
       「船形」の端、「左大文字」の端が左手にちらりと見えた。 
五山全部見渡せる所はないそうなので、この場所が一番いい場所なのかも。


30分ほどで「妙」の火もほとんど消えた。
夜でなかなか来る機会もなかったが、計画してくださったので見ることができた。感謝。
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8月14日 台湾旅行記 続行中

2011年08月14日 | Weblog
8月5日 ・ 6日①・② ・ 7日分 までアップ済みです。
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8月13日 京都トレール⑥ 二ノ瀬~鷹ヶ峯 飲み水は十分に

2011年08月13日 | Weblog
暑さに負けず歩く約束になっていたので、予定通り二ノ瀬の駅から歩き始めた。
オトギリソウやキツネノカミソリの咲く川沿いから橋を渡り夜泣峠まで上り坂。


ツクツクボウシの鳴き声を聞きながら階段道から登り始める。


谷に渡した木が見えた。まさかあれを渡るんじゃ・・? ではなくて、倒木だった。
途中にもいつの被害か倒れた木が見受けられた。

10時半、夜泣峠 特に何もない。登りはここまで。ここから向山へはゆるい登り下りが続く。
「9月15日~10月31日まで松山立ち入り禁止」の看板あり。
その期間はう回路をとお

向山は標高420m 休憩して出発。ベンチのあるところで早めの弁当を食べる。

山の道は木陰になっているがあまり風はなく暑い。
お昼までに2本持ってきたお茶もだいぶ飲んでしまって残りがちょっと心細くなってきた。
地図ではまだまだ山。


下り道になって「洛北発電所」という所に下りてきた。下に川がある。

車道を横切ってまた山に入る。車道の辺りにも自販機は見えない。

 
 盗人谷1号橋 から植林地の道。 まだ少しはお茶があったが、小さい谷川を渡る所で空いたペットボトルに水を汲むことにした。いよいよ足りない時はこれを飲むことにする。
夏場はやっぱり水は3本は要る。谷川の水でも少し気分に余裕が出た。


それからまだ少し登って「盗人谷2号橋」
そこから小峠へ。そしてまだまだ山を歩くつもりでいたのに民家のあるところに出た。

民家の表の水道で水をもらっている男性がいた。この人もトレイル歩きの人らしく、反対コースのどこだったかだいぶ遠くから来て、今からは私たちの逆コースを行くらしい。
背中にしょったビニールバックに水を補給していたのだった。
表に出ている家の人に声をかけ私たちも水を補給させてもらった。これで一安心。

これまでに持ってきたお茶もなくなり、谷川の水も半分ぐらいは飲んだのだった。

この近くには氷室跡があるらしい。少し登って行くようなのでパスする。


ここからは広い車道で、下りていくと氷室神社があった。
説明板によると「日本書紀に、仁徳62年 山中で氷を発見し天皇に献上した記載がある」そうだ。

アキノタムラソウやクルマバナの咲く車道を下り叉山道へ入り京見峠へ。そこから少し下ったところに茶屋があり、店の前に自販機があり冷たい飲み物で喉をうるおした。

そこからは古道の分岐があり、本当はこちらへ行くべきところ、まっすぐに車道を下ってしまった。ドライブウェイのようにグネグネと曲がった道を「きっと遠回りしてるんだろう」と思いながら、でもだいぶ下りてきたし・・

やっと下の道に出てその辺の人に聞くと、目指すバス停はすぐそこらしい。

光悦寺・原光庵へは叉ゆっくり来ることにして来たバスに乗った。

飲み水不足は大反省だった。 無事に帰れてよかった。
それと、やっぱり暑いのはだいぶ体力が要った。 結構きつかった。
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