みどりの野原

野原の便り

6月23日 ミャンマー2日目③(バゴー) シュエモードパゴダ シュエタリャウン寝釈迦仏 再現王宮でチーク柱 

2015年06月23日 | Weblog
(旅行前バタバタして(・・と言い訳)事前学習なしで来てしまった。
写真・メモでなんとか記事を書いているが、聞きもらし・聞き違い・勘違い・他間違いもあるかも。御容赦ください)

さて、2日目の午後はバゴーのパゴダ巡り。
バゴーはモン族の王朝のとして栄えた古都 

①シュエモードパゴダ 


ミャンマー1の高さを誇る シュエモードパゴダ(114m)

 
ミャンマーでは「寺院やパゴダの境内へ入る時は素足になる」というルールがある。
ストッキングもダメ。ショートパンツやタンクトップなどもダメ。
広い境内のコンクリートやタイルのところを歩く。足の裏を鍛えていないのでちょっとしたゴミでもイタタ・・
日向のタイルはちょっと熱い。もっと暑い季節は大変だろう。雨の時は足が濡れる。
カメラ撮影はOKだがカメラ持ち込み料が必要だった。3人で1ドルだったか?

 
  境内に植えられたチーク(クマツヅラ科 APGシソ科)      大きい葉
チーク材は硬く、耐水性に富む有用材で建築用や船舶用に適す。
巻き枯らしで水分を抜き、伐採してゾウによって川まで運び、筏を組んで港へ運ぶ。長期間の浸水にも耐え腐食に強い。
カティサーク号は最後の総チーク造りの帆船で、運河や蒸気船ができて、帆船が廃れて、今はグリニッチでお休みしている(展示)とのこと。

 
インドボダイジュ(クワ科)はムユウジュ(マメ科)・サラソウジュ(フタバガキ科)とともに仏教3大聖木のひとつ 
釈迦がこの木の下で悟りを開いたと言われる
樹木は他にも何本かあったが、なじみのない木で写真を見てもどれがどれだかわからなくなった・・

 
過去の地震で崩れ落ちた塔の一部をそのままにしてある。  
                 右)ヤシの葉で作ったバラの花が置いてあった。

②王宮発掘現場に再現された「王宮」  
英語ではKanbawzathadi Palace
新しい建物の中に、出土した戦争で焼かれて残った柱などを展示してあった。

 
太いチークの柱には筏を組むためにあけた穴も残る。 彫刻をした部材もあった。

③シュエタリャウンパゴダ  寝釈迦像

広い階段を登っていくと、大きいお釈迦様の寝姿が。

 
寝釈迦仏といい、生きたお釈迦様の姿を表したもの。身長55mもあるらしい。
                左)上半身 右)下半身 大きすぎて全体が撮れない。


足を揃え、足の裏に紋(煩悩に因む108個の紋)が入っているのが生きている証拠らしい。
涅槃仏に模様はないそうだ。


裏側の壁には王様の物語が何枚かの絵になっている。1代目・2代目・3代目・・・良い王様と悪い王様 悪い王様が改心して寝釈迦仏を作ったという。後には密林に覆われた状態になっていたが、鉄道麹の時に発見されたとのこと。

寝釈迦仏見学中、外は激しいスコールが降ったが、30分ほどして寺院を出る頃に雨も止み、ラッキー。

ヤンゴンのホテルへの帰路、
車のナンバープレート 
黒:自家用車 青:観光客専用バス 赤:営業車 白:外交官公用車 黄色:お坊さん用と聞く。「あれは観光用 あれは自家用車か・・」

ミャンマーはイギリス植民地時代があり、その頃の建物も残っている。
仏教徒が多い国だが、キリスト教会も見えた。

ヤンゴンで2泊目の夜を迎える。明日朝早いので反省会はなし。  次(3日目①)へ続く。
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6月23日 ミャンマー2日目② ヤンゴンからバゴーへ 車 レストラン

2015年06月23日 | Weblog
ヤンゴンからバゴーへ専用車で移動
 
「お花いりませんか~」 有料道路ゲートで花売りの女性 この花は仏様に供えるもの。

 
   オート三輪     よく見かけたサイドカー付き自転車タクシー(サイカというらしい)

    三輪タクシー

 
    荷物を積み込む軽トラ            手押しの果物屋台も車道を通る。


袋に入れたもの。これは収穫物なのか?

ガイドさんからはミャンマーの学校事情を聞いた。
5歳から 小学校5年制 中学校5年制 高校2年制
成績によって行ける大学は決まる。
高2で成績でクラス分け Aクラスへは700人中60人ぐらいしか行けない。
成績で言うと、女子が大半になるという。それを大体男女半々の割合にするため男子を引き上げているらしい。・・・ということはAクラスに入れるはずの女子がBクラスに落とされるってこと?不公平・・・
ちょうど高2の娘さんは優秀らしい。・・そうだろうと思う。このガイドさんの娘だもの。

ガイドさんの知識は半端ではない。自国のことはもちろん日本の歴史や事情にも精通しておられ、どこで勉強されたのか感心する。因みに「日本には行ったことがない」とのこと。
微妙なニュアンスの言葉も普通に出てくるのがすごい。

いつしか「バゴー」 に入っているらしい。
バゴーは『ヤンゴンから70キロ 13世紀~16世紀にかけて、モン族のバゴー王朝の首都として下ビルマの中心として栄えたところ』
 
     レストランで昼食        お出迎えのきれいな店員さん

 
   チャンプラー(野菜のてんぷら)         テナガエビ
 
    
 
         デザート                マンゴーがおいしい
取り分けて食べる。肉・魚・魚介・野菜・・・贅沢な昼食だ。 お腹いっぱい。


レストラン外壁にいた緑色のトカゲ   逃げ足は速かった。

お腹いっぱいになったので、  次につづく。(2日目③へ)
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6月23日 ミャンマー2日目① ヤンゴンからバゴーへ 噛みタバコ タナカ ジャックフルーツ

2015年06月23日 | Weblog
ヤンゴンの朝

ミャンマー(ミャンマー連邦共和国)  
統一王朝となったバガン王朝~イギリス統治時代 軍事政権時代を経て今は民主化が進んでいる。 
周囲 中国、タイ、ラオス、インド、バングラデシュと国を接し、歴史も複雑で私の手には負えない。
2006年首都をネピドーに移す。日本の1.8倍の面積 宗教は仏教が多い。
通過はKyat(チャット)だが、米ドルが通用する。円からの両替はできない。
5月中旬~10月中旬は雨季 
ヤンゴン
ミャンマーの旧首都
1991年、ビルマ→ミャンマー に ラングーン→ヤンゴン に イラワジ川→エーヤワディ川に などに 名称変更が行われた。

早朝降っていた小雨も止んだ。
ミャンマーは今は雨季だから雨は覚悟だが、やはり雨じゃない方がいい。

ホテル周辺散歩
  
          ホテル               街角の新聞売り

   
 隣の通り 古いビルが並ぶ   クワ科の大木 小さいイチジク状果がびっしり付いていた。

 
屋台の噛みたばこ屋さん 一部始終を見ていた。出来上がって「お待ちどうさま」 
                      右)噛みタバコを買ったお兄さん
売り子さんも買ったお兄さんも顔に「タナカ」を塗っていた。 
(噛みタバコについては後日詳細に)(タナカも後ほど)

8:30出発 専用車で ヤンゴンからバゴーに向かう

専用車には指導者含め18人+ガイドさん・運転手さん・助手の男性

ガイドさんの説明
「ヤンゴン市内はバイクは禁止されている。以前に高官のパレードで車は通行止めされたがバイクが乗り入れたことがあり、満一に備えてバイクは禁止された」
「日本ではお釈迦様の誕生日は4月8日と決まっているがミャンマーでは「旧暦の4月の満月の日」で毎年日は同じではない。1年13カ月のこともある」・・1年13カ月?ちょっと理解が??

元イギリス領であったミャンマーは左ハンドル右側通行
行きかう車の事情も日本とは違う。道路横断時の注意もあった。


専用車の前を走るバス 後ろにも横にも人がぶら下がっている。振り落とされたりしないのか?
ガイドさんによると、座席が左右に2列あり、その間に立つ人が3列 それぞれ9人 後と横にはみ出している人も合わせると50人は越えるのではないかとのこと。  定員ってないの?
似たようなの光景をこの後何回も見たので当たり前のことなのだろう。
時に車道を牛が歩いていたりする。

  「タナカ」  
 
バスの中で「タナカ」の容器入りが回ってきた。
「タナカ」はミカン科の樹木 その原木を磨って練ってペースト状にしたものが容器に入っている。
さっそく蓋に水を少し入れ、指に水をつけながらタナカを溶いて、友達とほっぺたに塗りあいっこ。
友達のほおには「木の葉模様』を描いたつもり。道具がないので葉脈を描くのが難しい。
私は花を書いてもらって、今日一日は「タナカ」を塗った顔で過ごす。ちょっとミャンマー人になった気分 嬉しがりの2人である。
この「タナカ」 「日差しから肌を守り、肌を白く見せてくれる」と書いた記事もある。
でも、日焼け止めなら顔中一面に塗れば効果的だと思うけれど、町の人を見ているとほっぺただけの人、おでこ等にも塗っている人 きれいに丸く塗っている人もいれば、適当にぐちゃぐちゃと塗っている人も。男性や子供も塗っている。ちょっと意味がわからないが「伝統的なオシャレ」らしい。これがオシャレなの?


バイクも走る市外の繁華街
  
      車窓から景色           オオアリアケカズラらしい花

途中何回かトイレ休憩。 一部有料のところもある。3人で1ドル
(インドネシアの長距離バスに乗った時は大と小とで値段が違ったよ)
トイレ休憩は車の中からはゆっくり見れない草や木を見ることができる場でもある。
だからトイレ休憩は楽しみでもある。
 
       サンタンカにアゲハチョウ        ヤエヤマアオキ(ノニ)の果実

 
     カマバアカシア 果実                   オジギソウ

 
こちらでは雑草なのだろう。細かい草花がいろいろ見られるが、種名はわからない。

  
    アサヒカズラと思うピンクの蕾           モモタマナ 花

ジャックフルーツを1個買ってくださった。
 
     
露天のおじさんが切って実をとりだしてくれた。大好きな果物だ。  おいし~い! 
もっと食べたい~・・がトイレ休憩終り・・後ろ髪をひかれつつバスに戻る。  次(2日目②)につづく。
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