みどりの野原

野原の便り

5月30日 うちの庭 裏庭・剪定 ベランダ野菜 雑草も経過観察

2018年05月30日 | Weblog

このところ庭いじりをする時間があまりない。
でも、咲き終わったサラサウツギやライラックが気になる。ベランダも気になる。
1人の手には負えないことは子供に手伝ってもらわないといけない。

裏庭

 
生い茂っていた木の枝を伐ってもらってすっきり。  斑入りのホスタ

   
  ビヨウヤナギが満開         キンシバイも 満開

まだまだ整理したいことはあるが焦らないで行こう。

ベランダ


ずっと咲き続けているのにちっとも紹介していないゼラニウム。

  
イモカタバミ 花が終わったものに果実が付いていた。中に種もあった。
ムラサキカタバミは種ができないが、イモカタバミは実るんだ。

 
翼の発達した葉柄 大きく成長したナス科の植物
前に友達からもらって種を蒔いたのに出なかった食用ホウズキか?と期待して育てていたら・・


花が咲いた。 なあんだ。イヌホオズキか~。
1m以上に育って、今ではたくさんの実が出来ている。観察のためにもう少し置いておこう。

 
空の植木鉢があった。また何か植えようと土を掘っていたら、大きい塊が出てきた。
あっ。そうか。ここはニガカシュウのむかごを蒔いていたのだった。
葉が枯れるとすっかり忘れてしまう。こうやってダメにするものもある。


 
 ちょっと整理してすっきりしたベランダ 
右)ミニトマト2・ピーマン1・ヤマトトウキ数株・誕生祝にもらったラズベリー・子供がもらって来た枝豆2・ニラ・シソ・・花より団子になってきたかな。
右側の背の高いのはヒメムカシヨモギ? 雑草は強い。大きく育つ。

結果を見るためにおいてある。


トマトも下の方のが色づいてきた。6月1日3個収穫した。

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5月28日 アミダテントウ ヒゲナガハナノミ クスベニヒラタカスミカメ  

2018年05月28日 | Weblog

昆虫観察会だったが、前後が離れてしまい、いつも遅い私にしては珍しく早いグループと行動を共にした。
後グループに詳しい人が多かったため、あまり細かい昆虫は見つけられなかったが・・。

 
アミダテントウを見つけた。5ミリほどの小さいテントウムシ。黄色や赤の模様がきれいだ。
               右)セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ

 
見つけたジョウカイボンともう1匹の虫をケースに一緒に入れておいたら・・
その虫はジョウカイボンの餌食になってしまった。囚われの身同士で食う側と食われる側に・・
                  右)食われた虫はヒゲナガハナノミ
以上が私が見つけた昆虫

 
最近悪名高い クスベニヒラタカスミカメ  刺毛を持つヒメシロモンドクガの幼虫
                        (種名、訂正しました)

 
  テイカカズラの風車 可愛い。 指笛も教えてもらった。 
右)園芸植物の畑が多く、道端にたくさん逃げ出して生えている。トクサで遊んでいるうちにトクサが笛になることを思いついた。

草遊びもして、虫が少ししか見れなかった分を取り返した気分だ。

 
玉祖神社(たまおやじんじゃ)で昼食 クスノキの巨樹は大阪府の天然記念物 右)社殿 
高安十一カ村の氏神で、和銅3(710)年周防国から分霊を勧請したもので、祭神は櫛明玉命』
この地に住んでいた玉造部の人人の祖神をまつったものらしい。


 
放し飼いにされている長鳴鶏をじっくり観察。雄は時々コケコッコ~~~~~と自慢の声を披露する。
「この長鳴鶏は山口県の玉祖神社本社の天然記念物です‥」と書いてあった。

ここで虫合わせをして帰路につく。

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5月26日 長居公園・植物園 キマダラカメムシの卵・オニグルミ タイサンボク・ノグルミ

2018年05月26日 | Weblog

長居公園

 
雑草と思い、しっかり見ることも少ないクサイが花盛り。今日は目に留まった。
  右)オニグルミ 今年は実付きがよい。花の状態も見ているので、実の成長がうれしい。

 
振り仰げばエノキの実がいっぱい。        カリステモン

 
花の跡の残るセイヨウボダイジュ?を見ていたら、葉の裏に何かの卵を発見!
学芸員さんに見てもらったら「キマダラカメムシの卵です」と即座に返答され、
「卵は12個あります」と。産卵管に12個の卵が並んでいるのだとか。
え~っ。これがあのキマダラカメムシの・・? 数えてみたら確かに12個。びっくり!
写真では見えにくいが、卵の上部にはぐるりと丸い線がある。きれい!

キマダラカメムシは国内のカメムシの中では最大級。南方系の外来種だが、この頃はどこでもよく見かけるようになった。

そして、ブログを書いている今日(4月6日)、あれっ?あの卵あの後どうしたっけ?どこかへ捨てたっけ??
ひょっとして、と思って、葉を入れてそのままになっているビニール袋の中を見ると、”カメムシの卵入りのチャック袋”があった。うぉ~。

 
恐る恐る見ると、中で孵化した幼虫が11匹死んでいた。1匹はどうなった??


 
幼虫が抜けた後の卵の殻・・丸い蓋の端の部分に黒い三角形のものが付いている。
なんだこれは? 結構きれい。
これは幼虫が孵化する時に卵の殻を割る「卵破砕器」というものらしい。
育てたりするのは苦手だけど、面白いものが見れた。
皆死んでしまったのは気の毒だが、害虫なので罪悪感もなし?・・・
誰か昆虫好きの人に見せてから捨てよう。

植物園

 
遠目からタイサンボク 白いサギが止まっているように点々と白い花。
つぼみ・雌しべが開いた雌期の花・雄しべが花粉を出す雄期の花・花期が終わった若い果実・・いろんなステージの花が見れた。

 
ノグルミ 高いところに雄花序が見えた。   落ちていた雄花序  
雌の果序は雄花序の中心に付くらしい。見てみたいなあ。



ノグルミ 果序が開いて中から出た果実(前に写したもの)

 
シナサワグルミの大木もこんな小さい双葉(子葉)から。切れ込んだ面白い形。
                     右)落ちていた果序

シナサワグルミ・ノグルミ どちらもクルミの仲間(クルミ科)
果実は小さいながら、クルミと同じ構造になっているらしい。


アジサイは見ごろを迎えようとしている。

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5月24日 朝倉~倉橋

2018年05月24日 | Weblog

朝倉から倉橋ため池へ。先日と同じようなコースだった。


   セッカゼキショウ  

 
今年は遠目にしか見ていないセンダンの花 すぐ近くで見れた。
                   右)散り敷いたウツギの花びら


 
忍坂坐山口神社 2代目のクスノキ巨樹 1代目は平安時代、金閣寺を建てた時、天井板にされたとの言い伝えが残る。       右)外鎌山が見えた。

石位寺から倉橋ため池を目指す。

 
倉橋ため池 カヌーをしている人がいた。   放流口の上から見る。
ため池の周りをまわる。静かな湖畔だ。

 
 イワナシはもう実になっていた。     ミヤマガマズミ 満開

倉橋ため池は『 昭和10年頃(1935年)関係町村の有志により、干ばつ対策として造成された農業用ため池で、戦争等の影響もあり18年の歳月を要し、昭和32年(1957年)に完成した』との桜井市の記事があった。関係市町村の有志により・・というのがすごいな。

『平成12年(2000年)には洪水調整機能を併せた防災ダムとして、また平成17年(2005年)には溜池周辺が整備され、倉橋ふれあい公園として整備されている』とのこと。

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5月23日 みみなおし地蔵 ミカン蔵 

2018年05月23日 | Weblog

雨だったが、出かけた途中に立ち寄った。

みみなおし地蔵尊

 
  みみなおし地蔵の道標     こじんまりしたお堂がある。

 
細かい格子から覗くとお地蔵様が見えた。耳がない。
   右)お堂の両側には奉納された大小新旧のキリが括りつけられていた。

この地蔵尊について調べようとしたら、2011(平成23)年3月10日の私のブログが出てきた。

飛鳥の朝風峠といわれるあたりから山道を入ったところに肩の部分が欠けた「朝風地蔵」と呼ばれている地蔵尊がある。こんな山の中だが、栗原集落の人によって祀られているらしい。

その「朝風地蔵」と「みみなおし地蔵」が(どういういきさつだったのか?)争い、片方は肩をとられ、片方は耳を取られた。という言い伝えがあることをその時聞いた。

耳がないので「耳なし地蔵」いつしか「耳なおし地蔵」と呼ばれるようになったとか。

「奉納されたキリに綿を巻き付けて耳に当てると耳の病が治り、治るとキリを奉納する」と書かれたブログの記事もあった。

 ちょっとお祈りしたぐらいでは聴力アップは期待できないかな・・

ミカン蔵

今年の3月9日にミカン蔵探しで歩いた。(h30.03.09ブログ参照)

 
耳なおし地蔵の前に立派なミカン蔵がある。小屋根が5つも付いている。
先日電車から見えて気づいたが、時々は通る道なのに気付かなかった。 右)表側
このミカン蔵は新しそうで、今も使っておられそうだが、どうだろうか?

近くにはまだ他にもミカン蔵があるらしい。  

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5月22日 下見 

2018年05月22日 | Weblog

幼稚園との交流会の下見

1時間ぐらいで公園内を歩き、触ったり、匂いを嗅いだり、くっつけたり・・4.5歳児が楽しみながら自然に触れ合う機会を作る。

グループ名も草花の名前をつけて、その草花にもなじんでもらえるように・・

最後に、ちょっとした制作をして終わる予定。

今日見たもの。

  
オオムラサキの幼虫 飼育ゲージのエノキで。  
                    右)ホリカワクシヒゲガガンボ 
ヤマトシリアゲかと思ったが触角が櫛状で、調べたらガガンボの仲間だった。


   トノサマバッタの幼虫
指に付いた茶色の液体は消化管ないの半消化物だそうだ。
驚いてゲーした? 脅かすため?


ナヨクサフジの中にあった白花

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5月20日 花めぐり 本番

2018年05月20日 | Weblog

花めぐり 本番

今年はお天気も恵まれた。

班に分かれて草花などを説明しながらコースを回った。

ハコネウツギやゴンズイ・ユズリハ・ヤマトタチバナ他・・・の樹木

タツナミソウやニガナ・ミヤコグサなどの群生がちょうど見ごろだった。

車で3時間余りかけて来られたお客様がいらしたのにはびっくりしたが、歴史好きでもあるそうで、天皇陵やコース中の史跡も少し時間を長めにとって見ていただいた。

草花で遊んだり、ミカンの花の香りをかぎながら、飛鳥ののどかな風景と共に飛鳥の自然を楽しんでいただけたと思う。

写真は撮れなかったが、

  
      トベラ            富有柿 いびつなヘタ


   ウスキツバメエダシャク

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5月18日 観察会 本番 ソヨゴ・スイカズラ・ウツギ・テイカカズラ白い花満開 シラホシムグラ

2018年05月18日 | Weblog

(またまたずいぶん遅れています。)

雨の予報はズレてやれやれ一安心。
お天気が良ければ(降らなければ)90%成功。

下見で見られた満開の花は見れないが、新たな満開の花もあり、楽しめる。

 
下見の時、シラフジにしては花穂が長いな。と思った。そしてツルを見て、あれっ?
普通シラフジはヤマフジ系なので、ツルの巻き方が逆(Z巻き 右肩上がり)のはず。??
帰って調べて謎が解けた。これはどうやら「シロノダフジ(シロナガフジ)」という園芸種に違いない。

 
これは花の時期に何かわからなかったもの。下見の時赤く色づきはじめた実が付いていた。セイヨウミザクラらしい。
         右)そして今日、木の下にはおびただしい種が落ちていた。
せっかく実を付けたのに、収穫しなかったらしい。 もったいない。

 
畑の畦でハタケニラが花盛り。何年も前、ここの畑のおじさんに名を教えてもらった。
そして、これがやっかいな草だと教えてくださった。
あれからだいぶ経つがハタケニラの繁殖は確かに広がっている。
   右)根元を掘ってみた。大きい鱗茎の上部周りに茶色い子球がびっしりと付いていた。
なるほどこれではスコップを入れて抜こうとしても子球がポロポロ崩れ落ちてかえって勢力を広げてしまうわけだ。
したたかな草だ。

道から下の草むらでヤエムグラにしては何か感じが違うなと、降りてみたら・・

 
シラホシムグラ だった。 節の上部に白い毛があり、花も真っ白。ここでは初めて見た。

山手では

 
ソヨゴの雄花(左)と雌花(右)があった。 圧倒的に雄木が多かった。

 
     ネジキ 満開             スイカズラも満開
ウツギやテイカカズラも満開で見事だった。

 
エノキの葉にできたエノキトガリタマバエによる虫こぶ。中に幼虫がいた。
        左)ノイバラにできたバラハタマフシ 虫こぶは形がかわいい。


クワゴマダラヒトリ 昆虫の活動も活発だ。

他たくさんの草木を観察した。ウグイス・ホトトギスもよく鳴いた。

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5月16日 植生調査

2018年05月16日 | Weblog

毎年春に行われていた植生調査講座、今年は秋になった。
ちょっとしたお手伝いに淀川へ。

先生による北向き斜面でのやり方説明の後、講座生は班に分かれて、午前2か所・午後1か所、1m×1mのコドラートで調査(練習)する。

 
 午前は斜面の調査地と平地の草地      午後はヨシ原の中 

ロープを張った1m×1mの枠の中の植物、草丈の高いものから根元の芽生えまで、すべての種類を書きだす。
それぞれの、地面を覆い方(被度)・生え方(群度)を書き込み、植生調査票を完成させる。

数㎜しかない芽生えは難しい。助っ人(私)にわからない時は先生を呼ぶ。
てきぱきとこなしていく講座生。私が受講生だった時、よくわからないままに終わったような・・

方位・傾斜・土壌の水分量・硬度 その他、計器も使って調査票を完成させ、講座生は次の講座で群落組素表・群落常在度表から群落組成票を完成させる。

植生を調べることによって、環境がわかる。過去に氾濫があったとか、今は水辺から離れているが以前には水があったなどもわかる。
人間の活動が影響することもある。生態系を知る元になるそうだ。


調査地への行き帰り、
 
   セイヨウヒキヨモギ群生       イヌコモチナデシコの群生

 
   キバナニワゼキショウ         ハマヒエガエリ


刈り残された土手のウマノスズクサで、今年もジャコウアゲハの幼虫が育っていた。

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5月15日 塩野義製薬薬草園 油日神社 甲賀流忍術屋敷

2018年05月15日 | Weblog

京都からバス仕立てで3か所案内していただいた。
どこも行ったことのないところばかりだ。

塩野義製薬油日薬草園

室内で薬草園についての説明を聞いた。
1947(昭和22年)開設され、多くの絶滅危惧種薬草や薬木など多数植栽
開設当初に植えられたというダイオウショウやメタセコイアなどの大木が並ぶ姿も見られた。
滋賀県や伊吹山に固有な植物や地域に根差した植物園を目指しておられるそうだ。

2012(h24)にリニューアルされたとのこと。

 
入ってすぐ目についたシダレエンジュ    薬草園

有毒植物のコーナーや熱帯植物の温室などを見学した。

 
          セイヨウムラサキの花が見られた。

 
温室の中にあったヤグルマソウの花 むしゃむしゃと花を食べる芋虫

 
熱帯植物の温室 まだ小さい木が多い。変わった花形のストロファントスの花

お昼はゴルフ場のレストランを利用 初めての経験。

油日神社(あぶらひじんじゃ)

『南鈴鹿の霊峰 油日岳の麓に鎮座する古社』
油日大明神を主祭神とするが、古くは油日岳をご神体としていたとか。
本殿・拝殿・楼門などが国の重文に指定されているという。

 
   回廊付きの楼門             立派な社殿 

 
  分厚い檜皮葺きの屋根            蟇股の彫刻

 
 拝殿の中には三十六歌仙の額       社殿の扉部の木組み 

 
ごま油やサラダ油などの缶が奉納されていた。 
        右)樹齢750年を超えるというご神木コウヤマキの巨樹
甲賀市の天然記念物に指定されている。

 
境内を出たところに油日岳の遥拝所があった。 遥拝所から見た油日岳

甲賀流忍術屋敷


甲賀流忍者で甲賀五十三家の筆頭 望月氏の旧邸 300年前の建物
伊賀の服部・甲賀の望月と言われたそうだ。

ここにほんものの忍者が暮らしていたということだ。

説明を聞いた後、内部を見学。

 
扉を開けると細い急階段が隠れていて2階へ上がることができる。2階の天井は低い。
            右)これも扉に隠れて抜け孔 近く分家に通じているらしい。
どんでん返し・部外者には開けられない窓・落とし穴・隠し部屋・縄梯子・・
何気なく見えて、外敵に備えていろいろ工夫されたつくりになっている。

甲賀流の忍法の巻物や撒きビシ・手裏剣・衣装などの展示と共に、薬研や薬関係の道具もあった。
忍術というと、特別な能力だけを思うが、薬草にも精通している総合術だと言われた。

伊賀と甲賀ではどう違うのか? 機会があれば伊賀の忍者屋敷にも行ってみたい。

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