みどりの野原

野原の便り

9月30日 K大インスト講座

2008年09月30日 | Weblog
去年までは春と秋、別の講座だったが、
今年度からは春・秋を通しての講座となったので、春に引き続き
元気な顔が揃った。

 
学園祭の秋 終わったのか?今からなのか?  

秋季1回目の今日はいきなり雨。
この講座は学生が小学生に「自然に親しんでもらう観察会」がで
きるように。という目的を持っている。

雨の日にも楽しめるプログラムは必要なので、K講師もいろいろ考
えている。
幸い雨もひどくないので前庭に出て、木の観察をする。

 
     雨の中 観察             キノコ
     
 
      ユズリハ実         マテバシイどんぐり

春に花咲いていた木々は、実になり、もう来春の小さな花の元を
つけているものもある。
なんでもないことだけど、着実に命をつなぐための仕組みが働い
ているのは不思議なことだ。
雨ならではの観察もできる。

落ち葉や葉っぱを2枚ずつとり、部屋に戻る。

厚紙に貼って、自分の葉っぱを観察して気づいたことを発表する。
そのあと「葉っぱのトランプ」これは子供ならずも盛り上がる。


   葉っぱのトランプ

これは小雨なら可能なショートプログラムで小学生でも楽しめる
と思う。

講師は伝えたいことが盛りだくさんあるので、いつも時間との競
争だ。雨の日は時間が進むのが特に早いように感じる。
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9月28日 幸せいっぱい!元気の出るコンサート

2008年09月28日 | Weblog
プログラムによると、20年前に「地元で気軽に家族子どもと一緒に
いい音楽を聞けたらいいな」という願いを持った数人の方が会を始
められたという。
今日はその20周年に当たる。でもこれがファイナルコンサートだそ
うだ。

ピアノ・チェロ・クラリネット・ホルン・バイオリン・コロラトゥーラ
ソプラノのそれぞれ超一流の演奏家の出演で、しかも楽しい工
夫がされて、子供から大人まで楽しめるコンサートだった。

最後に「千の風になって」と「ビリーブ」をみんなで合唱。

歌っていいな。音楽っていいな。

日頃の乾いた心に潤いを貰った。

子供も若い人お年寄りまで、客層は広い。
名残惜しそうに外で記念写真を撮ったりしておられる姿もあった。

こんないい企画がなんとかつづけられなかったのか。
もったいないなあと思う。
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9月26日 甲山

2008年09月26日 | Weblog
「西宮は大雨警報が出ていたんだよ」
西宮駅に到着したみんなにUさんが言った。

でも今は雨もやんでいる。バスに乗って森林公園についたころには
薄日もさす天気になってきた。

今日のメンバーは8人
同期生で、ここでボランティア活動しているUさんから甲山の成り
立ちの話を聞く。
六甲山とは独立して、地層はかなり古いらしい。


森林公園のシンボルゾーン
中央に「愛の像」そこまでの道の両側には、世界の石を使った彫刻
が並ぶ。
まっ正面が甲山だ。

散策路を歩いて甲山自然環境センターへ
ここには宿泊もできる「甲山自然の家」「キャンプ場」、同期生の
Iさんの職場「自然学習館」がある。

 
手前がエコハウスになっている自然学習館 Iさんが出迎えてくれた。
                       右は床
Iさんからエコハウスについて話を聞く。
国産材を使用し、OMソーラーシステムを取り入れた熱の利用、建物
の向きや、屋根やひさしも角度を考えて建てられたり、雨水も利用
されているそうだ。
一つ一つ外れる床材は建物の端材を置いたもの。。

キャンプ場でお弁当を食べる。
雲行きが怪しくなってきたので、急いで食べた。

その後仁川を渡って山道を登り展望台へ。


ゴロゴロと石の道を登ったりしてどこをどう歩いているのやら。

 
展望台 トンビが小さな鳥を追いかけているのを観察した。
                       目の前に甲山

この山と甲山の位置関係は?
はるかに五月山が見えるところもあった。

下り道はボランティアのUさんさえも不確かで、Iさんに聞きなが
らの下りだった。

途中から降ってきた雨も10分ほどで止み、山を降りてきた。

道路からさらに下って前にも来たことがある仲良し広場についた。

 
アカメヤナギの力強い幹
前にこのあたりでジョウビタキがよく見れたのを思い出した。


そこからキャンプ場に戻って懇親会。冷えたビールがおいしかった。

来年の春の計画を決めて、今日の会は終わり、ここから甲陽園駅
までみんなで歩いて帰った。

ハンミョウや日本一美しい赤とんぼにも会えた。
ママコナも久しぶりに出会った。
309メートルという甲山 今度は登ってみたい。
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9月25日 カラスノゴマ 咲いた

2008年09月25日 | Weblog
やっと咲いた。やっぱりカラスノゴマだった。

去年11月、さるところで枯れた草に付いていたサヤを見て
「カラスノゴマ」だと思って種を取って植木鉢に播いたものの、
草は育っているのに花らしいものが全然つかないので、
違ったかな? でもこんな草、他には知らないし・・

キバナコスモスのつもりで取って播いた種がコセンダングサだった
失敗をしたばかりなので。ちょっと自信がなくなってきていた。


今朝よく見たらいくつか咲いていた。花も小さく、葉の陰でつ
つましく咲いているのでわかりにくい。

 
よく見ると花の中が複雑。オシベの他に仮オシベというのもある
らしい。

ところで、この植物、何かに似てる・・・

モロヘイヤだ・・

調べてみると同じシナノキ科。どうりで似てるはず。
去年撮った実もモロヘイヤに似た永井サヤだった。

また野外で出会えるかな。
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9月24日 メタボ克服

2008年09月24日 | Weblog
メタボを見事に克服!

あの子が何時来たのか?連れてこられたのか?
メモ魔の私だが、探してる時間がない。
写真もここに載せた以前のはCDの中。

たぶん高見川?吉野川の上流?支流?で網にかかった。
家の子供の網にかかったんだからよほど鈍な子だったのか?
考え事でもしていてボオッとしていたのか?

それは大型のメダカぐらいの大きさだったと思う。

その時のお友達は、アブラハヤ・クチボソ(ムギツク?)・ドジ
ョウ・ドンコ

アブラハヤはなじめずに半年ぐらいでいなくなり、
カワムツが2匹とクチボソがだいぶ長くいたが、大きくなったカワ
ムツにつつかれたりして、残ったのがドジョウ2匹とカワムツ2匹。

カワムツ2匹は鬼ごっこを繰り返して遊んでいるように見えて、
それは縄張り争いらしかった。
それでも何年も共同生活をしていたが、結局はこの子1匹だけが残
った。


    h17.10月若々しい姿

ある時、すごい現場を見てしまった。
この子の口からドジョウの下半身がはみ出していた。
現行犯逮捕! 身に余る餌はしばらくははみ出したままだった。
窒息してしまわないかと思ったが、外出から帰ってきたら澄ました
顔で泳いでいた。
もちろん”お腹ボッコリ”ドジョウがあの中にいると思えば、かわ
いそうやらおかしいやら・・・
しばらくしたら消化されて元に戻るだろうと思っていたが、それが
最近まで戻らず、私はメタボ君と呼んでいた。おまえそれでも川魚
か?といいながら・・・


食べすぎと運動不足のメタボ君 比べてみる。何と?

相変わらず毎朝通常量の餌(金魚の餌・鯉の餌・川魚の餌)
をやっていたが、餌を時々しかやらないようにした。

そうしたら、最近スマートな体になったのに気づいた。


メタボ克服 標準体型になった最近のカワムツ君

今はカワムツ君の他、難を逃れたもう1匹のドジョウくんと、
この夏に高見川支流から引っ越してきた(本人にとっては迷惑な)
ヨシノボリ?とドンコ? 去年十三干潟から来たイシガイが仲良く
?共同生活をしている。

これは人にとって、私にとって考えさせられることだった。
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9月23日 ヒガンバナ祭り 3日目 & キノコ

2008年09月23日 | Weblog
飛鳥のイベント「ヒガンバナ祭り」が石舞台公園で21・22・23日の
3日間行われた。
昨日は横目で見ながら通り過ぎたが、今日はスタッフで参加。

里山クラブはクラフトで出店していて、自然素材を使った自由クラ
フトの他、ぶんぶん蝉・竹笛・トレイの飛行機を準備された。

トレイの飛行機作りのコーナーで1日お手伝いをした。
発泡トレイに型紙を写して切りぬき、準備した木の胴体に貼り付け、
棒にゴムをつけたものでパチンコのように飛ばす。

 
     ヒガンバナ祭り

 
     ヒコーキコーナー         型紙を写す

 
「教えたろ」飛ばし方を弟に教えるお兄ちゃん   飛んだ!

天気もよくて、ひっきりなしのお客様でうれしい悲鳴。
用意された材料もすべて売り切れた。

明日香村の他の団体の出店や風舞台での催しもあり、大賑わいの1日
だった。 ヒガンバナもちょうどまっ盛りだ。

キノコ
石舞台への途中で大きなキノコを見つけた。なんだろう。
茎の長さは40センチ 傘の直径は15㎝ぐらいあった。

帰ってあてずっぽうで「カラカサタケ」とネットで入力したら、
なんとそのものズバリか?と思われる画像が出てきてびっくり!
「なんと感のいいことか」と自分で感心。
ただし、もし当たっていたらのことだけど・・・

 
   今日見たキノコ       ネットのカラカサタケ


今日見たキノコの傘部分

ネットでは
「カラカサタケ」ハラタケ科の食用キノコ
大型で茎の長い傘型 傘は暗褐色の鱗片散在綿状で弾力性あり
傘の下面はヒダ 柄は中空でだんだら模様 可動性のツバあり  
と書いてある。

そのとおり。
可動性かどうかはわからなかったがツバもあった。
そうかあ。食用ねえ。傘は油炒め。茎は焼いて食べるらしい。

う~ん・・・やっぱりやめときます。もうちょっと命が惜しい。
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9月22日 栢森へ

2008年09月22日 | Weblog
今日から「ヒガンバナ祭り」の石舞台を横目に、稲渕から栢森へ

稲渕の棚田はヒガンバナ満開 車も満開

 
       稲渕棚田            ヒガンバナ 
      
栢森の雌綱はもう切れてしまってなくなっていた。

 
        黒米               赤米

 
竜宮へつながっているという雌渕   イモリの赤ちゃん

雌渕から斜面を登ったところでイモリの赤ちゃんを捕まえた。
同行のTさんたちは「気持ち悪い。ようつかまえるな~」なんて言う
けど、ほんの2.3センチのかわいいイモリだったよ。

 
      ツリフネソウ     虫こぶらしきものが付いていた
葉っぱを折りたたんだような虫こぶは「ツリフネソウハオレタマフシ」
というそうだ。
「ツリフネソウコブアブラムシ」という赤いアブラムシが中に住んで
いるらしい。次に見たら開けてみよ~。

 
   ハガクレツリフネ    半白のカラムシ 裏も半白だった

 
アオミズのようで、全体が紫がかっている。葉の裏も紫色
ずっと気になっているがわからない。これは何?
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9月21日 当麻寺から二上山

2008年09月21日 | Weblog
降水確率50% 中止かな? 「警報出てなかったらあるでしょう」
電話で聞いたらそう言われ、そうだよね~。

当麻寺から馬の背経由二上山雌岳~岩屋峠~当麻寺のコース

心配した雨も昼まで降らずラッキーと思っていたら、山頂付近で大
粒の雨。 ついに来たか。雨具を着こむ。
しばらくしたら雨は止んで無事終了して当麻寺で解散となった。

 
    当麻寺から二上山        ヤマジノホトトギス    

 
何かと思えばツチグリのタマゴ?    割れかけて・・
こんな風に開くんだ。 初めて見た。

 
山頂に置いてあったサヌカイト  キノコもたくさんあった
サヌカイトはガラスのような質感 これを割って作った包丁はよく
切れそう。

 
     ネナシカズラ(寄生)       ホタルガ
ホタルガは味の悪い(毒を持つ)ホタルに似せることで鳥などの捕食
を避けている。と聞いたことがある。
どのようにしてホタルが鳥に食べられないことを知り、それに姿を似
せたら食べられないと考えたのか? 最初はどんな姿だったのか?
不思議だらけ。

 
     オケラ          オオヒキヨモギ
オケラは薬草園で見た。地下茎は民間薬にされる。屠蘇にも入れる
そうだ。
セイヨウヒキヨモギという外来種をどこかで見たことがある。
黄色い花を思い出したが、オオヒキヨモギはやや地味な黄色の花ら
しい。なんでヨモギの名がつくの?と思ったら、ヨモギに半寄生す
るという。

解散した後、もう少しで駅というところで、雷も近くなり雨もひ
どくなり、やっと駅に逃げ込んだ後、猛烈な土砂降りとなった。
山の中でこんな雨にあったらどうなっていたか・・・
雷もすごかった。

大雨のせいで、ダイヤもだいぶ乱れ、遅れて着いた電車に乗り込ん
でやれやれ。ひと安心。
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9月20日 映画を見てきた

2008年09月20日 | Weblog
今日は時間があったので、見たかった映画「おくりびと」を見てきた。
納棺を描いた今話題の映画で、よさそうな感がしていたが・・・
よかった!

いつも数人しか客が入ってないことが多いが、今日は数十人入ってた。

その後、図書館へ行って本を4冊借り、散髪に行って、買い物をして
1日が終わり。早いなあ1日は。

夜はすることがいっぱいある。
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9月18日 アメニモマケズ・・済浄坊の滝 & 曽爾高原

2008年09月18日 | Weblog
アメニモマケズ雨天決行。 現地判断で行くことに。

大阪・西宮・堺の各地から私含め7人が榛原駅に集合。
車が2台
今回は私の計画で近くにしたので朝もゆっくりできた。

雨天決行とはいえ、今にも降り出しそうなので、無理しないで
済浄坊の1つ目の滝まで行って引き返すことにした。
結局は2つ目の滝まで行って戻った。

済浄坊の滝へ 
 
イヌショウマ?サラシナショウマ?    ミカエリソウ

アケボノソウ・アキチョウジ・ヨシノアザミなど 秋の花が咲き始め。
見ごろはまだ先だ。
暗い山道は一層暗く、写真はほとんどうまく撮れなかった。

 
           開けたところでトンボ観察
Oさんのリュックから網が、他のメンバーも昆虫の本を取り出した。
えらい!
ノシメトンボ・アキアカネ・ナツアカネを確認。
「羽根を広げてとまるトンボは羽を合わせて持つとトンボにとって
はすごくつらいんだよ」とHさん。
なるほどトンボの身になって考えねば。

観察中に白いものが手にいくつもついた。
ルーペで見た人が「卵だ!」急いで放してやった。
本を見るとナツアカネは打空産卵するらしい。

 
    済浄坊の滝1つ目         2つ目の滝


紙をめくるようにはがれおちた岩
亀裂が入ってはがれそうなところもある。こわ~。

曽爾高原
着いたころには霧雨に降りだした。

 
ススキの赤い穂がけぶる曽爾高原 これはこれで絵になる。 静かだ。

ススキだけと思われがちな高原も歩けばいろんな花が見られる。
 
       シシウド           ツリガネニンジン      
 
     ナンバンギセル         シオガマギク
  
ヒキオコシ(花穂が倒れてる)      シラヤマギク

他にもアザミの仲間やタチシオデ(実)・アキノキリンソウ・ノダケ
・オトコヨモギ・オミナエシなどが咲いていた。
草花は露を宿してみなうつむいている。
細かい露がついてチカラシバだってとてもきれい。

迎えるベストシーズンに向って今朝草刈りされたのか、お亀池の遊歩
道は、刈られた草がそのままになっていた。

きれいな花の咲いているものも関係なく歩道にはみ出したものはすべ
て草刈り機で刈られたらしく、花やつぼみのついたのがいっぱいあっ
た。もったいな~い。

雨に濡れていきいきとしたお花たち。貰わずにはいられなかった。
でも、「刈って落ちていたものよ」といちいち言い訳をするわけには
いかないので、目立たないようにビニール袋に包んだ。
幸いだれも人はいず、内心ラッキー!

お亀池ではウメバチソウ・キセルアザミ・サワギキョウ・サワヒヨド
リなどが見えた。

「作られた遊歩道以外に人が踏み込んでできた道がたくさんできてい
る」と新聞にも載っていたそうだ。
お亀池も柵があっても中に踏み込んだ跡が何箇所もあった。
誰も近づいて写真を撮りたいけれど、結局はその1歩が自然を壊すんだ
よね。お互いに気をつけましょう。

この後は当然「お亀の湯」でさっぱり。濡れた靴だけが気持ち悪い。
あいにくの天気だったがみんな楽しんでくれたのでよかった。
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