みどりの野原

野原の便り

10月25日 しばらく休養します。

2021年10月25日 | Weblog

都合により、しばらく休養します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月22日日本書紀 & ベンガラ染め

2021年10月22日 | Weblog

知らないことを少しでも・・と講座に参加している。(いつもながら間違いごめん)

今回は天武天皇6年(677年)の出来事

10月、多比公麻呂(たじひのきみまろ)を摂津職大夫(つのつかさのかみ)とす。

「摂津国」というのは、天皇の力の及ぶ範囲、五畿内(大和国・山城国・和泉国・河内国・摂津国)の1つ。

「国」には国司、郡には郡司が派遣される。
摂津国には難波の宮があり、天武天皇は難波の宮を副都とし、「国司」ではなく「摂津職」(津の国を管理する行政機関)を置いた。
「摂津職」が出てくるのはこの年、天武天皇6年(677年)が初出らしい。
飛鳥・奈良と続く摂津職は平安遷都に伴い廃止される。

行政区画の国・郡(こおり)・郷のことや、「七道」という7つの街道の説明もあった。

11月、築紫大宰(つくしのおおみこともち)が「赤烏」を献上した。

「赤烏」はよほど珍しくめでたいものか、献上した人、赤烏を捕った人、その郡の郡司や百姓にまで褒賞を与えたり、課役の負担を1年間免除したり。
「赤烏」とはいったい何なのかなあ?

4月、天皇が斎宮に出発の日。先払いの警蹕(みさきおひ=けいひつ)も動き出したところで終了。
次はいかに?事件が起こりそう。ハラハラ・・

講座終了後「ベンガラ染め」に挑戦。

ベンガラってレンガ色のような色だけではなく、黄色っぽい色やブルーグレイの色もあるのね。
手ぬぐいを三角折りに重ねて、ベンガラを擦り込み、染め上げた。
どんな模様になるのやら、広げてみるまでわからない。


わあ~こんな風になるのか。手助けもしてもらったおかげできれいにできた。
少し干してから持ち帰った。
家でしっかり干してから、水洗い、中性洗剤で洗って乾かした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月21日 水上池周辺 タデ科いろいろ オオバン ハシビロガモ ダイサギ アオサギ コブハクチョウ

2021年10月21日 | Weblog

水上池周辺を歩いた。


遠くに白波のようなオギの穂


セイタカアワダチソウの海の中にススキの島 
セイタカアワダチソウ なかなかきれいです。


草むらの中のオニガヤツリ 中軸の毛 帰ってから確認 カヤツリグサ科むつかしい。


水上池 遠くにダイサギが2羽 アオサギもいた。


帰りにはハシビロガモ(写真)コブハクチョウ オオバン
冬鳥も渡ってきて、バードウォチングの人もチラホラ。


ヤマハゼの果実


ウメモドキの赤い果実


クロマツ 1年目の球果


クスノキの果実「アボカドもクスノキの仲間だよ」という人があった。
大きい種子、果柄から果実への膨らみなどが見た目の共通点かな?
ただ、売られている時は果柄はないからわからないな。
この膨らみ、ガクではないと聞いたことがある。

田んぼの周りのタデ科


これは来る途中で見たシロバナサクラタデ。長花柱花だった。



ミゾソバ 今日のタデ科の主役のようにあちこちに群生。
薄いピンク・濃いピンク・ほとんど白など花色は豊富


ホソバノウナギツカミ 葉の基部が小さい鉾型


サデクサ ギザギザの縁の可愛い涎掛けのような托葉 写真ではわかりませんね。
葉の基部は横に張り出している。


途中の池のそばにあったイシミカワ 宝石のよう。
この色がいつまでも残っていればいいのにといつも思う。 

他にイヌタデ ボントクタデ ヤナギタデ などタデ科は多い。

あまり寒さも感じず、ゆっくり歩けて楽しかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月17日 耳成~万葉の森 万葉植物と歌碑を巡る。

2021年10月17日 | Weblog

たくさんの万葉歌碑と万葉植物を見ながら、説明を聞きながら、耳成駅から香久山~畝傍御陵前まで歩く。



万葉歌にも歌われる三輪山や、桜井鳥見山・倉橋山などを教えていただきながら香久山へ。


ツユクサ(つきくさ)やフジバカマ(植栽)・ニラやサネカズラ(写真)やナツフジ(ときじきふじ)など・・
その辺の草はほとんど万葉集に詠まれている。
万葉集を講師の先生と歌いながら・・説明を受け・・


古池 ダイサギが2羽 


古池のほとりに建つ、柿本人麻呂の歌碑 
行き倒れた旅人を悲しんで歌った歌 

万葉植物園へ。
何回も来たことのある万葉植物園だが、今回、初めて全歌碑を見て回った。
萩・橡(つるばみ=クヌギ またどんぐり)・梅・久木(ひさぎ=アカメガシワ)・藤・楝(あふち=センダン)・葛・李などを詠み込んだ万葉歌碑が10基あった。

私の好きな歌は、楝(あふち)=センダンを読み込んだ歌。


「妹が見し 楝(あふち=センダン)の花は散りぬべし 我が泣く涙 いまだ干なくに」山上憶良
妻を亡くした大伴旅人の気持ちになって詠んだ歌の1つだそうだ。


カツラの落ち葉 甘い香り。


万葉植物園を抜ける。

参加者は知らない方ばかり(今日はたまたま知り合いが参加)だが、
その中に、虫好きさんがおられ、所々で虫談義?


ツマグロヒョウモン そばには小さいスミレがあった。

畑のニンジンについていたキアゲハの幼虫とツマグロヒョウモンの幼虫を育てると言ってお持ち帰り。
「負けた!」私は育てるまではいきません。


ヒガンバナについていた幼虫 ハマオモトヨトウ
前にいっぱい見ているのに、その場で思い出せなかった。


山裾にある天岩戸神社 ご神体は岩穴。古い祭祀形態を残す。
古事記で、天照大神が岩戸隠れされた所という。

玉垣内の真竹は毎年7本ずつ生え変わると言われ「七本竹」と伝えられる。


舒明天皇の国見の歌碑が立つ西裾
「大和には群山あれどとりよろふ 国見をすれば国原は 煙立ち立つ 海原は 鴎立ち立つ うまし国ぞ 蜻蛉島大和の国は」
香久山の麓には、埴安の池など多くの池があったらしい。

畝尾都多本神社は哭澤の神社(もり)とも言われる。
祭神 哭澤女神は、いざなみ神が火之迦具土神を産んでなくなったのを、いざなみ神が悲しんで泣いた涙から生まれたのだそうだ。
神殿はなく、ご神体は「空井戸」


亡くなった高市皇子を忍ぶ檜隈女王の歌碑が建つ。

藤原宮跡の東を通り、池のそばと、元薬師寺に建つ歌碑を巡って畝傍御陵前駅へ。

今日出会った草木


香久山の裾で、アゼオトギリ ほとんど果実になっていた。


キバナルコウソウ 珍しい。


一番うれしかったのは、通りかかった小学校のアオギリ 果実がたくさんついていた。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月16日葛城の道 一言主神社~鴨山口神社 巨樹 アケボノソウ ヤマハッカ ヒガンバナ果実 ソバ

2021年10月16日 | Weblog

一言主神社に車を止めて、鴨山口神社まで行って、少し道を変えて戻る。
高原を歩いているような山麓の道は秋色だった。
でも、もう少し涼しいかと思ったが、お天気がよくて汗ばんだ。


葛城一言主神社 参道


「かめ井 はし」
こんな小さい橋にも名前がついているのに初めて気が付いた。

境内には巨樹 古木が多い。


無患子(ムクロジ)樹齢650年


御神木 乳銀杏(乳イチョウ)樹齢1200年


カヤ 推定樹齢400年
古事記神話の世界、樹木も神さびている。


谷川の向うに咲いているのはアケボノソウだ。


ツリフネソウもたくさん花を付けていた。


早くも稲刈りが済んだ田も多い。稲藁は焼かれて肥料に。


野道のヤマハッカ
コウゾリナの黄色 アキノノゲシのクリーム色・・秋らしい景色だ。


山裾のメナモミ  毛の少ないコメナモミが多かったように思う。


葛城山麓から見る東の山々 間に御所の町が下の方に見える。


九品寺


コスモス畑 葛城の道によく似合う。


クワイ畑 あと2か月余りでお正月か・・早いな。


すっかり枯れたヒガンバナ。枯れ姿の中に果実らしきものがある。
この後にも何カ所かに膨らんだ果実を付けているヒガンバナがあった。


ヒガンバナの果実 本当に実っているかは不明だけれど。
(真ん中の丸いのはムカゴです)


ソバの花 満開


白い花の中に赤いものが・・近寄ってみると果実だ。
ソバの果実って赤かった? まだ花も残っていた。
他のソバの果実は薄緑色ばかりの中、赤い果実がたまに混じっている。
ネットで調べたら、タチアカネという品種は花は白で果実は赤いそうだが・・。
それが混じっているのか?それとも緑色が赤く変わるのか??


道の真ん中の大石は「六地蔵石仏」地蔵の姿は摩耗してよく見えない。


軒先に干してあった アズキ


枯れ枝が目立つ大杉 鴨山口神社の鳥居の前にある。


鴨山口神社 主祭神は大山祇命
『延喜式神名帳には山口社は十四社あるが、その内葛上郡の鴨山口神社が本社であるとされている』(説明板)(訂正しました)


西に葛城山系を望む。


途中の民家のエアコン室外機についていたハラビロカマキリの卵のう。

途中でハラビロカマキリがいたので捕まえた。
ペットボトルに水を入れてお尻をつけたら・・


やっぱり出てきた。ハリガネムシ
カマキリさんこんなものをお腹に入れて苦しかっただろう。
逃がしてやったハラビロカマキリ 無事に生き残ることができるのだろうか・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月14日 甘樫丘 木の実 草の実 

2021年10月14日 | Weblog

どんぐりの季節
甘樫丘にもどんぐりのなる木がたくさんある。
今日はどんぐりを拾ったり、落ち葉を拾ったり、草花を見たりとゆっくり歩いた。


この季節、どこへ行っても目立つクサギ。ガクの赤と果実の紺色
2色効果と言われ、鳥にはより魅力的に見えるのだろう。


遊歩道のそばにアシボソ群生 
エゴノキに寄生するエゴノネコアシアブラムシの2次寄主ということだが、もう移ってきているのだろうか?


ササガヤも穂をつけている。


植栽のヒメアザミ

大きいカツラの木が何本かある。雌雄異株


枝についていたカツラの果実 まだ種子は中にある。


かなり離れたところにカツラの幼木があった。


ヒヨドリバナに見事な地図?を描いたのは?
ハモグリバエの仲間などの幼虫 葉肉の中を食べ進んだ跡。
末端に虫がいて膨らんでいたりする。


シラカシ 今年伸びた枝にどんぐりが鈴なり。
今年春に咲いた花が秋には熟す、1年成のどんぐり。


私のワークシート 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月13日 うちの庭 オオセンナリ オキナワスズメウリ センリョウ オトコエシ 野菊

2021年10月13日 | Weblog


9月29日 変わった葉の植物が生えてきたな。これは何だったかな? 
今年植えた覚えはないが。と思っていたら・・




花が咲いた。何年か前に種を落としておいたオオセンナリだ。
撒いた年には芽生えずに、今頃になって生えてきた。
二カンドラともいうホオズキの仲間


種が落ちて裏庭にひとり生えした沖縄スズメウリ。
ふと気が付いた時には、ツルはライラックの上を這いまわり、裏のお宅のお庭のキンモクセイの上へ。
慌ててツルを引き戻した。
無理矢理に植えられたのと違い、好きなところへ芽生えて、のびのびとツルを伸ばし、若い実もたくさんつけている。


今は緑色だが、赤くなるときれいなので楽しみだ。


センリョウが今年も若い果実をたくさんつけている。
お正月の生け花を買わずにすむかも。


オトコエシ すっかり果実になった。


野菊の仲間
冠毛はあるが、ノコンギクとちょっと感じが違う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月10日 家まで歩く

2021年10月10日 | Weblog

ナビプラザでネックレスのクラフトをした後。飛鳥川に出て線路の北側を歩いて帰る。


ツルマメの果実 大豆の原種と言われる。小型の果実は枝豆のよう。


セイタカアワダチソウも秋らしい。
群落ではなく、これぐらいなら、花瓶に生けようかと思える美しさ。


エビスグサを植えてある畑 自家製ハブ茶にされるのだろうか?


この辺で、初めて見かけた稲刈りされた田んぼ。
台風の被害や害虫の被害もなく、豊作だったことだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月5日 坊城駅~橿原運動公園‘~畝傍山口神社~畝傍御陵前

2021年10月05日 | Weblog

坊城駅から


ヒガンバナの球根 こんな大きいのは初めて見る。


ルコウソウ 葉も涼し気でいいですね。


ローゼル 赤いガクに包まれた果実
ハイビスカスティにはこれが使われているそう。


春日神社 周りは常緑樹の繁る鎮守の森だ。
ムクノキの大木もあった。

町を抜けて橿原運動公園へ。


スダジイ 豊作そうだ。


果実を少し引っ張ると白い糸が出る。(手で引っ張った)
種子が熟すとこんな状態ででぶら下がるらしい。
ここだよ・ここだよ。と揺れて、鳥にアピールするのかな?

水路のあたりではゴキヅルがはびこっている。


星形の雄花(花弁とガク片)雌花は小さくて見えない。


果実は蓋果 お椀のように蓋が取れる。
無理に開けた果実。まだ種子は未熟だ。


ウチワゼニクサ(タテバチドメグサ)
我が家ではウォーターマッシュルームとして楽しんでいたこともある水草でもある。

畝火山口神社から天神社でナギ果実 カヤの大木 モミの大木を見て下る。


イヌマキの垣根 緑の種子と赤く膨れて熟れた果軸
幼い頃の学校帰りのおやつだった思い出。


神武天皇陵の参道を通って・・
畝傍御陵前の駅で解散となる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月4日 高松塚周辺 

2021年10月04日 | Weblog

今日は講師の先生による観察会。
なじみの高松塚周辺を歩く。

スダジイ アレチヌスビトハギ ヤブガラシ アラカシ ナナミノキ セイタカアワダチソウ 
クヌギ モミジ ヨウシュヤマゴボウ シャガ ケヤキ ナナミノキ ヤマボウシ クスノキ
イヌマキ クサギ イヌビワ アカメガシワ イチョウ・・・
「よく見る。わかる。うれしい。この体験が自然観察」だと言われた。
また「植物は幼い時の形を残しながら生きている」とも言われた。

葉の付き方や、実の付き方、枝の出方、果実と種子、どんぐりの観察 ・・
時間いっぱい、盛りだくさんなお話を聞いた。
聞いたことがあるのもあれば、そうだったのか~と気づくことも多かった。
ヤブガラシが仮軸分枝というのは知らなかった。
植物用語もきっちりわかっていないし、メモを見直しても、あやふやなことがいっぱいだけど・・。
自然の中で、面白いことに出会うことが、私にとってうれしいことだ。

途中の写真はほとんど撮らなかった。 


公園館手前のキンモクセイが満開


クサギ 赤いガクと青い果実 
2色効果で鳥を呼んで果実を食べてもらい種子散布してもらう作戦のようだ。


クサギの葉の虫こぶ どんな虫が住んでいるのかな?


切ってみたら、透明のうじ虫のようなのがいた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする