みどりの野原

野原の便り

10月31日 金剛山麓

2011年10月31日 | Weblog
曇りで肌寒い。

 
アワコガネギクが山道に華やぎを添える。       イナカギク?

 
        シラネセンキュウ        ハダカホオズキ

 
  フトボナギナタコウジュ        オタカラコウ           

 
       ヤマホオズキ        ネバリタデ 

 
ハンノキ?の実 これは虫こぶ?     カマツカ

 
これはグレバが流れ落ちたスッポンタケ?   サワガニを3回も見た これは♂   
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10月30日 多武峰~細峠~鹿路へ

2011年10月30日 | Weblog
談山神社でウスズミザクラや社殿や13重の塔についてお話を聞く。


「こつづみざくら」と言われる「ウスズミザクラ」 材が固く、鼓の胴に適する。
多武峰と能・観世流の結びつきは強くそのために周辺にたくさんあったウスズミザクラを使って鼓を作っていたらしい。

談山神社は元は藤原鎌足を祀る墓所だったという。後の多武峰総社と神仏習合で一体となった妙楽寺は興福寺と大和を二分する勢力を誇っていたという。
飛鳥から吉野にまで及ぶ広大な寺域であったらしい。
多武峰が天台宗になったためこれに対抗する興福寺に焼き打ちにあって塔なども焼失し再建された。
明治の廃仏毀釈により妙楽寺は廃滅し談山神社となり、僧は神官となったそうだ。

朝廷をも恐れさせた御破裂山の鳴動現象のことなどを聞いた後、13重の塔・修理の終わった権殿などを見学。

 
今まで何気なく見ていた13重の塔は「木造で13重の塔はここだけ」という貴重なもの。今は重要文化財だが国宝にする価値があるものだと力説されていた。               右)権殿の柱は当時の漆塗り「チャン塗り」を復元して使用。
   
 
日光東照宮のモデルにもなったという本殿は今修理中。床下から昭和20年に本尊を避難させるために作られたという防空壕が見つかり、新たな発見もあったらしい。  右)拝殿の天井には手に入りにくい貴重なキャラボクが使用されている。

境内にはカツラ・スギ・コウヤマキなどの大木がある。

このスギは桜井で2番目に太い。

モミジの紅葉にはまだ少し早い談山神社を後に、西門へ。

 
     西門の弥勒石像         右)女人禁制の碑が残る

山道に入るころから雨が降ってきた。冬野~良助親王墓を通って竜在峠へ。

 
茶屋跡のある竜在峠(左の標識)からさらに山へ。右)芭蕉「笈の小文」中の「雲雀より空にやすらふ峠かな」の句碑の残る細峠。標高697m。ここまで来るのは久しぶり。
松尾芭蕉は多武峰からここを通って吉野の花見に行ったという。
昔はこの辺りにも人家があったそうだが昭和30年ごろに最後の2軒が引っ越され村は消滅したという。吉野方面の大パノラマが見えたというが、今は木が繁って眺望はきかない。

ここから鹿路へ下りる道は初めて通る。

 
リンドウは天気がよくないので閉じたまま     アキノキリンソウ

1時間足らず下って鹿路(ろくろ)集落へ。
遅いお昼の後、鹿華苑という個人の花園を見学。季節外れであまり花はなかったが、たくさんの花や木を植えておられる。どうぞまた見学に来てくださいとのことだった。

 
   ヒマラヤピラカンサス              ダイモンジソウ

その後、夢咲花(ゆめさか)というペン工房へ。

 
木でペンの軸を作っておられる。削って見せてくださり、何人かが体験した。
私もさせてもらったが、初めは簡単に思ったが、少し削ると木の固い部分が出てきて、均等に削るのはむつかしい。製品になったペンは木の種類によって木肌も違い、やさしい手触りだった。
 
天一神社は杉の大木が立ち並ぶ。鍛冶の神様を祀られているという。

多武峰のバス停まで下り解散となる。談山神社を出てからずっと雨だった。
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10月29日 ミツバチ

2011年10月29日 | Weblog
長居植物園で昆虫観察。

季節的に昆虫もだいぶ減っているらしい。
今日はニホンミツバチとセイヨウミツバチを観察。

先ずはシナサワグルミのウロに作っているニホンミツバチの巣を見に行く。
巣は見えないが盛んに出入りするミツバチが見えた。

ニホンとセイヨウの違いは、
黒っぽく、後翅の翅脈(筋)の形の違いを見る。
昆虫は好きだけど、基礎知識のない私は「後ろ翅って下の翅のことですか?」
翅は左右に1枚ずつに見えるがよく見ると小さい後翅があった。
翅の脈をルーペで確認。

「ニホンミツバチは減っている」と聞いたことがあるが、長居植物園ではセイヨウミツバチの方が少ないそうだ。

花に止まっているミツバチの小さい後翅の細かい筋まで見るのは無理だし、手で捕まえたら刺されるしなあと思っていると、筒状の採集容器の底に薬品を入れたものを花に止まっている所にかぶせて採集。 そんな方法もあるのかぁ。

持ってきた容器で試してみたらいきなりセイヨウが採れた。
花壇を移動しながら採集したものを観察する。
盗蜜する姿も見れた。

 
コスモスとセイヨウミツバチ   セイヨウミツバチ下翅の脈が「Y」字状 


    バラの花にニホンミツバチ    ニホンミツバチの下翅の脈は「エ」字状

ミツバチの口が届かない花筒の長い花は実を結べない。
チェリーセージの実は上の方に付いていて、これはこの花の蜜を吸えるトモンミツバチが発生する頃に実ったものらしい。

これから花とミツバチの関係を調べていくらしい。

観察歴の長い参加者からもいろいろ教えてもらったり、短時間だったが勉強になった。
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10月28日 秋の平群は・・

2011年10月28日 | Weblog
平群といえば春。・・のところ、定点観察ということであえて秋になった観察会。

下見では144種の花と実のある植物をリストアップしたが、雨の下見から2週間経っていることと、おおぜいの目で観察した結果、2.30種は増える見込み。予想以上に多種類見られた。
今からボチボチまとめをせねば・・  

おもしろいものもいろいろ見れ、楽しい観察会になった。
 
ハスイモというそうだ。芋は食べずずいきを薄切りにして生食と聞きええ~っと思ったが、前、どこかでお食事した時に出てきた「スポンジ状の薄切り」あれのことに違いないと後で気が付いた。あれはこれだったのかあ。「ツイモ」っていうよという人もいた。 
右)ある人は「タカキビ」じゃないかといい「トウジンビエ」という人もあり、私は「コウリャン」じゃないのと言い・・とにかくキビの仲間には違いない。
キビ餅にでもされるのか?畑の主がおられたら聞いてみたいところだ。

 
シュレーゲルアオガエル のっそりのっそりと逃げる
                  右)トノサマバッタを捕まえて食べるオオカマキリ 

 
   庭にはカキが鈴なり            山にはアケビ


これはヌルデの虫こぶ ヌルデシロアブラムシが作った虫えい タンニンが多量に含まれお歯黒や白髪染めに使われたという。
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10月27日 京都トレイル⑧ 高雄~清滝~鳥居本

2011年10月27日 | Weblog
昨夜から今朝の冷え込んだこと。
冬装束でトレールに臨む。

紅葉にはまだ少し早い高雄。紅葉したらどんなにきれいなことだろうといいながら・・

  
高雄から清滝川沿いに下流へ歩く。 右)関電関係の施設らしい。上流にダムがあることを考えると・・通水橋?

上はどうなってるの? 近くに山へ登れそうなところがあったのですぐに「登ろう」と意見が一致。這うように登って見たが、通水橋のようなものの上部は全く見えなかった。

花の少ない季節だが・・
 
友達がダイモンジソウを見つけた。「可愛い~」   右)潜没橋を渡る。

 
こんな可愛い花も・・チヂミザサ     湧き水がジャゴケを伝って滴り落ちる

 
ちょっと早い紅葉はシラキのよう(実際には日に透けてもっと鮮やかだった)
                  右)瀬あり縁あり。清滝川のきれいなこと。

 
愛宕山の登山口 前に登ったねえ。しんどかったねえ。 ここが北山コースの終点 右)北山94 その先に西山コース1へと続いている。

お弁当を食べて・・・ここから先は前にも歩いたことがある。


清滝川 名前の通りの清らかな流れ。

 
        コウヤボウキ          カギカズラ 
前に来た時見た場所を友達はちゃんと覚えていたのでびっくり。そんな芸当はとても私は出来ない。

 
落合橋の辺りから山越え。ずっ~っと下に見える清滝川。ちょっとしんどかったが、鳥居本へ下りてきた。

 
     古い藁屋根を葺き替えるらしい。

今日の清滝川沿いの道。気持ちのよいコースだった。
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10月26日 葛城山 山上は7.2℃

2011年10月26日 | Weblog
今朝は今年1番の寒さ。 葛城山上駅の温度計はは7.2℃ 寒~。
セーターを着込んで来ている人もいる。私も上着を着た。

ロープウェイで楽々登山
自然研究路は台風で崩れたのか?1周できないらしい。
そのためコースを変更された。

ミズナラ・ブナが目立つ。実は見つからなかった。
 
       ブナ林                ブナ

 
ツルリンドウ 実 深いアズキ色       ササとススキの間を登る。           

山頂の笹原で秋の名残の花を探す。

 
           リンドウ・リュウノウギクは見頃。

 
      名残のタムラソウ        フシグロ花が2つ3つ残っていた。

 
  カワラナデシコ残り花     ササの中でセンブリは元気

他はほとんど終わっている。花を見るならもう少し早くに来た方がいい。


ぐるりと回って、婿洗いの池へは初めて行った。
昔話で、若い女性の人身御供の話はよく聞くが、ここは入り婿の男性が残酷な目にあわされたそうだ。


ロープウェイ山上駅から 大和平野 大和三山が見えた。
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10月25日 K大インスト講座 秋②

2011年10月25日 | Weblog
欠席なく全員参加で気持ちがよい。前向きな気持ちが表れている。


紅葉が進んできたモミジバフウ

空模様があやしく今日は前庭での観察。
タケ・ハンカチノキ・マテバシイ・シラカシ・ポプラ・タイサンボクなどを観察することによって自然の仕組みを考える。

 
 赤い実が覗いたタイサンボク            観察

今までなんともなく毎日見ていた木の不思議に気づき、もっと観察したい気持ちが湧いてきたようだ。

前回拾ってきたマテバシイを炒って持って行ったのは好評だった。何人かやってみたいとの声もあった。今年はキャンパス内のどんぐりは不作に見える。
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10月24日 琵琶湖1周 ⑧新旭~近江高島

2011年10月24日 | Weblog
琵琶湖巡りも8回目 急がず慌てずに楽しんでいる。
今日は新旭から近江高島まで。

新旭から途中までコミュニティバスに乗り、25分ぐらいで湖畔に出る。琵琶湖沿いを走る車道「海の辺の道」に沿って、琵琶湖の岸辺に近づいたり歩道に戻ったり・・
お天気がいい分少し暑いが、風が思ったより涼しく歩きやすい季節だ。

小冊子を頼りに歩いているが細かいことが書いてないので「現在地がどこか」というのがわかりにくいことがある。「ここまで来た」と思っていたら「まだここか・・」
川の名前とか主な施設など書いてあればいいんだけど。

景色を楽しみながら私には虫や草花などを見る楽しみもある。

車道横の歩道や草地ではバッタやイナゴの仲間がビョンビョン飛ぶ。
パッと見てわかるのはショウリョウバッタぐらい。
「何かな?」捕まえて見ようと思って手を伸ばすがタッチの差で手の届かない所に飛んで行ってしまう。すごい飛翔力だ。

やっと1匹捕まえた。と思ったら片足の取れたものだった。どおりで私に捕まった訳だ。

 
翅を拡げてみると クルマバッタだった。 ヨモギに付いていた美しい瑠璃色のカップルはヨモギハムシらしい。

湖のそばの藪かげには人知れず実が色づいていた。

 
         ノイバラ                 コマユミ

  
         タンキリマメ               キヅタの花
サネカズラやノブドウやヤブニッケイの実もあった。

  
行けるかなと入り込んだ草地で見つけたのは、塩性植物ハママツナ・・ではなく、よく見ればチョウジタデの見事な草紅葉だった。 その横にはクサネムに似たカワラケツメイが黒熟した実をつっ立てていた。

 
琵琶湖に流れ込む川を跨ぐ橋の欄干の模様はかわいいお魚 これはアユ?
                       右)河口近くの鳥の群れ
湖面の水鳥も徐々に増えている。

 
旧制第四高校のボート訓練中多くの犠牲者がでた事故を悼む 四高ザクラの碑
             右)高島駅前のガリバー像
高島とガリバーの関係は? リクレーション施設「ガリバー青少年旅行村」から。
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10月23日 長居公園

2011年10月23日 | Weblog
外周路はマラソンの大会?があり、仮装して走る人など1日賑わっていた。

樹木調べ。

普段はあまり行かないところも。
     
 
     ヤタイヤシ         フェニックス

 
フェニックスの上部にハチの巣があった。   近写 セグロアシナガバチ

 
       サルココッカ         初めて聞く ウンリュウグワ
ウンリュウヤナギなどのグネグネを想像してたらそれほどでもないくねり方。(ネットの写真ではグネグネでした)


チャンチンの若葉は食べられるらしい。 


トックリクスと名付けたいようなクスノキの根元

午前80種 午後70種ぐらいあったらしい。


猫に餌をやる人、ハトに餌をやる人もいる。おこぼれを期待してハトの外側で待機しているスズメ。なかなか餌にありつけそうにない。
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10月22日 万博記念公園 下見

2011年10月22日 | Weblog
雨の予報だったので、山の計画と振り替えて、11月の観察会に向けて2人で万博記念公園に下見に行ってきた。
 
歩いて観察のコースを決める。

  
             紅葉も始まり11月が楽しみだ。

 
             コスモス祭り。広大なコスモス畑

 
           変わった咲き方の花もあった。 シーシェル

広場では秋のイベントが開かれており、知り合いの人も4人に出会った。

エコイベントに立ち寄る。

 
   大きなクズボール      足湯も 残念ながら時間が遅くて入れなかった。


初めての経路(大日からモノレール)で行ったら乗り換えがややこしい。行きもうろうろ帰りもうろうろ。
本番は慣れた経路(千里中央から)にしよう。
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