みどりの野原

野原の便り

6月25日 ミャンマー4日目③(バガン) ヤシ砂糖工房 コブ牛のコブをさわった。タナカ 

2015年06月25日 | Weblog
ヤシの花序液採取を見た後、ヤシ砂糖工房へ。


コブ牛が引き臼を回していた。

  
引き臼に残ったカスも食品になったり肥料になったり        油 
挽いていたのはピーナツと聞いた気がするけれど、ゴマ? ゴマもピーナツも引き臼で挽くらしい。

この辺はピーナツやゴマの産地 ゴマ油は安いそうだ。


 初めてコブ牛のコブをさわった!  おとなしくさわらせてくれた。 わあ、ぶよぶよ!
コブの中身は? 脂肪・・そう言えば私のお腹と手触りが・・・雄はコブが大きいらしい。

コブ牛は暑さや病気に強く、乳用・肉用・役用 などにされる。
ピーナツ畑で、荷物運びに活躍しているコブ牛を見てきた。
食事の時、お肉もいただいた。硬くて噛みごたえがあった。 コブ牛はなくてはならない家畜なのだ。


パルミラヤシの雄花序 と 果実が置いてあった。
採取用の素焼の壷はそのつど洗い、焼いて殺菌すると聞いた。   

パルミラヤシは雌雄異株 砂糖にされるのは普通雄株 雄花序の先端を切ってそこから出る液を集める。 
雌花序からも液は採れるが、果実が小さい時に先を切れば果実が大きくならないので、ある程度大きくなってから先を切って液を採る。
花序液はご飯に混ぜて食べることもあるらしい。

 
        鍋で花序液を煮詰めて・・・・・ヤシ砂糖完成。
インドネシアでもヤシ砂糖を作っている小さい小屋を見に行ったことがある。
そこでは煮詰めた砂糖は竹筒に入れていたが、ここでは少量ずつ取り出していた。後は手で丸めるのか、売っていたものは団子状だった。

 
店先に並んだヤシ砂糖やヤシ酒 漢方を浸けこんだものもあった。 
ヤシの花序液や樹液は発酵させると最後には酒になる。 ヤシ酒の試飲もさせてもらった。おいしかった。
ヤシ砂糖も好きだが、今回は珍しいヤシの樹液を固めたものをかった。味は似たようなもの。

先にも書いたが、パルミラヤシは乾燥に強く、花序液や樹液は砂糖や酒に。葉も幹は屋根や傘や敷物や工芸品に。幹は建材や薪に。果実の中の杯乳部は食糧に、種から出た新芽も焼いたりゆでたりして食べるなど利用価値が高く、この辺りの人々の暮らしはヤシに頼っているといえる。

いろんなサービスがあった。

 
ヤシの実を割ってくれ、中の杯乳をすくって食べた。


ヤシ茶。おつまみは発酵茶やピーナツなど


また「タナカ」を塗ってもらった。「木の葉模様」を描いてくれた。 葉脈はつまようじのようなものを使用
今日一日はタナカを塗った「ミャンマー顔」で過ごそう。


ヤシの葉細工 私たちがシュロで作るバッタもヤシで作れば巨大  可愛いブローチやペンダント 1個お買い上げ。

自然物の利用にはいつも感心する。    次(6月25日 ミャンマー4日目④)へ続く。
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